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» アラフォーの愚行・カブト篇14 date : 2010/01/30
約半月続いたカブト系玩具の掉尾を飾るのは、カブトが最強形たるハイパー
フォームに変身する時の、”DXハイパーゼクター”。

うーんこれが掉尾でいいのか。

スペック:大人用改造、すでに延長済みのカブト&ガタック用ベルトにサイドバックル
を取り付け。

全カブト系玩具の中で唯一クロックアップを再現できるアイテム。
ゼクター自体、一応はカブト虫風の形状を模してはいるが、よりメカっぽくなって
生物的な面影はあまり残していない抽象的な仕上がりになった。

仮面ライダーカブトが空に手をかざすと、時空を越えて飛んできた上で手の中に
収まり、それをサイドバックルに取り付けることで変身準備完了。

大型のレバースイッチを押し下げると、チャージ音が鳴り、手を離してレバーが
元の位置に戻った段階で、カブト系ゼクターの声で ”ハイパーキャストオフ! 
チェンジ、ハイパービートル!”とコール、変身完了音が鳴る。

”ZECT”と書かれた円形で茶色のボタンを押すと、”ハイパークロックアップ!”と
コールされて、クロックアップ時に周りがスローモーション化する時の効果音が
流れる。
劇中のハイパークロックアップは、通常のクロックアップよりもさらに高速になり、
対抗手段を持たないワームや他のライダーは、一方的に撃滅させられることが
多かった。

そのまま5秒ほど放っておくと効果音のテンポが上がって時間切れ間近を報せ、
”ハイパークロックオーバー!”とコールされて効果音が停止、機能解除される。

ハイパークロックアップ中にもう一度大型レバーを押し下げるとチャージ音が鳴り、
手を離してレバーが元の位置に戻った時点でハイパークロックアップが解除され、
”マキシマム ライダー パワー”とコールして機能が停止する。

劇中ではこの後ライダーキックをかましてハイパー状態の必殺技発動に
なるわけだが、そもそも、マキシマムライダーパワーを発動させても劇中においては
ハイパークロックアップは解除されず、必殺技発動の後にクロックオーバーコールが
なされるので、この点では再現性に重大な欠陥を持っており、正直かなり不満の残る
アイテムになっている。

また、”DXハイパーゼクター”単一だけではプレイアビリティが著しく低く、
カブトゼクターと組み合わせてようやく一人前の玩具と言える機能しか備えていない。
これをDX玩具として扱うのはどんなもんかと。

カブト系玩具の決まりとして、ゼクター側に仕掛けが集中したものには”DX”の
冠を戴かせたのだろうが、それ自体、あまり意味のある区別とは思えない。

完成度という点なら、DXでない”ザビーゼクター”や”ドレイクゼクター”、
”サソードゼクター”の方が何倍も上。
今から買うというのであれば、自分のようなカブト好きがコレクションとして手に入れるか、
どうしても純正アイテムでクロックアップを再現したいという人以外、正直あまり
メリットを感じない玩具である。

一応ダイオードが2個ついて効果音中に発光するようになっているが、これも地味で
分かりにくい。

単四電池2本使用はいつもどおり。

アラフォーの愚行・カブト篇14
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  posted at 2010/01/30 1:51:49
lastupdate at 2010/01/30 16:00:08
»category : 玩具その2修正

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