色彩、紙質ともに情緒が感じられる逸品です。中面も渋さがいっぱい。南国ムードはないですが、日本の良き時代を想像させます。あの頃からビーチにテントを張り、リゾートしてたのですね。

浮世絵風の画面構成が新鮮です。

画面奥の小島に道があります。この頃は小島に人が生活していたのです。

モデル、洋服に時代を見ることができます。離島ブームの頃でしょうか。妙にステータスを訴えています。

小さいバナナは今も自生しています。画面下はパイナップルのようなものが栽培されています。やはり、熱帯をやたら強力に表現しています。今も同じ路線ですね。

手に持つネックレスが目に入ります、土産業界お気に入りの写真でしょう。

比較的新しいセンスです。

サイズが雑誌風になっています。タイトルロゴも1990年代のものと扱いがほぼ同じですがファッションが古いですね。ちなみに画面下の黄八丈を着たお嬢さんの手のしぐさは上品です、見ごたえがあります。シャッターのタイミングが大変だったでしょう。

フリージアの畑が斜面というのは新鮮です、今は観光客はこのような畑には行けません、インパクトがあります。政治的な面でおじさん達が四苦八苦したことが想像できますね。

文章外の提供/南海タイムス社

Gallery HOME