マグラの草子

(6月分)

 

6月24日(月) おめでとうございます。誓いの言葉を忘れず、生涯お幸せに。

 一仕事終えた。

 昨日は中西兄貴と美由樹さんの結婚式でした。今回2次会の幹事を引き受けていた完璧主義者(笑)の私は、前日からテンパりまくり。まず式場にて自分の足もとを見たら、左右違う靴下を履いとるではないか。
 で、式が終わったのはお昼ごろ。2次会は午後6時から。なのに、早速現地に移動したがる私。今から行ってどうすんねん、ちゅう感じでなだめられ、皆と茶店に入るが、どうにも落ち着かず1人瞑想に入る私。というても、落ち着いていないので実際には頭は全く回っておらず、その実態は放心状態。で、結局見かねた友人たちとかなり早くから現地に移動。

 店に入ってからは、まわりの人達がちゃっちゃと準備を進めてくれたので、私はBGMの担当者の人達との打ち合わせに集中できた。

 んでまあ、開宴。私の性格上おもしろおかしくはできないけど、せめて笑顔で喋ろうと思っていたのだが、やっぱりそのような精神的余裕はなく、ただ紙に書いたセリフを棒読みする私。打ち合わせたはずのBGMとセリフのタイミングも合わず。が、そんなこと引きずってたら前に進まないので、ただひたすら棒読みを続ける私。
 今回は、2次会とは言っても、前半は1.5次会というか要するにフォーマルな雰囲気を出すのが目的だったので、そこが終わるまでは全く余裕無し。

 そんな調子だったけど、お客さん方が、おもしろおかしい雰囲気が出るように盛り上げてくれたおかげで、無事終了。カチカチの司会もフォーマルな雰囲気には合ってただろうから、結局大成功といってよいのではないかと思う。幹事集団、お手伝いさん、ゲスト、みんながとても協力的でありがたかった。
 今まで見た2次会では、なかなかあんなに協力的(自分達自らが盛り上げよう)というゲストはいなかったような気がする。これも新郎新婦の人柄のたまものだろう。

 そんなこんなで、無事結婚まで辿りついた中西兄貴夫妻。ただ一つ気になるのは、新郎が式での誓いの言葉を守れるの?(ちゅーか、覚えてるの?)

 ってなとこかな?(笑)

6月18日(火) 悪魔に魂を半分売りかけか?

 最近のネタは変。いや、変なのはいいが面白くない。それは私自信そう思う。正直言って、以前は読者のみなさんの反応をカウンターで計っている面があったが、今はカウンターをほとんど見ていない。今1日に何人の人が見てくれているか知らないのだ。
 以前は自己主張をするためのHPみたいな面があったが、今は単に独りよがりな愚痴のHPか・・・。

 でも、それでいいのだ。今の自分にとって重要なこと、考えていることをなるべく正直に書けばよいのだ。結果として読者が激減したとしたら、私と読者の相性がその程度だったというだけのことだ。
 フォトレポを更新しなくなった頃からの日記はそのような考えのもとに書いております。
 去っていっているかもしれない読者のみなさんに励ましてもらったおかげで、今もこうやって生きている。それはそうなのだが、だからと言って今の自分にとって大きなウェイトを占めていないことを書くのはどうかと。

 で、懲りずにまた変なネタを書いてみると。

 1、2年前に読んだ心理学的な本。その中でカウンセラー(著者)を訪れた患者。が、この患者自体、普段みずから患者を抱える女医さん。その女医が、自分の患者から言われた言葉。

 「先生は、親切だけど優しさがない」

 これがその節での主題というかキーワードであった。今その本が手もとにないので、うらおぼえながら私の考えを混ぜながら言うと、「親切」とはしばしば自分本位の考えに基づいたものになりやすい言動。「優しさ」とはできる限り相手の立場になって考えようとする姿勢に基づいた言動。かな?
 まあ、いずれにしてもこの二つの言動は、似て非なり。そしてまた全ての人(特に、自分はそういうことを常々考慮している気になっている人ほど)が常々頭に入れて反省すべき内容ではなかろうか?

 今日もまた、そんなことを考えながら生きているわけですな。(^^;

6月14日(金) 生きてます。(家族が心配しそうなので。 ^^;)

 とうとう1週間に1度の更新すらしなくなってきたな。ん〜。まあ、バイク乗ってないし、データロガーもいじってないから、実際問題ネタもないのですよ。(^^;

 で、何してたか? 仕事ですよ、仕事(ホンマか? 笑)。今月後半が締め切りの仕事が複数あって、ちとやばいなと。まあ、どれもホントにやらなあかんことかと考えたら、「?」だけど、電子工作関連のことをやるよりは体裁はよかろう。

 あ〜、何もかも忘れてバイクに乗りたい。

 さて、人にはいろいろなタイプがあって、「1:短いスパンで一喜一憂する人」、「2:やや長いスパンで喜怒哀楽を感じる人」がいそうだ。で、基本的に、プラスの出来事だけの日やマイナスの出来事だけの日、なんてのはないと思う。
 1の人は、日々起こるパルス状のプラスの出来事やマイナスの出来事をそのまま感じ取るわけですわな。2の人から見たら、「なんでそんなことで怒るねん?」とか「何がそんなに嬉しいねん?」と見えるでしょう。
 2の人は、例えば1週間の出来事を平均したものに対して喜怒哀楽を感じるわけですわな。月曜日はちょっとマイナスやったけど金曜日はすごいプラスやった。だから、今週はちょっといい週やったなとか。2の人は、1の人から見たら、「この人は何考えてんの?」となるのでしょう。

 じゃあ1と2、どっちがいいか?

 1の人は、特に変化のないような日々でもその中で生じる小さな起伏で一喜一憂できるのですから、毎日が充実して感じられるのかもしれない。
 2の人は、より長いスパンで見ようとるする姿勢を持っていれば、たまたまマイナスの出来事が続いても、その後に起こるプラスの出来事を含めて考えるので、「たまたま連続して生じたマイナスの出来事」をマイナスとして受け取らないのかもしれない。

 で、どっちのタイプがいいかなんて分らないんじゃないかな。というか、例えどちらかがよかったとしても、こういうのは基本的にほとんど変えようがないことだと思うので、考えるだけ無駄なんかな。

 まあ、でも、一つ言えるのは、自分と考え方が合わない人っていうのは絶対に沢山居るもんだし、反対意見の人だってその人たちの集団においてはそれが普通であり正しいのだと思う。

 じゃあ、そういう考え方の合わない2つ(あるいはそれ以上)の集団は、どう付き合えばよいのか?
 弱肉強食で徹底抗戦?
 はたまた何のトラブルも生じないように絶縁?
 人間といえど動物の一種である以上は、弱肉強食という面は避けて通れないと思うし、むしろ望むところではある。私は人類全体の中で見て、自分は体力・知力とも平均よりは上だと思っている。まず第1ラウンド(人口が半分に減る争い)では自分は生き残れるやろう。が、第2ラウンド(1/4に減)、第3ラウンド(1/8に減)と進んでいけば、絶対に最後まで生き残れる人間であるわけはない。最後に残れるのは1人だけなのだから。
 じゃあ、徹底抗戦なんかせず、絶縁か? ん〜、まあ地球に住んでる集団と火星に住んでる集団ならばそういうのもアリなんやろうけど、今の地球の文明レベルからしたら、地球上の人間どうしが無関係でいられる状況にはないやろう。なるべく無関係でいようとすることは可能だが、それではただ逃げているだけで、いずれ問題に直面するのではなかろうか?

 公共広告機構かなんかのCMで、「いつから子供が恐くなったんだろう? 大人を逃げるな!」ちゅうのがある。これなんかいい例なんじゃないかな? よその家の子供のことなんて、ほっといた方がノントラブルだ。が、それは目先のことであって、長い目で見たら、世の中を住みにくくしていることに他ならないと思う。

 頑固おやじ。今やホントに居るんかどうかさえ怪しい頑固おやじだが、地域に1人は必要なのが頑固おやじではなかろうか?

 そんな考えを持つ私自体が頑固で、現在の世の中からは敬遠される人種なのだろうか? 

 まあ、MXバカといっしょで、バカになりきれるのならいいんだけど、なりきれないで中途半端だと意味ないんよなあ。

6月6日(木) ?

 昨日、ニュースステーションで宅急便会社の会長が胸のすくような発言をしていた。なんであんな発言ができるのか? 年をとっているからか? 凄い実績を残しているからか? 根本的に私なんかとは人間の質が違うのか?

 時々自分のHPを振り返る。いつも感じるのは、HPを始めた頃と今とのメンタル面の違いである。まず、(以前の方がいいかどうかは別として)過去は口調や内容が生意気な感じがする。より辛口で、少なくともMXレースに関しては自信を持っていた。まあ、HPを始めた頃が、それ以前を含め一番ノリにノっていた頃ではあるのだが。

 そして今日はHPのネームの由来のページを見た。「レースを辞めるのは全てをやり終えた時」そんな言葉が引用されていたのだな。ん。オレはまだ全てをやり終えてなんかないぞ。

 しかし、あと数年で自分の人生が終わるのなら残りの全てをMXに打ち込むのもまた一興だが、多分まだ数年では終わらんやろう。だとしたら、もはや若者とは呼べない年齢に達した私は、MXを続けるにしてもただそれだけをやっていたのではダメなんじゃないか。が、今やMXに対してすら自信が持てない私。それ以外のことに対して自信など湧くはずがない。

 しかしまた思うに、オレだって31年生きているのだ。31年間寝てたわけじゃない。オレが持っていないものを他のやつが持っているように、他のやつが持っていないものをオレは持っているはずだ。

 TV見てたら、欲望が人間をダメにする。そう思わずにはいられないのだが、しかし、欲望が全くないのはもっとダメ。そんな感じがする。

 あ〜、欲望。

6月2日(日) 真夏日です。

 先週も、私にしてはまあまあ仕事したような。で、平日はlibrettoへのlinuxのインストールなど。

 土曜日は、下市に行こうと思ってて、一度は早起きしたものの、ゴロゴロしてるうちにまた寝てしまい行かず。だいたい、今は乗ることよりデータロガーのテストに重きをおいているのだが、先週トラブったにも関わらず、その後修正したのはパソコン側のプログラムのみでデータロガーや壊れかけのスロットルセンサーはいじっていないのだ。
 よって結局、土曜日はデータロガーのエンジン回転数計測部とストットルセンサーを補修。何をどういじったか覚えてるうちに回路図も修正。

 で、日曜日。今日は下市へ出発。ほとんど同時にbadちゃんがやって来た。彼は、近畿選手権に何年も出つつ、練習もやっているにも関わらず冴えない成績なのが嫌らしい。う〜ん、まあ今や「全日本のbad」の異名をとる私としては、分らんでもない。しかしや。単に近畿選手権に出始めてからの期間だけで考えたら長いことNBやってる気がするかもしれないが、すいすい上がって行くように見える人達は、近畿選手権に出るまでのキャリアが結構長いはずなんよ。ホントにすいすい上がって行く人もいるかもしれないが、そんなのは極わずか。ほとんどの人は似たりよったりだと思う。
 高校の時の国語の教科書の中で「練習量が全てを決定する柔道をやってみないか?」なるセリフが出てきた。「練習量が全てを決定する、なんて面白ないのー」と当時は思ったもんだ(ちなみに当時私は柔道部員)。が、今は、だからこそ面白いという気もする。MXも結局練習量が全てを決定するんだと私は思う。

 さて、久しぶりに来た下市は楽しいです。トリプルこそあるもののあそこは3つ飛ばんでも合わす斜面があって体は楽。生駒の大ダブルみたいな処理のしようのないジャンプはありません。特に逆バンクからトリプルの手前までは全力で走ることができてめちゃめちゃ気持ちいー! ただ、ウオッシュボード後のダブルとフィニッシュが辛いです(--)。

 今日はトリプル後のテーブルで座って飛ぶ練習をしました。あともう少しが届きませんし、びびって体が後ろぎみのフロントアップでリアブレーキも使えませんが、少しづつ座って飛ぶことへの恐怖感が和らいでいる気がします。

 ただ今日はジャンパー NA #66 inoueさんに逆バンクでアウトから抜かれました。ジャンパーにコーナーで負けるのも辛いですなー。(--)

 ほんで、データロガー。まず期待のリアサスのセンサー、こいつはアクスルシャフトに取り付けているのですが、フルストロークした際にどこかに当っているようで、へしゃげてしまいボツ。
 残るはフロントサス、スロットル、エンジン回転数。今日もトラブりましたが、一応2回分取れた模様。ちょっと進歩か?

 それにしても暑い。体に断熱材が増えてるから、余計か?

 badちゃんとのランデブー走行後、左だらだらコーナーの入り口でオーバーランし、落ちた。怪我せんでよかった。

<走行データ>
 緑(下段):フロントサスペンション(グラフ中の0%が伸びきり、100%がフルストロ−クに対応・・・だいたい)

 白:エンジン回転数(グラフ中の0%が0rpm、20%が12000rpmに対応・・・だいたい)
 青(上段):スロットル開度(グラフ中の50%が全閉、90%が全開に対応・・・だだし、ギアの噛み合いが度々ずれている模様 ^^;)

  コース1周(多分1'55"くらいで走行)

  スタートから逆バンク入り口まで

  左だらだらコーナー手前からZコーナー後のダブルまで

  Zコーナーからウオッシュボード後のダブルまで

  ウオッシュボードから2周目の1コーナーまで



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