マグラの草子

(9月分)


9月30日(火) 休んだらよかった。(--)

 今日は厄日だった。

 出勤しようとしたら通勤用BMXが消失していた。自転車が最速手段なので遅刻決定。

 やけくそで通勤徒歩通勤開始。途中で8時オープンの自転車屋を見つけ、開店5分前ながら店のおっちゃんに「なんでもええから今すぐ乗れる自転車をくれ」と5000円の自転車を入手。それからは2、3kmを全力走行。心臓悪なりそうなほど頑張ったけど「着替える時間を考えたらもうダメだ」とあきらめ(そりゃそうだ。もともと余裕などなかったのだから)、今の職場の上司に連絡。たてまえはバス&電車で通勤してることになってるので釈明もできず。

 で10分ほど遅刻。

 ほんで仕事開始30分後ぐらいに、不注意で不良品作製。あ"〜。「もうしません。もうしません。もうしません」と始末書みたいなもんを書かされる。

 んで最近は定時が20時だが、不良品の始末でさらに2時間ほど残業。その後今月の勤務表(今月はめちゃ変則的でややこしい)を書いてたらさらに1時間ほどかかる。これで今日買った自転車までもパクられてたらもう帰る気力ないなあと思いながら退社したら、これはセーフ。

 が、晩飯を電子レンジでチンしたらマヨネーズまでチンしていしまい爆発。

 やっとれんわ。


 KXFの盗難対策ももっと真剣に考えといた方がええかもしれんな。

9月29日(月) 全コースのレコードを塗り替えるべく奮闘中。 

 先週は夜勤でした。初日(日曜の晩から)は機械ぶっこわれのため休んでくれとのことでした。しかし、その後はめちゃハード。飯も食えず休憩もなく一服もほとんどできずで朝まで働かされぐったりでした。だいたい出社後8時間経つと「しかし飯ぐらい食わさんかあ!? ホンマにー。飯も食わずに肉体労働なんかできるかよぉ!」と独り言ばかりになります。

 んで、もともと年中無休24時間営業みたいに生産予定の入ってる機械なので、本来なら休みに突入してるはずの金曜晩も働かされ、夜勤明け&KXFが傷むマッドが予想されるはずの土曜日は寝てしまいました。

 入社1年目は現場実習でやはり夜勤もしました。金曜朝に夜勤が明けると、3日連続で紀ノ川にTTR自走で日帰り練習に行ってました(もちオール地道)。が、当時と今では仕事量VS労働者数が全く違うのでハードさも全く違うし、私自身10才も年をとっているので夜勤明けで練習に行くパワーがありませんでした。

 しかしまあ、土曜の夕方からはKXFいじり。チェーンアジャスタ−&前後ブレーキキャリパーのグリスアップ。さらに、日曜日には即乗れるように空気圧、チェーンの遊び、ガソリン等の調整&補充など。

 で、日曜日。夜遅くまでエキサイトバイクをやってたせいで生駒に10時頃(?)着。まれにみる台数の多さにびっくり。今日は下市で近畿選手権のはずななのにどうなってるのだ? しかしまあ、天才naitoh氏、'04CR sukeぴー、別世界からMX界に復帰(?)のNA #1 soejima氏が場所取りをしてくれていたおかげですっぽりとパドックに収まることができた。

 ほんで、コースはpiguさんとこの掲示板の通り(というか想像以上)のサンド路面になっており、その砂の深さたるや名阪もびっくりです。まあサンド路面そのものは楽しいと思うのですが、平日の雨の影響が未だ残っており、走行不能寸前と思える程の砂地獄&わだち地獄がありました。名阪は極端な低速ヘアピンがないので砂が深くてもたいてい通過は可能ですが、生駒はコーナー = 低速ヘアピンなので、路面が悪くなると通過すら困難になってしまうのです。実際問題、下りにもかかわらずKXFフルパワー仕様をもってしても、1速全開で砂の抵抗に負けて止りそうなほどの状況にも何度か遭遇しました。こういう難セクションではエンストが非常に気になるものの、止めさえしなければほんとに静止してからでもなんとか通過してくれるKXFのパワーに逆に助けられました。旧フィニッシュの登りでもエンストこそしなかったものの静止してしまいましたが、恐るべきパワー&トラクションで重い砂の坂道発進をこなしてくれました。

 さて、強烈なサンドになった生駒には全日本が終った後の名阪みたいな「うそぉ〜!?」てな感じの恐ろしいギャップがありました。細かいギャップなどは数知れず。ほんでジャンプも小ダブルから大テーブルまでいろいろとできてました。私は小さなダブルと中くらいのテーブルを飛びにかかりましたが、いずれもショート。飛ぶ気で行ってるのにこのマシンですら届かんとは信じれられん。と思いつつnaitoh氏に聞いてみると、いずれも手前のコーナーをバシッと決めつつ座って飛ばないと届かないとのこと。まじですか。ん〜、じゃあもうやめときます。ちなみにnaitoh氏&sukeぴーはジャンプ飛びまくりで、私が最後まで2輪2足歩行の砂地獄も、わだちなんかおかまいなしでイケイケ。当然彼等とバトルすることなどなく、抜かれたと思ったらあっという間に視界から消えていきました。今日は深いわだちで80ccは苦しんでいたようですが、masaki君とおぼしき#3のKXはうそみたいなスピードで消えて行きました。(やっぱり本物のバッタはすごいや!)

 とまあ、他の人と比べたらこてんぱんですが、それでも楽しいKXF! だって、もしCRで来てたら「もう帰る〜ぅ(泣)」てなコンディションですよ今日は。きっと。

 今度は全周ドライの生駒を走りたいですな。

 でも、KXFは下市で走る方が楽しいと思うな。生駒はタイトすぎるしコーナーの立ち上がりにたいていジャンプがあるので、ジャンプ恐怖症の私にはKXFのよさを引き出せないよ。(--)

9月20日(土) おめでとうございます。(^^)

 今日はwadaさん夫妻の結婚式です。まあまあの時間に起きてたんですが、ダメな私は遅刻してしまいました。すみません。んでも途中からでも入場出来て神父さんの説教のあたりからは見ました。絵になる美男美女の図

 んで夕方からは2次会。その前にnakanishiパパ宅を訪問し、愛娘mikotoちゃん(キユーピーちゃんみたい)を抱かせて頂きました。触ったら壊しちゃいそうで緊張しました。(^^;

 んで2次会ではついにここ1ヶ月ほどの練習の成果を出す場面が登場。3畳ぶんのスクリーンにプロジェクターを使って投影し、新郎を含むライダー4人でエキサイトバイク64のバーチャルMX大会。大画面での4人同時対戦で、ゲームセンターより凄いですな。結果は、私ホールショットこそとりましたが、ミスを連発しクラッシュもありで新郎が1位でフィニッシュ! 私はバトルにこそならんかったものの2位。3位天才naitoh氏、4位一夜漬けイオロイッチーニでした。私に投票してくれた方、すみません。でもまあ、順当な結果ですね。

 その後は3、4次会と進み、夜明けとともに帰宅。

 幹事のnakanishiパパ、御多忙のところお疲れさまでした。成功してよかったね。

9月19日(金) 真夏じゃなくてよかった。しかし今週は自炊せず。

 今週から製品製造現場に応援に行くことになり、初日の火曜日は定時で帰してもらったものの、その後は毎日8時まで肉体労働で、ぐったりです。初日は、とても片腕ではできないような作業があり、んでもあまり左腕に負荷もかけられないので四苦八苦しながらやってたら、半日で手のひらに水膨れが出来てしまうなど非常にこたえました。

 まあ幸いその後はそんなに負荷のかかる作業はなかったけど、なんせ今までが事務or軽作業が主体で定時に帰ってたので、1日中立ってるだけでもしんどい。定時後は集中力も途切れてしまうので、不良造ったり機械に巻き込まれてしまいそうで心配。事務作業だと首・肩にきますが、肉体労働だと脚にきますね。どよ〜ん、と重〜い感じになります。

 まあ肉体労働って言っても、ツルハシで穴掘るとかそんな強烈な作業があるわけじゃないので筋肉痛になるとかいうのはないけど、応援といいつつ今のところただの足手纏いなので、そんなんでいっちょまえにタバコを吹かしとる場合じゃないので、結構精神的に疲れるな。まあ、慣れりゃ疲れ方も変わるでしょう。

 残業&夜勤手当てでKXF代が回収できりゃええが・・・。

 できるかー!

9月15日(祝) 脳内麻薬垂れ流し。

 今日も早起きで下市へ。んで朝からオイル&オイルフィルター交換。これにえらい時間を費やしてしまい、結局走り始めたのは昼過ぎてから。

 今日はイオロイッチーニ、wadaさん、kawamotoさんと練習させて頂きました。kawamotoさんの車に私と同じバイクが載ってたのにはびっくりしました。さらには某氏も到着するなりKXF買うとの発言がありこれもびっくりしました。kawamotoさんも相当このバイクが気に入ってるようです。kawamotoさん曰くジャンプも飛びやすいそうです。

 私は今日後半になってようやく小Zコーナー後のステップアップ風ジャンプ(今はテーブルに近いな)を飛びました。気持ちよく飛べました。後で考えたら、手前をイン回って立って飛んだの初めてだと思うので、ジャンプでも既に4stの恩恵を受けとるわけですな。その後も他のジャンプは全てなめてましたが、3人とも小ダブルとその後のテーブル(今はダブルっぽい)を飛んでるので、私も飛びたくなって最後にチャレンジ。どちらもついついびびって開けられず、ひっかかってばかりでしたが、まあなんとか飛べるようになりました。だらだらコーナー立ち上がりのジャンプ(ダブルみたいになった)も飛びたいけど、もしフロントローになって刺さったら・・・という思いを払拭できず、結局飛ばず。

 それ以外は今日も昨日と以下同文。気温が下がったこともあり、一度走りだすとやめられない。きっとまわりから見たら、おいおい、いつまで走ってんねん!ちゅう感じでしょう。

 そうそうとうとう今日は転けた。だらだらコーナーで。曲がりやすいのをいいことに、ただ曲がるだけじゃ満足できなくなってきて、立って曲がろうと。最初に2、3回はうまくいきましたが、最後にはやっぱり転けた。私はどうも、立って曲がるとOFFからONにする瞬間にフロント滑らせて転けやすいみたい。まあ幸い体もバイクもほとんど無傷。

 乗ってる間は疲れなかったけど、片付けて車に乗ったらどっと疲れが出た。

 やめるタイミングが難しいな。

9月14日(日) Excellent!

 とうとう乗りました。エンストぼて転けが怖いので可能性の低い下市へ。いつになく速い準備で走行開始。まあ、まずは20分程だらだら走ろうというところです。

 コースは全体的にはほどよい湿りがあって、最高にグリップします。タイヤも前後新品です。すごい食い付きです。ただ、奥のぬたりやすいコーナー&その前後はややマッドぎみでわだちもありすごい緊張します。で、ほとんどのジャンプに踏切り着地とも土が盛ってあって怖いので、惰性で軽く浮くだけで全なめです。つまらんぼて転けで傷つけたくないし、再始動にもやっぱり不安があるのでタイトなコーナーは神経つかいながらの走行でした。(毎回1速に入っているのを確認しながら走行)

 ジャンプは飛べないながらも面白くて結局20分などでは終らず、40分ぐらい走ってたんじゃないでしょうか。まあ、様子見ながらの走行とはいえ、既にこのマシンのすごさを感じました。

 CRならバランスとるためにある程度の惰性が必要と思われるコーナーのわだちでは、ゆっくり入ってもわだちに当たってからアクセルを開けただけでパワーでバランスがとれるので、めちゃめちゃ緊張して入ったコーナーでも結果的にスムーズにクリアできる。CRだと通る気すらほとんどわいてこないいつまでも続き、立ち上がりにいびつなギャップがあったりするわだちもなぜかスムーズにクリア。なめるとスピードが落ち過ぎてその後の加速でトラクションしなくなる低速コブジャンプでも、そんなんおかまいなしで食い付く。もちろん半クラッチなどいらない。フラットコーナーなんて、オレって天才!?てなくらい素晴らしく走りやすい。

 様子を見てたイオロイッチーニ曰く、「(コーナーで)いつものこじるような動きがなくなってますねえ」とのこと。自分でもそう思う。CRだとアクセル開けながら曲がるというのが最後まで出来なかったのだけど、こいつは立ち上がりでまだ向きがかわりきっていなくても最後の一当てで曲がれるし、当てなくっても適度にリアを流して向きかえるというのが出来るので、CRみたいにフロントタイヤを酷使する必要がないのだ。

 で、2回目以降はもう特に慣らしという気もなく、開けれるんなら開けまくって走ろうという考えで走りました。しかし、ジャンプを飛べないし、わだちの進入(ジャンプやコーナーの進入など直線のわだち。コーナーのわだちはあまり緊張しない)で非常に緊張するので、ペースとしてはよくないと思います。しかし、やっぱりすごいんよ。ライン外して重い土のところに行ってしまっても、そこで失速しないで走り続けられるだけのパワーがある。まあ、だんだんと土が乾いてきて、また少し慣れてきていつものように突っ込み重視の走りになりはじめたらいまいちてな感じにもなってきたけど、絶対すごい。逆バンクの入口やだらだらコーナーの立ち上がりにはギャップができてきて、特に逆バンクの入口なんて結構尖ったギャップだったんだけど、わざわざそこに行ってたし、立ち上がりも十分耐えられる範囲の衝撃やったし。

 ウオッシュボードでは重さのようなものも感じる気がするし、まだジャンプはいっこも飛べない。入口からわだちがあるコーナーでは非常に緊張する。しかし、一般的なコーナーは抜群によい。ジャンプが飛べないのなんてどうでもよいとさえ思えるほどコーナー後半からストレートが気持ちよい。だいたい、今日のコンディションとペースだと、CRじゃ半泣きになるはず。ところがKXFだとエンストしたりクラッチ操作に不安が出るようになるまでは延々走り続けていたいほど素晴らしいのだ。

 今日いっしょに練習に行ったイオロイッチーニ(4st&kawasaki車の先生。諸事情により'01、'03とYZ250Fに乗る)曰く、高回転は同じフルパワー仕様のサイレンサーならYZFの方がありそう。でもそれ以外の面は全てKXFに軍配が上がりそうなコメントでした。確かに中速が凄いわりには高回転はいまいちのような気がします。でも、私はCR125に乗ってた時から高回転なんかどうでもいい人だったのでこいつのホントに欲しい時に余裕を持って応えてくれる中速のパワーには感動もんです。で、コーナー曲がりやすい(私もなんかそう思う)、縦の動きも非常によい(これは私には分らん)そうです。

 鉄フレーム+4stの組み合わせは間違ってなかった、買い替えてよかった。心の底からそう思えるマシンでした。

 今は、こいつを乗りこなせるようになるのが楽しみでしょうがありません。

 今年新車を買うならKXFで決まり!

 だいたい、なんたってかっこいいもん!(笑)

9月13日(土) 結構時間かかるねえ。

 もちろん乗りたいですけども、でもやはりその前にメンテナンスが必要やろうと9時から整備開始。終了午後5時。朝昼飯抜き。ず〜っとガレージにこもりきり。まあ新車のためですからね。別に苦痛ではないです。

 んで、とにかく足回りのグリスアップ。Rショック、Rリンク、Rスイングアーム、Rホイール、Fホイール、ステアリングヘッド。他にも細々した所を点検整備。エンジンも、プラグ穴からから注油&ヘッドカバー外してカムシャフトに注油をしたかったんだけど、その前にプラグ外したらエンジン始動の痕跡があったので、始動の痕跡があってなおかつ発売日からこの程度の日数なら気にすることなかろうと、結局エンジン関係はオイル量と冷却水量の点検、&冷却水ホースバンドの増し締めのみ。

 KXF整備に際し、必要になった工具は19mmソケットと17mmTレンチのみでした。いずれも約500円で、リンク(HONDA以外のメーカー共通のスイングアーム取り付け部)に必要な工具でした。他にも6mmの6角レンチソケットがあったら重宝すると思いますけど、工具屋になかったので買わず。しかし、近くに工具屋があるので重宝します。

 しかしまあ、この新工具が必要になった箇所はもの凄いトルクで締め付けてあり、緩めるのに相当難儀しました。感じとして、エンジン&足回りの重要箇所(人命に関わる箇所)は規定トルクをはるかに上回るトルクで締め付けてあるように思います。逆に、シート等の外装は、「えっ? こんなんすぐ脱落するやん」ちゅう感じの締め付け具合でした。

 まあともかくそれなりに整備完了。で、今は部屋に帰ってラジエターシュラウドにクリアフィルムを貼り付け中。こんなん、CRの新車の時でもせんかったよ。

 整備終了後はエンジンを10秒ほどかけました。アイドリングだと公道マシンと同等の静かさでした。あおってないので、そのへんは知りません。

 難しいことはなしにただキックしたらかかりました。まあそりゃ、スタンドに載せてニュートラルにして落ち着いてキックしてるんだからこれで始動困難じゃ話になりませんが。

 明日はイオロイッチーニと練習に行く予定。月曜はめずらしく連休なのでwadaさんと行くと思う。いずれも下市。

 まあ、怪我もあるし、まだ慣らし半分てな感じかな。(^^;

9月12日(金) パーツ他の供給に問題ありか。

 今日はできれば速攻で帰ってリンクの類いのグリスアップやエアクリのメンテなどをして乗る準備をしたかったのだけど、労働組合のイベントで帰れず。まあ、組合のおかげで私のようないい加減な人間でもくびにならずにすんでるわけやから仕方ないか。

 んで今朝kawasakiのサイトにアクセスしてパーツの値段をちょっとだけ見ました。最初に見たのはエアクリーナーの値段。約8000円!! 8000円て、あーた、HONDAならほとんど3個ぶんですよ! kawasakiは部品高いとは聞いとったけど、やっぱりショック。他の部品もちょっとだけ見たけどそれはそう驚くような値段じゃなかったな。まあ、無理してでも買える範囲の値段ならええよ、それだけの恩恵のあるマシンならね。

 で、昨日KXFの取説を少し読んだ。HONDAのサービスマニュアルやパーツリストほどの細やかさはないけど、特定の部分は結構詳しい。まあ、メーカー間の違いがあって面白いといや面白いか。

 んで一つ気になる(いや結構あるけどね)のは、HP上では「イグニッションマップが2種類ある」と書いてあったはずなのに、その記述が取説上では見つけられなかったことだ。まあ、私みたいな人間には1種類に絞っててくれた方が迷いがなくていいんだけどね。

 でも、誰もが思うことかもしれないけど、結構な値段がするはずのサイレンサーが2個ってのはどうなんかなあ。こんなもん、94dBなら94dBでレギュレーションを統一すりゃそのぶんコストダウンになるんじゃないの? まだ自分のマシンとして乗ったこともないのに言うのもなんやけど、4stはギャップのある路面(あるいは滑りやすい路面)での食い付きが最大最強のメリットやろう。パワーが落ちたって十分4stのメリットがあるように思うのだが。なんかレギュレーションのせいで余計な金を払ってるような気がしてしゃーない。

 あ〜、しかしどんな乗り味なんやろ? 私をやる気にさせてくれるマシンなんやろか? ワクワクするの〜。(^^)/

9月11日(木) グリーンランド。

 本日はちゃんと出勤。で、ようやくお金を用意できたので、迷いを振り切りつつtaichiへGo! 予約した時からだいぶ日が経っているので「ホントに買うてええんやろか?」という雑念がまた湧いてきておるわけです。しかしまあ我ながら何という優柔不断さでしょう。

 ともかくめでたくFゲット! いつにもまして慎重な運転でうちへ帰り、しばしクラッチを握ってみたりまたがってみたり、前後サスペンションの感触を調べてみたり。

 クラッチは2本指なら楽勝。しかし1本指ではスッと切れない。私は2本指で握ると薬指がグリップから離れてしまうので、1本指で握れんとまずいのだ。んでまたがった感触は、「シート高か〜。足ツンツンやん」てな感じ。んでサスペンションは? え〜、とりあえず前後とも動かすのが大変。まあまだ当たりが出ていないわけですから当たり前ですかねえ。でもなんか、前後とも圧縮側がかなりダンピング効いているような気がしました。

 ちなみに新車のCRを降ろした日(もう6年近く前)は、「なんじゃこりゃ? サスペンション動いてんのかい?」という感じだったのを覚えています。さらに、「なんか曲がりにくいんやけど、しかし体を捻ろうとせずに単に前後に動いたら、これが一番曲がりやすいな(タイトなバンクで)」と思いました。さらに2、3回目には逆にフロントサスペンションがやたらよう動くようになったのも覚えています。ちなみにシェイクダウンは雨上がりの阪下。その後はホンダの純正サスペンションオイルが本当の純正じゃないとはつゆ知らず、その固いオイルを入れ続けていたのでフロントはガチガチで乗っていたわけです。まあ体が丈夫ならこれはこれでメリットがあると思いますけど。

 ほんでま、しばし感慨に浸った後、KXFと車を収納。左サイドに部品取りCRと実動CR(いずれもハンドル無し直立)。右サイドにKXF(もちろんハンドル付き、サイドスタンド)。当初はCRは屋外に置いたらいいやと思ってたけどそれも殺生なので無理無理こうしたが、やっぱかなりの無理があり、なんとか収まるには収まったけどめちゃ神経使いました。近いうちにぶつけるものと推定されます。

 ほんで心配性の私は、2.2m長のワイヤーを買って来てバイクと車をくくりつけました。まだ乗ってもいないKXFをパクられたら泣くに泣けませんので。箱入りバイクみたいなもんで、なんならしばらくガレージで寝ようかという感じです。いやホント。

 で、なんだか緊張した面持ちで部屋に戻った私。なんかちょっと落ち着きません。

 変???


 KXF付属品(94dBサイレンサーは98dBサイレンサーと同形状。出口の穴径が違うのみ。重量は、軽く感じました。しかし、マニュアルのしょぼさにはびっくり!)

9月10日(水) 楽天家になれたらな。

 今日は会社を休んでしまいました。ちと昨日から思うところがあったけど、朝までに明確な結論が出せなかったので、今日1日落ち着いて考えたいなと。

 同じようなことの道々巡りながらあれこれ考えた後、まあ、今はこうしようかというところに落ち着きました。

 KXFもキャンセルしようと思ったけど、まあこれは買うことになるでしょう。

 大学を出た頃は、もう自分のことは自分で何でも出来るなんていうアホな気持ちだったし、今もやっているMXも1人で始めてた。でも、ここ数年、いよいよ困った時には家族や友達に助けられています。実にありがたいことです。

 こういった現状の人間関係の維持こそが、今の私の守るべきものなのではないかなと思います。

 バイクでは、我を忘れて攻めてたんではいつかとんでもない目にあう。それは既に身を持って学習したことだ。人生においても、自分を顧みないことをしていたのでは同じことになるんじゃないか? 消極的過ぎるかもしれないけど、今はそう思っています。

 付き合い下手な私ではあるけれど、それでも関わろうとしてくれる方がいることに感謝です。

9月8日(月) バーチャルライダーがお似合いか?

 今日は近くの病院に行って来ました。シングルで前転しそうになった時の衝撃で左腕に今までとは違う痛みが出てたので、違う方の骨にヒビでも入ってるじゃないかと。それに、折れてた方の骨の直り具合も久々に見てみたいしと。

 で、レントゲンを撮ってもらうと、予想通り細い方の骨にヒビが。しかし、先生曰く「2、3日前の怪我には見えんのやけどなあ」とのこと。んで、太い方の骨は1年前と変わらず。これまた先生曰く「3年経ってこれだと一生くっつかんかもなあ」とのこと。ん〜、納得。(--)

 まあね。ちゃんと直っちゃうとね、また調子に乗っちゃうかもしれないから爆弾抱えてる方がいいのかもね。

9月6日(土) 全日本名阪 2003(秋)

 金曜の晩にコースイン。毎度のことながら全日本の前になると仕事がややこしくなって来るのだが、今回は昼間にうまく事が運び定時で帰宅。マシンももうほとんどいじるところがないので、到着後はめちゃひま。実に虚しい。しばし、wadaさん達にメールで遊んでもらった後、11時には就寝。

 開けて土曜日。早朝からnakanishiパパ、wadaさん、イオロイッチーニ、naitohさん夫妻、tsuneちゃん夫妻(?)が応援・お手伝いに来てくれて大助かり。これだけ大所帯になると精神的にぐっと楽になります。

 で、イオロイッチーニとコースの下見。基本的には春の時と同じ。違いが目立つのは臭いコーナーの手前に小ダブルができたことです。恒例のウオッシュボードは深いのは最初の4個のみで後は楽そう。ただ、先の小ダブルと大テーブルの手前のシングルは絶対なめてはいけないことは確認。

 で、公式練習。いつも10分ぐらいで腕あがりするのと、前回と変更箇所が少ないということで変更箇所とウオッシュボードに重点をおいて、あとは流しながら20分フルに走ろうちゅう考えです。

 ところが!

 1周目、いきなりめいっぱい飛ぶのは嫌だなあと小ダブルを中途半端に飛んで2個目に当てたら股間を強打。半グロッキー状態ながら、トロトロ走り続け、次の難所のウオッシュボードのことを考えながらシングルジャンプなめたら、そこは谷底! 反射的に腕を突っ張って全体重を腕で支えた。なんだか分らんけどやってもうたと思いながら耐えたら、ぎりぎり前転するのはセーフ。しかし全く無防備な状態からの出来事だったので、左腕に負担がかかり過ぎてめちゃ痛い。ふと、「そうや、ここはなめたらあかんポイントやった。何のために下見したんや」と自分のアホさ加減に嫌気が差しながらも、こんなアホみたいなとこで前転せんでよかったと気をとりなおし走行。しかし、半周ぐらいは腕に全く力が入らずただ走ってるだけ。その後は思いなおし、とにかくウオッシュボードと小ダブルと次のコーナー、そしてさらに次のコーナーに重点をおき走行。小ダブルは飛べるようになったものの次のコーナーを曲がるのがかなり苦しい。その次のコーナー(ここは登りの前だから非常に重要だと思うのだが)はイン走ってもアウト走ってもまったくきまらず。ウオッシュボードは下見の時とはうらはらに、めっちゃ深く見えてびびりまくり。とても攻めようという気にはなりませんでした。

 練習終了後は偶数ゼッケン#110すけぴーのウオッシュボードを見る。いきなり最初の3個を飛ぶなど、私とは比較にならない攻めっぷりでした。(予選は1周目に転倒。しかし2周目に怒濤の追い上げでそれなりに満足感があったようです)

 で、予選。もちろん前の組のウオッシュボードを観察。だいぶ削れて楽そうになってるなあちゅう感じです。ゲート選びのくじは23番。今回はとりあえず最初の一瞬だけは頑張ってみようと思っていた私には、かなり不服。でスタート。私にしては最初の一瞬の動きがうまくいった方だと思う。(後で他に人にきいたら全然ダメらしいが・・・)しかしまあ、私が前に出られるはずもなく、結局1コーナーを最下位でクリア。んでも、前回のように転倒者にからんだりはしていないので、よしよし、さあこれからと頑張る。最初に2、3台抜いたような気がする。しかし、1周終った時点でかなり離されぎみで、次の周には前が見えなくなってしまった。これじゃダメだ。攻められるとこは全て攻めなければ。とは思うのだが、ストレートはギャップが気になりコーナーは転倒が気になり攻めきれず、前が見えてくるどころか単独走行のまま。走ってる最中に、「攻めるしかない状況なのに、自分のやることといったらストレートでギャップを捜すことばかり。ジャンプもウオッシュボードも守ってばかり。以前よりも遅くなってるような気がする。前はこんなんじゃなかった気がする。テクがどうとか体力がどうとか言う前に精神的にダメ。もうバイク乗るのやめようか」と考えながらの走行でした。

 今までは、ウオッシュボードは大変だけど、以外にも走れるなあとか、ジャンプ以外は結構攻めれてる気になってたり、前回なんかは結構ジャンプも飛んでたりで、出来ることは全てやったような気がして、ある意味爽快でした。でも、なんか今回はびびってばかりでレースに出る意味も感じないように思いました。

 でもまあ、今考えてみると、出来ることはやったんかなあ、順位は悪かったけど他の組を含めたタイムを見ると最遅ラップというわけでもない。進歩したかどうかは分らんけど退化はしてないんかなあという感じです。

 あともう少しの度胸(ジャンプ&ウオッシュボード)とテク(コーナー)があれば後方集団にはついていけそうな。

 今までは、秋の全日本が終ったらその年が終ってしまったように感じていた。しかし、今の私にはそれはない。私の照準は既に来春に定められている。度胸はアップしないかもしれない。でも、コーナーはKXFできっと速くなれると思う。(なれないんならそんなマシンはいらない)今は、KXFがコーナーの立ち上がり以外でデメリットを発揮しないのを願うばかり。

 最後になりましたが、応援・お手伝い等して下さったみなさん、ありがとうございました。私はまだやる気を失ってはいません。また次回もよろしくお願いします。

9月3日(水) お金を用意せねば。

 今日はリアタイヤの向き替え(^^;とエアクリーナー交換とゼッケンを貼り直した外装の取り付けとクラッチワイヤー&レバーのメンテナンスとアクセルホルダー&ワイヤーのメンテナンスを実施。まあ、マシンはこれでほぼ完了だ。プラグ交換したら完璧かな?

 んで、naitoh氏にボロ負けしてやる気をなくしてたエキサイトバイク。しかしまたビギナーのブロンズラウンドからやり直し。さすがにこれは途中でアホくさくなってプロのブロンズラウンドへ特別昇格。努力のかいあって先程とうとうプロのゴールドラウンドも同率1位でクリア。プラチナも走れるようになった。

 しかしホントはラウンドじゃなくてある特定のコース(ブキャナンみたいなとこ)を練習せねばならんのだ。それがこのゲームを買った理由なのだし。しかし1つのコースだけを走るのは面白くない。それに、私はアウトドアよりもインドアのコースの方が調子がよい。

 しかしそろそろタイムアタックをせにゃならんかのう。

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