マグラの草子

(6月分)

 

6月28日(月) 主食がもやしになりそう。(ウソウソ)

 ちゃんと出社。

 でも、定時まわったらそそくさと帰りプールへ。

 今日はちとクロールのこつを掴んだ気がする。かくときの手首の使い方が重要な気がした。あと先日、私は顔を左側に上げないと息継ぎできないのだけど、それでも右でも息継ぎをするつもりで上半身を左右対称に揺する方が効率がよいのではないかと思った。今日、上手な人がアドバイスしてるのを盗み聞きしたら、肩が上がるように左右に体を捻れと言っていた。やはりそうだったのか!

 ほんでそんなことを考えながら泳いだせいか、後半尻上がりに調子よくなってきた。まだ25mづつしか泳げないけども、泳ぐスピードがアップしてるわりに休憩が短くなったと思う。まあ水泳の上達を目指して来てるわけじゃないんですけど、効率よく泳げるようになれば連続で泳げるようになり、効率よく痩せられるのではないかと。(^^;

 あと、もう10日ぐらい家では米を食ってない。とにかく炭水化物をとらないようにしてる。まあ、朝は食パン食ってるし、会社では米食ってますけど。当然酒も飲んでない。いや飲んだ。先日。でもあれは、田舎から持ってきた一升瓶の残りを始末しただけだ。もう我が家には酒はないし、その後は飲んでない。あ、熟成中の梅酒はあるな。(^^;

 で、まだ効果が出て来てるようには思えないが、今日水泳前の空腹時に計ったら1年ぶりぐらいの60kg台をマーク!

 これよこれ。やっぱり何の効果も感じられないのでは挫折しちゃうもんね。一応過去には5kgぐらいの減量には成功した実績があるのだ。5kgは無理としても、なんとかして4年ぶりぐらいの体脂肪率10%台を達成したい。現在21.5%ぐらいの模様。

 あ〜、でも前回のダイエットは辛かった。口癖が「腹減ったぁ〜 (--)」だったもんね。

6月27日(日) いつにも増して大事な体なのだが。

 4日も休んで1回しか走らないのではもったいなさ過ぎるので'98CR125で下市へ。一応まだガスを混合する儀式は覚えてました。(^^; まあ、1ヶ月前にキャンオフでちょっとだけ乗ってはいるんですけどね。

 で、路面はベストコンディションぽい。が、準備してる間に激しい通り雨があり、いきなり滑りやすくなった。で、乗ってみるに、全くもって走れず。2st125ccを選定したことに不安がよぎりました。なぜだかコーナーの進入でKXFのようなフロントのグリップ感がないし、立ち上がりでは、「まだ滑り易そうだからもうちょっと開けるの我慢しよう」なんて思ってる間にジャンプの助走区間が終ってしまう。無理して開けてももちろんスピン。

 まあ、もともとマッドコンディションは大大大の苦手なのではあるのだが。

 とまあ最初はしょぼんとしてましたが、しばらくすると路面が乾いてきてベストコンディションに。すると途端に調子よくなってきた。

 今日はpiguさんが来てはって、先週の私の日記を見て逆バンク後のダブルを飛ぶという野望を持って来てはったらしい。確かに、他の人の走りをじ〜っと観察してはったし。そして、見事今日の野望達成。

 piguさんが飛ぶのを見てたら悔しくなってきて、負けてはならじと私も飛んでみた。飛べた。しかしまあ、KXFの場合よりも多少大回りしてるし、それでも成功率は低いですが・・・。

 9ヶ月ぶりぐらいに下市を2st125ccで走ってみた感想は、

 1:ウオッシュボードを2個2個で飛ぶのが難しい。(どうしてもひっかかりぎみになる)

 2:濡れた路面を曲がりながら飛ぶジャンプでは、2st125ccだと全く飛ぶ気がわいてこない。

 3:減速しながらのジャンプは2stが断然気が楽。

 てな感じ。

 特に3は、ここのところリズムセクションで4stのエンジンブレーキをようやく克服しかけてきた私には、ちょっと驚きでした。まだまだ4stのエンジンブレーキに慣れきっているわけではなかったのね。(でも重量感の問題もあるかも)

 とまあ、とりあえず久々に2st125ccに乗っても怪我なくそれなりに走れたのでよしです。

 今晩は遅刻しないように早急に寝ねば。

6月26日(土) 私のMX人生は2st125ccに始まり2st125ccに終るのでしょうか。

 とりあえず普通に起きる。はよバイク屋に行きたいが、まだまだ開店前なのでバイクを磨く。

 で、開店と同時に乗り込み、早速交渉。もちろん状態を伝えた上で。先方も難儀なバイクなのは承知しているのですぐには決められないので、その間私は雑誌を読んで待つ。予想通りで、本来の妥当な価格(程度を踏まえた上のね)よりも上乗せしてくれていたので、即決。もちろんさんざん大事にして来たマシンなので、トラブってさえいなければ間違っても売りはしないが、現状を顧みれば御の字なので。

 で、納得のいく値段で買ってくれたので、次のマシンも即注文。'05 KX125。

 なんでまた?

 ん〜、まあ私も悩みましたけどね。一番の決め手は、買うべき4stが見当たらないということです。'05KXFが劇的に改善されているという気が私にはしません。もしそう思うなら売らないで'05のパーツを組むし。CRFはもちろん考えたけど、聞き捨てならん情報を得てしまった。YZFはバルブのトラブルは聞かないけど、ミッションとフレームの耐久性に問題があると思う。1年で壊れる可能性は低いやろうから、毎年乗り換えていくならYZFはありやろう。しかし、売ることを考えて選定するのは嫌だ。

 今や4stでないとレースに出る前に既に負けているような感があるが、どのみち私の場合は4stやろうが2stやろうが橋にも棒にもかからんわけで、実際問題どっちでもええやろ。

 で、実のところ大きな理由が、KXFがトラブってる理由を教えてくれた方が、「もう2stはなくなるのに」という私に「あらためて2st125ccに乗ると勉強できる。勉強のためだけでも買う価値がある」と私を洗脳したことです。

 2st買うにしても、より4stチックな250ccにすべきか、はたまた125ccか悩みましたが、私の性格上250ccに乗るといつか死にそうな気がしてしまうので125ccを選定。

 昨年欲しかったし、高性能かつ熟成されてそうなKX125にしたわけです。

 これでマシントラブルから解放されて、エンストの恐怖からも解放されるかな。

 2st125ccの完成形。

 納車が待ち遠しいです。

6月25日(金) 久々にやってしまった。

 昨日の肉体的疲れのせいでしょうか? はたまた精神的疲れのせいでしょうか?

 見事に寝坊してしまいました。

 起きたら既に始業時刻でした。

 よって休んでしまいました。幸い代休がもう一日あったし。

 で、寝てる場合ではないのでとりあえずガレージに行く。しかしどうすべきか? 最初は「ともかくもうクリアランス調整だけをしても2回ぐらいしか走れないのだからヘッドを外してバルブ交換できる状態にすべきか」と思いましたが、腰が重く前々からやらねばと思っていたリアサスペンションのグリスアップを行う。しばらくやってなかったので心配していましたが、手遅れになっている箇所はありませんでした。

 が、作業をしながらも私の頭の中はKXFを売るべきか'05のパーツを組んで様子を見るべきか、はたまた売るとして次も'05KXFを買うのかなどを考えていました。考えれば考えるほど、とりあえず売ろうという気が固まってきました。売るバイクをなんでグリスアップなんかするのかと自問自答したりしました。まあ、売ると決まったわけではないのだからやっといた方がええやろと。

 でまあとりあえずクリアランス調整をしてエンジンがかかるのを確認後、バイク屋へ。

 が、買った時に相手してくれた店員さんに会えなかったので帰宅。途中他のバイク屋に寄ってなんぼぐらいになるか聞いてみる。トラブっているのを隠すのも嫌なので、状態を伝えた上で。はっきりとした解答はなかったけど、いわんとするところは大体自分の予想通りだった。

 帰宅後の私は、もうKXFを売ることしか考えてなかった。次に何を買うかと、KXFを買った店がなんぼの値段をつけてくれるかだけが気掛かりだった。

 とにかくKXFを早く売ってしまわんことには落ち着かず、なかなか寝つけなかった。

6月24日(木) パタパタnaitoh氏。

 昨日も水泳。ついなまけそうになったけど、ちょっとだけでもいいから行こうと。ほんでもまあ、強制的に休憩させられる10分間を除き、滞在時間1時間15分ぐらいの間ずっとプールの中。もちろん25m泳いでは呼吸が落ち着くのを待ってではありますが。

 で、本日は平日ながら5時起きで代休を取得しnaitoh氏と下市へ。2人きりの貸しきり状態と思ってましたが、他にも2人来られていました。私は今日も調子よく走れていたのですが、走るほどに調子よくなるnaitoh氏に最後にはスピードで負けました。(TT) でも、持久力では勝ちました。(^^)/

 とまあ、走りはまあまあだったのですが、マシンが・・・。今日も調子悪く、走るほどに悪くなっていき、途中からはキックでは始動不能になり押しがけ。しかしそれもつかの間、最後には1人では押しがけすら不能になり、naitoh氏に押してもらってようやく始動するという有り様でした。

 ここのところ朝一の始動性が悪かったのだけど、今日いよいよ悪くなるまでは、気のせいやろうと思ってました。よって走行中の不調もキャブセッティングに問題があると思ってました。

 しかし、ついに始動できなくなり、ようやくキャブセッティングのせいではなくバルブのトラブルであることに気付きました。帰宅後はもちろん速攻でクリアランスを測定。予想的中で前回と同じ箇所が測定限界以下。その他のところは変化なし。

 これの意味するところは、一旦シリンダヘッドが傷むともうバルブはとっかえひっかえしないと走れないということです。バルブも消耗品ですが、シリンダヘッドも消耗品なのです。(シートカットすれば?というのもありますが、どっちみちかなり金かかる)しかも、ヘッドを交換したところでKXFに乗り馴れてきた私は、今度は6ヶ月ももつとは思えません。夏もやってくるし。

 悲しいのを通り越して腹たってきました。

 でも、ぐっとこらえて酒は飲まず就寝。

 ガク〜。(--)

6月22日(火) インドの山奥でぇ〜 ♪

 今日も水泳に行った。昨日も行くつもりだったが、ついちいとばかし残業してしまい、あまり泳げそうになかったので。

 そのかわり、昨日の帰り道、このような景色を見た。

 もうこんな景色は20年以上見たことないような気がするのだが・・・。

 全景を撮れなかったのが残念。ダブルリングになってたのになあ。

6月20日(日) 史上最大の2度寝。

 などにより、参加すると思われていたイオロイッチーニとnaitoh氏は欠席。ohtani氏と私で下市へ。先週走れなかった私は、今日こそと早起きで。下市はセクションがところどころ変わっていました。巨大ジャンプのところは私にはしんどくなったけど、その他のところは私には面白味が増してよい感じ。

 で、早速走行ですが、暑くて2回ぐらい走っただけで頭痛がしてきて、水飲んでもスポーツドリンク飲んでも水かぶってもおさまらず、大事をとってずっと休憩。この暑さだと疲れたと感じる前にやめないとまた頭痛がすると思われるので、その後は短時間しか走らなかった。

 で、この暑さのせいでマシンも調子が悪い。バルブの寿命を伸ばすために無茶なセッティングを施してて、前回もかなり低中速の吹けが悪くなってきていたのだけど、今日はいよいよ吹けなくなってきて、ジャンプの着地などで開けたら逆に失速してデンジャラスになってしまった。
 メインジェットがでかすぎるのが原因でしょうけど、極力かえたくないのでまずはニードルを一段薄めに。(3段目にしていたつもりがなぜか2段目になっていた^^; よって1段目に)ましにはなったが、まだまだダメ。次はエアスクリューかと作業していたがそれで解消されるとは思えず、この暑さの中こんなでかいメインジェットはやり過ぎやろうと思い直し、メインジェットを#168へ。ニードルを2段目、エアスクリューは2+3/4戻しへ。
 これで問題なく走れるやろうと思ったけど、まだまだ濃い症状ありで、低速トリッキーなジャンプでエンジンがついてこない。もうバルブのことなど考えず素直に薄めにしていくべきか。

 とまあ、体やマシンは暑さで不調だったけど、走りは調子よかった。今日は初めて逆バンク後のダブルを飛んだ。そもそもこれにチャレンジしたくて下市に来たようなもんだった。でも躊躇して飛べずに「無難に楽しめる生駒にしといたらよかった」なんてことになるのではないかと思っていたのだが、1回踏切りの頂点にバイクを止めて助走のイメージをしたあと、とりあえずまずは実際にイメージ通りの助走が出来るか試してみようと思って助走したら、思いのほか助走がうまくいったせいか「ええい、もう行ってしまえ」という気になって飛んだ。うそみたいに何ごともなく着地でき、1回飛んだら恐怖感もなくその後は楽しめた。
 これで調子づいたのか、いつもアクセルを戻すのが早すぎてちゃんと飛べないZコーナー手前のテーブルも3速のまま助走スピードを上げてちゃんと下りまで飛べるようになった。

 というわけで、1箇所を除いて非常によい感じで走れたし、目的を達成できたので御満悦。おうそういや、立ってしか飛んだことのないギャラリー前ジャンプも1回だけ座って飛んだ。

 今日は収穫いっぱいだった。

 暑いけど楽しー!

6月19日(土) 田舎に帰る時に寄ってみようかなあ。

 なぜか今日は会社の関係で四国へ行き、うどん屋めぐり。ゆうに70才は超えているであろうお婆ちゃん(手打ち係)とおばちゃん(ゆで係)の2人で作る一杯70円のうどんがうまかった。終戦直後の日本かと思うような怪し気な店なのだけど、知る人ぞ知る店なのか、客であふれかえっていた。あれだけ来たら70円でもやっていけるんやろねえ。何より婆ちゃんもおばちゃんもうどん作るのが楽しくてしかたないという雰囲気だったのが印象的。たぶんあの婆ちゃんはうどん作るのやめたら体弱って死ぬね。

 そんなこんなで、12時から5時ぐらいまでの間に、海鮮料理にビールにうどんにうどんと3回も腹いっぱい食うという無茶な内容であった。

 私、水曜日から酒飲んでないし、水曜と金曜日は水泳にも行ったのに。

 とりあえず今週の努力は全て水の泡と消えた土曜日でした。

6月9日(水) インターネットゲーム

 今日はちょっとだけ早起きして、たまりにたまった空缶を捨てた。ゴミ袋5袋ぶん。第2陣を捨ててる間におっちゃんが第1陣を持って行った。ありがたや。これで部屋がだいぶすっきりした。ちょうど、一昨日火災報知器の点検があり、片付けもしたところだったし。ガレージにも空缶がたくさんあるのだが、それはまだそのまま。

 で、先週の土曜日はwadaさんと生駒。sukeぴーも来てた。ホコリが凄くて困った。最後の方はまあまあ乗れてたのに、オヤジNBについていけんかった。(--)

 で、日曜日も生駒。前回いつリアサスのグリスアップをやったか分らないようになっているくらいなので、今日は整備デーかとも思ったが、昨日午後からしか走っていないし、クラス分けもあって満足するほど走れていなかったので。夜中に一雨来たおかげで今日はグッドコンディションやし、今日はかなり乗れていたと思う。調子に乗って某速いコについていこうとしたが、そもそもついているけるわけのないレベル差なので、見る間に視界から消えていった。でもまあ、折り返し地点ではまだ見えていたので、「見える間は」と頑張ったが、転けて終了。ここは来てすぐにも転けたところ。転けるとこってのは決まってるのか。まあ、怪我なく終えられてよかった。

 で、最近の私は、帰宅後はまず集中力が尽き果てるまでエキサイトバイクをやって、三国志を読みながら寝るている。まだやっっとんたんか!?って? いやいや、日記に書いてないだけで、1、2ヶ月前から再びやってるんですよ。今やもうそのレベルは凄いですよ。気分は世界チャンピオンかAMAチャンピオン。先駆者のwadaさんとタイムを更新しては挑発メールを送り合い日夜闘っております。最近の私の成長ぶりに、wadaさんもびびっているはずです。

 ちなみにですね、私はエキサイトバイクからバイクの基本を学んでいます。実車では誰もが知っていながらなかなか実践できないことをエキサイトバイクでやったらぐっと楽にいいタイムが出せるようになった。これにはびっくりしました。でも、実車にはフィードバック出来ていませんが・・・。(^^;

 三国志の方もようやく1巻目が終りそうなところまで来た。ちなみに私その3人の名前すら知らんのですよ。そりゃ読んどいた方がええですわな。

 最終巻まで辿りつけるかな?

6月3日(木) そのうちにビールも作りはじめたりして。(^^;

 出張中9時に寝て6時に起きるという暮らしを繰り返していたので、昨日も早くから寝てしまった。

 で、不良になるのが懸念されていた製品は無事だったのだが、当初考えていたこととは別の要因で不良になる可能性が浮上。なんでこうなるの。(--) まあ、まだ不良になるとは決まっていない。なんとか方策を見つけたい。

 ところで、出張中さぞかし暇やろうと思っていた私は行きがけに本を4冊購入。いやま4冊も読むほど暇なわけはないんやけど、つい。で、買った本というのが「三国志」の1、2巻、「大名の日本地図」、「民族の世界地図」。私は昔から理系の本しか興味なく、歴史はもちろん文学なんてもんには全く興味がなかった。文学は今でもほとんど興味ない。が、歴史はなんだか少し興味が湧いてきているし、文学にしても、「不朽の名作」と呼ばれるようなもんは一度は読んでおきたい気が少しは出てきた。(田舎に帰ると「罪と罰」を読もうとしたりしてるけど、全くもって進まない。だいたい登場人物の名前が読みにくいのだ)まあそういうわけで購入したわけなんですが、寝がけに三国志を読みつつすぐ寝てしまうという生活の繰り返しでちっとも進んでない。

 ほんでまた、ふと昨日梅酒を作りたくなって、梅と氷砂糖を買って来た。今日は酒と容器を買ってきた。もちろん作ったことなどないし、作り方も知らんのだけど、なんだか面白そうで。

 でも、出来上がるまで半年もかかるらしい。

 果たしてそんなに気長に待てるのか?

6月2日(水) 果たして私は大型の免許を持っているのか?

 本日帰阪。で、直帰したいところではあるが、もろもろの事情により出社。

 限り無く退屈な出張になりそうだったが、ふたを開けてみると、「お前みたいな青二才はウロウロせずにじっとしとけ!」と言われそうなところが、なぜか私まで作業したりしてました。(しかも勝手に) なぜって? そりゃあなた、見てるだけじゃとても終りそうになかったからですよ。私がお伴した大先輩は作業のために行ってるわけじゃなく技術指導であり、私もその技術指導の勉強のために行ってるわけで、作業をするいわれはないし、特に私など書類上はいないことになってるので作業するなんてもっての他のはずなのだが、自らやらんかったら晩飯にありつけなくなりそうだったのよ。大先輩もしびれをきらして自ら作業したりしてはったし。
 実際問題、大先輩1人でやった方が速いんではないかと思うくらいの状況でした。

 まあそれはさておき、1日目は真夏の日射しで日焼けしてヒリヒリ。2日目は大雨で、作業中に1人で合羽を買いに行った。と、店の近くでレンタカーのファミリアの左前輪を脱輪。ウソ!? なんで!? と嘆いてもあとのまつり。完全に側溝に落ちてました。とりあえずバックで脱出を試みましたが、空転してるんだから脱出なんか出来るわけない。初めての脱輪なので途方に暮れどうしたもんかと思ってましたが、丁度警察署の真横だったので、警察ならなんとかしてくれるかもと助けを求めるが、実に愛想なくまた1人で思案。

 田舎なのでJAFなんか簡単に来るんかいなと思うし、どこに泣きついたらよいのか分らない。ふと、レンタカー屋にもらったパンフレットを見ると、こういう時のためのレスキュー依頼先が書いてある。時間はかかるやろうけどこれしかすがるものがなさそうだったので、電話で交渉。すると、交渉してる間に人が4人ほど集まって来て手伝ってくれるとのこと。状況からして人力で上げるのが一番よいと思うし、私を入れて5人ならばファミリアぐらいなら持ち上がるんじゃないかとレスキューは保留にして助けを乞う。

 最初は持ち上げようという雰囲気だったのだが、先の警察署の方(最初とは別の人だが)が車に乗り込んだら脱輪などウソのようにいとも簡単に自力で脱出。その方曰く、「FFならハンドルを右にいっぱいに切って前進すれば脱出できる」とのこと。もちろん私もあれこれ試したかったが、車体左側が壁まで10cmもなかったので下手にもがくとボディがガリガリになるのではないかと怖くて何もできなかった。きっとこの方は何度も脱輪車を助けたことがあるのだろう。

 かくして窮地脱出。最初の警察官のおっちゃんには「こんなとこ(路駐)に停めようとするからや」と怒られた。んなこと言われたって、つい2日ほど前に来たばっかりやのに駐車場がどこにあるかなんか分るかいな。

 で、その後なんで脱輪したのか考えた。が、溝があったことを認識してたかどうかもよく覚えていない。自分がいつも乗ってるストラーダはタイヤの幅が広いから脱輪しそうでもしないで助かってたのか等。が、多分溝は認識してたんだと思う。で、いつも初めて乗る車は軽であれ過度なくらい慎重に乗ってたのだけど、今回はちとなめていたのですな。後でよく見たら結構ノーズ長かったし、ストラーダの直線的ボディラインと高い位置からの視線とは正反対である。物理的制約はストラーダの方があるが、いよいよ狭くない限り、ストラーダの方が運転はしやすいのだなと実感。その後の私が異常なまでに慎重になっていたのは言うまでもありません。

 まあ、いい方に考えりゃ、脱輪ですんでよかった。歩行者や自転車、バイクなんかに当てたらえらいことやった。

 なんでもええけど、未だにATは怖いよ。AT にもクラッチつけてくれんかのう。(--)



 top