マグラの草子

(9月分)


9月25日(日) むっちゃ長いっす。読みきれるかな?

 morimoto氏が今日も下市に行くと言っていたので、私も下市へ。ohtani氏も連荘です。sakodaさん、DA-ママさんちもいらっしゃいました。

 そして今日も私は昨日と同じ課題を持って走ります。で、右コーナーがうまくいかない理由の1つとして、コーナーの中盤までリアブレーキを引きずってないと走れないというのがあるようです。ひきずるのは左コーナーでもひきずっているのですが、左コーナーの時は右足に全く体重をかけていないので、適正位置に重心が来るようなのですが、右コーナーではスタンディングの段階ではブレーキ操作の都合上100%の体重をかけることができず、結局座ってもかなり外足に体重が残ってしまう。だったら、コーナーに入る前に座ってしまえば右コーナーでも外足に体重がかからないようにできるやろうと思ってここのところそういう練習をやってました。が、まったくうまくいかんのですよ。たまに外足に体重がかからない状態をつくれても、左コーナーとはまったく感触が違う。もうどうしようもなく不安なのであります。

 で、もっと考えると、右コーナーがうまくいかないのは、右コーナーでは立上がりでスライドコントロールできる自信がないからであり、それは右コーナーの場合、スライドコントロールに適した体勢(バンク角のコントロールができる体勢)がとれていないというかイメージそのものができないからだと思いました。

 で、なんで右と左でそんな違いが、と考えていると、そもそもマシンコントロールの仕方が違うというのに気付きました。左コーナーではイン側の脚でコーナーリング中もある程度バンク角を調整できるので、例えばコーナーに入ってみて進入スピードが適正でなかったと気付いても、ブレーキは基本的に必要ない。が、右コーナーはバンク角の調整ができないぶんを、リアブレーキによるスピードコントロールとハンドルの切れ角でコントロールしてる。だからどんなに余裕を持たせてコーナーに入っていっても、リアブレーキから足が離せないみたい。だから、ここのところビデオでチェックしたフォームの違いを修正したり、それでたまたまバランスがとれてても、コントロール感がなかったのね。

 ちゅうわけで、ミニコースのバンクを使って、早い段階で足を出しノーブレーキでコーナーに入るように練習しました。とにかくブレーキに頼れない状態を作れば、右コーナーもバンク角コントロールが自然にできるようになるんではと。
 ミニコースだから全然スピードなんか出てないんやけど、今まで頼ってたもんと縁を切ったわけですから、猛烈な不安に襲われます。寝かせられずにバンクを乗り越えそうになり急遽ブレーキを踏んでブレーキターンに移行してしまうこと多々あり。

 で、ミニコースばっかりで飽きたというのもあり、本コースのウオッシュボードの次の右ヘアピンのバンクを使って練習することにしました。ここは自分でもちっとも寝かせられないと思ってるコーナーなので、特訓の必要があるなと。で、ちっともうまくいきません。というかやっぱリアブレーキから足が離れません。やけくそで離してみました。なぜかだか、安定していました。で、昨日naitoh氏が「右コーナーで右足が高く上がってない」と言ってたのを思いだしました。これだ!と思い、足を極力前に出すように努力しました。なぜだか少し寝かせられるようになりました。気をよくして、他のコーナーでも意識して早くから足を出しつつ、前の方に思いきって出すようにしました。なんだか少しコントロール感が出て来ました。

 で、ふと思いました。左コーナーでは膝から下の足の出し具合でコントロールしてるのに、右コーナーではそもそも早く座ってるだけで足を出してない。これじゃコントロールできるわけがない。右コーナーでは足を出してしまうと全くリアブレーキのコントロールができなくなるので、惰性を保って曲がりたいなら少し余裕を持たしてコーナーに入るか、シビアなスピード感を養う必要がある。それか、割り切って惰性でコーナーリングするのをやめるか。どうやら右コーナーは本質的に難しいのでしょう。それでも、とりあえず足を出すのが重要ポイントというのが分かったので、これに慣れて行けば、それなりにしっかりしたコントロール感が得られるようになるかも。

 あと、ウオッシュボードも少し閃きました。現在、極力フロントアップさせてリアタイヤだけで走るというやり方に挑戦中なのですが、めったにうまくいきません。なぜなのかを考えると、うまくいった時ってのは、アクセルに頼らないでフロントアップさせてるんですよね。だから5速で通過してるんですが、それでもうまくいかない。ふと気付くと、結局せっかく5速で走ってるのに、ついつい半クラッチを当ててパワーをかけてしまっているんです。で、半クラッチを使わないようにして、ホントにモーモー言わしながら走ったら、中間地点でめっちゃスピードに乗るんですよ。そのくせ気分的にも体力的にも楽。おそらくhirataさんがCRM80でやってるのに近い走りだと思います。(そんなにうまくできませんが ^^;)

 半クラッチを使ったり、低いギアで走ったりすると、リアタイヤが低い位置にキープされず、ピッチングしてフロントタイヤはギャップに当って失速するし、リアタイヤは空転しはじめてますます跳ねるようになる。もうそうなったらひたすらパワーをかけて失速しないようにするしかないのですが、開けてもスピードは現状維持やし、そのくせめっちゃ体力消耗するんですわ。

 というわけで、走りの方はかなり収穫があったんですが、マシンは絶不調。

 どうやら、先日薄いセッティングで空転させまくりながら走ったのがまずかったようで、明らかにパワーダウンしています。最初はキャブセッティングの問題かと思ってましたが、いじってもちっとも改善されない。1コーナーへのストレートで、いくらクラッチをもみもみしても、まったくダメでした。熱ダレしてるかのように、中高回転のトルクがなく、半クラッチ自体ができません。

 そういうわけなので、次乗るまでに、ピストン関係の交換が必要です。ついでに、また新品同様シリンダーを装着しようかなあ。

9月24日(土) バイクに乗ってもストレス上昇中。

 今週も3連休なのですが、仕事がやばくなって来て、木曜晩はかなり残業した後帰宅後も仕事しつつ金曜7時からまた自宅で仕事して、晩から会社に行ってまた仕事。完璧主義者の私は、いったんムキになると納得がいくまでやってしまうのだけど、「なんで給料が出るわけでもないのにこんなにやらなあかんねん」という気がしてきて、「もうじゅうぶんやろ」と切り上げて帰宅。(ほんとに完璧主義者なんでしょうか?)

 ほんでまあ、土曜は下市へ。naitoh氏、ohtani氏がいっしょです。morimotoさんもいらっしゃいました。私は、あいかわらず右コーナーとウオッシュボードに重点をおいて練習。右コーナーはバイクを寝かさないで曲がろうとしてるらしいのですが、しかしどうやったら寝るのか、ほんでその時どういう姿勢になるのか、全くイメージがわかずできません。もうノイローゼになりそう。

 ウオッシュボードもなんか違う。

 結局、何もつかめないままに終了。おまけに1回だけチャレンジしたビッグジャンプもスーパーショート。

 ウオッシュボード頑張り過ぎて、めっちゃ体だるいわあ。

9月19日(祝)

 なんかテンション上がらないのですが、生駒にやって来ました。

 テンション上がらないのにはいろいろ理由はありますが、MXにおいて乗れば乗る程上達する第2次成長期が過ぎ去った感があるからかという気がします。この1年で私はかなり上達したと思います。で、何が変わったかと言えば、左コーナーのレールをうまく使えるようになった、というのに尽きると思います。が、右コーナーはうまくいく気配がない。

 まあ、そんなことをうだうだ言ってても上達する訳ではないので、今日も右コーナーの練習。

 今日は旧トリプル横のバンクがかなり走り易い形状になっており、そのせいか、先週よりもさらにいい感じで走れている気がします。

 それよりも、今日は下のストレートが完璧に整備されており、テーブルは、「今日のコンディションで飛ばないのなら、もう一生飛ぶことないよ」というほどのコンディションだったので、一発目の走行からチャレンジ。見事届きました!

 気をよくして、今日はその後も何度も飛び、20回は飛んだでしょうか。

 KXFを引っさげて全日本に向かう道中、気合いを入れるためにトライしたのが1、2年前(届かず)。今季も開幕戦の練習走行でKX125でトライ(届かず)。このジャンプをクリアしたのは2000年以来、実に5年ぶりであります。

 何度か飛ぶうちに逆に助走が慎重になって、ショートぎみになったりもしていましたが、今日はなぜだか体が勝手に動き、ジャンプの斜面に合わす動作が出来たので、最後まで飛べました。確かに、今まで見た多くのライダーは、合わす動きをしていた。スピードだけで飛ぼうとすると、凄いスピードが要求されるんでしょう。

 それから、今日はドライで部分的にふかふかなコンディションの上に水を撒いて走りやすくしていたせいか、乾きはじめるととたんに空転しはじめ、めっちゃ走りにくくなりました。それでもコンディションはよいので調子に乗って走っていると、こげ臭くなってきました。

 どうやら、キャブセッティングが部分的に薄い模様。なんとなくニードルの段数のような気がする、と分解してみたら、MJからスロージェットまで全てが薄めのセッティングになっていました。濃いいもん好きの私がなぜにこんなセッティングを? よく考えたら、スロットルバルブストッパーの磨耗がエンジン不調の原因だと気付いたあとも、原因不明の不調に合わせたセッティングのまま走り続けてたなと。

 で、MJ,JN径,SJを標準に戻し、JNクリップ段数を0.5段濃いめにし、ASを1/4回転薄めにしました。走行前から1周目の流す走りでは、へんてこな吹け方で、「クリップを濃くしたのは失敗だったかな」と思いましたが、まじめに走り出したあとは、全く問題なく、意味不明の空転もなくなりました。

 来週はフォークのメンテかな。

9月18日(日) 電気のない生活。

 めずらしく今回は3連休。来週もです!(~.~)

 土曜はnaitoh氏と下市。私は例のごとくミニコースを右回り。ついに右コーナーも閃きました!!

 が、何周もするうちにその感覚は消滅していました。

  新鮮さがなくなっただけか、はたまたまぐれで数回出来ただけなのか・・・。

 で、日曜はレースには出ず、整備。ステアリングヘッドのベアリング交換とフロントフォークのオイル交換、&リアのリンクグリスアップ!

 のつもりでしたが、三つ又に刺さってるベアリングを抜くのが至難の業で、昼頃にロングタイプのベアリングプ−ラ−を買いに行ったものの、これまたわずか5mmほど長さが足らず。工具の爪を固定する支点の穴を5mmずらしたらいけるはずなので、ハンドドリルで穴開け開始。これがゆうに厚さ5mm はある硬鉄?工具なので、どんなに頑張っても半分ぐらいまでしか到達しませんでした。途中、「やっぱりハンマーで。とベアリングをボカボカ叩いたり、いやいや、何発叩いても1.5mmぐらいずれたっきり動く気配ないのだから、ドリルの方がいつかは貫通するやろう」てな感じのことを5回以上繰り替えし、もう電動ドリルでも買ってこないと不可能と判断し、ホームセンターへ。あの工具を貫通させるには、しょぼいドリルでは無理と判断し、結構な値段の工具を購入。(ガレージには蛍光灯用のDC12Vの電源があるだけなので、当然充電式のもの)

 なんで一日に工具を2つも買って、工具を工具で加工せにゃならんのじゃと思いつつも、とにかくこれをやらんことにはどうにもならんので充電して切削。

 ハンドドリルで50%ぐらい削ってた方の爪は貫通できました。続けてもう片方の爪に穴開けようとしましたが、なぜだかか削れません。そうこうしてる間に電池切れ。バッテリー替えてトライするも、削れないのだからどうしようもありません。無理したらドリル本体がめっちゃ熱くなってきて危険信号。いくらなんでも今日買った工具を今日潰すのは嫌なので、ハンドドリルで切削。なんとハンドドリルの方がよく削れます。(ブラボー!マンパワー!!) 結局、汗だくになりながらもハンドドリルで窮地を脱しながら貫通。人間の冷却に1.5リットルぐらいの麦茶を要しました。

 が、両方の爪の支点に開けた穴の位置が大きくずれているので(そりゃそうだ、ポンチで印を打つ段階で、目見当でやってるんだから)、片方の爪しかベアリングに引っ掛からず、工具が外れてしまいます。しかたなく、ベアリングを捕まえる爪の先端付近を針金でぐるぐる巻きにし、また、爪を締め付けるためのアジャスターと爪の間にできた隙間にはタイヤレバーを挿入するという非文明的な処置が功を奏し、無事ベアリングを抜くことができました。

 やった・・・

 そう思った瞬間、既にあたりが暗くなっているのに気がつきました。

 どっぷり疲れたので、もうフォークオイルの交換などする気が湧いてくるはずもなく、ただ組み付けて終了。

 そういや、以前CBRかYZのベアリングを交換した時は、グラインダーでベアリング切って外したような気が。(もち田舎で)

 そう考えりゃ、上出来かな。

9月11日(日) ohtani氏とごいっしょしました。

 昨晩、大雨洪水警報が出ていたくらいなので、ほぼ間違いなくマッドなのですが、性懲りもなく生駒にやって来ました。マシンが傷むのは嫌だけど、なんだかマッドを走りたいという気すらするのです。それに今年は'06を買わずに我慢しているのだから、そのぶん消耗品にあてりゃ、どうっちゅうこともなかろうと。

 が、走ってみると、ウェットではありますが、水溜まりなんかなく、問題なく走れます。

 それなりに乗れてるとは思うので、むちゃくちゃ速いライダーじゃない限り、そこらじゅうで譲ろうなんていう気はないのですが、ダブルダブルの次の右コーナーではあおられました。しかし、おそらくこのコーナーのスピードが違うのではなく、その手前のジャンプでスピードが違うんだと思います。私このジャンプ嫌いなんですよ。一度えらいめに会いそうになった実績があるし。あらためて見たら、着地の山が削られているので、さして危ないわけじゃないんでしょうが、次のコーナーが苦手なため、無意識にこのジャンプも安全指向になってるんでしょう。

 まあ、でもやっぱり難しいのは難しいみたいで、このコーナーで多数のライダーが転けていました。

 そして昨日に引き続き、今日も右コーナーで早く座るように意識しました。今日も半ばふらふらになりながら8の字をやりましたが、どうにも改善されない。ただ、左コーナーが上達したのは、コーナーに完璧な体勢で入っていくべく進入を若干抑えつつ早く座るようにしてから。しかるに、右コーナーは、下手くそなくせに未だに奥まで立って入っている。最後まで立ってりゃまだましなんだろうけど、やっぱり中盤で座ってしまうので、そこで乱れる模様。最終的な理想のコーナーリングはどうなんか分らないけど、苦手なら、早くからコーナーリングの準備をして完璧な体勢を作っておくべきなはずやと。

 旧トリプルの左にある右バンクがもっとも手頃そうだったので、これを重点的に練習しました。左コーナーのようには走れませんが、それでも気のせいかほんの少し安定して走れたような気がしました。

 最後は、miyamotoさんの練習相手にされ、ヘロヘロになりました。miyamotoさんの方が速いのだから、もう私をターゲットにしないで下さい。

 帰宅後は本日入手した下市でのレースのビデオを見た。立上がりがいまいち不安定ではあるけど、右コーナーであっても轍では8の字の時のようないびつなフォームになっていなかった。

 もしかすると、今の私には8の字は逆効果で、とにかくコース上でレール状に走れるラインを見つけて、それを練習するのがよいのかもしれません。

 でも、それがなかなかないのよねえ。(--)

9月10日(土) watanabeさんが居てはりました。

 生駒にやって来ました。

 ジャンプの踏切りにギャップがあったりなんかするところもありましたが、全体的にはコンディションよかった。

 コースも一生懸命走ったりしましたが、やはり右コーナーが決まらないので、ふらふらになりながら5時過ぎまで8の字の鬼と化していました。

 疲れ過ぎて、もうよく覚えていません。

9月4日(日) KXFもアルミフレームでしたね。

 土曜は昼間だらだら過ごした後、doiさんの結婚式の2次会に参加。100名ぐらいのすごい2次会でした。TEAM WOW OBの方々も久々に見ました。

 で、日曜は生駒へ。前日の天気予報では9時から18時まで雨でしたが、起きたら晴れてたし、晩から雨の予報に変わっていたので。

 が、到着したらポツポツ降り始め、1回走ったらだーだー降りはじめました。

 NB?#200 haraさんがいたので、いっしょに「そろそろ止んでくれんと、コンディションが・・・」とぶつぶつ言いながら雨宿りしていると、雨をものともせず走るつわものが、水しぶきを上げながら走っているのを目撃し、既に手遅れと観念しました。

 しかしまあ、待ったかいあって、また晴れて来て、つわもの2号のharaさんがコースイン! 3号の私もコースイン!

「結構普通に走れるなあ」と思っていたら、下りストレートのはじまりで、転倒。ドライでこんなとこで転けたらただではすみませんが、つるつるなおかげで滑走しただけで怪我はなし。

 で、思いなおして8の字開始。

 おそらく土の上で50周以上、アスファルトの上で50周以上走ったものと推定されます。

 これだけ走ったにも関わらず、右コーナーでは「いい感触」が生まれませんでした。いや、ましにはなっていってるのかもしれないけど、もうわけが分らなくなります。

 だけど、以前こうやって黙々と練習したら左コーナーは改善された。

 きっと右コーナーも改善できる。

 そう信じて今日も練習するのであります。

top