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» 衆議院選挙 date : 2009/08/31
民主党圧勝劇。4年前とは真逆の展開。小選挙区制とはこういうもんなのだろう。

衆議院で単独、絶対安定多数を獲得した民主党だが、実は、民主党に残された
時間はそれほど多くない。

なぜなら、来年7月には参議院選挙がやってくるからだ。
今の民主党の参議院保有議席数は108議席、国民新党等の統一会派を含めても
117にしかならない。これは参議院の過半数に僅かに届かず、社民党の協力を得て
ようやく安定した議会運営が可能となっている。
(これが、衆議院で圧倒多数を誇っても尚、社民の協力を必要とする所以でもある)

もし来年の参議院選挙で、自民や公明などの野党が大勝するようなことがあれば、
自民党が2007年以来苦しんだねじれ国会を攻守ところを変えて再現という事に
なり、民主党は議会運営に大きな支障をきたす事になるだろう。

最終的には衆議院の数で圧倒したとしても、参議院で野党が粘れば、その分政策
決定は大幅に遅れることになり、「なんだ民主もだらしないじゃないか」という雰囲気
になってくるのは間違いない。
そうなれば4年後の衆院戦で、民主党は大敗すること請け合いだ。

結局残り1年弱の短い期間で、有権者が実感できる成果を挙げなければ、来年
参議院選挙で自民復活の芽も出てくる。そこで民主党が過半数を大きく割り込めば、
政権与党としてかなりの苦境に追い込まれると思われる。

そして今の御時勢、短期間で目に見える成果を挙げるのは、なかなか難しかろう
とも思う。
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  posted at 2009/08/31 23:34:34
lastupdate at 2009/09/01 1:49:15
»category : 日記修正

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