マグラの草子

(6月分)

 

6月28日(火) 今度は水泳で閃きました。もちろん飲んでいません。

 先週は月曜しか水泳に行きませんでしたが、今週は昨日今日と行きました。

 実は先週の月曜は泳いだあと飲んでしまいました。

 おかしい。昨年は泳いだあとは飲みたいと思わなかったし、空腹感もなかったのに・・・。


 そして昨日泳いでいる時に思いました。だらだら泳ぎ過ぎ。休憩し過ぎ。一応自分ではできる限り長時間泳ぐようにするために25m毎に一息入れていたつもりなんですが、人が多いこともあって一旦譲るとなかなか割って入れず休憩が長くなってしまっていたんですよね。たまたまスピードを上げて泳いだら、顔が火照ってきて気付きました。そういや昨年はこんな感じだったなと。

 で、昨日の感触からしたら、もう50mぐらいは続けて泳げるんじゃないかと思ったので、やってみました。問題なく泳げました。というかそのまま継続して100m程泳ぎました。途中で溺れたら困るので、それ以上はやめました。

 しかし、一息入れたらまた100mづつぐらい泳ぎました。呼吸はクロールの方がちょっと楽みたいなのだけど、連続で泳ぐと肩が苦しいので、平泳ぎとクロールを混ぜて泳ぎました。

 なんか、水中で空気中と同じような感じで呼吸をする(変に息を止めない)のがコツなんじゃないかと思いました。まあ、泳ぎ方も効率がよくなって来てるんでしょうが。

 ん〜、これで休憩時間が激減するから、効率よく痩せられるかな。(^^)/

 それと、今日は最後の30分はホントにほとんど休憩しなかったのでめっちゃ疲れました。


 帰宅すると、「せっかくこんなに疲れるまで泳いだのに、飲むのはもったいない」と思いました。

 そういや、昨年もそう思っていたなあ。うんうん。

6月26日(日) 楽しいけど、転けたら大怪我になりそうな不安もあるんですけどね。

 タイアが新しいうちに下市に行きたいのですが、今日は走れないし、生駒も阪下も走れない。ということでチキンへ修行に。こういう状況でないとなかなかチキンに来ないのですが、チキンには手頃ながら手強い(私には)ジャンプがあるから、ジャンプの修行に行きたいと常々思ってはいるのですよ。

 で、結構な台数が来てました。

 で、修行ですが、まず10周ぐらい中途半端に飛んで、「ホントに飛んで大丈夫なんか?」という不安と格闘します。フィニッシュ前の高いテーブルの方は全開で飛ぶわけじゃないから、まだ少し気が楽かな。(でも、距離を合わせられるか毎回とても不安) 今日は低くて長いテーブルの方が緊張しました。このジャンプって下市のビッグジャンプとほぼ同じだと思うんですよ。だからよけい飛びたいのだけど、3速全開で飛び出すのは怖いんですわ。(どうしても一瞬早く戻しているみたいで、奇妙な飛び方になってしまう)

 というわけで、今日も2つのジャンプとも緊張してしか飛べませんでしたが、そのかわり曲がりながら飛ぶジャンプが最高に気持ちよく飛べた。なんか着地斜面がなだらかになってるみたいで、気が楽で、今までやったことのない感覚で飛べた。(途中から、調子に乗り過ぎている気がしてきてやや自粛) コーナーリングもいい感じで走れるところが多かった。まあ、タイヤが新しいというのが効いているのでしょうが。

 しかし、チキンって面白いなあ。土質は私の大嫌いな阪下と同じような感じやし、ギャップや砂利も結構あったりするのだけどなぜか面白い。

 また行きたいな。

 でも、下市でウオッシュボードとレールの修行もしたいしなあ。

 ん〜、悩む。

6月25日(土) 私のKX、20万以下だそうです。(そりゃそうやろなあ) 

 下市に行きたいのですが、たぶん今日は午前中しか走れないので生駒。今日はチビッコのスクールをやってるせいか、一般客は非常に少ない。運良くtanakaさん、watanebeさんも来られていたので、安心して練習できました。

 それにしても凄い暑さ。30分まるまる走るのは無理っぽいし、走行毎に頭から水をかぶらないと30分の休憩では回復しません。

 で、今日は大テーブル後の左バンクに意識を集中して練習。なるべく早くから座り、中央まで到達する以前から開けるように心がけました。ホントに早くから開けられたこともありましたが、いまいちスピードが乗りません。まだラインのワイドさが足りないのと、マシンの寝かしが足りないみたいです。私はコーナーの中盤ではらみそうになった時何をするかというと、さらに寝かすんじゃなくて、さらにフロントを使おうとしてしまうみたいです。とても窮屈な不自然なフォームになっている感じがしました。でも寝かせないんですよねぇ。 (--)

 ほんでもまあ、ここは以前に比べたらびっくりするぐらい改善されていると思うので、この調子で、と次の右バンクをスピードを乗せてまわろうと意識。しかし、全くダメ。涙がにじみそうなぐらいのダメっぷり。最後の走行では、ここの部分練習を開始。手前のジャンプをなめてゆっくり落ち着いて入っていけば、目線も先に送れるやろうし、早くから座ることもできるやろうと。

 ただだらだらと通過するだけなら、目線を送れたし、座ることもできましたが、ほんのちょとでも色気を出そうとすると途端に目線が最初に当てるポイントに釘付けになり、立って入っていってしまう。そして2回目に当てるポイントまで間がもたず、フラっと来てしまうし(実際1回転けた)、無理無理ワイドに行っても失速状態なので全くGがかからず不安定。

 で、tanakaさんとwatanabeさんの走りを見ると、速いし安定してる。私のようにコーナーのまん中でグラっと来るような感じが全くありません。で、確かに2回でまわってる。私は走る前はワイドに走ろうと思いつつも、実際にそこへ行くと体が1回で曲がる動きをしてしまうみたいです。(--)

 そのかわり、他のコーナーでいい感触を何回か掴みました。出口にいいバンクを見つけたら、思いきって開けながら体を預けに行く。ただ開けるだけでびっくりするぐらいGがかかるみたいで、グラっと来ることなく速く安定して通過できる。「これやー!」と喜びましたが、なぜか走れば走るほどできなくなっていってしまいました。(なんでこうなるの?)

 あと、部分練習開始1回目で旧トリプルをショートして危うく前転するところでした。最近着地の山がでかくなっているので、いつもややオーバージャンプぎみに走るよう心がけているのに、部分練習開始した途端すっかりそんなことが頭から消えていました。

 慣れないことをする時は、気をひきしめないとダメですねえ。

6月20日(月) '06買うべきか買わざるべきか。はたまたいつまでも2stに乗っていてよいのか。

 先週の月火に続き、今日も水泳に行ってきました。今日は泳ぎが足りなかったのか、ちょっと飲みたい気分。(でも約2時間いたんだけどなあ?)

 せっかく泳いでも、他の日に普段食わないケーキを食ったり、腹一杯飯食ったりしてるので、痩せられるのか非常に疑問。まあ、たとえ今痩せていたとしても酒の量は減らすべきだと思うので、飲みたい気が抑えられる水泳は続けるべきです。

 明日も行こう。

6月19日(日) のり気でないのに出てしまう。これぞ惰性MX?

 朝までさんざん悩んだあげく、生駒にやって来ました。

 せっかく久々に新品同様タイヤを装着するのにレースに出ないのはもったいない。しかし、今年既に3回レースに出ており、もう今の自分のレベルは把握できているので、腕試しみたいな意味はない。かといって、出続けたところでIAへの昇格ポイントが蓄積されるわけでもなく、ただ危険を冒すだけのようなもん。それに、上達のヒントを掴んでいる今は、レースにでるよりとにかく練習したい。

 と言い訳しつつも、やっぱりレースに出たいという本能(?)、刺激を味わいたいという願望(?)が勝ったのか、ダブルエントリー。(レースから遠ざかると、再び出場する際に腰が重くなるというのもある)

 コースは整備されているけど、カラカラ。バンクには私の大の苦手なフカフカの砂がたまっている。

 練習走行。新同リアタイヤのせいか、3速では重く感じ2を多用。下の長いテーブルも、今日もまたあらためてチャレンジしようと思っていたはずなのに、終ってみれば結局トライせず。(なぜに?)

 IB125決勝。IB15台の他IAが5、6台。序盤は最下位ではなかったのだけど、後続のライダーのプレッシャーに耐え切れずダブルダブル後の右バンクで転けて最下位。その後もまじめに走ったのだけど、暑さより先に腕が上がってしまい、ギャップのあるところではアクセルを開けられなかった。

 で、IBオープン11台。125の反省をもとに、落ち着いて走行。125で苦しめられた下のテーブル後のギャップも、次のコーナーのラインを決められたこともあり、だいぶ落ち着いて走行できた。大部分のところは練習日の感覚で走れたが、フィニッシュ後のヘアピン、1コーナー、125で転けた右バンク、長いテーブルの手前の浅い左コーナーは終始緊張しました。無転倒だったので、リザルトは8位/11台でした。もちろん疲れたのだけど、暑さも腕上がりもまだ耐えられる範囲で、気持ち的にはだんだんとペースアップできたような感じ。(とか言いつつ、前のライダーにじわじわと引き離されてしまったのだけど・・・)

 なんかぱっとしないリザルトですが、今日の面子からしたら、こんなもんでしょう。最近、タイム的なもんは完全無視でワイドに走ろうとしているので、レースでも無意識のうちにそういう走りになってしまう箇所が何箇所かありました。役立ってそうな箇所もあるけど、フィニッシュ後や転けた右バンクなんかは、今日はブレーキターンで曲がってしまえと思ったりしていたのですが、なんとブレーキターンというものができなくなっていました。(--;

 最近はいつにも増して無気力なんよなあ。こんなんでようレース出たなあ。怪我しなくて御の字です。

 こんな悪い意味の惰性MXライダーを応援して下さったみなさん、すみません。

 mikiは出ませんが、下市にはやる気で臨みたいと思いますので、よろしくお願いします。

6月18日(土) 布団も干した。 

 昨晩、骨までしゃぶりつくした'98CR125(&同部品取り車)とさよならしました。心にぽっかり穴が空いたような気分です。そのかわり、ガレージもぽっかり穴が空いたように広くなりました。

 近畿選手権初レースからIB昇格、そして長い低迷期を経て復活まで。ずっと'98CRとともにして来ました。CRで昇天しCRで悪夢を見ました。

 そう思うと、単なる使い捨てのレーシングマシンといえど、手放すのは心がちょっと痛いです。

 で、今日はKX125の前後タイヤ交換。久しぶりに装着する新品同様タイヤは、あまりの山の高さに違和感を覚えました。

 あと、リアホイールのニップルを全数バラしました。かろうじて動きそうな今のうちに、砂を除去してちゃんと張り調整できるようにと。

 あとは、リアサスペンションのイニシャルをサグ95mmの状態から1/3回転緩め、フォークの突き出しを5mm減らしました。

 アップダウンの多いコースということで、思いつきでやってしまいました。

6月13日(月) そして酒もたぶん1年ぶりに飲んでいない。(すごーい!)

 1年ぶりに水泳に行って来ました。1時間半滞在して、1500m泳ぎました。(相変わらず25m毎に一息入れてますが ^^;)

 思えば、年明けに心を入れ替えてプールに行ったところ、まだ年始の休みで出鼻をくじかれたのが癒系の始まりでした。いやまあ、もとから癒系か?

 張りきり過ぎたのか、筋力がないのか、はたまた昨日の影響なのか、肩の筋肉が苦しいので、まだ時間はあったのだけど切り上げました。

 そういえば、先週はウオッシュボードフロントアップ走行練習が効いたみたいで、ずっと肩まわりが筋肉痛でした。

 肩も弱いけど、たぶん首が一番弱いと思う。あと左腕の握力も未だにないので、気を抜いてるとギャップでハンドルから手が離れることが時々ある。

 にぎにぎしようかな。

6月12日(日) 荒れると腕うずくわ。 

 本日は5時起床。普段の1/3ぐらいしか寝てないぞよ。(普段寝過ぎという説もある)

 で、コース行ったら即乗れるように、エアクリーナー交換して、タイヤの空気圧調整して・・・、やっぱり気になるクラッチを意地でも外すべく、悪戦苦闘。努力のかいあって、なんとか緩みました。でも、もう段付き修正などはせず、単にアルミの欠片を取り除くべく、バイクを横倒しにしてオイルを抜いたりしただけです。

 で、生駒。9時着なのに、既にかなりの台数。なんとIAも数人来ています。(あ〜、最近の生駒は平和だったのに)

 などと言っている間に、ぞくぞくとやって来て、もうとんでもない台数。止って譲ってたら、さっき目の前を通っていた人が再びやって来る始末。

 半数ぐらいのライダーは、私と似たりよったりじゃないかなと思うのですが、残りの半数はめちゃくちゃ速くてめちゃ怖い。コンディションは良いのですが、どうしても集団の中に入って走る気になれず、ゆずってばっかりでいまいち練習になりませんでした。(実験などという精神状態では走れない)

 で、今日は1年半ぶりぐらいに生駒を走るという、kanataniさんとごいっしょさせてもらいました。来週レースに出るんですよね? (^^;

 で、今日はsakodaさんに、「バンクの手前でブレーキかけ過ぎ」とアドバイスを頂きました。ん〜、だって怖いんですよ。なるべくブレーキかけないようにと言い聞かせましたが、無理です。多分、バンクに当たるまで当てるポイントを見続けているのがまずいのだと思います。それと座るのが遅い。

 そうそう、ほんで今日は他の苦手なバンクでなるべく早めに座ろうと思っていました。が、全くできませんでした。というより、じゃあいっそのことずっと立っておこうとしたら、こっちの方が安定してるような。

 で、早めに座ろうというのは、ここのところのコーナリングの研究から出てきた課題です。私は例のライテク本の影響で、以前から向きを変えることの重要性を学んでいたし、タイトな8の字も昔からよくやっていた。たぶん初期旋回のテクニックはかなり身に着いていたんだと思います。

 昨年の秋に閃くまでは、腰を前ぎみにして後傾フォームを取り、体重のほとんどはフロントに預け、フロントタイヤと運命を共にする乗り方をしてた。これだとフロントを軸に荷重の抜けたリアを振り出して向きを変えるような感じになるので、フロントタイヤはたとえ切れていても切れ込んだ感じにはならず、フロントからのスリップダウンもしにくい。だから座るのを遅くしててもまだよかった。

 しかし、今は腰を後ろぎみのまま座り、そのかわりやや前傾ぎみに座るようにしているので、リアの存在感が強く、向きを変えるためのボディアクションをとると、リアタイヤの存在感が残っているぶんフロントタイヤがリアタイヤと違う方向を向いていることの効果が大きく出る。非常に強い初期旋回ができるということになるのだけど、「過ぎたるは・・・」であって、私の場合にはフロントを使い過ぎることになり、コーナーでラインがいびつになるし、フロントタイヤが破綻しやすいのだと思う。

 となると、今の私には逆にフロントタイヤを切れ込ませないような意識、ボディーアクション(というかノーボディーアクション)が必要なのだと思う。そうすればフロントの負担が減り、より速いコーナーリングスピードをキープできるようになるんだと思う。しかるにバイクっちゅうのは座る瞬間に一番強く曲がるはずなので、それをコーナーの中間地点まで引張るのは今の私にはまずいはず。というのが理由です。

 立ったままバンクに入る方が怖いって方もいるでしょうが、私はどっちかって言うと座って入る方が怖いことが多い。やっぱりまだまだ鋭角に入り過ぎなんでしょうなあ。

 そうそう、それから先日某氏に「いつからサスペンション抑えたまま走れるようになったん?」と言われた意味が分りました。要するにだらだらしたコーナーの前半で、マシンがピッチングを繰り返していないってことですね。私はよくアクセルを閉じてる時にマシンがボヨンボヨンと揺れて困っていました。コーナーを安定させるためにはリアの伸びを締めたくなるのですが、それをやると立ち上がりの細かいギャップで衝撃がきつくなります。が、揺れてるのはフロントにばっかり体重をかけてたからなんだと思います。今はリアにも体重が残ってるから、小さくしか揺れなくなってきているんだと思います。これならリアの伸びを締めなくてもよいから、立ち上がりが有利になる。

 半年前、どういう理由で速くなれそうなのか訳も分らないままにコーナーリングフォームの矯正をはじめたけど、ようやく分りはじめた。最近思うに、我慢すればしただけ速くなれるんだと思う。毎週、今の自分の目一杯のスピードで走ってご機嫌になりたい気がするところを、ぐっとこらえて地道に8の字をする。コースを周回して実戦的練習をするにしても、今自分がどういう動きをしているのか感じとれるだけの余裕を持たして走る。8の字やらずしては、乗り方を変えることもステップアップすることも不可能だと思います。少なくとも私には。

 でも毎週それだけではおもんないし、プラグはすぐかぶるのよね〜。

6月11日(土) 生駒、沢山走ってたんだそうです。

 午後から雨の予報だったので、どうしても実験したい私は午前中だけでも走るべく、会社に行く時より早く起きました。しかし既にかなりの雨が降っており、あきらめて再び寝る。

 しかしぼ〜っとして過ごすのも落ち着かないので、メンテをしてみる。

 スロットルグリップまわり、キャブレターの掃除など。で、よく見るとスロットルバルブとストッパーの接触面がそれぞれ磨耗、というか変形。これが最近のエンジン不調の原因やったのね。KXのアイドリング調整は面倒なのと、夏も冬もずっと触らないでOKだったので、これをいじって解決しようというのは間違ってると思って触らなかったのよね。でもせっかく開けたので、スロージェットを一番手薄くした。ニードルは一番手太いやつを0.5段薄めに振ってる。MJは410。

 で、触るまいと思いつつも触らずにいられなくなり、点火時期をいじる。標準より0.5mmぐらい遅めにしてたのを0.5mm早い目に。

 最後はクラッチ。スタート5秒前の不安定な雰囲気からして段付きが激しいと思われるので。ところが、正月にアウターを削った時は、クラッチのナットを手で緩めて、手で組み付けたはずなのに、めちゃくちゃ固くて緩まない。ムキになってやってたら、インナーを抑える特殊工具が外れ、インナーが少し欠けてしまった。諦めてはならじとやってたら、また欠けてしまった。そんなことを3回ぐらいやって、もうどうにも緩みそうにないので中止。しかし、1回目に欠けた破片が行方不明。1mm角ぐらいのもんではあるけど、細かい私は気になってしょうがない。アルミやからどうっちゅうこともないやろうと思いつつも、夜中まで寝つけなかった。(これが理由じゃないと思いますが ^^;)

 明日は2日分走って痩せないと。

6月7日(火) ドキドキ、ワクワク。(すみません、困ったおっさんです)

 ほんで今週も研究中です。先日考えた乗り方だと、イン側の脚の意識が重要かのように思えるけど、「いい感じ」を感じてる時の「何か」は外側の股関節に感じてるように思うんですよ。何かを我慢してて、するとこの辺りにエネルギーが溜まるような感じ。

 ここ1ヶ月ぐらいの練習の中で、なぜだか分らんけど、どうも座ってる時も外側の股関節は深い角度をキープしないといけないみたいだと感じていました。ということは、アウト側の腰が前に行かないように我慢しているのではないかと推定されます。でも立ってる時は膝を前に出すわけですよね〜? 膝を前に出したら腰だって前に行くはずですよね〜? すると、立ってコーナーに入って行く時と座って入って行く時の乗り方がつながらないんですよね。でも、部分的な動きだけに着目すれば違っていたとしても、全体的な動きは、座って入ろうが立って入ろうが違うはずないと思うんですよ。

 てなことを考えていたら、捻る箇所ってのはどこか1箇所だけじゃなくて、複数あるのではないかと閃きました。ほんでもって、立って入って行く時も、膝は前に出すけど腰は前に行き過ぎないようにしないといけないんじゃないかと。こう考えると立って入るのと座って入るのとがつながってくるように思えます。

 つまり立って入って行く場合、インのつま先はバイクと平行をキープ、骨盤はややイン側を向き、アウト側のつま先は骨盤よりもインを向く。で、上半身は骨盤の向きとバイクの向きの中間ぐらい。こうすると、イン、アウトどちらの股関節も内股ぎみに捻れ、エネルギーが蓄積された感じになる。

 座って入って行く場合には、膝はある程度前に出すけど、腰はできるだけ前に行かないように我慢。クリッピングまでイン側の腰は前に行かないように我慢しないといけないと思うので、結局骨盤はバイクよりほんのちょっとインを向くだけ。で、上半身はバイクと平行。(で、やっぱり内股ぎみにしないといけないんだから、ラジエターシュラウドのせいでがに股になってしまう前座りはできないことになってしまうわけだと思うのです)

 こんな感じで入って行ったら、立って入るのと座って入るのとの動きに一定の傾向があることになるんじゃないかと考え中です。

 もう私はワクワクです。早く実験したくてたまりません。有休とって実験しに行くか、もしくは実験のためにCRMでも買いたい気分です。

 でも、まだまだコーナー出口まで含めて考えると、いまひとつすっきりとした考えに至っていないんですよね。まあ、このへんは頭だけで考えていても進まないので、地道に乗り込みながら解明して行くしかありませんかな。

6月5日(日) ウオッシュボード、怖いけど楽しい。

 本日は1人で下市へ。行ったら、naganumaさん夫婦、DA-ママさん一家、suzukiさん、kakunoさんの弟子等の方がいらっしゃいました。

 本日の目的はウオッシュボードをフロントアップで走行する練習と、昨日の続きで「何か」を探るべく自分が何をしているかを感じ取りながらコーナーを丁寧に走ることです。

 ウオッシュボードは何回かイメージに近い走りができました。アクセルに頼らずBMXでマニュアルにチャレンジする時のような感じで、体重移動でフロントアップさせるのが重要みたいです。

 コーナーの方は、つい一生懸命走ったりで新しい発見はありませんでした。というか、フィニッシュジャンプ後の右ヘアピンでフロントが(たぶん)切れ込んで転倒。また右太ももを打撲しました。先週はここで同じこけかたをして、顔面スライディング。2月頃にバンクで転けて太ももを傷めた時も同じような転け方でしたね。しかも右バンク。これは昨日の閃きと関係があると思われます。(といっても、実は昨日生駒の左バンクで同様の転け方をしそうになりましたが・・・)

 で、今日はkanataniさんにウオッシュボード通過のコツを教えてもらいました。ありがとうございます。今日も鍛えてもらうつもりでしたが、転倒で脚が痛くてやる気が萎えてしまい、早めに撤収しました。

 まあ、この程度ですんでよかった。

6月4日(土) 半年ぶりに閃いた!

 本日はMr.Xと生駒。

 本日の私は9時着です。やる気です! というのはここ1週間、もう軽く100回は読んだり見たりしており今さら学ぶところもなかろうと思っていたオンロードのテクニック本とベストテクビデオを引張り出したところ思いがけず発見があり、毎夜コーナーリングの研究をしておったのですよ。ここのところの練習中に時々感じる「数カ月前まではなかったいい感覚、しかしあともう少し何か足りない感覚。というより、その何かを特定できたら間違いなく速くなれるであろうという気がしてしまう感覚」を思い出しながら、「何か」を探っていたのです。

 私はそのオンロードのテクニック本の影響で、「コーナーの入口では、上半身は下半身に対してイン側に捻らないといけない」と思って実践してきました。が、今あらためて読んで、ねじるべきタイミングを間違っているらしいことに気付きました。また、ベストテクビデオを見ると、ねじる前後の姿勢も勘違いをしているみたいです。
 というのが平日の研究で浮かび上がってきたのですが、しかしじゃどうしたらいいのかというと、分りません。いくらビデオにかじりついても、微妙であろう体の動きは読めません。ただ、おそらくこのどちらかであろうという2つのパターンはまとまりました。あとは実験あるのみ。

 結論から言うと、その「何か」は特定できませんでした。

 しかし、いろいろ考えて実験してみたおかげで自分の欠陥に気付くことができました。最近スタンディングでコーナーを曲がる練習をすることが多く、特に広場で8の字をやってる時、「外側の膝を、高くキープしたまま前に出す」という動作をするとなぜかその後が曲がりやすいと感じていました。なぜなのかその理由が分りませんでした。しかし今日の実験で分りました。この動作は、イン側の足を軸にして上体(というより膝から上)を捻る動きをつくっていました。軸足であるインに体重が乗り、かつ上体がねじれる。その体勢から座れば自然とイン側の太ももとシートの接触面で体重を支えることになります。左コーナーは一応これができていました。
 が、右コーナーではできていなし、やろうとしても難しいことに気付きました。右コーナーでイン側の足を軸足にするとブレーキがかけられなくなるのです。そのために、右コーナーではアウト側の足が軸足になったまま座っていました。この状態から座ると腰が外に行き過ぎて、腰高な嫌な感じのコーナーリングフォームになります。(おそらくこの体勢だと、リアタイヤを使いづらくフロントタイヤを必要以上に切れ込ませてしまうと推定されます)

 じゃあ、どうしたらいいのか? ん〜、右コーナーでは早めに座るか、ブレーキングを早めに終了させるか、そのどっちかなんですかね〜?

 それから、なぜ外側に座らないといけないのか、新たな理由を発見しました。今までは単に重心の位置が、オフロードバイクの場合は外側にあったほうが安定するからかと思っていました。しかし、先の「捻れ」を最後まで有効利用するためには腰が外側にないとダメなのです。(オンロードバイクの場合は外側になくてもよいです。なぜか? イン側の足が常時ステップに乗っているからです)
 半年前までの私は、コーナーの入口では「捻れ」を利用(吸収)できていたかもしれません。しかし、出口では利用(放出)できていませんでした。できない体勢だったのです。今もうまく利用できていません。でも、今後の練習次第で有効利用できるようになる気がします。

 でも、ワイドな左バンクに座って入って行く時に時々感じる「いい感じ」が何なのか。これはまだ解明できません。解明できたら、常時できるようになるやろうから、そしたらステップアップできると思うんですよね。

 いつ解明できるかな?

 



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