» アラフォーの愚行・キバ篇3 | date : 2010/02/13 | |
キバットベルト篇でもちょこっと触れた”DXイクサベルト”。 キバの中ではセカンドライダー的立場にあり、なおかつ装着者を選ばないので 色々な登場人物が本システムを使用してライダーに変身した。 基本的には”キバ”と人類共通の敵である”ファンガイア”を倒すために、人間側組織が 開発したシステムなので、キバと利害関係は一致するはずなのだが、組織側には キバも危険視されていたため、前半から中盤にかけてはキバとよく対決をしていた。 (もっともキバがイクサとの戦いに消極的であったため、決定的対立には至らなかったが。) 本来、人間が到底対抗し得ないほどのパワーと能力を持つ敵、”ファンガイア”に、 生身の人間が着用することによってほぼイーブンの戦闘能力を発揮するという ライダー史上において最も汎用性の高い変身システム。 初期型は変身解除後に装着者へ大きな身体的ダメージを与えたが、OSのRev.UP を繰り返した結果、万人に適用できる安全かつ強力な兵装になった。 ”555”や”カブト”でも、複数の人間が同じライダーシステムを使いまわす描写は あったが、それらにしても身体的条件や資格が必要だったのに対し、イクサに関しては マジでフリーパス。全く制限が無いので、色んな人が色んな風に使える。 もっと上手に活用できていれば、もっとストーリーも面白くなりそうだったのになあ、 と思える残念なライダーである。 そんなイクサになりきる玩具である、”DXイクサベルト”。 スペック:大人用改造あり。非純正延長ベルト使用。フエッスル6種類はパッケージに 付属。 ナックルがシステムの中核であり、そこからパワーを供与されると同時に、戦闘では 強力な武器にもなる。 握り手部分のボタンを押すと、ナックルからの攻撃音が。長押しで連続攻撃音。 ナックル先端部にあるボタンを押すと、”ガンバレ”とか、”ア ア ユー オー ケー” とか、電子音で6つくらいの台詞がランダム流れる。そのまま長押しを続けると、 劇中と同じく”レ ジ イ”(Ready)と変身システム発動のコールがなされ、 変身待機音が鳴り始めて赤色発光ダイオードが明滅する。 そのままナックルをベルトバックルにセットすると、”フィ スト オ ン”という 劇中と同じコールがされて、変身完了音が発動。 変身後、6種類あるフエッスルをバックル部分の充填穴に突っ込んで、ナックルを バックル部に押さえつけると、各種フエッスルの機能が働く。 ガルルフェイク → フェイクの笛音によってキバのアームドモンスター、ガルルを操る。 劇中、1度だけ使用・・・・。 バッシャーフェイク → 上に同じ。バッシャーを操る。劇中未使用・・・・。 ドッガフェイク → 上に同じ。ドッガを操る。劇中未使用・・・・。 カリバーフエッスル → イクサカリバーを発動。 ナックルフエッスル → イクサナックルからエナジー弾を発生。ナックルを取り外し 握り手のボタンを押すと、3回、必殺”ブロウクンファング”の 効果音発動。 パワードフエッスル → パワーショベル型のイクサの専用兵装車をコール。 記憶ではこれも1〜2回出てきただけ・・・・。 機能は豊富。遊びのバリエーション自体も決して少なくは無い。 欠点は、ナックル先端部のボタンを押すと台詞が必ず出てくるため、劇中のように 一発で”レ ジ イ”との変身システム発動音が鳴らず、必ず余計な言葉が先に 付いてしまう。 あと、フエッスルのうちで有効活用されたものが本当に少ない・・・・。 劇中で十分に活用されなかった機能がてんこ盛りであり、バンダイと東映の間で 全然連携が取れていないことがよく分かる。 活用されないフエッスルなど、ジャラジャラと横にくっついて邪魔なだけであった・・・。 イクサ自体はそれほど嫌いなライダーじゃないし、ベルト自体も機能や作りに決して 手を抜いてあるわけではないのだが、正直、あまりの劇中との乖離(それも余剰 機能)に、「なにやってんだか・・・・」と溜め息付きたくなる玩具。 単四電池2本使用。いつもどおり。 |
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posted at 2010/02/13 23:50:02
lastupdate at 2010/02/14 18:11:44 »category : 玩具その2 【修正】 |
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