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» ガンダム芸人 date : 2009/07/22
テレ朝の”アメトーーク”は結構面白くて割と見ているのだが、この番組中の一企画で、
ガンダムマニアの芸人ばかりを集めてトークを一時間行う”ガンダム芸人”なる回が
時々実施されている。(最近はあんまりやらないけど)。

この企画の中心にいるのが、自分と同い年の土田晃之という芸人で、ガンダムは
ファーストシリーズから最新の00に至るまで、TV、OVAを問わず全制覇しているという
つわものらしい。自分の娘に”08MS小隊”のヒロイン名である”アイナ(愛菜)”と
名づけるなど根っからのガンダム芸人ぶりを発揮している。

かくいう自分も世代的に70年代、80年代のロボットアニメの洗礼を受けた口なので、
もちろんガンダムは好きなのだが、どうもこの土田という人のガンダム芸人としての
活躍ぶりを見ると、若干の違和感を感じてしまう。

まあ確かに彼は本当のガンダムファンなのであろうが、自分の個人的意見を
言わせてもらえば、真のファンというのは、その対象物のマーチャンダイジング等に
おいて、身銭を切って損をしている人のことを言うのではないか、と思うのだ。

ある時点までは土田氏も実際にお金を払ってガンダムグッズを買い揃え、確実に
損をしていたのだと思うのだけれど、TVで新作ガンダムの宣伝をしたり、ガンダムに
まつわる本を書いたりと、こういう事をやってしまうと、ガンダムという対象物を扱うこと
によって、彼は経済的にエスタブリッシュしているのではないか、と思ってしまう訳だ。

こうなると純然たるファン、マニアという訳ではなくて、むしろムーブメントの仕掛け人、
あるいはサプライサイダー(供給側)という色合いが濃いのではないか、と。

彼は全作品を愛好しているのだそうで、どの作品にもあまり悪口を言わない。
これまた怪しい。熱心なガンダムファンほどフェイバリットな作品があり、その他を
愛好する人間との同族嫌悪たるや凄まじいものがあるからだ。
逆にそういうパトスが無い人間はいまいち信用しかねる。

土田晃之自体は、トークも冴えてるし同年なのでまあまあ好きな芸人なのだけれども、
彼がガンダムの話をするときには、どうも銭のチャラつく音が聞こえるような気がして
ならない。
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  posted at 2009/07/22 2:02:34
lastupdate at 2009/07/22 2:02:34
»category : 日記修正

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