マグラの草子

(9月分)


9月25日(日) 成功体験だけが体をリラックスさせ、よりよい走りをするための神経システムが作動する可能性が出るのであります。たぶん。(^^;

 バイクに乗るのが楽しくて仕方ないので、受付でもないのに8時半にコース着。

 最終コーナーがすっかりカチパンになっているような感じでしたが、朝からトラクターで耕してくれています。最近フカフカの最終コーナーをスタンディングでクリアするのが一番の楽しみなので、「よしよし、今日も楽しめる~~」と、ごきげんです。特に、まだアクセルを閉じてる何秒間かの感触が、スキーをやってるみたいで面白い。

 で、結局今日も、多角形コーナーリングのことなど忘れ、ただぐるぐる回って楽しみました。

 いやいや、昨日教えてもらったことを少しづつ実践しようと努力しました。でも、今日も無理。

 昨日、今日と、旧トリプルをクリアしようと頑張っていますが、まだ届きません。以前の私ですと、助走をめいっぱいとって、まずはスピードで飛ぶというのがパターンですが、今は毎回座って。届くかどうか分からないジャンプを無理やり飛ぼうとすると、緊張したり、失敗して嫌なイメージがつくなどして、体が硬くなっていくので、とりあえず流れの中で気分が乗ればいってみるという感じで、KXFならば、座って飛んでればそのうち勝手に届くやろうと。

 とはいえ、今日は、躊躇なく踏み切ったことも何回かありましたが、フロントタイヤが届くかどうかというところどまり。で、最終的に一番走りやすいことが判明した誰も通っていないベタインから開けていくと、うそみたいに飛距離が出る。(もちろん届いたりはしませんが)

 '12KXFはギアがかなりショートになっているので、スピードで飛ぼうとすると、3速だとオーバーレブさせないといけないのかもしれない。んで、ベタインから行くとトルクピークと斜面で荷重がかかる位置がシンクロするのかもしれない。だとすると、ちょうど減りつつあるスプロケを1丁ロングにするとよいかも。

 ともかく、本日は朝からハイペースで走りっぱなしだったので、かなり疲れた。最後の一本はやめて、オイルとオイルフィルターを交換しました。

 そうそう、最後に、同じ'12KX250Fを買ったkurokiさんが、エンジンブレーキが強くて嫌だとおっしゃってました('08ぐらいのKX250Fに長いこと乗ってはりましたが・・・)。で、それを解決したいからFIキャリブレーションキットを買いたいが高価なので躊躇してると。

 私、サスペンションは出荷状態からほんのちょっとだけいじってますが、今のところエンジンはフルノーマル。で、エンジンブレーキ大嫌いの私が、当初はエンジンブレーキがもっと欲しいと思うぐらい私のマシンはきかなかった。私のマシンはアイドリングも出荷時状態のままで、暖まった状態だと3000rpm以上なので、この差が出てるとしか思えません。なので、ミニコースですが試乗してもらいました。聞くと、アイドリングが高いのはちょっと気になる様子ですが、エンジンブレーキは気にならず、非常にスムーズということでした。

 FIマップはアイドリングだけ別枠の設定になっており、アイドリングの定義の一つが、「2100rpm以下」なので、この回転数を下回ることがないように調整しておくと、終始リニアな感触のエンジンになるのかもしれない。などと勝手に推定しております。

 なお、最近はコンディションの良い路面ばかりを走ってるせいか、はたまたバイクに慣れたのか、フロントタイヤの接地感やエンジンブレーキの効き方の変動のことなど全く気にならなくなりました。一時は、目が飛び出るほど高価なフォークオフセットを変えられるトリプルクランプに手を出しそうな勢いやったのに。

 このまま壊れなかったら言うことなしやな〜。

 いやいや、そろそろFIマップはいじるぞ。



9月24日(土) 涼し〜。

 本日は下市で受付。午前中は、走りにくいところがあったそうですが、昼休みにブルを入れてもらったので、私は終始快適に走れました。

 んで、赤土セクション入口のイン側の轍が、めずらしく非常にきれいなので、今までほとんど走ったことないのだけど、チャレンジ。手前のジャンプのスピードコントロールが非常に難しそうなので、基本的にフロントをまともにショートさせてました。ぼよ〜ん、と跳ねるので、マシンを安定させたりブレーキ十分にかけたりという間がとれないのだけど、轍に入ってしまうとウソみたいに安定し、そのまま立ち上がると、耕されためっちゃ走り易いラインに行くので、いつものアウトまわりよりも気持ちよく走れた。ただ、色気出して手前のジャンプをクリアしてしまうと、オーバーランしてしまいましたが。

 で、一度、元ワークスライダーさんに遊んで頂きました。新設逆バンク左コーナーで抜かれ、その後も、コーナーごとに離され。目に見えて離されてる感があったのが、ウオッシュボードの序盤。速いということはチラッと見て分かったけど、必死で走ってるので、どうこなしているのか分かりませんでした。なので、走行後に教えを請いました。

 面識ないのだけど、めっちゃ丁寧に教えて下さりました。

 教えてもらったことにチャレンジしようとしましたが、コブでリアがふられてしまい、とりあえず、今の私のテクでは無理ということが判明。

 でもまあ、楽しかった。

9月18日(日) つまるところ、本当の全開には、一度もしたことがない模様。(--;;;;

 5時起きで下市に行きました。まずチェーンスライダーを交換。次は、昨日を含め、既に3回もマッドを走行したためオイルが漏れはじめているフォークのシールを掃除。

 で、走行してみますと、超ベスコンで、KX250Fですらパワー食われる感ありありです。

 で、1回走行後は、FIキャリブレーションキットを装着。配線等の名称が非常にまぎらわしく、取説読んでも、よく分からず、なかなか進みません。おかげで、2本目の走行は午後からに。

 本日の私は、多角形コーナーリングのことなど忘れ、ただただ超ベスコンを楽しんでしまいました。

 で、最後の2本は、キットのデータロガ―機能をONにして走行。読み込みがこれまたなかなか出来ずあきらめかけましたが、最後にはパソコンに落とせたので、ごきげんで帰宅。

 1分49秒〜53秒ぐらいで周回してた模様。んで、アクセル開度は、最大でも75%! しかも一瞬。赤土ストレートでは50%ぐらいしか開いていませんし、ほぼ全てのところで、開けても50%以下!@@。 でも、エンジンは5速で10000rpmぐらい回ってます。基本的に10000rpm以上で走ってることはなく、13000rpmぐらいいってるのは、空中で吹かしてる時だけの模様。

 試してみないと分かりませんが、6000rpm,アクセル開度30%ぐらいのところを濃くしてあげるなどして、吹け上がりを遅くしてあげるべきのような。


 しかし、2stは、アクセル開度を半開から全開にしても、そうパワーは変わらんかったような。

 4stだと変わるかな〜?

 
 て言うか、アクセルを握り直す必要アリか?




9月17日(土) 1回こけた。

 多角形コーナーリングという新しい課題が出来ましたので、この1週間、バイクに乗りたくでしょうがなく。

 が、天気予報は、金曜晩から土曜終日激しい雨。なので、ゴロゴロしておりましたら、どう考えても予報は外れてる。このままゴロゴロするよりはと、昼からの走行ながら下市へ。小雨が時々降るだけで、コンディションは滑るけどもマッドというほどでもなく、ちょうど練習したいコンディション。

 難しい〜。

 全く多角形コーナーリングなどできません。

 腐りそうになりますが、いやいや、沢山走って痩せるだけでも意味があるということで、まあまあ走りました。

 今日は、7連ジャンプの1個目を飛ぶ気になれないので、かわりに次を座って飛ぶ練習しました。このジャンプ、斜面が短いせいか、座って飛ぶの結構怖いのよ。

 リアブレーキでフロント落とすぐらいの気で踏み切らないと気持ちよく飛べなさそうですが、そんなに開けたら、間違って暴走したら困るので、ラジコンジャンプしかできませんでした。

 でもまあ、少しは練習になったかな。

 帰りに、FIキャリブレーションキットを入手しました。ウン万円!@@!

 帰宅したら、チェーンスライダーが届きました。まだ10回ぐらいしか走行してない気がするけど、マッドの走行を既に3回ぐらいやってるせいか、既に交換時期に近くなっておりまして。

 明日は、めっちゃ早起きしないと、やること満載。

9月11日(日) 反則バイク。

 下市にやって来ました。今日も暑いし、どうも私暑さに弱いみたいなので、20分走っては40分休憩の繰り返し。

 コースはギャップがなくフラットで、各所にバンクが造られ、散水もしてくれていたようで、非常に走り易い。

 で、本日の私は、コーナーというコーナーで、轍やバンクのトレースをやめて、多角形コーナーリングの練習。

 KX125でフォーム矯正をはじめて以降、ずっとトレースする走り方を理想として練習してきましたが、きれいにトレースできる轍や1つのコーナーとして処理できるバンクって、実際にはなかなかない。マッドだった開幕戦の名阪でIBのトップライダーの走りを見たら、多角形コーナーリングをしてた。マッドなコースや、名阪のようなすぐ荒れるコースでは、多角形コーナーリングをマスターしないとダメそう。

 それに、最近ちっともホールド感がないのも、1回で曲がろうとしてるからのような気がする。2回で曲がるつもりだと、自然にホールドするフォームがとれそうな気がする。もともと、KXでトレースする走り方ができるようになり始めたきっかけの一つも、「とにかくまず90度曲がって、その後は、ほんのちょっとでいいからアクセルを開けたままにしとこう」というイメージを持ち始めたことだったし。

 というても、急に2回で曲がれるわけがなく、2回ともアクセルを開けてリアを滑らせて曲がりたいのだけど、1回目のきっかけをつくりにくいので、ついついリアをロックさせて曲がってしまうし、今日はトレースしやすいコーナーがいっぱいあるので、つい誘惑に負けて楽しんでしまったり。

 バイクに慣れてきたようで、今日は0コーナー後のジャンプをだいぶリラックスして飛べた。

 それと、S字後のリズムセクションを5速で走ってた。5速て。

 まったくもって、このバイクのエンジンは反則以外の何物でもない。


9月10日(土) 全日本! 2011

 金曜晩は、会社でビアパーティー。本来なら晩のうちに名阪に行っておきたいところですが、これも仕事のうちということで。1杯だけのつもりが、5杯ぐらい飲んだような。

 で、本日は名阪で全日本。またウオッシュボードの形が変わっていましたが、その他は変化なし。

 で、ウオッシュボードを入念に下見。こことトンネル横の変則ダブルを、なんとかして人並みに処理せねば。

 変則ダブルはとにかく1回行ってみれば解決すると思われるので、とにかくウオッシュボードで2個2個をやらねばと。ウオッシュボードという先入観があると、無条件に恐怖感が湧いてくるのですが、しかしこれが、ヘアピンコーナーの立ち上がりにある小さなジャンプだとイメージすると、2個飛べないほうがおかしい。というか、飛距離も姿勢もおかまいなしでいくやろう。そう思うと少し気が楽になった。

 で、公式練習。スタート練習を3,4回やりましたが、焦ってるのか、路面の食いつきが良すぎるのか、大して開けてないのに毎度クラッチミートと同時にフロントアップ。嫌なイメージが染みつきそうだし、この練習方式が私は嫌いなので、やめて端っこでぼ〜っとしてました。いやいや、ウオッシュボードのことを考えていました。

 で、周回が始まりました。10分しかないので、5周ぐらいしかできないはず。いつものような慣熟走行してたら、何もできないうちに終わってしまうので、先の2点に注力。たぶん、ウオッシュボードは、1周めはべたなめし、2周目に最初の2個にチャレンジし、次は2個+2個くずれ+べたなめ、4周目は2個+2個+べたなめ、5周目は2個+2個+2個くずれ+適当みたいな流れでクリアして行き、前回の近畿選手権の時と比べたら、俄然やる気になってきました。ただ、変則ダブルの方は、怖くて中途半端な走りしかできませんでした。でもまあここはどうせ一瞬で通過するところなのだから、ウオッシュボードに比べればどうでもよいです。

 で、IB2予選B組。困ったことに、たった10分の練習走行で無茶苦茶疲れ、熱っぽい状態から完全には回復できませんでした(走行直後は胸も痛かった)。おまけに、スターティンググリッド選択権は27番目。アウトにしました。クラッチミートのタイミングが悪かったのか、はたまた、スタート練習で嫌なイメージがついてしまったからか、おもいきり出遅れました。1コーナー、2コーナーで、転倒車がありましたが、運よく避けて通過できたので、最下位ではありません。気がつくと、近畿選手権の時にボロ負けした50代のライダーが目の前にいて、今回は抜いてちぎることができました。ウオッシュボードは基本的に2個2個ができたし、変則ダブルも、躊躇しながらなのでひっかかってますが、まあなんとか処理。結果は19位でした。ベストラップは、1分59秒9。(3/5)

 で、IBオープン予選A組。もう熱っぽくてぼ〜っとします。またも選択権は26番目。もうアウトは埋まってそうだったので、直進したらコースがないインから4番目あたりに。しかし、周囲を見渡すと、kawasaki車はいません。ということは、うまくいくと前に出れる可能性大。スタート下手の私にそう思わせるぐらい、KX250Fにはパワーがあります。

 で、大マジでスタート。よく覚えていないのですが、良くもなく悪くもない平凡な出足だったような。インからYZFが出てきたのが見えたので、「イン側からのマシンは抑えねば後が大変」てなことを思ったりしつつも、結局からまないように少しラインを開けたような。アウト側のマシンの記憶がないし、YZFには先行を許したものの、「あれ? このまま行ったらべたインをするすると回って結構ええポジションで回れるんちゃうん?」と一瞬思ったりしたので、そう悪い出足ではなかったのかもしれません。

 が。気がついたら1人でこけてました。よく覚えてないのだけど、ニンマリした直後に、もう1台イン側にいたRMZも差して来て、それで行き場を失ったような。(ビデオを見ると、全く違いました。出足は並み以下だし、RMZは外から来てました。まあ、人間の記憶力なんてこんなもんです)

 でも、運よくエンジンは止まっていなかったし、耐えながらこけた感じだったので、フォークがねじれるとかのトラブルなく即復帰。そこから一生懸命走り、何台か抜いた。ネガティブなイメージのセクションもなくなったし、ライン取りも「これだ!」というやつに変えたりしたので、IB2の時よりもタイムは出てそうな感触。が、順位は23位で、ベストラップは3?/5で、2分2秒5。

 なんで〜? ええ走りができたと思ったのに2秒半も落ちてるなんて。人間の感覚はあてになりませんね〜。

 ともかくマシントラブルなく、レースしてるって感じのポジションで走れたし、「どうしても」の課題はクリアできたので、十分満足です。それに、今回のコースは、従来に比べかなり安全に造られていたので、練習したらタイムもっと上げられそうやな〜と思いました。

 ただ、体力のなさが非常な難点です。NAの時は体力が売りだったんだけどなあ。




9月7日(水)

 火曜は、前後ホイールを本番用に交換。ブレーキキャリパーの掃除とグリスアップ。リンクまわりのグリスアップ。さすが新しいだけに、リンクはボルトを含め、錆は全くなし。エアボックス回りの泥付着が気になるので、洗車場へ。あとは、ゼッケン作成、貼り付け。ブレーキペダルのグリスアップもしたな。

 本日午前は、またもゴルフ。3月ぐらいから腰がずっと痛いので、今回は練習なしでぶっつけ本番。スコアは最近の中では悪かったけど、盆前後の練習のかいあって、ティーショットは結構よかった。グリーンまわりからのアプローチはボコボコやったけど。

 で、帰宅後は、全日本に向け、ガレージの整理。?

 先日のマッドでの走行が気になって、まだ2回しか走行していないはずのエンジンオイルを交換。フィルターは交換せず。



9月1(木) 全日本の練習も40分×2回ぐらいあったらいいのに。

 名阪に9時過ぎにやって来ました!

 なんと、昨晩豪雨があったみたいで、コースのいたるところに土が流れてできた深さ20cmぐらいの溝がありました。ohishiジャンプなんかは、岩盤が露出していますし、ウオッシュボードは、谷が全て池になっていました。なので、コースコンディションを見て帰って行く人もいるようで、まだ誰も走っていません。

 私も帰ろうと思いましたが、tanakaさんに負け走行。ちなみに、最初に走行開始したツワモノは、IBのトップライダーでした。

 走ってみますと、当初の予想とは異なり、周回するだけなら走れました。当初は、コース1周する間に溝にフロントがはまって怪我すると思ってましたから。

 そこからは、いつものようにツーリング。いや、本人はこれでも本気です。

 タイムアップに効く野望が一つあったのですが、踏切がとんでもない状態にえぐれてたので、断念しました。

 というわけで、ひたすら苦手なマッドに慣れるべく走行。ツーリングモードで30〜40分×2回ぐらいは走ったでしょうか。コースがだいぶ信用できるようになったので、各所少しづつ頑張ってみました。結局のところ、マッドというほどのコンディションでもなかったのですが、丁寧に走ったおかげで、いくつかひらめくこともありました。

 でも、ウオッシュボードは、やっぱり嫌でした。それでも、最後はほんの少し進入スピードをアップできたかな。

 スタート練習もしました。でも、加速の練習だけで、コーナー突っ込みの練習はできてないな。

 まあ、実りはそれなりにあったけど、バイクが傷んでたらやだなあ。



 

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