EEPROMボードを作ってみよう

IchigoJamの外部記憶装置

もっとプログラムを保存した〜い

シリアル通信でPCに転送する……終了

IchigoJamのプログラムを保存するには
SAVE ファイル番号 保存
LOAD ファイル番号 読込
ファイル名ではないことに注意
ファイル番号0〜3でIchigoJam内のメモリ
ファイル番号を省略すると直前に使用した番号

1行目に 'プログラム名 を入れておく。
FILES ファイル番号(,ファイル番号) で1行目が表示される。

FILE()関数 直前にSAVE LOADしたファイル番号を返す
LRUN ファイル番号 ファイルをLOADしてRUN
LRUN FILE()+1 で次のファイルを実行できる。

保存できるプログラムは4つ。これを拡張するのがEEPROM
拡張コネクタ、5ピンのソケットがついています。
ここには +5v SDA SCL +3.3v GND が出ていて、I2C規格での通信ができます。
IchigoJamBASICはI2C規格で"EEPROM"というチップと通信をして、プログラムの保存・読込ができます。 プログラムは1KByteまでなので、1ファイルで8Kbitを使用します。
1024KbitのEEPROMだと1024÷8=128個のファイルが保存できます。
ファイル番号は100〜(容量÷8-1) 1024Kbitだと100〜227

EEPROMの仕様

EEPROM Pin
1 A0 L(GND)
2 A1 L(GND)
3 A2 H(VCC) 512Kbit以下の場合はL(GND)
4 GND GND
5 SDA SDA 2.4kΩでプルアップ
6 SCL SCL 2.4kΩでプルアップ
7 WC L(GND) H(VCC)でライトプロテクト
8 VCC VCC(3.3V)

1 A0 U VCC 8
2 A1 WC 7
3 A2 SCL 6
4 GND SDA 5

売ってます

IchigoJam EEPROMで検索
ところが、IchigoJamははじめ、拡張ソケットを持っていなくて、14ピンのソケット2つI2Cデバイスも接続するように鳴っていました。
IN3-SDA
SCL-SCL 旧バージョンではEX1
GNDと+3.3Vも接続、+5vは不要
なので、拡張ソケットの順番にピンが出ている製品がなかなかないのです。
IchigoJam用外部記憶装置キット IchigoROM

I2Cの端子は拡張用

L字ピンヘッダを半田付けして、拡張ソケットに挿す

自作してみよう

横に不要なランドが並んでる。ライトプロテクトも必要ない。
参考:イチゴジャムレシピ

A0 A1 A2 はデバイスのアドレス設定 1024KbitのEEPROMは+3.3vに接続して固定
容量は1024Kbitのチップのみとする。
常時書き込み可にしてライトプロテクトスイッチは廃止

こうなった
KiCADデータ・ガーバーデータzip入り

作ってみた


EEPROM:24FC1025-I/P 1Mbit

10 'EEPROM MEMU
20 M=1024/8-1:L=20:P=0:F=0
30 @F:CLS:LC0,0,1
40 ?"EEPROM MENU 100-";100+M
50 S=F/L*L:E=S+L-1:IFE>M E=M
60 P=F/L:LC0,2
70 FILES 100+S,100+E
80 @S:LC0,2+F%L,1
90 K=INKEY():IF!KCONT
100 IF K=10 LRUN 100+F
110 IF K=30 F=F-1
120 IF K=31 F=F+1
130 IF K=28 F=F/L*L-L
140 IF K=29 F=F/L*L+L
150 IF F<0 F=0
160 IF F>M F=M
170 IF P<>F/L P=F/L:GOTO@F
180 GOTO @S

EEPROM 型番
32Kbit
AT24C32A
AT24C32AN
AT24C32B
AT24C32C

64Kbit
AT24C64A
AT24C64B
24FC64
24LC64

128Kbit
AT24C128
24LC128
BR24G128

256Kbit
AT24C256
AT24C256B
24FC256
24LC256
BR24G256

512Kbit
AT24C512
AT24C512B
AT24C512N
24LC512
CAT24M01

1024Kbit
24FC1025
24LC1025

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