マグラの草子

(10月分)


10月31日(日) 半立ちMX。

 本日朝晴天。下市へ行こうかと思ったけど、kakuno氏が阪下に行こうというので阪下へ。朝まで雨が降ってたみたいだし、今は8の字がしたいので広場さえあればどこでもよいのです。

 でまあ、体をほぐすため、まずはコースを周回。生駒の次に近いコースながら前回来たのはおそらくもう1年以上前でしたが、今日は湿ってるせいか比較的体に優しく、結構楽しいです。それに、なんかサンドっぽくなってました。

 その後はやはり8の字。超低速8の字にはじまり、メリハリをつけた8の字、ブレーキターンも使った8の字、スタンディングの8の字、スタンディングの超低速8の字、さらには後半は他の人がきれいな轍を作っていたので、3速で惰性0の字、開けながら寝かす0の字など、とにかく8の字と0の字をやりまくりました。今日の阪下の広場は最高にグリップがよく、しかしアスファルトとは違う感触なので、めっちゃ楽しめました。

 で、コースも結構周回しました。ただやはりコースでは新しいフォームはとれていないようです。やはりフロントタイヤのスリップが怖くて体が動かないようです。まあ、そんな簡単に身につきませんわな。

 で、kakuno氏に何度かからまれました。kakuno氏のアクセルワークは殺気立っているので怖くてすぐ譲りました。譲った後のkakuno氏は信じがたいようなスピードで視界から消えました。

 あと、sakodaさんに「マグラの草子見てるで」と声をかけて頂きました。息子さんもKX125に乗っているので、いろいろとお話を伺いました。また、先日殺気立った日記を書いていたので、心配してなだめられました。(^^; 不思議なもんで、腹の立つことを日記に書くとす〜っとするのですよ。某BAD氏など、その際たるものでしょう。(笑)

 しょうもない仕返しなどせず、ホントに速くなって実力で抜き返しますよ。もちろん、無理に決まってますけどね。(^^;

10月30日(土) モタードって面白いかも。

 この1週間(てか数日)、前回の練習の閃きを体に染み付けたくてたまりませんでした。一言で言うと、イン側の脚でハンドルを切る! てな感じです。今までのフォームではそれは不可能。フォームの改造によってそれが可能になることを先週はじめて知りました。

 ただ、それを身に付けることによってどう速くなれるのかはいまいち分かっていません。が、今までの私は減速しながらの方向転換はできても、加速も減速もしてない状態あるいは加速状態での方向転換はできませんでした。つまりこの走りだと、コーナーの後半は自分のコントロール下にありません。ただコーナーの出口が来るのを待ってるだけ。速く走るにはどうしても進入スピードを稼ぐ以外に方法がないのです。しかし、進入スピードを上げれば上げるほど立ち上がりで加速や方向転換がさらに困難になる。それが私の走り方でした。

 しかし、今体得しようとしているフォームでは、入口から出口までどこでも自分の意志で方向転換できる、そんな気がします。また、一応腰を下ろしてはいるのだけど、今までと違い座っているというより立っている感じに近い。当然体力的には厳しいのだけど、ギャップに強そうな気がする。あまり前に座れない(たぶん前に座るとイン側の脚でハンドルを切る効果が小さくなってしまうと推定される)のだけど、前輪をものすごく使っている気がするので、進入スピードは今までよりも抑えないとそのうちひどい目にあいそうな気がする。でも、後半のコントロールの幅と耐ギャップ性が強そうな気がするので、きっとそれのおかげでトータルで速くなれるのではないかと信じでチャレンジ中。

 まあ、そういうわけなので、雨はパラついているものの8の字やるために生駒へ。え? そんなんやったらコースじゃなくてもできるやろ? ん〜、でもコース以外でバイクに乗れる場所知らないので、まあ速くなるためのお布施とかんがえりゃええやろと。で、まあホントに8の字ばっか。見た目は滑りそうにない路面なのに滑りまくりで体が固くなってしまうので、体をほぐすために2、3周走りましたが、他はずっと8の字。

 が、どうにも難しく、この状況で新しいフォームを身に付けるのは無理やろうと、アスファルトの上で8の字開始。アスファルトの上ならば適当に乗っても不安定にはならないので、かえってあまり練習にはならないのかもしれないけど、とにかく今は形が問題なので、目指すフォームがとれているかだけを考えながら走行。ず〜っと同じことばっかりやってたら、ちゃんとイメージ通りに走れてるのか分らなくなってくるのですが、迷いを振りきり閉店まで走行。結局1日じゅう雨降ってました。

土の上で練習したいなあ。

10月25日(月) 収穫の秋。

 本日は某氏と下市へ。え? 曜日間違ってないかい?って? いやいやこれがホントに会社休みなのですよ有休とかじゃなくて。でも平日なのに、全部で7、8台も来てて、管理人さんもびっくりでした。

 で、本日の下市には実りがゴロゴロしてました。私は夢中でそれらを拾い、忘れないようにすぐにメモしました。2つは走行前にhirataさんに教えてもらいました。もう1つは8の字をしながら自分の腰を見つつ昨日hamanoさんから頂いた写真と比べて閃きました。その後、その閃きをもとにフォームを改造しつつ某氏に見てもらいさらに改善するアドバイスをもらい、長年の間に染み付き、この調子だと一生かかってもとれない癖を直せるかもしれないきっかけを得ました。さらには、コースの一番奥のアウト側にきれいなバンク(わだちに近く、トレースする走りを練習するのに最適)が出来てて、狂ったように反復練習。ここ数年の私は部分練習をすることはほとんど皆無でした。なぜかと言うと、私の場合同じところばかり繰り返し走ると緊張して逆効果なことが多かったからです。しかし、望んでいたバンクを目にした私は、コースの他の部分を走ってる時間がもったいなくなりここばかり練習。まだまだ甘いけど、今までにないぐらい寝かせて走れたんじゃないかと思われます。

 そんな調子なので、コースを普通に周回してる時間はかなり短く、8の字とバンクの練習ばかりしてたので、ガスも10リットル炊いてないでしょう。しかし、とてつもなく中身の濃い一日でした。

 とにかく8の字が楽しくてしかたない一日でした。

10月24日(日) おめでとうございます。

 本日は生駒で近畿選手権最終戦。各所に昇格がかかったライダーがいらっしゃいましたが、イオロイッチーニNA昇格、fujiiパパ、tanaka氏、soejima氏、そろってIB昇格。みんな何年も苦しんでの結果なので、さぞかし嬉しいことでしょう。私の場合はすんなり昇格できたのですが、昇格が決まったとたんに怪我して彼等と同等の年月を悶々と過ごしました。どちらの道が良かったのか? まあ普通に考えりゃ前者の方ですが、私には後者でよかったのかもしれません。苦い薬になったから。まあ、それなりに直ってくれたからこそそんなことが言えるのですが。

 それはさておき、自称好調の私。出てみました。結果は散々でした。転倒はなかったし、最初の10分ぐらいは見るに耐えんようなこともなかったんじゃないかなと思うのですが、その後急激に腕が上がりただ周回してるだけの状態になってしまいました。右腕が上がるのはレースでは毎度のことですが、なんと今回は左腕の方がさらに酷く、半クラッチはおろかただクラッチを切るだけのことすらできなくなり苦しみました。(当然ハンドルを抑える力もない) リザルトは最下位ではなかったけど、たぶん完走者中最下位でしょう。リザルトが相変わらずダメなのもショックでしたが、前半さして無理したつもりもないのにこのタレ具合になってしまったのがさらにショックでした。

 ようするに。

 太り過ぎ。

 たぶん。

10月17日(日) 久々にチキンも行ってみたい気もする。でもあそこのジャンプはでかいから怖いのよね〜。

 本日は大混雑が予想される生駒を避け、ohtani氏と下市へ。朝一は2人してカラカラの下市の難しさに凹みましたが、まあ最後にはそれなりに走れるようになりました。でも、私は終始ウオッシュボードの手前のダブルとウオッシュボードの後半がめっちゃ怖かった。それにウオッシュボードの前半もかなり掘れて尖ってきてるように感じた。

 で、今日も結構早くから来てたのですが、走行前にnaganumaさんにスプロケットの歯が欠けているのを発見してもらい、これは大変と前後スプロケットとチェーン(初のシールチェーン!)を交換。kawasaki車はチェーンをけちるとサブフレームが削れるので、チェーンとスプロケットを骨までしゃぶりたいとは思いつつも、「ホントにまだ使えるんか? チェーン外れたりせーへんのか?」と結構ヒヤヒヤしながら走ってたので、歯が飛んで逆にホッとしてたりなんかします。(^^;

 あと今日は難しさをなんとか解決すべく、ダンパーのセッティングを全て標準に戻す。これが効いたのか、ただ単に慣れただけなのかは不明。

 ほんで今日は久々にmorimotoさんにお会いしました。まだ怪我が完治しておらず、今日はギャップがしんどいのでファンライドとおっしゃってましたが、私にはそうは見えませんでした。

 あとコース管理をされているkanataniさんが、最初はYZ80、最後はYZ250Fで走ってました。YZ80の時は譲ってもらいましたが(でも逆バンクの進入なんかは凄い速かった)、YZ250Fとなると途端に腕の差が現れ、まったくついて行けませんでした。(特にウオッシュボードの速さが全く違います) それにしてもkanataniさんのCRF450の姿は当分見ていないなあ。

 生駒はアップダウンとジャンプとバンク、それにタイトコーナーの連続、下市はハイスピードセクションにウオッシュボードに逆バンク、そして硬い土質。さらには攻めたいけど攻められないもどかしいコーナー。どちらのコースもとても面白い。

 hiranoさん、下市での修行も必要ですぞ。(笑)

10月16日(土) 熱い、熱い!

 本日は生駒。混雑が予想されるので早朝から。miyamoto氏、tateishi氏、ohtani氏、wada氏、tanaka氏、hirano氏、sukeぴーと知り合い多数で、しかも思いの他台数は少なく、とても楽しめました。ただ、今日は時間とともに硬いギャップが沢山できてきてしんどかったし、左手の指が腱鞘炎になりハンドル握るのが辛かった。それに、転けると思ってないところで2回も転けたし。でもまあ、今日もまたヒントを1つ得た気がする。

 で、今日はohtani氏とhirano氏が終始CRFバトルを展開。熱いですね〜。

 私の方は、朝はmiyamoto氏にやられ、午後にはtanaka氏にやられる。

 ん〜、まだまだ修行が足らんか。でも、これ以上修行に励んだら体がもちましぇん。

10月13日(水) でも、飲むと喜ばれます。

 あと二日会社に行けばもうバイクに乗れるじゃないですか。あ〜、なんて素晴らしい。祝日様様であります。

 ところで、少し前に会社の同期の奴と2人で飲みに行くことがありました。もう10年も同じ会社に勤めていながら、2人で飲みに行ったのは初めてでした。で、いつになく深〜い話題で話し込んだのですが、その時に私はしきりに「倫理」という言葉を口にしました。よく聞く反対語は「不倫」でしょうか? でも、そういう話題ではないです。言うなれば、モラル、エチケット、マナー、そんな言葉に言い換えるのが適当でしょうか。

 倫理とは、悪く言えば他人の目を気にする。そんな言動でしょうか。そして私は親から倫理を仕込まれた。そんな気がしていました。そして、年とともにそれに矛盾を感じるようになっていました。他人の目を気にする言動、それは必要なことだとは思います。が、倫理観を突き詰めると、ほとんど存在し得ないような、ある意味機械的な人間、何の面白味もない人間、尊敬はされるかもしれないけども誰もそうなりたいとは思わないような人間。そんなものになることを強制するもののような気がしたりしていました。だから、身に付けることは必要だとは思うけども、本能的には心底納得できないし、世の中の風潮(自己主張できることが偉い?)ともマッチしない等の理由で、常々違和感を持っていました。

 が、その同期の奴と飲んだ後になって、なぜ今自分が倫理観などという言葉を引っ張り出したのか考えてしまいました。そして、ようやく倫理の意味を知った気がしました。倫理とは自分をよく見せるためのものではなく共存するためのものなのなんじゃないかなと。倫理によって周囲との調和が図れ、結果的に自分も共存者の1人としてうまくいく。だから倫理というものが必要なんだと。こんなことは少なくとも同世代の人間には当たり前のことなんでしょうか? そうかもしれません。私だけが今まで気付かなかったのか。でも、まわりを見ると、倫理のかけらもないように思える人もいる。それに、社会の風潮が倫理の必要な社会主義(共産主義?)から弱肉強食の資本主義に移り変わりつつある。倫理観を押し通すことは今の世の中では不利益なだけかもしれない。でも弱肉強食の資本主義が本当に成り立つものとは私には思えないので、やはり倫理観は必要なのだと思う。

 で、なぜこんなことを書くかというと、この倫理観というのがMXの世界にも必要なんじゃないかと思うからである。レースは基本的には弱肉強食だと思うので、レース本番で多少の接触は避けられないと思うし、私的には接触して転倒した方に非があると思う。転倒するということは、その瞬間の勝負において弱い立場にあったということであり、勝負の世界なのだから弱い方が引くべきでありそうすることによって無用な接触転倒が避けられると思う。

 が、それはレースの世界のことであって、普段コースで練習している状況は全く別のもんである。そこには、真剣勝負に伴うリスクは負えない(他に背負っているもんがあるから等)のような人も走っているのである。レースに出ることが差し支える人も走っているのである。

 よって、練習日にはやはり倫理観というものを持っていなければ、MXライダーの共存というのは成り立たないと思うのである。(もちろん、レースならなんでもありというわけではなく、また違った倫理観が必要だと思う)

 実に堅苦しい話になってしまったが、ようするに、2週連続同じコーナーで同じように私にぶつけて抜いたガキがいたので、腹が立って書いただけのことである。

 もし今の私に奴と同等の速さがあったなら、ブラックホールにおとし入れてやるのは言うまでもない。共存したくないんだろうから。

10月11日(祝) tanaka氏が燃えています。hirano氏は? ん〜、さながら臨界を超えた原子炉ですな。(^^;

 今年はなんだか、祝日が休みの日が多いです。3連休で1回も走らないなんてことは考えられないことなので、今日は走行。naitoh氏と生駒へ。心配していたコンディションは、管理人さんのおかげで全く問題なし。

 ただ、今日はかなり台数が多いです。まあ最終戦の前やからしょうがないんでしょうけど。午後からはクラス分けされてましたが、それでも速い人多数で、ペースを掴むまでは走行毎に苦労します。

 ほんで今日は序盤にあわや大転倒という状況になり萎えた。なんの気なしに走ってたら大テーブルの後のダブルダブルの着地点でハンドルを激しくはじかれバイクから放り出されそうになった。また手首を傷めたかと思うぐらいきつかったのですぐさま走るのをやめてしばし頭をクールダウン。

 ここのところの調子のよさと結果オーライで忘れてましたが、実はここは以前から結構やばかったのですよ。2stに乗りかえてからこのダブルを飛び切れるようになったのですが、次のコーナーをピンポイントで曲がる走りから脱却できないせいか、ブレーキングに余裕がないのでつい早めにフロントブレーキをかけてしまっていました。ここ以外ではありえないことですが、着地する前からブレーキをかけはじめているのです。ある時そのことには気付いていたのですが、結果オーライだし、まあいきなり強くかけているわけではない(感覚的には着地と同時にブレーキが効いて欲しいだけで、単にタイムラグをなくしたいだけ)のだからとあまり気にしないようにしていました。

 が、とうとうそれが原因と思われる現象が現れ、しばし困惑しました。「とにかく転けずに済んでよかった。しかし、今後どうしたもんか? 今まで通りのことをやったんでは今度こそ大転倒やろう。それだけは避けなければならん。ん〜。まあでもこのコーナーはトレースする走りをするように心がければそんなにスピードを落とす必要はないのだ。着地後にワンテンポ遅らせてブレーキングするようにしたんでも十分やろう」と言い聞かせて走行再開。でもやはりもうリラックスすることはできず、ややショートぎみで不安定になるし、でもついついブレーキをかけたくなるしで、終始緊張しての走行になってしまいました。

 んでも走りながら、ともかくホントに運良く転けないで済んでよかった。感謝感謝という感じでした。

 とまあ、そこはいつもより緊張しての走行でしたが、他はいい感じ。

 最近はクラッチの使用量がアップしてきてます。大テーブル後の左バンクをなるべくワイドに曲がろうとしてる(そのかわりギアは1速高い)ので、アクセルを開けはじめた瞬間からコキコキとクラッチを握ったり離したりしてます。まあ、ホントに微妙な操作なんで、優しくモミモミしてるという感じかもしれませんが。

 で、ふと思ったのですが、私は以前、今ではIAになったIBの方に「半クラッチでもアクセルでやるようなプログレッシブなパワーコントロールは可能なのでしょうか?」と質問したことがありました。その方は「できますよ。どれだけクラッチをつなぐかだけの問題です」とおっしゃってました。が、今自分の走りを振り返ってみて、そういう操作は今もできていません。そのIBさんやライテク本なんかによると、アクセルは全開固定、ほんでクラッチで全てをコントロール、てな感じなのですが、私のやることといったら、クラッチを半クラッチで固定、ほんでアクセルでパワーコントロールってのが多いような気がします。特に最近覚えた座って飛ぶジャンプなんかがそう。だからクラッチをモミモミしながらの走りには、「もしかしてひらめいた!?」なんて気がして御機嫌です。

 まあでも、今日は速い人多数で実際問題はかなり凹みました。「あ〜、やっぱオレってこんなもんか」てな感じです。

 でも。

 凹めば凹むほど燃える。それが私なのであります。

 まだまだ課題は山のようにある。自分で課題を見つけられる限りはまだまだ発展途上やろう。

 とにかく怪我しないように。それが今の私の願望であります。

10月10日(日) やや人間らしい生活をしてみました。

 本日は、どうするかかなり迷った。行くとしたら阪下になるけども、いまひとつ気乗りがしない。んで、天気はよいので、普段できていないことをする。

 まずは布団を干してみる。んで、布団カバーも洗濯する。ソールの修理に出さないといけないブーツも洗う。ヘルメットも洗う。(これは結構洗っているのだが、いつも干すのが夜間だし半日しか干してないので臭いのだ)

 そうこうしてる間にAMAナショナル125ccの放送が始まったので見る。その後は、なにを思ったたかバイクに貼るべく「K」のロゴを作製する。昼からはガレージの整理。とりあえず何もかも引っ張り出してみたものの、結局物を減らす以外に片付ける方法はないということが分り、また元通りに・・・。(ん〜、物持ちいいんですよ ^^;)

 んで、購入しなおした純正鉄ハンドルの両端をカットしてみる。

 その後は、いつまたパンクするか分らない自転車で会社に行き、試験機に水を補給。ホームセンターに寄り道し、タイヤを買う。(しかし、新車が数千円で売られているのを見ると、タイヤとチューブで2、3千円払うのに疑問を感じずにはいられない。しかも修理作業をせねばならんわけだし)

 ところで、今週末は久々にご飯を炊いてみた。もう長いこと炊いてなかった。食費の節約を考えた場合、とにもかくにもご飯だけでも自炊かなと思うのだが、2つの理由で長いことせず。

 まず、今ある米がまずい! いやもうホントにまずい! こんなまずい米があるのかというほどまずい。念のために言うと私は美食家なんかじゃありません。質より量です。でもまずい。なんせ炊きたてからしてまずい。炊きたてのご飯の香りがしないのですよ。野菜炒めか餃子か豆腐があれば何杯でもご飯を食べられる私ですら食欲が萎えるのですよ。しかし、同時にものもちのよい貧乏性の私。いくらまずいからといって捨てる気にはなれません。それなりに食べる方法としては焼飯かカレーでごまかすしかありません。でも毎日焼飯かカレーではねえ・・・。

 あとは、なるべく太りたくないという理由です。米を抑えると痩せるというのは既に実証済みなので、極力食べたくないのです。それが 前述の通りまずいのでは・・・。でもその分飲んでるんですけどね。(--)

 で、まあ、今回はご飯を炊きつつサンマを食いました。サンマはうまかった。ご飯は・・・。

 あ〜、いつになったら米がなくなってくれるのでしょう?

10月9日(土) また台風。(--)

 しかし、雨だけで、ちっとも風は吹きませんでした。んで、朝から整備。リンク、スイングアーム、ブレーキペダル、キックアーム、ステアリングヘッド、前後ブレーキキャリパーのグリスアップを実施。リンクはベアリングの錆びこそないが要メンテ状態だったけど、スイングアームはやらんでもよかったぐらい。で、ヘッドの方は、なぜか砂がいっぱいついており、「?」だったのだけど、よく見たらヘッドパイプの中に穴があいており、これがダウンチューブとつながっている。先日、ダウンチューブの下の穴から洗車機の水を注入したので、その時に入ったものと思われる。

 あとはバイク屋に行き、先日破損したパーツを入手。さらに電気屋に行き、空気清浄器のフィルター等を買う。さらにホームセンターに行き、「GR2!」やチェーンソーオイル4リットル等を買う。

 帰宅後は自転車のパンク修理。チューブだけを買って来てたのだけど、よく見るとタイヤごとカッターで切られている。むかつきならがらもタイヤの内面にパッチをあててみる。空気入れたら、タイヤは今にも張り裂けそうな感じ。

 まああれですか。ようするにちゃんとバスと電車で通えということですかな。

10月3日(日) オニールのモトパンは丈夫らしいっす。

 本日は、ohtani氏と生駒。9時過ぎには到着したのですが、今日の生駒は台数多く、既にパドックが埋まってるのではしっこに。が、なんと和歌山から来ているohtani氏が私よりも早く到着して場所取りをしてくれていました。ありがとう。

 で、今日の生駒は昨日の雨の影響はほとんどなく、1箇所を除いてベストコンディション。その1箇所も、わだちの特訓が必要な私にはむしろ好都合。柔らかいのでギャップもけっこうできてましたが、ギャップは私にとって永遠の課題なので、これまた好都合。(でもCRなら死んでるかな?)

 ほんでま、コンディションと新品同様タイヤのおかげですごい食い付き。もうたまりません。調子こいて走ってたら、前走者のクラッシュに巻き込まれ転倒。体はだいじょうぶだったけど、バイクが破損。フロントフェンダーとフォークガードにダメージが。特にフォークガードの方は、ブレーキラインを留める部分がちぎれかかっていたので、どうしようか悩んだのだけど、今日ぐらいはだいじょうぶやろうということにして走行。でも、結局、先日掴んだ新次元コーナーリングで調子に乗り過ぎて自爆。ハンドルが曲がり本日の走行終了。ささいなことながら今日も収穫あり。

 まあ、怪我がなくてよかったです。

10月2日(土) 実は一回やばかった。フロントローでウオッシュボードに刺さりそうになった。

 明日チキンでキャンオフが開催されるので、本来ならば私も今晩から乗り込んで宴会&レースとなるとろころなのですが、最近の私はわがまま度がさらに高まってきているので行かず。エンデューロは好きじゃないのですが、ほんでも付き合いの1つとして行くべきなんですが、2つの理由で行かず。

 1つは、(大袈裟だと思われるだろうけど)私は週末のMXだけが楽しみで生きてるようなもんなのですよ。MXできるから平日ちゃんと仕事に行ってるんですよ。なのに、MXできなかったら、たぶん私は次の週会社を休んでしまいます。

 もうひとつは、今はここ数年の中で最もMXが楽しいのです。IB昇格を果たしてからは、怪我とレベルの高さでストレスがたまる傾向だった。KXF250のジャンプの飛び易さでジャンプの恐怖心を取り除いてまた少しづつジャンプを飛べるようになってきた。そしてKX125のおかげでまたいけいけモードになりつつある。でも、体が4年前の強さを失ったかわりに、ジャンプの安定度(というかコントロールの幅)が明らかに増していると思う。長い時間がかかったけど、当時とほぼ同じ速さをより安全に取り戻せたと思っている。必要以上に譲る必要のなくなった今は、とにかく練習するのが楽しくてしかたない。

 というわけで1人下市に向かって出発しましたが、いきなり雨が降りはじめ凹む。でも引き返したところでリンクのグリスアップぐらいしかすることないので、とりあえず行くだけ行こうということで下市着。路面がグッド。雨もしとしとと降ってるだけなんだけど、なかなかやまない。昼過ぎまで、いつでも走り出せる状態で待機してたけど、完全にはやみそうにないので走行開始。台数は予想外に少なく、私の他は子供が2人いただけでした。今日は、マッドでもないし、整備したての路面なので走り易いです。でも、1人で来て怪我するのはまずいということで、終始抑えての走行。まあ、でも結局かなり走って楽しみました。

 で、あとはコースオーナーのhirataさんと、惰性MX、今後のごきモトの2つについて談義。CRM80でAメインに残れるタイムを出すhirataさん。最近の口癖は「MXはパワーじゃない。惰性や」です。面白いのは、現役の時はその悟りを開けず、引退後にCRMに乗るようになってからとおっしゃることです。でも、今回始めて聞きましたが、CRMでジャンプを飛ぶには「マジっすか?」と言いたくなるような特殊テクニックが必要なのだそうです。そういうテクニックを駆使してはじめてMXerを追い回せるから、やみつきなんでしょうね。(^^)

 ごきモトに対する姿勢も、とても一生懸命。とにかく、MXを底辺からなんとかして盛り上げたいというのが伝わってきます。主催者の熱意によってレースなんてどうにでもなるのかもしれない。

 今後のごきモトに期待です。(今でも僕らには十分楽しいんですけどね)

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