マグラの草子

(12月分)


 

12月30日(金) もうちょっと、続けて乗りたいなあ。

 昨日で仕事納め。11月から仕事内容が変わり、新しい上司に営業的訓練を受けております。その一貫として、遅くまでやたら酒を飲むことが多くなったので、ここ2週間ほどは異常に体調が悪いです。年がら年中休肝日なしで、家では飲んでいますが、あまりのしんどさに最近は家では飲んでいないことが数回発生。というか、毎日が二日酔い状態。

 そんな中、先週日曜はKX125とKX250Fの2台積みで下市に向かいましたが、途中から目を疑うような積雪があり、コースはスキー場になっていたので帰宅。

 本日は乗りたいと思いつつも、最近とにかく休みたかったので、遅くまで寝ますが、思いなおして、昼過ぎに下市に到着。もちろん今日も2台積みです。

 予備として持ってきたはずのKX125をまず乗る。前回、所望のMJがなかったのを、家で装着して来ましたし、水漏れしてよけいいびつな吹け上がり原因になっていたと思われるシリンダーヘッドのOリングを交換して来ましたので、今日は前回よりも気持ちよく走れずはず、と。

 前回来た時よりもさらに気温が低いと思われ、高回転での吹けが速すぎて暴走傾向なので、結局前回装着してた#450のMJに交換。ついでに、やたら衝撃がガツガツ来るので、前後とも伸びを1クリック緩めて再走行。エンジンはだいぶよくなりましたが、久しぶりに乗るということもあるのか、やはり危なっかしい。一度、yubaジャンプでまくれそうになりました。

 ということで、KX250Fに切り替え。125に乗った直後に乗るKX250Fは、なんか最初気持ち悪い。車体は重いし、エンジンの吹けも重いしで、レーシングマシンという雰囲気ではありません。ついついシフトアップしてしまいますが、そうすると、望んだようなトルクは出てこない。ポジションも違い、ハンドル位置が高く、やや鬼ハンぎみ。コーナーで腕の収まりが悪い。フロントブレーキもやたら遠く、とっさにかけにくい。

 でもまあ、ブレーキ以外はすぐに慣れて来ました。んで、驚いたのが、KX125では、「今日の路面しんどいなあ。特にコーナーの入り口」と思っていたのが、KX250だと乗り心地よく、ベスコンぎみに感じることです。両車とも、前後サスペンションのオイル交換をしたばかりですので、性能は発揮されてるはず。

 加速地点でそう感じるのならば理解できますが、減速地点なので意味不明、もしかすると、やはりエンジンブレーキの差なのでしょうか。

 で、連続ジャンプの構成が変わってから、まだ一度も飛んでおらず、なんかジャンプがまた怖くなってきているのですが、右ラインの最後を飛んでみたくなってチャレンジ。まともには届きませんでしたが、衝撃は大したことなくセーフ。一発目を飛んだらスピードが乗って飛べるかなと思いましたが、なんか気がのらず。

 そうこうしているうちにyubaさんとのバトルがはじまり、そうなると一発目も飛ぶ。めっちゃフロントローになりびびりました。でもまあ、もう飛べるようにはなったので、続けて右ラインも再度チャレンジ。

 なぜか、一発目をなめていた時よりも飛距離が落ちております。何度もチャレンジしましたが、どうにも中間にあるシングルがうまくこなせず、スピードが乗りません。

 どうもこれは、踏切斜面にぶつける感じで飛ぶ難易度の非常に高いリバウンドジャンプが必要なようです。

 ちなみに私は、昔のウオッシュボード入口で、kanatani師匠直伝のリバウンドジャンプにチャレンジした結果、大失敗し、最後にはチャレンジする前よりも遅くなってしまった実績があります(乗れば乗るほど遅くなる病)。

 とまあこんな調子で、爽快な走りはできませんでしたが、ここのところの寝ても覚めても落ち着かない精神状態からは完全に解放されました。だって、暴走したがってるKXにまたがっていようと思ったら、それ以外のことなんか頭に浮かぶ余裕なんかありませんから。

 ということで、来年もいっぱい乗ろうと思います。

 よろしくお願いします。





12月18日(日) キィー音は、また別問題か?

 早起きできませんでした。(--;;;

 でもまあ、10時頃にはコース着。とりあえずエンジンはかかりました。意味不明な煙は出ていましたが・・・。

 で、走行。走り始めて1/4周ぐらいで、リア周りの何かにガタがあるかのような変な感じがするので、止まってチェック。異常はありません。走り始めますが、やっぱ何か気になる。再びチェックしますが、特に何もなし。チェーンがガタガタしてるんだろうということにして、走行。

 リアのイニシャルを締めすぎているのか、単に路面が硬いのか、フロントが叩かれてるような感じで手が痛い。

 ペース上げる気が湧いてこないので、リアのイニシャルを1回転緩め、ダンパーも全部1段づつ緩めました。リア周りが動いている(動きすぎている?)感触が出ましたが、相変わらず、フロントがガツガツ来る感じがするので、「こういう時はフロントのイニシャルをかけるとよかったはず」と2段ほど締めてみます。

 よく分かりません。というか、なんかアクセル閉じると、「キィー」てな音が聞こえる気がする。

 とりあえず、もうちょっとフロントのイニシャルを締めてみるべかといじってみると。

 なぜかフロントのイニシャルアジャスターが本来の位置から飛び出てるし、回した時の感触も異常。スタンドに載せると引っ込みます。

 しばし考えた末、帰宅。

 またあのめんどくさいスプリングコンプレッサーもどきで作業して、フォークを分解。その後は、イニシャルアジャスターとにらめっこ。

 組み付けミスしてました。というか、非分解箇所を分解しかけつつ「何かどつぼにはまりそうな気がするので、やっぱやめよう」と中途半端なことをやり、仕組みが今ひとつ納得できないままに組み付けていたのがまずかった模様。

 付けたり外したり、納得がいくまで触ってから組み付け。

 何で今週もメンテなのじゃとイライラするけど、壊れてるのを覚悟して帰宅したのにどこも壊れてはおらず、組み直すだけでよかったので、まあよかった。

 来週こそ何も考えずに走れるはず。

 そうであってほしい。(TT)


12月17日(土) いろいろ触り過ぎて、ボルトの要チェック箇所不明・・・。

 あわよくば早朝にKX250Fのフォークを組み上げ乗りに行こうと思っていましたが、昨晩飲みに行ってしまったので、ボツ。

 で、メタルを新品にして組み上げ。スプリング側なので、オイルは何でもよいのではないかと思われるので、高価な純正SS-19は使用せず、大昔のホンダウルトラクッションオイル2の中の使えそうな開封品を注入。

 後は、ここ1カ月以上散らかし放題だったガレージの整理。

 さて、明日はめっちゃ早起きして走りに行かねば。



12月11日(日) 年1回(?)の本番!

 え〜、かれこれ一カ月以上乗っておりません。おまけに、徒歩通勤も、すこしばかりした後、気力がなくて車通勤ばっかり。ちょっと頑張れば徒歩でも十分間に合う時間なのに。

 でまあ、この一カ月、KX250Fと格闘しておりました。

 最初は、グリスアップ後1回しか走行していないリンクのグリスアップから始まり、バルブクリアランスの点検(というか、ほとんどプラグ穴の掃除)、左フォークオイルの交換、ステアリングヘッドの初回グリスアップ等。

 で、リアサスペンションのオイル交換を自分でやりたいという願望がずっと前からあったのを、とうとう実行。

 まずはKX125を練習台にしたところ、パーフェクトな出来栄え!

 調子に乗ってKX250Fの作業にかかったのが運の尽き。

 窒素ガス充填バルブが特殊なのをバラしてから気づき、この関係で2週間以上を棒に振ってしまった。

 せっかくここまで苦労したのだから、ここは泥が詰まっているであろう右フォークのシールも掃除して、完璧な状態で乗ろうとしてさらにどつぼに。

 あまりにもシールが固く、フォークをばらしたら、スライドメタルのテフロンが損傷。

 乗れんことはないけど、このまま組み付けたのでは、何のために整備したのか分からないし、スプリングとシールをばらすのに尋常ではない気力を使ってしまったので、もう二度とヤル気のおきないこの作業は、やはり完璧に済ませてしまおうと、部品待ち。





 で、昨日は、一度完璧に組み付けたはずのKX125のバンプラバーを交換。組み付け時、ピストンロッドのナットをカシメないといけないみたいだけど、なんかうまくいかなかったので、走行中に緩むかも(しかし、カシメる以外に、もうちょっとなんかうまい方法はないのか?)。




 で、本日日曜は、KX250Fは未だ組みあがらず、しかしせっかく整備したKX125にも乗りたく、もう整備は飽きたので、下市に。

 整備癖がついた私は、朝、KX125のフォークオイルを交換。なんと、寒さで、フォークを逆さまにしてもオイルが抜けません。最初は、オイルが抜けきっていたのかとビビりました。その後は、フォークをガストーチであぶり、なんとかある程度抜けた。なお、新品オイルはサラサラだったので、単に寒いからではなく、劣化によるものです。もうほとんどゼリーでした。

 ここまで整備したからには、さぞかし気持ちよく走れるやろうと、コースを走ってみると、キャブセッティングが真夏のままだったので、暴走しそうになり1周でピットイン。

 その後は、キャブセッティングやらサスセッティングやらをやり続け、最後にはまあまあ走れるようになりました。




 久しぶりに乗ったKX125は、圧倒的に軽かった。特に0コーナーのイン側の進入スピードは、250Fではできないものを感じた。一方、コーナーの立ち上がりというか、開け始めのところで、全くパワーを引き出せないので、バランスが崩れ、コーナーの後半ほど旋回半径が小さくなってしまうのを感じた。んでもって、そのせいで、不安定なこの瞬間を乗りきるために、上体を後傾させてしまっているのも感じた。たぶんここで後傾してるかどうかが、250Fに乗ってる時との一番の差だと思う。

 あと、もう一つ気付いたのが、エンジンブレーキ。今日は、スネーク最終右コーナー入口が荒れてて、ここは次の右コーナーで半クラッチを使うのが非常に難しいので、2速で進入してたのだけど、エンジンブレーキがきつくて、めっちゃしんどく、今までやっていなかったクラッチ切りで進入。赤土イン側の進入も、これはスピードが落ち過ぎるのでクラッチ切り。どうも、KX250Fは、KX125よりもエンジンブレーキ弱いみたいです。

 
 とまあひとしきりKX125の走行を楽しみましたが、もうええかな。


 来週こそは、完璧に整備されたKX250Fに乗るぞ!





 

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