2003年6月

日陰山(ひかげやま)

 

【コース・タイム】

 登山口(40分)神社(30分)尾根(1時間)山頂

 

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「明日行くね?」 「行きますか」

と言う事で、昨夜、道の駅東郷で車中一泊。

日の出とともに朝5時半起床。

さぁ今日も登るぞ!

本日の目的地は日陰山(別名:権現山)。

昭和63年、県の無形文化財に指定された

御田祭(おんたさい:毎年7月7日)が行なわれる

西郷村の山である。

坊の平林道を時計回りに入る。

ナビにルートが載っておらず、

迷いながらも、この辺りだろうと

たどり着いたのが林道車止め。

「よし、ここから歩こう!」

山麓の村が見渡せる

景色の良い林道である。

宮崎百山でもある

尖山(とがりやま)が見える。

早く下山できれば行ってみたい。

結構長い。
林道の峠にさしかかる。

1時間半程歩いたが、

登山口を見つけられない。

残念だが、仕方なく引き返す。

この山は

林道が大胆に交差しており

おもしろい。

道端に、

きれいなクロアゲハ

ポーズを決めてとまっていた。

期待に答えて撮ってあげよう。

坊の平林道を、再び、

時計回りに下山する事にした。

すると、なんと、

日陰山登山口を発見してしまった。

朝一から気合を入れて来た甲斐があった。

いやぁ〜ホント見つかって良かったぁ〜。

お祝いにビールを一缶空け、出発する。

山名のとおり頭上は開けず、

見晴らしは良くない。

そして、かなりの急登である。

滑らないよう、

体のあちこちに力が入る。

休憩中、足元で何かが動いている!

よく見ると脱皮中のバッタ?でアッタ?

標高約550メートルに鎮座する

霧島大権現(田代神社本宮)に到着。

別名の権現山はこの名にちなんだもの。

ここは見晴らし良好!

何に使うのだろう?

山麓に向けてカーブミラーが設置されていた。

さて、ここからがまた急登の連続である。

普段はほとんど使わない、

退化した筋肉にムチ打って、

やっと見晴らしの良い尾根に到着。

ここで昼食にする。

夏木山以来のボロニヤソーセージ

そしてビール、&焼酎!

う〜ん。美味いッ!

さて、

再び気合を入れて尾根を登る。

尾根道沿いにイチヤクソウ(一薬草)。

花は下向きに咲く。低山の林内に生える。

名前は花期(6〜7月)に全草を乾燥したものを

民間薬として利用した事による。

素人植物図鑑から引用させて頂きました。

★897m、日陰山、登頂です。★

三等三角点と山頂の標識が

珍しく尾根道の途中にある。

展望は望めない。そして再び・・・

普段使わない、退化した筋肉にムチ打って、

急登の山道を下山、無事駐車場に到着。

と同時に、ポツポツと雨が降り始めた。

今日も一日、イイ山行きでした。