» 宮崎県の口蹄疫がやばいらしい | date : 2010/05/07 | |
宮崎県で、強力な感染能力のある家畜の疫病、口蹄疫が大流行との事。 4月20日にはTVでも第一報があったらしいが、GW中は音沙汰なし。しかし着実に 感染は広がっており、既に殺処分された牛と豚は3万頭を上回ったとの事、完全に パンデミック状態。 でもなんでTVで全然報道しないかと言うと、どうやらTV局に緘口令が布かれている らしい。 肝心の行政責任者である赤松農水相は外遊中(海外出張中)。 海外出張はよしとしても、電話等を使って指示は出せるはずなのに、全くそれもなし。 いや、農水副大臣と総理は国内にいるのだから、それで指示を出せばいいではないか。 赤松大臣が不在の時に畜産問題で大きな報道をされると、野党に揚げ足を取られると 思ったのか。 今の状態では、それが嫌でTV局に緘口令を押し付けたと勘繰られてもしょうがない。 現地の東国原知事は国に正式な救援依頼を出しているのに・・・・。 人間が該当のウイルスに感染しても発症は非常に稀でそれほど恐れることはない らしいが、問題はその人間が中間媒介になって、他の地域の畜産を脅かしてしまう 可能性があるという。 とにかく人や車も含めて完全な消毒作業、感染の恐れのある牛や豚は殺処分の 徹底を実施するしかないのだが、人手も消毒薬も金も足りない。 すでに国は実質二週間の放置。 7日に小沢幹事長が宮崎入り、東国原知事と会談、8日に赤松農水相が日本へ 帰還する予定だが、それらが済んだ後でTV報道の緘口令を解除して、 ”すみやかに対応する内閣”をアピールする予定との、ネットでもっぱらの噂。 まさか流石にそんな事はないとは信じたいが、TV媒体で今週末以降に、 「赤松農水相は事態の収拾に速やかに取り組み、根絶に全力を上げる所存」などの 報道がなされるようでは・・・・・。 とにかく、野生の鹿やイノシシに感染が確認されたら万事休す。 日本の牛肉豚肉は輸出に制限をかけられてしまう。また、本州四国北海道に 飛び火したら、畜産全体に壊滅的打撃を与える事も考えられる。 10年前に同じく宮崎で口蹄疫が発生したときは、国が100億の予算を取って 迅速に沈静化を図ったため、数百頭の被害で済んだが、今回は既に数万頭。 なぜ同じことが出来ないのか。 参考になるWebは、 宮崎県の県広報CM http://www.youtube.com/watch?v=1UWqNkWbdwI 東国原宮城県知事のブログ http://ameblo.jp/higashi-blog/ 自民党の口蹄疫対策本部記者会見 http://www.youtube.com/watch?v=UOSIYeXZIuA&feature=related 農水省Web http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html 口蹄疫に関するWiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB 毎日新聞Webによる報道 http://mainichi.jp/select/science/news/20100506k0000e040013000c.html |
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posted at 2010/05/07 0:50:17
lastupdate at 2010/05/07 19:10:41 »category : 日記 【修正】 |
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