マグラの草子

(10月分)


10月30日(日) しかし一番の課題はダイエット。(--)

 かくして、3連休の最終日、生駒の近畿選手権最終戦にやって来ました。NAよりIBの方が多く、レースらしい台数が揃っています。元IAなんてライダーとか、他にも普段はあまり見ない速そうなライダーも来てました。

 ほんでコンディションはマッド系(ほんもののマッドではない)。公式練習中は何考えてたんでしょう? 既に記憶にありません。たぶん転けないようにということしか考えてなかったんじゃないかなあ?

 で、IB125。1コーナーが轍だらけ(ソフトだから無視して突っ込んだんでもいけるのかもしれないけど、以前の名阪でただ開けても解決しないということを一応学習)なので、まるでスタート出ようなどという気はありません。外回って他車とからまんかったらいいやって感じです。が、1コーナーで多重クラッシュ発生で、よけた私も泥の中になってしまいストップ。

 すぐ復帰しましたし、まだ5台ぐらいのライダーが転けたままなのを確認しました。なので、まあ今から調子よく走りゃそこそこの順位になるやろって感じでした。で、なんと目の前を#44 morimoto氏が走っています。「打倒 morimoto氏!」がスローガンの私は燃えましたが、焦ってばかりでミスだらけ。そうこうしてる間に見えなくなってしまいました。(TT)

 そして、転けてたらしい#177 tanakaさんにも抜かれ、もうとにかく同一周回かラップされてんのかよく分からないけど、抜かれまくり。

 私自身もスタート直後を含め3回も止まってしまい、話になりません。結局、疲れたという感触すらあまりないままに終了。大の苦手のマッドだからと意識し過ぎて、慎重になり過ぎたのかなあ? いや、何回も止まってたんだから、下手くそなんでしょう。(--)

 で、IBオープン。コンディションは大部分のところはベスト。局所的に柔らか過ぎるところはありますが、かなりいいコンディションです。こうなったらオレのもん(~.~)てな感じでテンションは上がって来たんですが、相変わらずの反応に鈍さで、ドベ。
 まあこれからと2台ほど抜いたものの、そのうちの1人に抜きかえされちぎられてしまった。

 気がつくと、前にまたもmorimoto氏。125の屈辱が蘇って来て、「絶対にヤツを抜いてやる!」と燃える。が、これが抜けないんですよ。で、ずーっと1対1のバトルになってたんですが、なぜか後半に入った頃morimoto氏が譲ってくれて、「え? 何? 疲れたん? ありがとう。(^^)」と抜かせて頂く。が、前に出たものの逆に自分は保守的になってペースダウン。で、私達をラップして行くトップ集団を間に挟んだりしつつ後ろを見たら、morimoto氏はちっとも離れてなく真後ろを走っている。「さてはオレを翻弄するつもりやなあ」とペースを維持してちぎろうとするのですが、みるみる握力がなくなっていき、転けないように走るのがやっと。ほんでもなんとかmorimoto氏の前でゴール!

 後で聞いた話だと、「周遅れ、ゆずって」ってサインが出てたんだそうです。で、私がなぜかおいしいところを頂いたわけです。ん、でもいいんです。オープンの時は自分なりに各所かなり攻めました。1コーナー後の大テーブルなんて、助走スピードが毎回不足してしまうので、最後までリア荷重のまま(立って。座って飛ぶ練習をしておかないとこういう目にあうことは分かっていたのですが、座り飛びが苦手な私には、長くなった大テーブルは限界を越えております)踏み切ることになり、しかし、それだけだとまくれてしまうので、離陸ギリギリの瞬間までアクセルを引っ張りつつ脚をもうひとつ踏ん張りし、直ちに膝曲げてバイクと体がバラバラにならないように、って飛び方をしてました。空中では逆に肘と膝が接触するぐらいまで膝を曲げることになります。というわけでまくれるかまくれないかの瀬戸際で毎回ジャンプ。sukeジャンプも手前のテーブルが飛距離出せなくて引っ掛かってしまうので、大テーブルと同じような飛び方でカツカツのジャンプ。1年前の私にはこういう動きそのものができなかったはずです。

 そういうわけなのではないか。そうでなかったとしても、ともかく名阪でどえらい差をつけられたmorimoto氏の前でゴールできたので満足です。(ちなみに、レースではなんと今日が初対戦。1勝1敗)

 2006開幕戦時点と今でのレベル比較材料にするためのつもりで出た今日の最終戦。果たして、今の私は2005開幕戦の時から進歩しているんでしょうか? リザルト(今日は見てもないけど)だけからいったら進歩してないように思えるけど、まわりも進歩してるはず。そう思えば、まあ私なりのペースでレベルアップはしてるんじゃないでしょうか?

 まあ、ともかく右コーナーとウオッシュボード。この2点を重点に2006開幕までの課題としましょう。

 今季結構激しく走ったこともあったけど、怪我なく終了。

 よかったわ〜。

10月29日(土) バカは死ななきゃ直らない?

 普通通り起床して、整備開始。前後タイヤ、操作系、エアクリーナー、リンク、チャンバーおよびサイレンサー内のカーボン落とし。で、晩からはなぜかアイドル(しかも男)の芝居を見に行く。そんなん見に行くからにはギャルとでも行ったんかというところですが、これが違うのよね〜。(TT)

 まあ、たまには違う世界を見るのも大事でしょう。

 入社したての頃、友達が芝居を2回ぐらい見に連れて行ってくれたことがありました。面白かったですよ。しかも、その役者のかわいコちゃん達と何回か遊びに行く機会をつくってくれたりしたんだけど、バカタレの私は「MXの練習がしたい」という理由で断るようになり、友達との付き合いもなくなってしまいました。あ〜、なんて大バカなんでしょう。

 でもやっぱりMXの練習がしたいんですよね〜。(--)

10月28日(金) あ〜、でもKX250も欲しい。フォーム矯正のためにね。でも店頭在庫なしなのでセーフ。(^^;

 本日はなんと休み。(~.~) 1人でも走る予定でしたが、生駒行ったらfree man IB 2名がおられ、楽しく練習。平日なのでクラス分けないし、たっぷり練習できると余裕をかましながらチェーンやスプロケットを交換してたら、昼からの走行になってしまいました。

 ほんでまあ走行。先週からさらにジャンプの状況が変わっていました。なんとかsukeジャンプを飛ばねばと思いながら来たのですが、このジャンプの踏み切りはやたらでかくて立ってる感じがするし、その手前のテーブルは踏み切りはめちゃめちゃ立っているし着地も今までのようなだら〜っとしたものではなく、かなり鋭角になっていました。
 来る前は、「まあsukeジャンプはオーバージャンプぎみに行きさえすれば問題ないのじゃ」と思いながら来たのですが、これではめっちゃ飛距離出そうな形状なので、オーバージャンプぎみに行くつもりが、とんでもないオーバージャンプになってしまいそう。かといって、最後に飛んでからは明らかに遠くなっているので、やっぱりオーバージャンプぎみに行かねばならんはずやしと苦悩。

 というよりも、手前のジャンプの着地が難しくなってしまったので、着地でエンジンが息つきする感がある。イメージ通りの加速ができるかどうかさえ不明。
 「気持ちに余裕を持たしてなめらか〜に加速してじゃーんぷ! → 息つきのためショートして大転倒!」
もしくは、
 「着地と同時にフル加速 → めちゃめちゃきまってとんでもないオーバージャンプで大転倒!」
のどっちかになる可能性を否定できず、1、2本目は部分練習しても飛べませんでした。

 しかし、本番でもこれを飛べないのなら、レースなんて出てられません。まわりのライダーにも危険をおよぼします。

 幸い、sukeジャンプの着地斜面はかなり長いので、オーバージャンプしても耐えられる可能性が高い。それに、free man 1号が何度もお手本を見せてくれ、どうやら、ほどほどの加速で最後まで開けるようにしたら最も安全なポイントに着地できそうというのが分かったのでチャレンジ。

 もちろんオーバージャンプでしたが、とりあえず成功しました。その後も何度も部分練習してましたが、何回飛んでもリラックスできずオーバージャンプだし、心も体もソワソワして、自分じゃないみたいです。

 ともかく飛べるようになったので周回練習に切り替えました。すると、周回毎に緊張がほぐれ、最後には「ん〜、まあ実は今までとそう大した差はないのお」と感じられるようになりました。もちろん、集中は必要ですが。

 で、思いました。部分練習すると常にず〜っと緊張しなくてはならないのですよ。緊張するセクションだけを走ってるのだから。しかし周回しながらだと、大部分のところはリラックスできており、緊張するのはこのチャレンジングなポイントだけだから、余裕が生まれるんですよ。

 というわけでなんとかノルマはクリア。今日は全体にコンディションよかったので、下の長いテーブルも何度も飛びました。テーブルダブルの手前の右バンクもかなり練習しました。

 ただ、free man1号にちぎられてしまいました。

 帰りにtaichiに寄って、'06YZF250を眺めてしまいました。今4stに乗ったら、どう感じるのだろう。なんて考えつつ、いや今4stを買うと、せっかく練習してるコーナーリングの練習を中途で投げ出し、4stに慣れることばかりに集中してしまうやろう。それでは結局速くなれないのだ。今ハイパワーなマシンを買ったら、以前のようなストップ&ゴーの走りに逆戻りする。買うのは右コーナーを左コーナーと同じ気持ちで走れるようになってからだと思いなおして帰宅。

 インパクトレンチ買いました。\4,000。

 これで整備楽になるかな。

10月23日(日) コーナー立ち上がりの直線的轍は全く進歩しておりません。(--)

 本日は夕方から用事があるため走らないつもりだったのですが、朝一番で乗り込めば、午前中だけで3回走れるのだから行く値うちはあるやろうと、生駒にやって来ました。最終戦出ようかなと思っているので、できればsukeジャンプ飛んでおきたいし。

 で、早速マッドぎみの中を走行。3回しか走れないというのがあるので今日は1本目からペースを上げて走行。当然のように右コーナー入り口で転倒。

 で、どうもまたエンジンの調子よくない。壊れそうというのは今日は気にしないで走れたのだけど、単純にパワーがなく、アクセル戻してる時間がちょっとでも長いとすぐかぶりそうな感じの変な感じになる。

 で、テロのおっちゃん(^^;)にかぶりにくい新品プラグをもらったので、早速交換。エンジン始動! 「おーやっぱ新品は凄い吹け!!」と思った次の瞬間。またかぶってエンスト。「???」 どうなってんの?とプラグを外そうとすると、プラグキャップがプラグコードから脱落。なんとここのところのエンジン不調の原因はこれでした。プラグを外すたびにプラグキャップが回転してたようで、コードにネジ込む方式になっているキャップが完全に緩んでおり、まともに接触していなかったようです。その証拠に、プラグを外さないでキャップを締めなおしただけで勢いよくエンジン始動。で、走行してみると、半クラッチもできる。やっぱりパワーダウンしてたせいで、半クラッチ当てたらロスが増えるばかりになるから、ONかOFFになってたんですね。よかった〜。

 で、だんだんとコースが乾きはじめ走りやすくなってきたところで、お昼になってしまい終了。

 今日は、知り合い多数で楽しかったのになあ、もっと走りたかったなあ。(結局今日もsukeジャンプ飛べなかったし・・・)

 と思いながら帰宅。

 まあでも、とにかくエンジン不調の原因が分かってよかった。

 そうそう、電動インパクトレンチの件、かぶとのおっちゃんに教えてもらいました。なんと車の電源からとれるやす〜い工具を見せてもらいました。ホームセンターで売ってるとのこと。これは絶対に買いです。これで今までのアホみたいな作業から解放されます。シガーソケットならガレージの電源の電動モンキーから引っ張ってるやつがあるから、即使える。

 でも、どこで売ってるのかなあ。見たことないなあ。

10月22日(土) sukeジャンプ、1回も飛べませんでした。

 平日と同じ時間に起きて、クラッチの組み立て。昨晩部品到着の連絡はあったけど、取りに行けなかったので、ベアリングの類いは交換せず、またチェーン、スプロケットも交換せず、チェーンのジョイントのみ新品に。で、どうせならと、即走行可能なように準備してから生駒に行ったら、午前中は1回しか走行できず。

 ダブルダブルの谷間が埋められてテーブルテーブルになったと聞いていたのですが、このジャンプを含め数カ所の踏み切りあるいは着地が変わっていました。たったこれだけの変更でもなかなか感覚がつかめず、トロトロ走行。

 で、昼休みの間にフロントのスプリングをハードに交換。どうだったか? ん〜分かりません。路面は湿ってていいコンディションのように見えつつも、湿ってるのは表面だけっぽいし、湿ってるせいか意外ととギャップが多数できてるようでしんどい。午前中もしんどかったけど、どっちかというとさらにしんどく感じる。フロントタイヤの接地感は特に変化がないように感じた。結局、良くも悪くもないといった感じか。(いや〜、でもやっぱよくなかったんかな〜? なんかよけいフロントが重い暴れ方をしはじめたような感じがしたんよなあ)

 それより、エンジンの方が気にくわないので、キャブセッティングを変更。パワーがない。今日はGR2を35:1で入れてるので、かぶりの心配はなかろうと、メインジェット、ニードルの径を標準にし、クリップの段数は0.5段濃いめに。完璧って感じじゃないけど、ずいぶん走りやすくなった。

 が、クラッチ関係をほとんど全て新品にしたせいで、なんと半クラッチができなくなってしまいました。最近、半クラのおいしいポイントが引き出せなくなって来てたので交換したのに、逆にますます難しくなった。数回走ったらなじむのかなあ?

 ともかく半クラッチうまくいかんなあと思いながら走ってたら、急激にパワーダウンして止まりそうになったので、即停止。ガソリンコックOFFか? ブレーキになんか噛み込んだか?などと様子を見ましたが、異常ないので、走行再開。こうなるほんのちょっと前から、旧フィニッシュ前の谷間でオーバーレブの全開から全閉にしたら「キィー」という感じの悲鳴のような音が聞こえていたのもあり、めっちゃ不安になり構えて走行。普通に走れるのですが、旧フィニッシュの谷間では相変わらず毎回同じ音がするので、めっちゃ不安。

 最後の走行はエンジンの調子に気を配りながら走ろうと思っていたのですが、いつの間にやらそんなことは忘れて走行。まあ、走れたんだからいいか・・・。

10月19日(水) 8の字用プラグも買った。(使うんか?) 

 本日も早く帰って整備。

最近会社での締め付けが厳しくなってきたので、連日早く帰るのもまずいのですが、やはり週末のことを考えると、バカバカしくて早く帰らずにはおれません。

 で、昨日の続きで、まずはリードバルブの交換。そしてクラッチアウター&インナーを止めてるナットを外して今日は終了。またも結構苦労しました。ここの締め付けトルクって10kgf・mなんですが、先日ホームセンターで電動ドリルを見てたら、最大締め付けトルク10kgf・mと書かれた電動インパクトドライバーが売られていました。これって、信用していいんでしょうか? こいつで十分な締め付けトルクが得られ、そして緩められるのでしょうか? もしそうなら購入したいのですが。誰か知ってたら教えて下さい。

 で、クラッチアウターの軸のベアリングも昨日思い立って注文したところなので、組み立てはせず。

 それにしても、最も肝心なチェーン、スプロケットはまだ交換してません。ドライブスプロケット在庫がなく注文してるところなのですが、交換するなら一度に替えたいなと。

 さて、このエンジン、振動減って、パワー出て、クラッチの切れは抜群になっているんでしょうか?

 

10月18日(火) Apeが落ち着いたらやっぱKX250か? ん〜、でもCRF250も気になる〜。

 今日は久々に定時で帰ってtaichiに行き、チェーンやスプロケットを買う。先日は日中ミニコースを走れず、閉店時間の到来とともにミニコースが空いたので、「一番のお楽しみ時間が来た!」とミニコースを走りはじめたとたん、チェーンのクリップが外れてエンスト。幸い低速だったので体もマシンも損傷なし(ホントか?)。

 1年ぐらい前からシールチェーンを使いはじめ、その耐久性に感動していたのですが、どうやらマッドを走るとたとえ伸びは少なくてもサイドが磨耗するためか、クリップが弱くなり外れたようです。(たぶん、泥を噛んだ状態でバックさせた時に外れたんじゃないかと推定) 当然、磨耗したクリップしか持っていないので、恐くなって買いに行ったわけです。

 で、帰宅と同時に整備開始。平日に整備するなんて久しぶり。先日、まこち〜さんの'05YZ250練習車(ほぼ新車)に乗せてもらったり、試乗会が開催されていたimaiさんの黄色い'06YZF250、kanataniさんの'06CRF450のエンジンやサスペンションの素晴らしさを聞き、私のKX125が可哀想になってきたのですよ。

 1ヶ月程前に転けてたKX80の子のエンジンをかけてあげたんだけど、うそみたいに振動がなくスムーズ過ぎて「これでパワー出てるの??」って感じだった。しかし、私のKX125も最初はこれに近い感じだったような気がするんですよね。クランクシャフトなんかを交換しても何も感じなかったから、傷んでなかったのかなと思ってましたが、きっといろんなところが少しづつ傷んでいるんでしょう。エンジン内のベアリングも全てを交換したわけではないし・・・。

 ほんでまあ、私、使ってはいないものの予備パーツいっぱい持ってるので、こうなったらあるもん全部交換してしまえと(もったいないなと交換せずにいた)。で、まずはぐらんぐらんのクラッチレバーをホルダーごと交換(既に2度目)。次はこれまたぐらんぐらんのシフトペダルを交換(車検落ちしそうなレベル)。次に泥が入り込んでいる可能性のあるキャブを分解清掃し、フロートバルブを交換(なんでも、バルブがだんだんと段付き磨耗して油面が変化してしまうんだそうな。しかしこれを替えたら、逆に油面調整が必要だったりして)。次はリードバルブ・・・といきたかったけど、もう遅いし、作業用電燈の電源がやばくなってきたので中止。

 次回はリードバルブとクラッチアウター他の交換やな。(しかし、マッドを2週連続走行しているのでリンクのグリスアップもしないといけないし、リアサスのオイル交換も半年近くやってないはず)

 で、YZ250に乗せてもらった際、ウオッシュボードでフロントタイヤがまともに谷にはまった時、衝撃が来るのを予測して構えてたんだけど、うそみたいに衝撃がなかった。最初は、これがサスペンションシステムの違いかと思っていたのだけど、あとで考えるにこれは単にバネレートの違いなんじゃないかという気がわいてきた。だって、以前フロントに0.02kgf/mmハードなスプリング入れたらシングルジャンプの着地がめっちゃ楽になったもんね。で、これまた私は0.01kgf/mmハードなスプリングを買うだけ買ってテストしないまま放置しておりました(ジャンプでめったに底突きしないのにハードを入れたら、きっとコーナーリング時のデメリットばかりが出るであろうと)。しかし、やっぱりあるもんは試すべきやろう。近いうちに試してみよう。

 偶然にもYZ250に乗せてもらう前日に、「死ぬまでに一度は乗りたい2st250。それなりの気力、体力を持って乗れるのも今がピークかもしれん。ここはいっちょKX250を買うか」などとアホなことを考えていました。

 YZ250に乗せてもらって思いなおしました。2st250を買うと死期を早める(私の場合)。私小心者のくせに、調子が出てくると「オレって天才かもしれん」などとアホなことをすぐ考えはじめるんですよ。過去何度もそれが否定されてるはずなのに。こういう人はけっしてハイパワーなマシンに乗ってはいけないのです。2st125でちまちまやってる方が、暴走する恐れがなくて似合ってます。

 あ〜、でもあの加速感は素晴らしいなあ。

10月16日(日) 逆ハン体勢で進入。しかし、コースに来たら忘れてる。おめでたい人です。

 昨日は、morimotoさん、kakunoさん、まこちーさんと、sukeぴーのお見舞いに行って来ました。最初は、入院2ヶ月とも半年とも噂されていたのですが、当初の予想よりもうまく回復してるようで、1ヶ月で退院できそうな感じらしいです。

 で、本日はまたもマッドが予想される中、下市へ。たくさん来てました。

 で、私はまずかぶり対策としてニードルの段数を標準に戻そうとしたら、既に標準でした。ニードル径なんて逆に一段薄めの奴を使っており、メインもスローも標準。エアスクリューも標準より1/4回転開けてる。キャブセッティングにはかぶる要素がない。というわけで、結局何もせず再び組み付け。そのかわり、オイルの混合比は40:1にしました。
 ここのところ、GR2がなくなっていたので、以前のオイルテストで購入した高級オイルの残りを使ってました。これって常に全開のカートで使うようなオイルらしいので、私ごときもんの走りでは燃えないんでしょう。実際、プラグにカーボンは堆積する傾向はなく、単にオイルでベタっとしてるだけの感じだったし。

 まあ、これでたぶん解決するやろうと思いつつエアクリーナーを交換しようとしたら、なんと泥水を吸っていました。どひゃー! 私いまだかつてこんな経験ないんですが・・・。クランクもシリンダーも交換して間もないのに(TT)とショックを受けながら掃除。

 一応完了したので、1速で周回しながら石を拾ったら、またかぶってしまいました。(ガク〜)

 こりゃもうどう考えてもどこかおかしい。ちゅうことで、まずはステータが緩んでないか点検。異常なし。メインジェットが脱落してないか点検。異常なし。こうなってくると、リードバルブまたはキャブの泥詰まりぐらいしか思いつきません。が、フロート室を止めてるネジが異常に固く締まっててなめてしまったので分解できず。しかたがないので、メインジェットのみ一番手薄くしました。

 以後は普通に走れましたが、流すとかぶりそうになる開度があります。1/4あたり。(帰宅後思うにやっぱりオイルのせいと思われます。たぶんこのオイルは全開時間の短いモトクロッサーに使うのには無理があるんだと思います。GR2に変えたら解消されるでしょう。と同時にちゃんと燃えるようになってパワーが復活すると予想されます。燃えるオイルを濃い混合比で使う方が、きっとエンジンのダメージも少ないでしょう)

 ほんでまあ走りの方は、やや閃き。あの一番難しいはずのウオッシュボード後の右コーナーのアウトのレールが安定して走れること数回。つかみかけてきた気がするので、最後はここばかりを部分練習。結局毎回うまく走れるような上達はみられませんでしたが、ここの練習によってまた右コーナーの問題点というか改善方法を得ました。

 私どうも、せっかく早くから座ってもやっぱり右コーナーでは前輪を切れ込ませているようなのです。もちろん意識的に切ったりなどしていません。しかし、切れ込まざるを得ないようボディアクションをしてしまっているんですよね。どういうことかと言うと、体全体がバイクに対して右を向いてしまっているのです。するとどうなるかというと、リーンウィズの体勢ではいられなくなるんですよ。ハンドルと上半身の位置関係が不自然だから。必然的に上体(というか骨盤)は起きてリーンアウト、すると今度は重心位置が不自然になるから、帳じりを合わすために背骨を曲げて肩や首だけはリーンウィズ(というかたぶんリーンインになってると思う)。

 これが最も顕著に出るのが最終ダラダラコーナーで、コーナー入り口ではそこそこまともなフォームが進むにつれてむちゃくちゃになってゆき、立ち上がり寸前ではもう体とバイクがバラバラ(上半身と下半身がバラバラ、あるいは外側の股関節が伸びると言ってもよい)になっているのが体感できます。こんな体勢でスライドコントロールなんかできるわけがないし、当然ギャップにもむちゃくちゃ弱い。前後どちらかのタイヤが滑ったり跳ねたりしたら、もうそれで終了。既にバランス修正の限界に達しているのだから。

 で、どうしたらいいかというと、体全体をバイクと同じ方向に向ける。いや、正確には全てが同じ向きではいけないと思う。しかし少なくとも今の私には、そう思ったのでちょうどよい。

 で、これがうまくできると体感的にはどうなるかというと、下半身に対して上半身が少しねじれ、そのねじれは外側の股関節に生じるので、ここになにやら気持ちのよいエネルギーがたまった感じになる。外足には全く体重が乗らない。シートには、イン側のお尻から膝に近い部分までの太腿の裏全部が接している感じになる。結果的に上半身も骨盤もリーンウィズになる。

 左コーナーはこんな感じであり、今日はその奥のレールでこれに近い感触があった。今まで右コーナーではどうしてもできなかった「外足に体重をのせない」というのが無意識のうちにできていた。

 ちなみに、もちろん左コーナーであっても常にこういう感触が得られているわけではありません。しかし、うまく走れてない時ってのは、外足に変な力がかかっているし、外側の股関節に「いい感じ」がありません。そんな時、意識して外足の力を抜いてステップから浮かすようにすると安定するのです。で、どうもこの外足を浮かすとか股関節の感触というのは「結果」というか「うまく走れているかどうかの指標」であって、最初に意識すべき点ではないようです。結果的にそうなるというのでなければならない。

 すると最初に意識すべき点というのは、どうやら「体をバイクと同じ方向に向ける」であります。

 そんなん当たり前やん! そんな声が聞こえてきそうです。しかし、なにしろ私はモトクロッサーに乗りはじめて以来、ずっとフロントタイヤを使って曲がるという走りで現在まで来たのです。これが当たりまえなんですから、バイクと同じ方向を向けというのは、「コーナーを曲がらずに曲がれ」というぐらいの矛盾であり、死にそうなほど恐いのです。

 実際、今日最後にミニコースをそういう意識で走りましたが、あまりの緊張と恐怖に私はコーナーの入り口で歯を食いしばっていました。転けたって怪我するようなスピードでもないのにですよ。

 でもいいんです。とうとう右コーナーの謎が解けてきた感じがします。左コーナーはそこまで考える以前に無意識にできるようになっていました。左コーナーをセンスでマスターしたとすれば、右コーナーは努力でマスターすることになります。私の性格上、何ごとも努力してマスターしたことの方が、最終的には確固たるものになる傾向があると思います。勝手な思いこみかもしれませんが、おそらく年内に右コーナーもそこそこコントロール感を持って走れるようになるでしょう。そして、1年後には右コーナーの方が得意になってるんじゃないかと思われます。そしたら、いっちょまえのIBになれるかなあ。

 ただ、その前に怪我するんじゃないかとそれが心配です。

 あ〜、どうか怪我しませんように。

10月10日(祝) 混合比変えよう。もうかぶるの嫌だ。いや、HOTプラグにするか? いややっぱり混合比。

 またまた3連休です。しかし初日から雨。なにもやる気がせず。で、掃除機かけたり換気扇のフィルター替えたり。でまあ、どうしようもなくApe100が欲しくなってきて、いろいろ検索。新車で25万ぐらいのバイクのくせに、10000km近く走った中古ですら20万近くする。よほどの出物でない限り新車の方が買いだと思うので、近所のバイク屋に行って、「Ape100下さい」と言ってしまった。が、納期が1ヶ月後とのことで、愕然としてやめ。1ヶ月もしたらバイクシーズン終わってしまうがな。

 で、家帰って頭冷やすつもりが、ますます欲しくなってきて、「この際、中古でもよい」と日曜はApe100を求めてバイク屋めぐり。が、出物の中古車は既に売れており、「え〜い、やっぱ新車じゃ」と新車を求めて違うバイク屋に行くとこれまた在庫車は既に売れている。

 すっかり萎えて、買う気ダウン。どうやら、Ape100って、私の想像以上に人気があるみたいですなあ。

 で、月曜。雨は降っていなかったものの、昼頃からまた降るらしい。今日もまたゴロゴロしてしまうのか。そうするとまたApe探しをしてしまいそうだ。だいたい、Apeを買う金があったら、4stや2st250の中古が買えるぞ。それに3連休で1回も乗らないなんて、生きてる気がしない。この際マッドでもよいし、雨が降るっていっても小雨みたいやしと、下市へ。

 が、道中雨が降りはじめ、どんどんひどくなっていきました。もうほとんどあきらめて、ホームセンターでゆっくり買い物なんかしつつ、せっかく来たのだからコースがどんな状況かだけでも見て帰ろうとすると、なんとそこそこの台数が来てて、普通に走ってます。この頃には雨もやみかけていたので走行開始。しかし、コンディションはややマッド。と言っても、ほとんどのところは走行に差し支えありません。ウオッシュボードのみドロドロで、2個2個もできません。石があちこちに転がっていたので、最初の2、3周、石を拾いながらノロノロ走ってたら、かぶってしまいました。(--)

 またかぶると嫌なので、少しペースアップ。今日の課題は「全てのコーナーを逆ハン体勢で進入する(意味分からん? ^^;)」、「ウオッシュボードでフロントを上げる練習をする」です。コーナーはダメフォームになっているのが自分でも分かります。明らかに背骨が変な方向に曲がってるし頭も寝てる。でもどうしようもない。

 しかたがないので、ウオッシュボードに重点をおいて練習です。1個目のコブでフロントを上げ、フロントだけは2個目を越えるようにし、フロントが落ちそうになったらハンドルを引き、落ちたら1個なめ、またフロントを上げるというような練習。低速ではありますが、なんせ谷間はドロドロなのでこれでもかなり勇気がいります。何度も左右に倒れていきそうになりながらも、かろうじてセーフ。

 あとはまたミニコースを右回り。ちょうどよい轍ができていて、練習。まったくまともに走れません。びびって体が直立しているようです。「轍なんやから体を入れてもコケへん!」と自分にいい聞かせながら走りましたが、びびりはなかなかとれません。ほんでもまあ何回かは「これや!」という走りができました。

 最後はまた雨が降ってきたのですが、走りたりないのでまたミニコース。しかしもう、例の轍はただの水たまりになっていましたし、チビッコのペースに合わせてたらまたかぶってしまい終了。(本日のかぶり計3回)

 え〜、リズムセクション2個目のダブルの踏み切りが高く立っていました。ドライで今まで通りの勢いでいったら、飛び過ぎて次のダブル(トリプル?)の踏み切りに刺さってどえらいことになると推定されます。気をつけましょう。

 (てか、どこへ行っても1周目はゆっくりと下見しましょう)

10月2日(日) また夜な夜なBMXの練習でもするかの。

 どこ行こうか散々迷った結果、チキンにやって来ました。なぜか? コースが右回りだし、ウオッシュボードあるし、鋭角なジャンプがあるしということで。あとは、もし練習走行でいい感触が得られたら来週の近畿選手権出ようかなと思ったりもしたので。

 チキンには、TEAM WOWの学生集団や、tateishiさん、miyamotoさん等の他、近畿MX選手権のアイドル(といっても、私よりおっさんですが・・・)の姿も。

 で、とりあえず慣らしということでダラダラ走行。コースが少し変わっていたのとそこらじゅうにギャップや石があったりで、全くペースを上げられずに走ってたら登りでプラグがかぶってしまいました。暖気中の1周目以外でコースの中でかぶったのたぶんはじめてですわ。

 で、このプラグも既に20回以上かぶらせてると思うので、新品に交換。(いずれもかぶとのおっちゃんにもらった高級プラグです。かぶらせてばっかりですみません)

 いや〜、新品の吹けは素晴らしいですわ。ちゅうことで、もうかぶらせるのは嫌なので、慣らしのことは忘れて真面目に走行。が、上のセクションはギャップ多いし、下のセクションはリズムが取れず難しくて、さしてペースは上がりません。長いテーブルと高いテーブルはなるべく飛ぶようにしました。長いやつは、怖くてしんどいだけで、楽しくありません。高い方は、怖いけどしかしまた挑戦したくなる誘惑がありますな。(笑) 飛び過ぎるのが怖いので、どうしてもややショートぎみにいってしまい楽な着地はできないのですが、滞空時間の長さが楽しいのでしょうか?

 で、最近下市でチャレンジ中のフロントアップ走行をチキンでもできないものかとウオッシュボードを走りますが、2個2個ですら刺さって全転しそうなくらい掘れてるとこもあるくらいなので、怖くてできませんでした。

 じゃあまあ、あとは右コーナーの練習しかありませんわな。左コーナーに近い感触で走れるところも1箇所だけありましたが、その他はダメでした。悶々としながら長時間走行しましたが、ダメでした。たぶん今日は3回しか走ってないと思うのですが、2、3回目を異常に長く走ってしまったのですっかり疲れ、帰宅。

 右コーナーを左コーナーと同じ様に走れるようになったら、この1年間と同レベルのレベルアップができる!そうしたら、「全日本の予選突破が目標」と言っても、そうおかしくないレベル(名阪を1分台で走れるレベル)になれるやろう。そう確信して練習しているのですが、道は遠いです。

 まあ、エンジンは壊れなかったし、サスペンションもギャップがひどいコンディションの割にはマメができたりしなかったので、よしか。

 でも、「いける」という感触は得られなかったので、来週の選手権は出ません。

 なんか閃かんかのう。(--) 

10月1日(土) シリンダー御臨終?

 平日のうちにピストン等の部品を取りに行って、土曜早朝からピストン交換して午後からでも走ろうと思っていたのですが、毎日忙しくて取りに行けず。おまけに仕事で大ちょんぼ。次回のお偉いさんへの報告会が恐ろしい。

 しかし、やってしまったもんは仕方がないので、とりあえず仕事のことは忘れ、朝からピストン交換の準備。分解する前に、シリンダーベースガスケットがないのに気付きましたが、このダメなエンジンのまま走る気にはなれないし、かといって今週乗らないなんてのも耐えられないので、再利用することにして分解。

 体感できるほどやからさぞかしピストン傷んでるんやろなあと思っていたのですが、いつもと同程度の傷みでした。じゃあなんで?と思いながらシリンダーヘッドを外すと、Oリングが焦げていました。実は、面倒だからシリンダーヘッドは分解しないことが多かったんですよね。いつからか、冷却水にカーボンみたいなもんが混じっていたので、傷んでるかもとは思っていたんですが、その割りに冷却水があまり減らなかったで・・・(メタルガスケットの'98CRは、ある程度乗り込んで以降、しょっちゅう漏れてた。漏れると薄く感じるようになるんですよね)。

 で、焦げたOリングのカスを掃除した後、シリンダー内面を見るとピストンと同じような焼き付きの跡がありました。ん〜今まではシリンダーは正常やったよなあ。じゃあ、実はこれが原因か?と15時間ぐらいしか使っていないシリンダーに交換。しかしよく見ると、このシリンダーにも薄いけど長い跡があります。ん〜、もしかして先週まで装着してたシリンダーも以前から焼き付き跡あったのかなあ?ん〜分らん。でもまあ、新しいぶんこっちの方がええやろうと交換継続。ピストンピンとベアリングは交換せず。

 その後はリンクとスイングアームのグリスアップ。錆びてるベアリング多し。(--)

 次はフロントフォークのオイル交換。やっぱり私のマシンのフォークオイルは汚い(早い人のマシンはあまり汚れないみたい。フロントに負担をかけてないということなのでしょう)。KXに乗った中では一番汚かったかも。でも汚ければ汚いほど、「これを交換すれば素晴らしい感触が得られるかも(~.~)」と嬉しくなるのです。で、スライドメタル、オイルシール等も交換。

 ここまでやったらすっかり暗くなってしまったので、終了。クラッチアウター&インナーも買ったので、交換したかったのだが。(クラッチプレートは未だに何ら問題ないみたいなんだけど、アウターは既に2回も段付き修正しているので強度が心配になってきて)

 しかし、これだけ各所メンテナンスしたら、さすがに私でも違いを体感できるかな?

 ともかく、パワーが復活してればよいが。

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