マグラの草子

(1月分)

 

1月31日(土) 家でゴロゴロ。

 しそうな雰囲気になってましたが、あまりの天気のよさに思いなおし生駒へ。今日はいつもの練習仲間が雪山に行ってたり負傷中だったりなのでひとりなのよね。それに今週は後半なぜか朝起きるのが辛かった。とどめはまだレース用タイヤを装着したままだし洗車すらしていない。でもまあ行くと決めたからにはタイヤ交換。はじめて時間を測ってみた。前後ホイール装着状態から、完了まで1時間5分。私にしてはかなりスムーズにいった方。え、遅い? こんなもんちゃうの〜??

 で。近畿選手権の終った生駒は台数も非常に少なく、IAも1名のみ。かなり好き勝手な走りができます。で、今日は下のテーブルの着地が非常に綺麗に整備されていたので、「今日こそこのジャンプを飛ぼう」と考えました。ほんでまずここ最近思っていた、「飛距離出したいジャンプでは手前でスピード落としつつ一旦腰を落とさな」を実践。が、なんと腰落としたら飛び出しでコントロール不能になりかけびびる。ここ何年もの間飛距離を出さない方向で練習せざるを得なかったせいか、棒立ちで進入して膝で吸収てな走りでないと不安定になるもよう。結局終始飛んでもいいという気が湧いてこなかったのでチャレンジせず。

 で、最近座って飛ぶ練習をするのがとても楽しいので、1コーナー後の大テーブルも座って飛んでみようとしたが、さすがにこれはびびりが入ってアクセルを戻すのが早くフロントローになってしまいやめ。ほんで、立って飛ぶ練習もせねばとコーナー立ち上がりの小ジャンプでやってみる。全くうまくいかず、危ない。どうしよう?

 1回目の走行はこんな感じでしたが、2回目は趣向を変えサスペンションセッティングなるものをやってみました。KXFって、4stのわりに加速地点のギャップでハンドル振られやすいみたいなんですよ。YZFを2台乗りついだイオロイッチーニもそう言ってたし、KXFのインプレが載ってるHPを見てもそうらしい。テクニックを磨くことは考えなあかんけど、やっぱマシン間で差があるちゅうことはテクニックだけ考えとったんでは効率が悪すぎるやろう。

 で。まずは標準セッティングから始めるのが正当でしょう。が、先日の近畿選手権の時のままで走りはじめました。この時だってレース場に行く前は標準だったんですよ、リアのイニシャル(ハンドルが振られやすいのが一番気になるのでとりあえずイニシャルだけは2回転戻し)以外は。まあ後で違ってたことに気付きましたが。

 でまずその近畿選手権のセッティングがどうなってたのか調べると、フロントの圧縮側ダンパーをかなりきつく、リアの圧縮側ダンパーは最弱というものでした。この時は、公式練習で、オーバーペースなせいかはたまたフォークチューンで動きが良くなり過ぎたのかタイトコーナーの進入で前につんのめる感じがあったのと、ここのところ「リアが硬いから振られるんじゃないか」と疑問を持ち続けていたため、イメージで本番前にこうしてたわけです。

 で、何から変えていくかなんですけど、私はフロントの踏ん張り感に疑問を持っていたのでまず油面を上げるべく5ccオイルを追加。これがいい! で、もっとよくなるのかとさらに5cc注入。と、なんかマシンが跳ねるようになった。なんでやろと考えたところ、油面上げたら中間以降のバネレートが上がったのと等価なわけやから、伸び側のダンパーが不足するようになったんやろうと推定。よってフロントの伸びを締める。なんかちょっとましになったような。じゃあ、もっと締めたらええんかとやってみたが、よく分らず。

 その後も1箇所づつフロントの伸び・圧縮、リアの伸びを触ってみたけど、違いがよく分らず(リアの伸びなんかは手で押してみるぶんには違いが明確だけど、乗ると分らんのよねえ --)。結局今日の走りを終えた時点でフロント圧縮2段戻し、伸び3段戻し、リア圧縮最弱、伸び14段戻し(ほぼ最弱)となった。

 で、つまるところ今日改善されたのはジャンプ着地でのフロントの安心感のみか。今日はストレートにさしたるギャップがなかったのだが、コーナー立ち上がりの細かいギャップの感触は改善されてないような(ハンドルが振られるという感じじゃなくてただ単にリアからの衝撃がきつく感じる)。フロントのハードスプリング、リアのソフトスプリングを買ってみようかと思う今日この頃です。

 結局、油面アップと伸びの締め込みまでしか私には体感できませんでした。

 まあ、懲りずにまたやります。

1月25日(日) 2004 開幕!

 出ちゃいましたよ〜。近畿選手権。IB昇格以来、全日本前の心の準備以外で近畿選手権に出たのはじめてですよ。しかも皆が血走ってて台数も多そうな開幕戦。


 なんでまた?

 なんかしらんけど出たいから。他に理由なんてないかな。ん〜、まああえて言えば、昨年からはだいぶ腕の怪我の精神的後遺症の呪縛から抜け出して来てるし、KXFを買って調子づきつつ最近は4stにも慣れて来た。以前ほどのイケイケさはないけどある部分では上達してるつもり。ここらで自分のレベルを把握したいといったところでしょうか。

 ほんでまあ、今回の取り組み姿勢は全日本なみの大マジです。前後新品タイヤ装着はもちろんのこと、気分よくレースに望むためにゼッケンは青ベースから貼り直してるしクリアで補強してるしカーボンファイバー風ステッカーも自作するし、極めつけはイオロイッチーニに伝授してもらっていたFフォークチューン(スプリング、インナーチューブ、アウターチューブを磨く)も実施。当然フォークオイルも交換。オーバーホールも含め既にこれで3回目である。

 で、練習走行。当然IAと混走である。めちゃ怖いのである。後ろから激しいエンジン音が聞こえてきたらペースダウンしつつよけて抜いてくれるのを待つのである。が、むこうにとっては下手にペースダウンしたりするとよけい邪魔になるようで苛立っている様子なのである。こちらとしては接触されそうな抜き方をされる恐れもあるのだから十分にペースダウンして余裕をもっておきたい。どうしたもんかいつも悩むのである。

 で、レース。ぬわんとIB125ccクラスだけで20台もいる。スタートは例のごとくほぼ最下位。加速テクニックそのものはそんなに下手クソなつもりはないし今までの分析から最初の反応の鈍さが問題だと思ってる。が、その反応の鈍さもどうしようもなく鈍いんじゃなくて、つまるところ「まかり間違って前に出たらどうしよう」という不安が反応を鈍くさせてるいるものと推定される。というわけで私の場合スタートだけ抜群というのはあり得ない。逆に走りに自身がついたらスタートもそれなりによくなるでしょう。

 ほんで最初の半周。成績を望むならこの団子状態の中でいかに前に出ていくかが重要。が、その中に割ってよう入っていかんのですよ。怖い。こういう団子状態だとそこそこ速いライダーでもそうそう自分のペースでは走れないから割って入っていく余地はあるはず。でも、団子の中に入っていく勇気がなくついついばらけるのを待ってしまう。
 で、ばらけた時点で最下位かブービー。まあ、私にとってはこれからです。20分全力で走りたいので腕上がりしないように気をつけつつも単独最下位は嫌なので一生懸命。3周ぐらいまでは徐々にペースアップできたのではないかと思う。が、そのへんで腕上がり。
 ジャンプで腕の力を抜こうと思ったのだけど、私のテクではそんなにリラックスする余裕がなく一瞬しか緩められず役立たず。そうこうしてる間に今度はゴーグルが曇ってしまい走りにくい。早々に諦めゴーグルを外す。幸い中盤以降は目の前にライダーがいなかったのでゴーグルの影響はなく腕上がりとの闘い。ついついこれ以上腕上がらんようにと気持ち抑えぎみの走りになってしまうのだが、「これじゃ練習と変わらんやんけ」と思うし、視界の範囲内に前のライダーがいるので「やっぱ追いつくことを考えなあかんやろ」とムチを入れたりしてみる。が、一度上がりはじめた腕はもう元には戻らないのでそう簡単にペースアップなどできるはずなし。結局前も後ろもつかずはなれずといった感じでフィニッシュ。20台中16位。

 単独最下位を覚悟していたけど、似たようなレベルのライダーもいたようで途中バトルもありで楽しかったし、少し自信もついた。なにより台数が多かったおかげでIBだけで走らせてもらえたのでそれが楽しめた一番の要因やな。毎回こうだったら毎回出てもいいなと思いました。IA、IB混走ってのは絶対間違っとるよ。歓迎するのは英才教育を受けた全日本チャンプを目指すようなジュニア上がりの子だけで、IBライセンス所持者の大多数を占めるであろうおっさんにとっては引退宣告でしかない。
 近畿選手権はIB125cc、250cc混走のオープンクラスのみ開催し、IAは別でレース(IBでも希望者は走らしたらええけど)ってのがIBクラスを盛り上げつつ全体のタイムスケジュールの短縮に繋がると思うんだけどねえ。
 NB、NAクラスは毎年なにがしかの工夫をしてるようだけど、IBはここ数年何もなし。ライダーが望んでるのはエントリー費の安さや当日エントリーの可否じゃないと思うよ。ライセンス所持者数でいったらIBは最多ぐらいなんやから。

 で、本日はNB125、250、オープンにイオロイッチーニ、IB250にnaitoh氏(負傷中のため練習後リタイヤ)、すけぴー、morimoto氏が参戦。また、NA#40fujiiパパとNA#333soejima氏も参戦。
 イオロイッチーニは残念ながら250のみの決勝レース。オープンの予選とはうってかわって8位でポイントゲット。
 すけぴーはさすがに昨年沢山IBのレースに出てるだけあって様になってましたが中盤で転倒。
 morimoto氏はなんと鉄フレームでしかも250ccのCRながら何の違和感もないスムーズな走りを披露。250ccクラスの出場は今回のみみたいですが、あんだけ走れるのなら250ccも出たらどうでしょう?
 多忙で練習もほとんどできていないfujiiパパは苦戦(ウェアはめちゃかっこよかった!)。
 ラブパワー全開のsoejima氏は・・・?

 走行中は腕上がりだけが気になってたけど、いざ走り終えてみたら息上がりまくりでおまけになぜか胸が痛かったのにショックを受けた一日でした。

 酒の飲みずぎか?

1月20日(火) 仕事中にサスセッティング手順について真剣に考える私。

 土曜日喜び勇んで生駒に走りに行く予定で早起きしましたが、窓を開けたら生駒の山はこの通り。これではコースも雪で覆われてるやろう(一面真っ白だと路面の起伏が分らなくなるのだ)。しかもまだ降ってるしめちゃ寒い。よってあきらめてゴロゴロ。
 いや、正しい生活を取り戻そうと、洗濯したり、シャワーばかりでとうぶん洗ってなかった浴槽を洗って昼間っから湯舟につかってみたり。(あったかいな〜 ^^)
 んでその後は細々とした用事を済ますべく外出。その中には散髪(もう3ヶ月してないよ。前回ほとんど坊主頭だったけどさすがに今はうっとおしい)も含まれていたのだが、なんか気が重く散髪はせずに帰る。きっと私は拘束されるのが嫌なのだ。

 で、日曜日。今晩から仕事だけど午前中だけ走って昼から寝るというのもありかと考えたりもしたが、結局寝る時間なくなるのは目に見えてるのでやめ。しかし昼頃には起きてゼッケンの貼り直しなどを行う。あと、姉ちゃんに借りたビデオなど見る。

 私、意外と涙もろいような・・・。

1月12日(祝) 誰が横綱、大関なのかすら知らない。

 今日は仕事でした。もし休みだったなら、あのジャンプを飛ぶためだけに今日も行っていたことでしょう。

 さて、最近バイクによく乗っているのでMXの(しかもどうでもいい)ネタならいくらでも書ける。が、今日は少し変えてみましょう。(さらにみなさん方にはどうでもよい内容でしょうけど)

 昨晩TVで朝青龍の相撲を見た。凄いスピードだった。往年の大横綱 千代の富士みたいな相撲だった。もしかしたら以前にも書いたかもしれないけど、私は相撲が好きなのですよ。いやここ何年も見てないので、正確に言うと好きだった、か?

 野球やサッカーといったメジャーなスポーツに興味がないこともあり、スポーツ観戦というのは私の趣味にはなく、信じがたいことかもしれませんがMXでさえ観戦という意味ではさほど好きではない。彼等の走りを見て学習するという意味で見てる意味合いが大きい。まあそりゃラロッコみたいなひいきのライダーが活躍しそうな時はまた別ですが。

 が、そんな私ながら、相撲観戦は好き。もちろんTVでしか見たことはありませんよ。何が好きなんか? ん〜、転んだら負け、土俵から出たら負け、強いものがえらい、体重無差別、というようなシンプルさでしょうか。

 そうそう、あと勝負が短時間でつくというところかな。私はしょせんど素人の遊びのレベルながら高校生の時柔道を少しやったので、相撲には共通するところがあり好きです。が、柔道の試合を見てもあまり面白くはない。なぜか? それは柔道の場合、土俵に相当する枠から押し出しても勝ちにはならないため、よほどの実力差がない限り試合運びが「攻め」ではなく「守り」になるからです。投げ技ってのは、柔道でも相撲でも、相手が押して来る力を利用してこそビシッと決まるものです。ということは、同程度のレベルのものどうしの場合、先に攻めた方が負けやすい。負けない試合に徹した方が勝ち易いわけです。柔道の試合はこうなりやすい。

 が、相撲の場合はだいぶ状況が異なります。自分から攻めて土俵から押し出してしまえば勝つわけですから、みなとりあえず押します。それに、投げるにしても自分が押してこそ相手も押し返してくるわけで、投げて勝ちたい人だってとりあえず押すわけです。というふうに相撲はまず「攻めありき」なので見てて楽しいのです。とはいえ、相撲でも決して自分からは攻めないで相手に攻めさし、金星(横綱に勝つってことね)ばかりとってる力士がいました。もちろん見てておもしろくない。その力士は金星はとれるけど、自分と同レベル以下の力士に負けることが多く結局大関にもなれなかった。
 金星がとれたのは、相手が攻めてこない場合横綱はプライドの問題で自ら攻めないわけにいかないからです。同レベル以下の力士の場合、そんなプライドに縛られる必要がないので、相手が攻めないなら攻めないでもいいわけで、結局最後には実力差が出るわけです。

 で、私がよく見ていたのは高校・大学の頃。私の一番のひいきは旭富士。これが稽古はしないと評判だし、体格もたいしたことないし、気迫など微塵も感じないような気の抜けた感じの力士で、天性のテクニックだけで横綱になったような感じの力士でした。横綱になって欲しいなと思いながら観戦してましたが、ホントになるとは思いませんでした。(笑) 雰囲気的にはウィンダムかな?

 で、他には千代の富士、北天佑、霧島(ガリガリだったのに、何を思ったか筋トレしたらシュワルツェネッガーみたいなムキムキマンになった)といったところがひいき。

 千代の富士(筋力、スピード、テクニックが凄い)、北天佑(筋力、体格が凄い。ぶ厚い筋肉の上にほどよく脂肪がのった感じで、たぶん力士の理想の体型)、あとひいきではないけど北勝海なんかは、みなプライドの固まりで、化け物みたいな小錦にまっこう勝負で体当たり! 誰が考えたってまっこう勝負では跳ね返されて終り。しかし、彼等はそんなことは承知の上でやるのです。自分の格、客が求めているものは何か、自分の売りは何なのかを考えて相撲をとる。ただ単に勝ちたきゃ、動きの鈍い小錦なんて横から攻めたら彼等の実力で勝てるわけですけどそんなことは決してしない。
 結果、千代の富士は小錦を釣り上げようとして腰砕けになり下敷きになって負傷。北天佑は、子供のように突き飛ばされながらも紐付きテニスボールみたいに再び食い付くの繰り返しで最後には土俵の外まで突き飛ばされる。北勝海なんかは、突き飛ばされてへそを中心に体が縦回転しながら土俵の外に落ちていくという有り様でした。
 でも、彼等の姿勢は見ててすがすがしく、負けてあっぱれといった感じでした。

 ひいきの力士が引退してしまってから全く見なくなってしまったのですが、たまたま見た朝青龍の相撲は、ウサギを倒すのにも全力を尽くすといった感じですがすがしいものでした。

 相撲の面白さを再認識した一番でした。

1月11日(日) 今日は御機嫌! 

 今日は大混雑が予想される生駒を避け下市に行く予定でした。が、昨日の疲れもあり下市に行く(というか帰りの)気力がなく下市はやめ(ohtaniさんすみません)。が、家でゴロゴロしてたら昼下がりに後悔するのは目に見えてます。それに私は生駒の旧トリプルがどうしても諦めきれないのですよ。で、結局今日も生駒へ。予想通りの大混雑でした。

 今日は0の字マスターpiguさん、鉄人fujiiパパ、元moto funkのishidumiさん&haraさん、足首を傷めているというkawamotoさんがいらっしゃいました。

 で、一応ジャンプ飛ぶクラスで走る予定の私はジャンプ飛ばないクラスの人達の走りを見て例のジャンプを学習。この状況に矛盾を感じつつもまあええやんけと。飛ばないクラスといいつつも結局のところ自己判断な訳ですから飛ぶ人もいっぱい走ってます。で、よ〜く観察してたんですが、4st250ccのライダーだと助走でかなりエンジンうなっている。でも斜面ではやや早めに戻している。80ccだといっぱいいっぱいとは言わんまでもかなり頑張って距離を出そうとして飛んでいる感じ。しかしどちらもかなりテクニシャンぽいので、鵜のみにできない。

 と、2st250ccのライダーがうそみたいに低い回転で飛んでいった。で、KTMの2st125ccのライダーも平和な感じで飛んでいった。これで思いたち、ショートしてもいいやぐらいの感じで飛んだんでいけるんやろうと納得。

 が、やっぱり不安。で、同じバイクに乗るライダー2名に質問。結局のところ、手前のテーブルなめたって飛べるとのこと。ここまで準備を整えつつそれでもふんぎりがつかずなめる私。もう病気です。一旦は「今日無理して飛ぶ必要もなかろう」と思いました。が、何を思ったか周回中に急に飛んでもいいような気がして飛んでみました。思いの他斜面でエンジンがついてこなかったのでこんなんで届くんかよと不安になりましたが、結果としてはそれでもやや飛びすぎなぐらい(94dBサイレンサーつけてて正解だったかも)。1回飛んだらもう安心で何回も飛ぶ。もっともっと飛びたかったけど、ガス欠の不安があったし1回リアがひっかかってひやっとしたので5、6回でやめ。ガス補給したらまた走るつもりだったけどもう閉店の時間で終了。

 しかしまあようやく飛んだ。うれしい。久々に味わう充実感。それに単にこのジャンプをクリアしたというだけの問題でなく、こういうコンプレックスをもっているセクションがなくなると安易に譲ろうという気も減ります。1つのセクションがコース全体の走りに影響するのです。

 来週も飛ぶぞー!

1月10日(土) ビッグフットnaitoh氏。

 いつの頃からかいつも12時頃からの走行になる私。起床が遅いのが根本的原因ということにようやく気付き、本日はまあまあの時間に起き10時頃生駒着。今日は身内で一番のり。で、コースは予想外にすいており、IA他4名ぐらいの速いライダーが走っていたので、最近にはめずらしく彼等の走りを観察に行く。彼等の走りを見て一番凄いと思うのは小ダブルが連続する区間のスピード。特に2個目の踏切りのスピードは尋常ではない。しかもサスペンションもおもいきり使っている。私の場合はダブル間の谷間で非常に緊張するので2個目で下り斜面まで届かず頂点付近にしか着地できずすごく苦しいのだが、彼等の走りを見ていると、そこまでやらな届かんのかと尻込みして結局未だ開け切れないし体も動かない。私が思うにはここは生駒で最もテクニックの差が出るセクションだと思う。

 さて、今日の私には目的があります。まずひとつはエンジンの調子を見ること。水没して以来アイドリング付近の調子がよくないのです。水没直後にはエンジンをかけず、メンテ後にかけたので下手に触ったからなのかもしれません。キャブの掃除は軽く5回はやったのでもう汚れによるものとは考えられません。丁度水没の頃から寒くなったのでセッティングがずれて来ているせいかもしれません。が、エアスクリューを締めてもいまひとつ調子が悪い。

 どう調子が悪いかというと、アクセルをあおった後回転がすっと落ちないで数秒間高めの回転でまわったあとほんとのアイドリングまで落ちるという感じです。この高めの回転に合わせてアイドリングスクリューを合わせるとクラッチを切った時にエンストしやすいし、最終的に落ち着く回転に合わせると普通に走ってる時にエンジンブレーキがきかず思いの他マシンが前に進んでしまう。走れんことはないのだけど、私はこういう細かいことが非常に気になるたちなのです。それに水没前まではめちゃくちゃ回転が安定してたので余計に納得いきません。気にし過ぎかもしれないし、気温が下がったらセッティングは合ってても暖気には思いの他時間がかかるものなのかもしれません。ともかくコースを走ってエンジンをよい状態にした上で最終判断するべきです。

 で、本日は94dBサイレンサーを装着しております。もちろん理由は近畿選手権に出るかもしれないからです。近畿選手権に出るならば、年に2回しか出ない全日本のために98dBサイレンサーで練習するのはどうかと思いますし、ともかく一度94dBサイレンサーのパワーフィールを確かめておきたかったので。(ちなみに94dBサイレンサーだと6馬力ぐらい落ちるらしいですな。だとすると35馬力ぐらいになるから80ccや4st250ccのトレ−ルに毛が生えたくらいか? まあでも中低速があってトレールより数段軽いわけやからレーシングマシンのレベルではあるやろう)

 で、さらには走りの上でも目的というか目標があります。旧トリプルか下のストレートのテーブルを飛ぶ。特に旧トリプルはレースに出るなら是非ともクリアしておきたい。クリアしようがしまいが私のレベルでは単独最下位は免れませんが、誰もが飛ぶジャンプをなめるのはとてもデンジャラスなのですよ。

 が、結果として今日もふんぎりがつかず飛べずじまい。まあでも94dBサイレンサーは思いのほかよく走り、エンジンの調子も走り込んで十分にあったまったらアイドリングもそこそこ安定するようになった。4stって意外にも気温の影響を受け易いのかな?

  で、今日はnaitoh氏と何度もバトル。一旦はそこそこ引き離したつもりだったんだけど、安心した頃に振り返ったらまた迫って来てて「まだ諦めてなかったんか!?」とびびり、再びペースアップを図ったけど私とは逆にnaitoh氏は尻上がりに調子がよくなっていったのか結局私がギブアップ。ただ単に負けたんじゃなくて一旦勝ったつもりになった後負けたのでダブルショックです。(--) 

 sukeぴーにも挑みたいけどどうせ負けるんやろと最初から諦めてついてもいきませんでした。内緒?で現れた某IBライダーは腕上がりに悩まれていた。でも得意のジャンプでご機嫌だった模様。それからバランスを崩したイオロイッチーニをあともう少しでひきそうになった。危なかったけど、まあこういうプレッシャーに耐える練習もしておいた方がレースで楽できると思うので、これに懲りずまたバトルしましょう。

 これでもかというぐらい走り込むつもりで来たが、ビッグフットnaitoh氏とのバトルでめちゃくちゃ消耗した1日だった。まあでも今日も怪我なく走れてよかった。

 また勝負しましょう。

1月9日(金) 練習に新品はもったいないかなと。

 やっぱり今週は長かった。もう走りたくて走りたくてたまらんかった。で、金曜は寝ないで整備。つっても、メインイベントはKXFのリアタイヤ交換ぐらいでたいしたことはしてない。そのわりに夕方までかかる。ん〜、タイヤ交換苦手なんですよね。

 で、このまま永眠になりそうなCRのエンジンをちょっとだけかけ、その後キャブとタンクのガソリンを抜いた。なんまんだぶ。しかし、2st125ccのキックってのはアホみたいに簡単やな。
 あー、ほんで、始動した際にえらいうるさかった。サイレンサーからの音というよりもエンジンからの音が大きそう。チャンバーからの排気漏れもあるやろうけど、メカノイズがかなりあるんじゃないかな? CRだって新車の時はアイドリングはめちゃくちゃ静かだった。今思えばCRのエンジンは相当ガタが来てたんやなあ。

 とうとうリアタイヤをKXFにとられ、リムむき出しのCRを見てちょっとせつなくなったのでした。

1月4日(日) ウッキー! ・・・サル年らしいので

 あけましておめでとうございます。
 昨年もたいへんお世話になりました。また今年もよろしくお願い致します。


 昨晩深夜帰阪。大渋滞になるかと心配していたが、すんなり帰れた。

 帰省中は例のごとく王様暮し。まつりごとでも行う王様ならよいが、ただの飲んだくれの王様ですわ。まあ飲んで暴れんだけよしとして下さい。(笑)

 私の帰省中はいつも、母ちゃんは四六時中いろんな飯の支度やら片付けやらをしてくれている(姉ちゃんも)。それが何日も続くので、私が帰ったあとはぐったりしてるに違いない。なら片付けぐらい手伝えよというところですが、ムリ〜。だって飲んだら寝てるんですから。

 しかしまあおかげさまで楽しく過ごせました。ありがとう。

 で、王様はどうも体重が自己記録タイで体の1/4が脂肪になってしまったようなので、今晩から労働者にもどって1/5まで減らしたいと思います。

 ん〜、最初の1週間は辛そうだ。



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