Lチカを魔改造してみた #自由研究
Lチカとは
Lチカとは、LEDチカチカの略である。
マイコンでプログラミング・工作を始めるときに、最初にLEDを点滅(チカチカ)させるプログラムで試すことが多いことから「LEDチカチカ」→「Lチカ」と省略して呼ばれるようになった。
IchigoJamに限らず、汎用ポートにLEDを接続して点滅させるというのがコントロールの基本。
IchigoJamは、基板上にLEDが標準装備で、BASICにLEDというコマンドが用意されています。
Lチカ
LED 1
LEDコマンド 1は点灯
LED 0
0は消灯
引数は数値・変数・計算式が使える。
10 LED 1
行番号をつけて入力する。
RUN
祝え!LEDを点灯するプログラムの完成である。
SAVE 0
保存しておこう。LOAD や LRUN で呼び出すことができる。
10 LED 0
LEDを消すプログラム
10 LED 1
20 LED 0
30 LED 1
40 LED 0
一瞬光ったような……
10 LED 1:WAIT 30
20 LED 0:WAIT 30
30 LED 1:WAIT 30
40 LED 0:WAIT 30
2回チカチカしてみた
LEDをつけたら、WAITで30/60秒待つ
10 LED 1:WAIT 30
20 LED 0:WAIT 30
30 GOTO 10
無限Lチカ ESCで止まる
Lチカ11
OUT 7,1
これでもLEDが点灯する。
LEDのピンは7番の出力ポートでもある
7番のポートを1=Hレベルにすると、ピンから電流が出てLEDを通って点灯しGNDに流れる。
0=Lレベルにすると電流が流れないので消灯する。
IchigoJamにはOUT 1〜11までの11の出力ポートがある。
IchigoJamと同じように、LEDと抵抗を直列にして接続するとOUTコマンドでLチカができる。
LED×11 抵抗×11 これをブレッドボードとジャンパーケーブル組むのは大変。ユニバーサルボードで配線するのもめんどう
抵抗入りLEDを使って部品を少なくして、プリント基板を設計したら、25.4mmのピンソケットの間に11個収まった。
ガーバーデータ zipファイル
10 FORI=1TO11:OUTI,1:NEXT
20 OUTRND(2048):WAIT10:CONT
OUT 8,9,10,11は初期状態ではIN 1,2,3,4の入力になっている。
入力に設定するにはOUT n,-1
OUTコマンドにはもう一つ書式がある。
OUT n
11ビットの数値で1ビットが1つポートに対応
1 2 4 8 16 32 64 128 256 512 1024 から点灯するLEDの値を合計する
RND(2048)で1〜2047の乱数を作る
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