| なぜなに子連れ狼 |
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| 冥府魔道とは? |
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劇中一刀がよく言っているが、意味はいまいち不明。人を斬るに当たっての便利な言い訳かもしれない。にせんびゃくどうというのもあったっけ。
| 公儀介錯人とは? |
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断絶切腹が決まった大名の介錯を勤めるいわば、高級死刑執行人か、ちょっと違う気もする。ちなみに首斬り朝右衛門は町奉行所で裁いた町人の首斬り役。
| 胴太貫とは? |
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「重ねも厚く身幅も広くもっぱら実戦用の戦場刀。骨を切っても刃こぼれしない。」と第一回の岡田英次が言っている通り、頑健無比。一殺五百両で四万二千両分をぶった斬って刃こぼれ一つしないかと思われたが、最終回の直前にごくわずかに錆が出ていた。そこを大映の至宝脇役俳優伊達三郎扮する柳生の草忍に察知され、密かに傷を付けられたのを、続く柳生忍群の襲来で鍔元から折られてしまう。
| 水鴎流とは? |
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何故か水際で強い一刀の剣法、必殺技は波切の太刀。
| 刺客の依頼をするには? |
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冥府の羅刹牛頭馬頭をあしらった六道護符を街道沿いの寺社に貼り出すと、一刀から道中陣(暗号)を使った所在案内が。その案内に従って会見場に赴き、そこで刺客の依頼をする。税込み一殺五百両。必殺シリーズの微々たる報酬に比べるとかなりの金額である。
| 四万二千両 |
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一刀が最終的に蓄えた刺客料。為替を使って拝家の下僕だった竹阿彌に送金。竹阿彌はこれを純金に替え竹林の竹に流し込んで隠匿、税務署の目をごまかしていた。
しかし三年でこれだけ貯めるとは、大した物である。一両四千文として計算すると、二八=十六文のかけそばが一千五十万杯。かけそばが二百円として計算すると、ざっと二十一億円か。
息子の教育資金かとも思われたが、南蛮渡来の手榴弾ー投擲雷の購入に充てられた。ブチ殺された連中こそ、いい面の皮である。さすがに夢見が悪いと思ったかしらんが、小池一夫先生、この投擲雷を洪水から江戸市民を救うために使わせている。
| 乳母車について |
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一刀親子の便利なキャリアー兼武器。長刀二振り、無限連発機関砲装備。装甲板は弾をも跳ね返す。完全防水。国際放映美術部の労作。しかしあれだけの重量物を積んだ物が水に浮かぶというのは謎である(テレビ第一部「あんにゃとあねま」)。
| テレビシリーズ撮影 |
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どうやら東京近辺で全編撮影されたようだ。この種類の時代劇で京都で撮らないというのは随分な苦労があったことだろうと察せられる。スタッフロールに協力なんとかホテルと出る回も多い。
| 二人大五郎三人烈堂 |
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テレビシリーズの撮影は足かけ三年にわたり、成長する西川和孝君の容姿が大五郎と合わなくなってしまいスタッフ一同、「坊や大きくならないで」と泣き叫んだが、やむを得ず第三部より降板。美形の佐藤たくみ君に交代された。
一方、烈堂役は時間の掛かるメークが嫌われたか、3シーズンとも違う役者高橋幸治、西村晃、佐藤慶がそれぞれ演じている。高橋幸治氏はブラリと事務所に現れては、あのちょっとカン高い声で「仕事ありませんか?」の放浪派(カッコイイ!)なので降板は仕方がなかっただろう。
勿体ないのは西村晃、もうちょっと続けていれば一刀との最後の対決の栄誉を担うのはこの人だった。「十三人の刺客」などで殺陣に定評のあるこのひとの最終回も見たかった気がする。
| 三代目烈堂佐藤慶 |
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新必殺仕置人・最終回「解散無用」でも鉄つぁん(山崎努)をグリグリと短刀で刺殺。念仏の鉄と拝一刀をふたり屠った実績は最強悪役の称号がふさわしい。日本テレビの「水滸伝」でも早く殺せと投書が来るほどの悪役ぶりであった。
| 黒鍬者 |
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黒鍬者も柳生と同じく公儀配下であるが、もともと彼らの任務は情報収集担当であり、拝一刀との闘争は本意ではなかった。
| 柳生一族 |
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柳生が幕府のCIA的存在だったと言い出したのは、なんと幕末の勝海舟である。勝海舟の推理によると将軍家御指南役というのは、将軍家に直接話の出来る数少ない存在で「上様、この外様大名が・・・」と言い出されてはひとたまりもなく家名断絶、切腹と相成ったという。本当にそんな力があったのか。
まあこの人,今で言う文化人のはしりで新聞記者のインタビューなんかに得意げに答えていたから、サービス精神で今語る幕政260年の真実とか、やってしまったのかもしれない。海舟先生はTVシリーズ「快刀乱麻」でも凡ミスを繰り返しており、あてにならない。
| 柳生烈堂 |
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| 柳生封廻状 |
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裏柳生が各地に忍び込ませた草の者に暗号を使って書かせた密書。蚕を這わせてみると、その喰ったあとが文字となって出てくる仕掛け。柳生のセキュリティー管理は万全であったが、最後の黒鍬者九郎兵衛がいまわの際に一刀にこの秘密を知らせ、いよいよ展開は急を告げる(第三シリーズ「絹の雲」)。
| 柳生博 |
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れっきとした柳生一族の末裔である。もともと船乗り志望だったが、眼を悪くして役者に転向したという経歴を持つ。温厚な容姿は柳生宗冬あたりを彷彿とさせる。よく八ヶ岳あたりの山小屋で過ごして居られるらしい。行って立ち会いを所望するのも一興か。サントラ評論家の柳生すみまろ氏というのもいるが、こちらはよくわからない。
| 浜木綿子 |
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はまゆうこと読む。はまぎわたこではない。映画とテレビ両方で忘八頭の酉蔵を演じた。若山富三郎、萬屋錦之介という二大巨頭を過酷な拷問にかけた唯一の女優。そのために二人とも最近亡くなられた(ウソ)。しかし長男の東大合格はぶりぶりの威力も貢献しているのかもしれない(ウソ)。それにしても「影同心U」の香月尼役は絶品である。
| ぶりぶりとは? |
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全裸で逆さ吊りにして、竹竿で叩く拷問。下には水が張ってあり、時折水につけて失神を防ぐ。拷問をしながら忘八衆が叫ぶ掛け声がこれ。「ぶ〜りぶりぶ〜りぶりぶ〜りぶり!」全身の力が抜ける(笑)。「あんにゃとあねま」で一刀が進んでこれを受けることになるのだが、あまり痛そうに見えない。
| 阿部頼母 |
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時代劇悪役史上に残るであろう奇怪なキャラクター。公儀指南役の烈堂と張り合う公儀毒見役の毒使い、屋敷内には東洋一の毒薬工場を持ち、政敵と邪魔者の毒殺に明け暮れる。別名、阿部怪異。頼母の父親(ロボット刑事上司高品格)は不義密通の末産まれた子として彼を憎み嫌ったが、長ずるに連れて父親を凌ぐ毒使いに成長。あげくは父を毒殺して家督を継いだ。
エネルギッシュな行動力とどこか憎めない人間味の持ち主で、烈堂と一刀に侮蔑され、無視されながらもしつこく二人を追い回す。毒を調合するときには機嫌良さそうに歌など歌っている。その歌詞は♪〜ねんねんさいころ毒屋の子〜すり鉢持って来い毒作ろー♪という非常に危険な内容であるが・・・
演じるのは金田龍之介、凝ったメークアップと演技でこのキャラクターは原作を凌いでいる。特に第三部十七話「香りを着て」あたりからは、頭も丸めて迫力が倍増。
| 萬屋錦之介 |
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先日、惜しくも亡くなられた時代劇の重鎮。柳生と縁があるのか、NHK大河ドラマ「春の坂道」、深作欣二監督の東映映画「柳生一族の陰謀」で烈堂の父宗矩を演じている。殺陣は若山富三郎に後れをとるかもしれないが、この名優の本領発揮はTVシリーズ後半、武士道の権化と化した一刀の朗々たる口跡であろう。
| 若山富三郎 |
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ご存じ勝新のお兄ちゃん。柔道四段など、古武道に通じ戦後俳優のなかでは殺陣ナンバーワンの呼び名も高い。飛んでくる矢を木刀で落としたり、トンボを切ってそのまま刀を構えることが出来るのはこのひとだけだろう。あの巨体でそんな技を繰り出す怪物ぶりはまさに拝一刀そのもの。以下、素晴らしい殺陣が拝見できる作品をいくつか挙げる。
「座頭市千両首」弟勝新太郎とスタントを使わない凄絶な対決。馬上から鞭を振るって弟を引きずり回す兄にそれを思いっきり落馬させる弟とサンダガイラを凌ぐ究極の兄弟喧嘩を展開。
「子連れ狼・乳母車二作」(三隅研次監督)映画はこの二作に尽きるでしょう。
「桜の花の満開の下」(篠田正浩監督)坂口安吾原作の不条理劇。岩下志麻の言いなりになって、殺して殺しまくる若山富三郎。暴の嵐が吹き荒れる。
「魔界転生」(深作欣二監督)ゾンビとなって蘇った宗矩を演じて、ラストは燃えさかる江戸城で千葉真一の十兵衛と対決。
| 三隅研次監督 |
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勝プロの映画三本を撮った。子連れ狼以前は大映時代劇に大きな足跡を残している。市川雷蔵の「斬る」は日本刀の危険な美をスクリーンに焼き付けた。
| 小池一夫 |
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天才漫画原作者。博覧強記の頭脳は時代劇漫画に緻密で高等な時代考証を施した。
| 小島剛夕 |
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天才劇画家。全ての映像化作品の絵コンテは小島氏がすでに描いてあったと言える。
| 池田一朗(隆慶一郎) |
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「影武者徳川家康」などで晩年、時代小説界に旋風を巻き起こした小説家・隆慶一郎氏。シナリオライターとしての代表作は70年代TV時代劇。とくにこの「子連れ狼」では何本も書いておられる。氏の吉原モノでは柳生烈堂が悪役として登場するが、そのあたりは『小池一夫史観』を忠実に継承したといえるかもしれない。
映画では、前田慶次郎(石原裕次郎)が大暴れの、舛田利雄監督「城取り」が代表作か。
| 国弘威雄 |
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時代劇映画・TVの脚本家として有名な方だが、子連れ狼シリーズの根幹にあたる裏柳生活躍のエピソードは、最終回をはじめ、殆どこの方のシナリオ。まさに子連れ狼チーフライターと言える。
| 長坂秀佳 |
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第三部の安倍頼母の立ちに立ったキャラクター造形は、この天才脚本家の力も大きいのではないだろうか。「人造人間キカイダー」「怪傑ズバット」「特捜最前線」などで超有名。
| 斎藤武市 |
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第三部クライマックスを大いに盛り上げた監督さん。日活アクションで有名だが、本当の代表作はこの子連れ狼かもしれない。