マグラの草子

(2月分)

 

2月26日(日) 明日から徒歩通勤の予定。(起きれるか!?)

 ゆっくり寝ました。んで、また例の本を読みつつ買い物に出かけた後、今度は散歩に出かけました。身体意識とやらのことを考えながら。

 本の中で、身体意識とか軸とかなんとかという用語がいっぱい出てきたんですけど、読めば読むほど、身体意識って何やねん?軸って何やねん?(なんせ軸なんて山ほどあるらしい) ほんでそれってどう役立つもんやねん? という疑問がわいてきて、「なんか結局、ただそういうもんがあるらしいという知識が増えただけで、少なくとも私には何の役にも立ちそうにないな」と、半分ぐらい読んだ時点で思いました。

 が、それはどうも、その軸というものを感じたことがないからそう思うんやろなあ。

 と思いながら、なんかこの本から何か吸収できんかの?と考え続けてると、この本の中の一部の記述には私が体感した不思議な感覚とオーバーラップする部分があるんですよ。

 で、思いました。

 身体意識ってのは、イメージトレーニングをする際に頭の中に思い浮かべてる自分の体のモデルのことなんやろな。んで、軸ってのは、何らかの動きについてイメージトレーニングしたり、実践練習をする際に最重要項目となるもののことなんやろなと。

 たとえば、コーナーリングフォームを矯正していくとします。IAライダーのライディングフォームを完璧に知り尽くしている方が、「IAライダーの足首の位置はこうで、膝の位置はここで、腰はこうで、肩はこうで・・・」と体の全ての部分について、その収まるべき位置を教えてくれたとします。じゃあ、「足首の位置はこうで、膝の位置はここで、腰はこうで、肩はこうで・・・」と考えながら練習したら改善されるかっていったら、されないでしょう。1つ1つのパーツについて気を配ろうとしたら、気を配る項目が気の遠くなるほどあり、それら全てに同時に気を配るなどということができるわけがない。

 じゃあどうやって改善するかって言ったら、例えば「首を地球の重力に対して常に垂直に!」といった、たった1つの気をつけるポイントを掴み、それをイメージトレーニングでも実践練習でも気をつける。もしこれがホントにコーナーリングフォーム改善に大きく寄与するものであれば、「首と地球の中心を結ぶラインが軸である」となる。よって、以後この軸を無意識の内に必ず再現できるようになるまで、イメージトレーニングと実践練習を繰り返す、となる。

 才能たっぷりのIAライダーは、その軸を一度も意識することなく自分のものにしてしまっているのかもしれないが、無意識の中に常にその軸をつくり出している(重要項目であることを当たり前のこととして実践しており、より高度な走りをするためのイメージトレーニングをする際にも、当然既にマスターしている軸はイメージの中に盛り込まれている)。

 で、凡人の場合には、IAライダーには軸があるというのをまず頭で理解した上で、その軸をイメージトレーニングと実践練習でつくり出すことによって彼等に近い走りを修得していく。

 という図式なんやと思う。

 「イメージトレーニング」と一言で言っても、そのレベルはピンキリで、「今から始まるレースで自分が優勝して表彰台の頂点に登ってる様子を想像し、気持ちを高める」といった漠然としたものから、「今まさにスターティングゲートが倒れる瞬間の状態を、まるで今本当にバイクに跨がっているかと錯覚するほどのリアリティで、心拍数を高めながら布団の中で想像する」というようなレベルまである。

 そしてそのリアリティのあるイメージトレーニングを行うために必要不可欠なのが、「身体意識」であり「軸」なんやろう。

 という考えにのっとると、今の私の場合、左コーナーには軸ができかけていますが、右コーナーには全くありません。

 今日から散歩(一応歩き方のトレーニング)することによって、右コーナーで軸をつくるためのきっかけを得ようと企んでおります。

 うまくいったら、おなぐさみ。

2月25日(土) 大漁!!

 本日は天才naitoh氏と阪下へ。色々悩みつつも今朝の時点では一応明日のレース出ようかなと考えていたので、とりあえずエンジンの慣らしをしときたいなというところです。

 が、naitoh氏が、「明日雨やで」って言うので、「じゃあやめよう」となり(言い訳)、その後naitoh氏のタイヤが裂けたので持って来てた新品タイヤを売り、これで明日出ないの決定!(言い訳)

 さて、本日の阪下は前回来た時、終始全部なめてたダブルが3回続くセクションが安全になっていたので、1個づつクリアしていき一応全部飛べるようになったので、そこそこ楽しめました。

 が、実際のところ今日はほとんど走っておりません。(普通は5リットルX2.5回ぐらいガスを混合するところを、今日は1回しかしてない)

 で、何してたかというと、まずは身体意識がどうとかいうネタから始まって、その後はライディング理論の話になり、ほとんどしゃべってばかり。20:30まで談義し続けていました。

 某氏を含めた身内3人の以前からの共通認識として、私はコーナーをフロントタイヤで曲がり、naitoh氏はリアタイヤで曲がるというのがありました。当然今までも、お互いに「それって、具体的にはどうやるん? 何に気をつけて走るん?」みたいな談義は幾度となく行っております。しかし未だにお互いの走りを理解できないままに来てました。(特にnaitoh氏の走り方) なぜかってーと、聞いても分らないのです。説明はしてくれるんだけど、擬態語みたいなもんで説明されることが多く、「?」てな感じで意味が分らない。


 が、今日は長時間あれやこれやと談義してたおかげで、とうとうnaitoh理論を事細かに引き出すことに成功しました!

 それはもう、驚きの連続でした。


 まずはギャップ通過の理論で驚き、次はコーナーリングの理論、そしてマッド路面の走行理論に、ギャップのあるコーナー立上がりの理論、コーナー手前のギャップでのブレーキング理論、ウオッシュボード通過の理論。(他にもあったかな?もう一度に引き出し過ぎて忘れた)

 中でも最高に驚いたのがギャップ通過の理論。私とは基本的な考え方が正反対。マッド路面の走行理論も正反対。

 実は、ギャップもなく路面のグリップもよいベストコンディションでは2人とも同じようなスピードで走れるのですが、ギャップが増えたり(特に小さめのやつ)、マッドコンディションでは、私は極端に遅くなり、2人の差が歴然としてました。

 その理由が、2人のライディング理論の違いによって明確になりました。

 ようするに私は根本的な考え方が間違っているために、コンディションが悪化すると極端に遅くなっていたのです。目からウロコって感じです。

 ある意味、この正反対の考え方でIBになれたあたり、私の方が天才かもしれません。(^^; 実際、私と同じような走り方してる人って見たことがないもんね。


 今日は理論の違いが暴かれる度に大爆笑でした。こんなに笑ったの久しぶりで、おかげでここのところの仕事の疲れも吹き飛びました。(笑)

 今まで、おちょくりを込めて「天才naitoh氏」と呼んでいましたが、今日は認識が変わりました。

 ここは、謝罪と敬意を込めて、今後はこう呼ばせてもらいましょう。


 

 大天才naitoh氏!

 (笑)

2月21日(火) よう分らん。

 今日は出社しましたが、定時速攻で帰宅。まだ回復はしていません。

 帰宅時に本屋に寄り、マニアックな本を買ってしまいました。体の軸がどうとかいう内容の本。たぶん某氏のHPで以前ちらっと紹介されてた本なんじゃないでしょうか。

 あまりにマニアック過ぎて、マニアックな私ですら「ふんふん」とは受け入れられず、まだ半分も読んでいませんが、今後の参考に出来ると思います。

 体には何本もの意識すべき軸があるとか、非常に難解なことが書いてあって凡人の私には理解できない点が多いのですが、なるほど!と思った点があり、そうやったんか!と思う点もありです。

 まずあらゆるスポーツにおいて重要な役目を果たすらしいのは、股関節近辺の筋肉であり、太腿の裏と下腹部の筋肉であること。で、それだけをとらまえたら、一見重要なのは下半身であるかのように思えるけども、最も重要なのは背骨らしいこと。

 で、究極的なのは、歩くという動作の中にこれらの重要な要素が存在しており、効率よく歩けることと、いいパフォーマンスが出来ることには極めて強い相関があるらしいこと。

 つまり下手くそな歩き方しかできない人は、何をやってもセンスがない。ということです。

 当然私はその下手くそな部類の人間なので、憶測でしかないのですが、これは極めて的を得ているような気がします。私は姿勢は悪いし、歩き方もいいとはとても思えないし、走れば遅い。

 たぶん、走るのが速い人は、基本的に何をやるにしてもセンスがあるんでしょう。じゃあ、そのセンスってのはどうやって発生したのか?

 遺伝的なもん?(ないとは言えんけど、認めたくないな)

 幼少の頃の教育?(ん〜、分らんけど、よほど確立した体系でない限り、教育では身に着かないような気がするんだけど・・・)

 幼少の頃の経験(閃き)? (ん〜、これが一番大きそうな気が)

 私みたいなもんは、10年以上も大抵の人より沢山バイクに乗って、はじめてなんかこういうことが大事そうってのがなんとなく理解できはじめた程度です。

 これこれの軸の意識がどうのこうのと書いてあるんですけど、理解できません。でも、なんか、単なるマニアックな世界の話ではなく、本当に優れた人は、こういうのを理屈でなく体で理解できてしまう人なんやろうなあ、そして、チャンピオンだとか、オリンピックのメダリストなんて人は、体でも頭でも理解してる人なんやろなあという気がしてしまいま す。

 じゃあ、やっぱり私は、どんなに練習してどんなに考えても、一生そういう人達には到底及ばない(トレーニングが足らんというのは抜きにして)という気がします。

 そう思うと、一瞬バカらしくもなるのですが、しかし一方で、「もし、センスが幼少の頃の経験によるものなら、それを覆すことにこそ価値がある」という気もします。センスというものが努力の結果身に着くものであるならば、「自分は努力が足らん」と納得できますが、偶然と言えるようなもんであるならば、そんなもんは努力で覆さねばならない。

 そんな気がするんですが。

 まあ、私は細かいしコンプレックスの多い人間だからそう思うんでしょうかね。

 でもやっぱり、最終的には「全日本のIB予選突破を目指してます!」

 そう自信を持って言えるようになりたいもんです。

2月20日(月) 結構メンタルの回復に寄与したかな。

 休んでしまいました。今朝が最終期限だった一番重い仕事は土曜に仕上げたし、かと行って会社に行くとまた今日もエンドレスで仕事になるんやろなあと思うと病気になりそうで。あれだけ真面目に一生懸命やったんやから、1週間ぐらい休ませてくれんかったら精神的に復活せーへん、てな感じです。体調が悪くても入院するまでひたすら働き続ける方もいらっしゃいますが、「ここ一番!」てな時ならいざ知らず、日常的にそんな献身的になるなんてことは私にはできませんわ。自分で自分をコントロールできるうちに適度に休まないと、鬱病になるんじゃないかと思います。

 でまあ、実際体調もいまひとつよくないのですが、ただ寝てるのももったいない(たぶんそんな休養の仕方だとまじで1週間ぐらい復活しない)ので、KX125のメンテをすることにしました。

 TAGメタルのハンドル、新品フレックスグリップといった「いいパーツ」をKX250の方にまわしていたので、まずはそれをKX125に戻す。破れたスロットルグリップもhonda純正の新品にし、新品同様のレンサルが着いているフレックスグリップも、最高と思われるhonda純正のグリップに交換。で、最近エンジンに全くパワーを感じず、振動も多い。いくら250に乗った後とはいえ、納得できない。年末1ヶ月ほど乗らなかったしその後もKX250に乗っていたこともあり、前回メンテしてからさして乗っていないはずなんだけど、じゃあいつ何をやったか正確に覚えていないので、「もしやまたシリンダーヘッドのOリングが傷んで薄い症状が出ているのでは?」という気がしてきて、「じゃあいっそのことピストン関係も全部新品にするか。やって悪いことはないやろう」とエンジンのメンテ開始。

 Oリングもなんかちょっと変な感じがしましたが、それよりピストンの傷み具合が今までで一番激しい。ピストンリングも傷んでいる。そりゃ、大ジャンプの助走で飛べる気がせーへんはずやわって感じ。しかし、原因を考えてみると、思い当たることってのが、あまりない。いやないことはないが、それがほんとに主因なん?てな感じ。ただまあ、ピストンヘッドが真っ黒だったので、濃いいもん好きのくせに暖気の際にかぶるのを恐れて、始動したらすぐブンブン回してたせいなんかなあ。そうじゃなかったら、シリンダーが既に寿命なのか?(あ〜、それだけは考えたくない--)

 ともかくこれで一時的には回復するでしょう。これがどれだけ持つのか。

 あと、サイレンサーのグラスウールも交換しました。部分的ではありますが、消失していました。

 とりあえず、レースに出るための準備だけは進めています。

 タイヤも買いました。

 ただ、出る気になるかどうかは当日の朝まで不明です。

2月19日(日) またpiguさんを癒してしまった。(^^;

 また風邪がぶりかえして来たみたいだし、ゆっくり寝たいなあと思いつつも、そこそこの時間に起きて下市へ。なんかあんまりレースに出る気力がないのですけど、レースは来週やし、出るなら一番出たいのは下市やし、今日行かなかったらもう来週出ないの確定やなあと。

 それに、やはり週1回はバイクに乗らないとストレスがたまって出社拒否になりそうで。

 今日はクラス分け覚悟で来ましたが、されてはおらず、時間を気にせずマイペースで走れます。が、いきなり大ジャンプの次のゆるい右コーナーで転倒。なんでこんなとこで?そんなに攻めてるつもりもなかったと思うんやけど。やっぱり風邪のせいで集中力がないのかなあと思いつつ走行再開したら、やっぱりまたフロントが滑って転けそうになった。どうやら路面になんか変な起伏があり、部分的に逆バンクになるみたいで、私以外にも転けてた人いるらしいです。

 あとは、大ジャンプを飛べる気も湧かず、新セクションを飛べる気もせず(最初はしたんですが、躊躇してる間に萎えてしまいました--)、超低いテーブルをなんとか飛べるようになりつつまただんだん飛べなくなりといった感じで全くテンション上がらず。

 さっさと切り上げて帰ろうかなと思いつつも、思い直してもう少し走る。閃きってわけじゃなく、単に重要事項を思い出すって感じのことはいくつかあったかな。

 しかしまあ、ほんの、ほ〜んの少しづつですが、右コーナーの走りが改善されて来てるように思う瞬間がある。それだけが唯一の救いです。

 IB連中が結構来てましたが、なんか彼等の走りは異次元の走りに思えます。自分のテンションが低いだけか、それかホントに速い人達ばっかりが集結してたんだろうと思いたいのですが・・・。

 来週出るか!?

 ん〜、当初は出る気満々やったけど、どうしようかなあ。(--)

2月18日(土) この仕事、一旦終止符を打って、また続くんですけど。

 今日も仕事でした。昨日は定時後、労働組合の会議の後すぐ帰宅。今日のうちにやり終えようとしてもいったい何時までかかるか分らないし、もう1時間たりとも残業する気になれないぐらいイライラして。(こういう仕事を根詰めてやり過ぎると、ある瞬間にもう脳が自分には戻れない取り返しのつかないことになりそうな恐怖を感じます)

 んで、久々にゆっくり寝て、昼から出勤。結局23時まで仕事。昨日帰っといてよかったよ。

 で、今日仕事しながら思うに、私はめちゃ細かい。お客さんからたいそうな金額をもらう報告書を作成しとるわけなんですけど、きっと他の人だったら、「この状況ならもうこんなもんでええやろ」というところを、どうしても妥協する気になれず、納得がいくまでやってしまう。技術者としてのプライドの問題ですな。

 もっと手抜いたら楽やのに(抜いてはいるんですが)とかなんとか色々思うんですけど、一応生きてる気はするかな。

 数年前は、(社内の人間に対して)体裁ばかりを繕う非生産的なバカみたいな活動をやらされていたけど、今はその手の活動から遠ざかっているので、しんどくてもある意味気が楽だ。でもそのかわり今度は、仕事ばっかりやってたらダメだというのも思う。

 ようするに私、一度何かをやりだすと、もう当分それしかやらなくなるんですよね。それはある意味逃げなんですよね。もっと本気で仕事しないとと思ったりもするのだけど、もしそれをやると、たぶん定年まで仕事しかしない。自営業ならそれでもよいのかもしれんけど、しょせんサラリーマンでは、定年があるんやしのお。

 もっといろんなことをバランスよくやれる人間になれりゃいいのだけど。

 と思う一方、そんなバランスのとれた人間なんて山ほどおるわけで、それよりか何かのエキスパートになる方が価値があるように思ったりもするんですよね。

 以前、学生の時のバイト先の板さん(15才ぐらい年上の方)に、「お前はもっと遊ばなあかん」って言われました。そうやなとも思うんですけど、遊びたくない人はいったいどうしたらいいんでしょうねえ。

 まあ、ともかく、何をやるにしても精神的に病んだり、体壊したりしないように、そのへんのバランスはとるようにしたいですね。

2月16日(木) ママさんが金メダルっちゅうのもこれまた凄いけど。

 もう、まじで最近忙しいです。昨日は24時まで仕事してたし、一昨日も23時までやってました。私はいつからこんな仕事しぃになってしまったんでしょう。

 で、一昨日は帰宅したらオリンピックの女子スケートをやり始めたところだったので、ストレス発散もかねて最後まで見てしまいました。岡崎選手が、「人間に限界はないんじゃないか?」と言っていたのが、かっこよかった。んで、きっちり成績も出してしまうあたりもかっこええ。

 メダルがどうとかじゃなくて、自分の現在のポテンシャルに対して限り無く100%に近い力を本番で発揮してしまうところが一番凄いと思う。練習量と練習量に裏付けられた自信によるものなんでしょうね。

 さて、私はというと、やはり人間なので限界はないようです。

 先日、体脂肪計が過去最高の26.0%を差していました。

 ・・・。

 もう10%台は夢のまた夢か?

 いや、落ち着いたらプール通いをまた始めよう。

 だってもう、ジャンプで自分の体支えきれてないもん。

2月11日(土) 日曜は自粛しました。

 柄杓どころか、桶より大きいバケツで「何か」を一気に注ぎ込みたいところです。冷静に考えると、土日出勤して仕事しないといけないように思うのですが、そんなことしたら廃人になるような気がして、とりあえず金曜晩は頑張って、土曜は下市にやって来ました。マコチ−さん、塾長さん、matsushitaさん、sakamotoさんがいらっしゃいました。

 で、まずは再びフレームを壊したりしないように、リアのイニシャルを2回転締めて走行。250に乗った時に思ったのですが、パワーをかけないで着地したら底突きしてたのに、パワーをかけるようにしたらリアの底突き感がなくなりました。125でも開けれるところでは開けるようにしてますが、開けてもさしてパワーがないので、あまり役に立ってるような気がしません。というか、役に立つかどうかその度に違うような状況で開けたら、むしろ不安定になるので、あまり開けません。いや、開けるんですけど、私は基本的にリアからの着地が出来ない(それでも昔に比べたらだいぶましになったように思うけど)ので、まずフロントが接地し、リアが接地してはじめてアクセル開けます。250で開けられたのは、開けたらリアが下がるからです。(125だと実際問題下がってる気がしません)

 まあ、それはいいんですが、イニシャル締めたのが相当効いてるみたいで、ジャンプの着地では底突きとは違うなんかやな感じがします。ウオッシュボードでもやたらケツを跳ね上げられるような気がします。思いきって、リアの伸びを3クリック締めましたが、あまり変わらず。んで、イニシャルを半回転緩め、次はまた半回転ゆるめつつ1クリック戻して走行。もう、どうでもよくなりました。

 で、問題のコーナーリングですが、いざバイクに乗ってみると、全くイメージトレーニングが役に立ちません。いったいどうやって、右コーナーに左脚出しながら入るのじゃ? 左コーナーですらこんなイメージ持てません。今までと180度違うイメージなんて、そう簡単に持てませんわ。(--)

 とまあ、コーナーリングでブルー。ウオッシュボードでも何度もフロントローでコブに刺さって前転しそうになりブルー。逆バンク立上がりの細かいギャップでブルー、新セクションの超低いテーブルを飛べずブルー。

 おまけに、風邪ひいたのか、だんだん喉が痛くなってきてブルー。

 シュン(--)となって帰宅。

 そうそう、今日走行中に、また悲鳴のような音がしはじめたので、「もしや!?」とエンジンのマウントのトルクチェックをしたら、また緩んでました。ちゃんとトルクレンチで締めたし、ネジロック剤も塗布したのになあ。エンジンとフレームの隙間にしょぼいアルミのワッシャーをかましたのがまずかったのかなあ?

2月7日(火) 桶、あふれるか!?

 ほんで、昨日の続き。

 かなり核心に迫る閃きをしましたが、これだけではまだ不十分。

 というのは、今理解してる動きというのは、2段階の動き(まず外側の膝を前に出して、それから腰だけを引き戻す)なんですけど、このイメージだけじゃだめなんですよ。というのは、私かなりのアホなんで、一度に1つのことしか頭にキープできないんです。「これだに気をつけたらよい!そしたら他の部分は自動的に矯正される。」てな、たった1つのポイント(コツ)を頭に叩き込んどかないとダメなんです。そうじゃないと、膝だけ前に出して、「あれ?なんか違う。あ、そうやった。腰を引き戻すんやった。」と気付いたら頃には、コーナーリングが終ってる、というパターンの繰り返しになるのです。(恐ろしい頭の悪さ!)

 で、今日その対策を考えました。

 コーナーに入って行く時の動作ってのは、基本的に歩くのと同じはずなんです。で、今までは、例えば左コーナーに入って行く場合、左脚を前に踏み出すようなイメージを持っていました。だけどこれじゃ逆ハンにならないし、外側の股関節は逆に伸びちゃう。
 じゃあ、もしかして逆かってことで、右足を踏み出す動きをやってみたら、なんとこれは上手く左コーナーを走れてる時の感触に非常に近い!

 昨年の春頃、生駒の左バンクで早めに座る練習をしてる最中にこのようないい感触をはじめて掴んだんですけど、歩くイメージとは結びつけて考えていなかった。ちゅうことは、少なくとも両コーナーとも昨年の春以前は、正しいイメージとは全く逆のイメージで走っていたわけです。そして、右コーナーは未だに逆のイメージ。

 こりゃ大変です。全く逆の動きをしてそこそこ走っとったわけやから、正しい動きをマスターすれば、劇的に速くなれるものと推定されます。左コーナーだって、正しい動きを正しい動きとして認識できていれば、さらに速くなれるやろう。

 うおー!

 これだからMXはやめられんのよ。

 ちなみに、フォームなんてどうでもええやん。重心位置さえ正しい位置にあれば。と思われる方いらっしゃるでしょう。私も以前はそういう考えで乗っていたんですが、やはりそれだけではダメです。(考えなくても自然に出来てる方は別)

 なぜかってーと、昨日書いたように、コーナーには必ず予測を裏切る何らかの外乱があるのです。つま先から頭まで、全てが同じ方向を向いた完全なリラックスフォームでは、外乱を受けた時に外乱に耐える動きを意識的にやらないといけない。しかしそれでは間に合わんのですわ。だから、外乱を受けても転けないように、スピードを控えめにするしかなくなる。

 でも、股関節が捩じれた状態でコーナーリングすると、常にマシンとライダーの間にスプリングを噛んでるようなテンションがかかってるので、外乱によるマシンの唐突な動きを自動的に修正するような力が発生するのです。(その筋では、ステアリングダンパー効果と言うらしい) 自動的に発生するのだから、ライダーは少々の外乱など気にする必要がなくなり、より速いスピードで走ることが可能になるわけです。

 実際そうです。体感済みなので間違いありません。

 走りてー!

 あ、でも、私、桶が溢れるかもと思った瞬間、ドバドバひしゃくで注ぎ込んじゃうんです。

 どうか、桶が壊れたりしませんように。

2月6日(月) こんなことで一喜一憂できるオレも凄いね。(^^;

 忙しいとか言いつつ、今日もこんな時間から更新してるあたり、私もいいかげんですねえ。

 でまあ、今日忙しい仕事の最中に、コーナーリングフォームのイメージトレーニングをやったてたら、左コーナーがうまく走れ、右コーナーがうまく走れない原因を体感的にも頭でも発見しました。

 やっぱり、外側の股関節です。

 ここの角度を深い角度にキープする。これです! 膝は前に出すけど、腰は前に行かないようにする。すると太腿は水平に近くなり、上半身の向きは逆ハンになる。そして股関節は少し捩じれ、エネルギーがたまる。この捻れが外脚の密着を産んで外乱(例えば、レールの傾斜が予測と違った。進入スピードが予測と違った。レールの中にギャップがあって、傾斜が一定しない)に対するバランスの幅を産む。
 上半身が逆ハン体勢になることで、ライダーの重心位置をマシンのバンク角の延長線上にキープしやすく外乱に強くなり、またバンク角でのバランス修正がやりやすくなる。

 最近は、右コーナーで上半身を逆ハン体勢にするように気をつけていたのですが、いまいちピンとこなかった。意識するとこはこれじゃなかったんですね。

 左コーナーをうまく走れてる時の感触ってのは、「外側の下半身が、肩のあたりからぶら下がってる」って感じだったんです。でも、これを右コーナーでやろうと思っても、なんでそうなってるのか分らないので、どうしようもなかった。

 あ〜、右コーナー走りたいー!!

 その前に仕事です・・・。(--)

2月5日(日) 250に転向しようかな。

 ほんで、下市にやって来ました。部品の注文したいから、生駒の方が都合よいのだけど、生駒は常にクラス分けしてるし、昼休みも長いので、あまり走れないからやだなあと。それに、ステップのピンも、すぐに壊れたりはせんやろうと。

 ohtani氏、hirano氏、hara氏、sasaki氏、sakamotoさんち等、知り合い多数で、安心して楽しく走行できます。台数も適度だし、路面の湿り具合もよいです。

 で、KX125ですが、新品フレームだとエンジンの振動ないかな?と期待していたのですが、かなりありました。先週乗せてもらったyouma君のKX125は全く振動なかったのに。('06と比べるなって?) まあ、ざっと見たところ、クランクケースにはクラックが入ったりはしていなかったので、こんなもんということにして走行。

 しかーし!

 走らん! しんどい! 食い付かん! 

 エンジン、コントロールしにくい! 腕上がる!

 じゃあせめて軽いんか?

 軽くないです。押したり引いたりするぶんには、断然125の方が軽いけど、乗ったら、パワーでフロント荷重を抜けないぶん、重く感じる。特にウオッシュボードでそれを感じます。ジャンプで寝かしたりするライダーには125の方が軽く感じるのかもしれないけど、私はそんなことできないので、125のメリットを感じません。軽いぶん、鋭い振られ方をするような感じがして逆に怖い。パワーもリニアに引き出せないぶん、わだちで不安定になり走りにくい。

 あ、まあ、暴走しそうにないというメリットは感じましたね。(--)

 で、今日一番気になったのは、腕が上がること。特に短いウオッシュボードで。ここって初速が遅いからどんどん加速していきたいんだけど、加速力というか瞬発力がないから、フロント荷重を体重移動で抜いて極力失速しないようにという乗り方になってしまうのですが、これをやると体が遅れてハンドルを引張らないといけなくなるし、遅れないようにと思うと、やっぱりフロントがまともにコブに当って衝撃を受けてしまう。250だったら、まん中へんに乗って、瞬間的にパワーかけたら、2個2個できたのになあと。

 でも、今日も同じ125に乗る大人のライダーに負けました。ようするに言い訳です。

 今鬼門なのは、フィニッシュジャンプ後のタイトな右バンクです。全く攻められません。IBになって以来過去最高の成績だった昨年夏の下市の映像を見ると、IAにここだけで何秒もの差をつけられています。いくら相手がIAとはいえ、信じられないほどの差です。ウオッシュボードとこのコーナーに、タイム短縮の鍵があるようです。

 まあ、とりあえず、今日も怪我しなかったからよしか。

 しかし。ビッグジャンプって、全く飛べる気がしなくなりました。いったいどうやって飛んだのかって感じです。3速ですらええ回転に入ってないもんね。進歩してるのかねえ?

2月4日(土) ボロボロで、あーボロボロで、ボロボロで。(盗作)

 フレーム引き取って来ました。

 今日余裕で組み立てられるように、木曜に取りに行きたかったんやけど、取りに行ける状況ではなく・・・。

 今朝も自宅で仕事してましたが、開店と同時に乗り込んで、持って帰ってからは仕事ほったらかしで組み立て。ヘッドベアリングを移植したり、分解した時に各所に入り込んだ砂を除去したり等していたら、なんと7時間もかかってしまいました。

 疲れてつい酒を飲んだら、急激に眠くなってしまい、2時間ぐらい寝て、また仕事。なんとかして、そこそこ形にして、明日は走りに行きたいと頑張ろうとしましたが、自宅では効率が悪いし、イライラしてすすまない。あきらめて明日も仕事しようかと思ったりしてましたが、なんかもうノイローゼになりそうで、明日の晩にまたやろう。どうせ明日頑張っても形にはならんわ、と寝る。

 組み立ててる最中に何度か驚きました。まず、リアショックのマウントボルトが曲がっていた。そういえば、リンクをばらした時に曲がってるボルトがあったような気が。もしかして、以前折れたボルトも曲がったのが原因でねじ切れたのかも・・・。などと考えながら、ステップを組み付けようとすると、ピンが入りません。なぜに? 磨耗はしてるけど、それなら余計入りやすいはずだが・・・。と考えながら、叩いて抜くと、なんとこれまた曲がっていました。左側は叩いたら入りましたが、右はどうしようもありません。軸がズレるような曲がり方をしていました。仕方がないので、ヤスリで削って挿入。ラジエータも前につけるプラスチックのガードとの当り面がかなり磨耗していたし。

 なんか対策を考えないと、やばそう。

2月2日(木) 人生の半分が終ったのかな?(えっ!? もうとっくに終ってる? かもね。)

 35になりました。自己紹介のページもだいぶ以前につくったので、実態とずれてる感じがしてきたので、更新してみました。

 私のMX人生において、NAの時のクラッシュは忘れられないものです。でも、あれはやるべくしてやったことです。当時は、「もう、ただでかいだけのジャンプなら、何でも飛べる」と思っていました。

  飛べるかもしれんけど、失敗した時のことは考えなくなっていました。

 今思うのは、とにかく、ここまで(以前よりも速くなってると思える状態まで)回復してよかったということです。もしあの時、脊椎骨折とか、内蔵破裂、四肢切断なんてことになってたら・・・。

 そう思えば、体脂肪を現在の25%から20%以下にすることなど楽勝のはずなんですが、これはこれでなかなか・・・。

 今日も、会社の後輩達が祝ってくれました。

 ありがとう。

 



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