ワンタッチ格納可能?中村主水邸
 苔の生えそうなド古いネタでゴメンなさい。昨年の「主水死す」上映記念イベントの写真が出てきたので、スキャプリで写して、お目に掛けやす。
 展示されていたのは松竹が誇る鎌倉シネマワールド。ここでは寅さんのセットやら、ローアングルで撮影を粘る小津安の実物大フィギュアーなどもあって映画ファンにはかなりお薦めのスポットです。

 しかしこのセットの簡便さはとら屋のセット以上であるなア。ちょこちょこっと組み上げて、また撮影してくれないかな。掛け軸などは「仕業人」「仕置屋」あたりでよく見かけたような気がする。主水の羽織は古くなったくすみが絶妙でまさに国宝級か。
 秀さんの衣装が本当にジーパンだったのには参った。最初のバージョンは「うらごろし」の和田アキ子の着用品であったらしい。よくサイズが合ったものだと感心する。

 しきりにセットを眺めていると、藤田まこと御大のトークショーの告知がアナウンスされた。長い行列に並んで待ちかねたトークショーは裏話あり、苦労談ありの充実した内容であった。
 北大路欣也さんとか松平健さんとか錚々たる面々がオファーを蹴ったので、私に主水役が廻ってきたと持ち前のサービス精神でおっしゃっていたのだが、73年の「必殺仕置人」の頃は暴れん坊将軍は影も形もないんとちゃいまっか?御大。まったく大ぼけかましてからに・・・
 しかし北大路欣也氏というのは可能性があるなア。中村主水の生みの親と云われる深作監督の「仁義なき戦い広島死闘編」では好演してましたからなあ。まあ藤田御大のような超人気者になったかどうかは?ですが。そのほかにも色々と旧必殺寄りの発言をなさっていた記憶がある(今やっている「はぐ○・・」は詰まらないとか)。ラストは御大自ら「冬の花」を歌う大サービス(これがまた絶品です)。

 さてトークショーが終わって「主水死す」の前売り券を買ったかたには、もれなく御大自ら握手をしてくださるとの有り難いお言葉。早速並んでしまうミーハーな私。役者も大変な時代でして・・と照れて笑う姿は主水そのものであった。仕置人当時からは随分と年齢をお召しになられたなあと胸が熱くなった。長い間ご苦労様でしたと云って握手。またシネマワールドで必殺まつりやらないかな。松竹さん御願いします。

P.S しんみりしたところでコマ劇場で中村主水復活のニュースが!(笑)。コマ劇場に杉良目当てで通うオバハン達を笑えない仕儀になりそうである・・・・・


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