マグラの草子

(12月分)


12月30日(火) 懲りずに見てくれてるみなさん、ありがとうございました。

 昨晩はwadaさん宅(奥さんいつもすみません)でTEAM WOWおっさん組の忘年会。ゴージャスな食事を頂いた後、また皆でエキサイトバイク。今日はササベッチとohnoさんにも負け(これまた2人とも素人)また凹む。なんか納得いかんので帰宅後やったら1回目でいきなりベストラップ更新。喜ぶべきなんか・・・? 

 ほんで昨日今日と、たまりまくった洗濯もんの処理や掃除を行う。ん〜、なんか綺麗にならんな。

 さて、日記も書いたことだし、私は帰省します。

 今年は周りの人がみな立派に家庭を持つ中、私はひとり全日本に出続け(しかもめちゃ遅い)'98CR以来のニューマシンまで買った。自分でも困ったもんだとは思うけど、しかし乗らずにはおれん。無茶してるつもりはないのだけど、今年の後半はよく転けた。なんとかして以前よりも速く安全に走れるようになりたいもんだ。

 来年も引き続きアホな内容になりますが、お暇な時は見てね。

 ではよいお年を。

12月28日(日) 走りおさめ。

 昨日かなり疲れて首や肩がかなり凝っているのだが、今日乗らなかったらもう年末年始は走れなくなるので今日も生駒へ。イオロイッチーニモレンチャン。wadaさんも奥さんに後ろ髪ひかれながらも到着。FCRプロフェサーpiguさんもいらっしゃいました。

 今日は昨日と異なり10時ぐらいに到着。走りまくりです。で、コンディションは難しくなってきてるところは多数あるものの、まだまだ楽しめます。久々のマメ対策のテーピングも最初からしてるし。

 で、今日も主たる目的は例のテーブルを座って飛んで恐怖感をぬぐい去ることです。ここは終始助走&踏切りのコンディションがよかったので最後まできちんと練習でき、距離もほぼ毎回ベストなとこらへんまで届くようになりました。このジャンプに限ってはだいぶ恐怖感もなくなった。問題はリアブレーキを踏めないというかクラッチを握れないのでフロントローで着地できないことです。まあ今の私はなるべくフロントアップで飛びたい派なので今はこれでええやろう。

 今日もイオロイッチーニとバトったりしてお互いに楽しめました。wadaさんは、久々に乗ったせいで「走行開始50mで腕あがる」と嘆いてました。piguさんは終始走りまくり。ビッグフットになってました。(^^)

 ほんで午後から見に来ていたdoiさんと私でwadaさんちに伺い、「男の鍋」を食った後プロジェクターでエキサイトバイク。なぜだかほとんどやったことのないdoiさんに何度も負け凹む。

 まあ、実車が楽しかったからいいや。

12月27日(土) 乗りまくったる〜!

 てな感じで朝一から生駒に行くつもりが到着12時。既にnaitoh氏、イオロイッチーニ、sukeぴー、ohtani氏とも到着しており私はもちろん最遅。場所取りありがとうございました。

 で、気をとりなおし走行。今日の生駒は各所よく整備されているし、湿り具合もよい。ただ1ケ所小ダブルが連続するところの谷間だけは硬いしギャップもある。それ以外は最高の部類。特に旧フィニッシュの登りがよかった。

 ほんで今日は最初のうちコーナーでバイクの外側に座りつつ後傾しないように意識して走っていたが、だんだんアホくさくなってきて私の従来のスタイルに変更。好きなだけ後傾して好きなだけブレーキターンする。ん〜、これぞ私の走りですたい! これが一番気持ちいいんですたい! んでそれで速いんか? そんなことは知りません。まあでも、今日ぐらい整備されてたらこの走りでもええんじゃないのかな?

 で、気分がのってきた私。ライン取りもいつものようなブレーキターンをほとんど使わないでだらだらと楽チンラインで走るのをやめて、フラットなインベタや同じくインベタのわだちを通ってみたりと、エンストを恐れず走行。まあ意気込みはよかったけど、転けたりやっぱりエンストしたりでキックの鬼になりかけ。

 ほんでものり気には違いないので、今日ははじめて旧トリプルジャンプの手前のテーブルを座って飛ぶのに挑戦。踏切り斜面はなだらかなので難しいわけではないやろうと思いつつもやっぱり怖いのでアクセルを開け切れないでいた。実際に開けて飛んでみるとむしろ立って飛ぶより安定して飛べるように思えた。とはいえ座って飛ぶこと自体に私はかなりの恐怖感を持っているので、助走でやや躊躇しており飛距離はいまいち。でもまあ何度もやるうちにバシッと届くこともあるようになった。もっともっと飛んで恐怖感を取り除いていけば毎回届くようになるやろう。

 で、その他の細かいジャンプでも座って飛ぶ練習をしてる。こういうやつなんかは逆に立って飛べなくなってきた。距離も出ないし不安定。私と正反対で立って飛ぶのが怖いという人がいるのだが、その人の気持ちがちょっとだけ分かった。しかしまあ立って飛べないのは座り飛びが出来ないのよりもまずい。交互に練習せねば。

 ともかく気持ちよく走れたので、今日はイオロイッチーニに逆襲。本日はV! (^^) sukeぴー&naitoh氏にも挑みましたが、この2人にはついていけませんでした。(--) まあでも楽しかった。ohtani氏はなぜかエンストを多発していた模様。

 しかし、今日は午後からコースが乾いてきたりギャップが出来てきたりでだんだんと難しくなり、最後はしんどかった。綺麗になっていた手のひらに、KXFに乗り始めて以来初のマメができた。最初あんなにコンディションよかったし、見た目にはギャップもそれほどではないと思われるので、こんなんで「ギャップがしんどい」なんて言ってたら「そんなやつはアスファルトの上でも走っとけ」と笑われそうなので我慢して何も言わなかったが、実はみなしんどかったらしい。

 またフレックスグリップの出番かな?

12月26日(金) 許容量が増えたような気が・・・。

 え〜、また結構日があいたな〜。何を書いて何を書いてないのか分らなくなってきたぞ。

 先日、製造現場の応援が2ヶ月ぐらい延長されることになった。今日で終りの予定だったのに。でもまあ、そういう雰囲気が感じられていたので驚きもせず。

 残業付きの夜勤はやはりしんどいけど、仕事そのものは慣れてしまったし3回目の不良を出してしまってからは「取り組み姿勢が真面目すぎるからあかんのや」と私は解釈し、手を抜くところはしっかり抜くようになったので大丈夫やろう。といいつつ危うく4回目の不良を出すところだったが・・・。まあ年が明けたらまたいろいろ新しいことも覚えることになるやろうから、多少しんどくなるかもしれんけど。

 んで今日は自部署の打ち上げの後、同期のやつと顔を合わしたのでさらに飲みに行く。1人で飲んで1人で騒ぐ私。なぜかこの面子だと私はこういうキャラクターになる。おかげで発散できた。帰りは飲み過ぎて歩く気力がなく、交通費けちりまくりの私が駅からタクシーで帰る。

 ともかく休み突入。

 うれすぃ〜!

12月21日(日) 動いた!

 なんとかして乗りたい私は、日の出とともに整備開始の予定。

 が、春眠暁を覚えず。8時まで熟睡してしまう。慌てて飛び起き、メカに詳しいイオロイッチーニに電話し相談。気温変動が主因ではなさそう。よって3度目のキャブ掃除。でもね、綺麗なんですよ。このまま組み立てたって何も変わらんような気がするんですよ。

 と、スロットルバルブの組み付け方向が分らなくなって、確認のためにマニュアル見つつ「そういや昨日piguさんがバルブ(のカタワレ)を逆に組み付けた人がいて同じ症状になったって言ってはったなあ、あれはどういうことやったんやろう?」と考えてたら、なんとそのカタワレを上下逆に組んでいたことが判明。逆に組んでもピタッと収まるのでこれで合ってるとばかり思ってました。でも、piguさんも「逆に組んでもこれがうまいことピタッと収まるんですよ」と言ってはったなあと思い出す。別売りのマニュアルをちゃんと買ってたくせにちゃんと読まずに思い込みで作業してた私。アホです。仕事なら即不良です。

 でも明確な不具合を発見した私は喜びいさんで生駒へ。到着既に12時。今日も到着と同時にキック! かかった! ちゃんとアイドリングする! もう走りたくて走りたくてしょうがないのですが、まだやることがあります。クランクケース内の洗浄。昨日買った安いオイルを入れて暖気。オイル抜いてまたオイル入れて暖気。また抜いてオイルフィルターも交換して、「もうええやろ」とまともなオイルを入れて完了。走行開始2時半。以前の私ならもう帰る準備してるところですよ。

 今日の生駒は湿り具合は最高。ただ、わだちやギャップはけっこうありました。んで、台数が多いしみなめちゃ速いし、集団でレース形式で練習してるようで、私はめちゃ怖い。ちんたら走ってたら常々譲らねばならず、練習になりません。よってちょっと無理して早い段階からスピードアップを図ったら腕パンパン。途中sukeぴーが現れましたが、1周しないうちに視界から消え去ってしまいました。(--)

 んで、ガソリンを補給していなかったし、腕だけじゃなく全身が結構疲れてしまったのでちと休憩。でも早く走らないと閉店になりそうなのでガス補給して水分補給してチェーン張り直して即走行開始。振り向くとイオロイッチーニがいました。しばらくしてまた見ると迫ってきてるみたい。オレ真面目に走ってるつもりなんやけどと考えてたらもう真後ろに来てたので譲る。そのかわりイオロイッチーニがどんな走りしてるのか見ようと思ったのだけど。どんどん離されていきます。焦ってついて行こうとしたのですが、イオロイッチーニは危な気なくすいすい走り、私はその後ろでおっとっとを連発。結局追いつけないままにコース閉店。(--)

 あの〜、私は98dBサイレンサー(フルパワー仕様)、イオロイッチーニは94dBサイレンサーなんですけど・・・。

 おまけに、私はコーナー立ち上がりのちょっとしたジャンプをそれなりに飛んでるんですけど、イオロイッチーニはひっかかりぎみ。でも追いつけないんですよ。なんかイオロイッチーニはコーナーをすいすいと抜けていくように見えるんですよ。ちなみにイオロイッチーニもKXF。身内に負けショック。同じマシンで負けショック。さらには私はフルパワー仕様で負けショック。TKOって感じでしょうか。

 で、イオロイッチーニに負けたことで、コーナーリングの疑問が再燃。私はコーナー進入で腰を前に持っていって上体は後傾、立ち上がりでは腰をなるべく後ろに持って行くように努力しつつやや前傾。これが私の曲がり方。が、イオロイッチーニは入口から前傾。腰は終始後ろめ。後傾になることはけっしてありません。伸び悩む私としては前傾姿勢でコーナーを曲がれるようになるのが課題なのですが、私はイオロイッチーニみたいなコーナーリングをしようとするとフロントが不安定になって転けるのですよ。

 練習終了後、sukeぴーも交えてコーナーリング方法について談義。3人の走り方を比べると大雑把に言ってイオロイッチーニとsukeぴーが同系統。私は異質。多分私はコンディションのよいヘアピンのみが得意で、それ以外の状況では極端に遅くなる。せっかくおいしいバンクがあってもダメにしてしまう。それが私の走り方のように思う。まあ以前はそれでもなんとかなっていた。インベタを走ることが多かったし、バンクでもブレーキターンに頼っていたので。が、腕を骨折してからはレースにまともに出ていないこともあり楽なラインばかり走るようになっているし、KXFに乗り換えてからはエンストの恐怖と相まってますます楽なラインばかり走っている。が、その楽なラインを速く走る術を私は知らないのである。ただ楽をしてるだけ・・・。

 で、今日いろいろ談義した中で、私はコーナーで前傾できない。バイクの外側に座れていない。というのが問題に思えた。でもどちらも以前から認識しているし改善したいと思っている。たまに外側に座れることもある。が何周か走るうちに再現できなくなるのだけど。で、外側に座れた時のことを思い出してみると、そういう時ってのはあまり後傾してないように思う。んでもって、結果的には曲がりやすい。にも関わらず外側に座れなくなってしまうのは、私の走り方がそもそも進入スピード重視だからなのではないかと思う。いや、進入スピードを第一義に考えているつもりはないのだけど、そういう走り方でないと速く走ってる気になれないのだと思う。速く走りたいのに抑えて進入するってのは難しいもんだ。その我慢ができずに今日も私はコーナー中盤以降でロスしてるに違いない。

 だいたいこういうのはイメージの段階で何か根本的に間違っていることが多いのではないかと思う。パワースライドのさせ方がそんな感じだったし、大の苦手だったサンドバンク(今も得意じゃないけど、以前よりはましかな)も、タイトな8の字でコーナーリングを身に着けた私にはフロントタイヤを使って曲がるもんだった。ある時、「ここはコーナーじゃないんや。曲がろうとしないでただアクセルを開けたら勝手にバンクなりに曲がっていくんや」と言いきかせてからましになった。

 というわけで、今の私は、これからコーナーを曲がる時には、「ここはコーナーじゃない。次のフル加速の準備をしているセクションなのだ」と言いきかせて走ろうかと考え中です。こう考えることで進入スピードを抑えられ、加速の準備(外側に座るってのはマシンを起こす準備だと思うので)として外側に座れるようになり、どういう理由でかは分らんけど前傾してコーナーを曲がれそうな気がするので。

 負けるのはくやしいけど、くやしくないと次のステップに進めないのかな。

 どういうスタイルになるか分らないけど、とにかく今よりも進歩したいもんです。  

12月20日(土) やり過ぎ整備デーというよりも、ようやる整備デー。

 え〜、今週は金曜朝に仕事が終ったので、寝ないでKXFの最終点検と組み付けです。

 といいたいところですが、数時間寝てしまいました。昼下がりから整備開始。エンジンはほっといて、またもリアリンクまわりのやり過ぎグリスアップ。あ、でも先週水たまりを走ったせいか、めっちゃアルミ臭かったよ。

 で、まあエンジンオイルの交換(念のため)だけを残し組み上がる。

 で、土曜朝、エンジンオイルを抜くと予想に反して5mmぐらいの水滴が多数流出。どうやらブリーザーホ−スから吸ったものと思われます。とりあえず\2000/リットルの純正オイルを注入し、キック。かかりません。近所迷惑なので遠慮ぎみにキックしてるせいかと思い、生駒へ。

 で、到着と同時にキック! かかりません。うそ!? ぴぐさんが心配していっしょにキックの鬼になってくれましたが、かかりそうでかからない。一瞬かかったりするのだけどすぐ止る。かんねんしてプラグ交換。かかるようにはなりました。が、十分暖気したと思われるあとも、チョーク引いてアクセルを少し開けていないとエンジン止ります。とても走れるような状態ではありません。かくして私は2度目のキャブ掃除。今日の生駒は気温-1℃で、パーツクリーナー浴びまくりの指先はちぎれそうでした。で組み上がったものの症状変わらず。走るのは諦め、今朝入れたエンジンオイルを抜いて(もったいなー!)帰宅。途中ホームセンターに寄り、純正オイルの1/10の値段のオイルを洗浄用に買って帰る。

 とその時新居に引越したばかりのwadaさんからお誘いがあり、夕食に釣られてお邪魔。(^^; 朝から引越しの手伝いに来ていたnakanishiパパとともにおいしく頂きました。ありがとうございました。wadaさん宅はバイクの整備小屋が内蔵されているというモトクロスライダーにとっては夢のような家です。今までよりずいぶん近くなったので、今後も度々お邪魔することと思います。よろしくお願いします。

 帰宅後、KXF不調の原因が分らず途方に暮れる私は、ぴぐさんとこの掲示板(沢山の方が見てるので情報を得られそう)にすがる。

 バイクのメンテナンス本数冊を読んでから寝る。

 直るのか? 

12月14日(日) 4stのアクセルワイヤーってインジェクターで注油できるの?

 今晩から夜勤なので昼間は寝ておきたいのだけど、寝てる場合じゃないので点検・整備開始。

 まずエアクリーナーボックス内から。水は入っているけど、多分洗車によるものと推定される。エアクリーナーボックスとキャブレター間には水の痕跡はなし。どうやらエアクリーナーボックスからの水の進入はない模様。キャブレターフロート室内から抜いたガソリンにも1mmぐらいの水滴が1個混じっていたのみ。

 これでまあ大体安心したものの、念のため分解点検継続。

 キャブレターとシリンダーヘッド間も異常なし。クランクケースのブリーザーホース部も異常なし。水没していたと思われるシリンダーヘッドのマフラー側もガスケットがぴったりフィットしていたのと、すぐ引き上げてもらったおかげか異常なし。

 半分水没していたかもしれないキャブレターを分解。加速ポンプ部から水が沢山出てきたのでびびるが、よく見ると簡単に水が入る構造になっている。多分洗車によるものと推定される。スロットルセンサー付近以外はバラせるところは全てバラしたけど異常なし。あ、でもスロットルバルブ近辺はちょっと黒く汚れてきていたなあ。多分水没のせいじゃないでしょう。こんなことでもないとまだしばらく清掃しなかったと思われるのである意味よかったかな?

 で、プラグを外してプラグホールを懐中電灯で照らしながらゆっくりキック。シリンダーから水が出て来る気配はない。それでも念のためティッシュをシリンダー内に突っ込んでみる。全く湿らず。

 ということで、シリンダー内に水が入らなかったことを確認。

 まだクランクケース内部およびケースカバー内への水の進入も点検したいけど、ここは後でもええかとフロントホイールベアリングとブレーキキャリパーに移る。まだ新しくてシールがよく効いているのかあまり水っぽくなかったけど、とりあえずホイールベアリング付近にシリコンスプレーを多量に流し込む。キャリパ−も各所清掃&グリスアップ。フォークのダストシール内も清掃。

 そうこうしてるうちに夕方になってしまったので中止。

 どうやら水没のダメージはなさそうで安心。ライダーの精神的ダメージ(マッド怖い。池怖い)だけがさらに大きくなっただけか。

 まあよかった。

12月13日(土) 仕事もダメならバイクもダメ?

 本日は平田自動車さんにやってもらった前後サスペンションオーバーホールのマシンにてnaitoh氏と下市へ。朝方降ってましたが、たぶんちょうどいい湿り具合やろうと期待。下市マジックもあるし。

 が、おもいきりマッド。ほんでまあ、とにかく転けんように細心の注意を払い走行。が、何周回っても全てのジャンプをなめつつ低速コーナーは1速で走る私とは対照的に、天才naitoh氏は最初からえらい勢いで走っていきます。2、3周でラップされるぐらいの勢いです。しかし私は、ペースを上げてもいいような気がしてくるまでじっと我慢。しかし、なんぼ走ってもそんな気全然湧いてきません。(--)

 まあほんでもなんとか転けずに1回目の走行を終えたので、ところどころ開けてみようかと2回目の走行開始。が、なぜか1回目よりもうまく走れず、1周で何回もエンストするし、挙げ句1速トロトロでコースアウト。下市はコース全体が周りより一段高くなってるのでコースアウトすると結構ヤバいのだけどなんとかセーフ。

 で、気を取り直して走り始めた数周後、下り後の連続ジャンプセクション後のコーナーを立ち上がったところでマシンがクリンとまわってまたコースアウト。またかよとと思った次の瞬間、池ポチャ。これまた崖から落ちるような感じでフロントローで池に突っ込んだんだけど、運良く頭からダイブはせずにすんだ。バイクも完全水没は免れ、リアタイヤもハンドルも水面より上。エンジンはクランクケースは水没してるけど、ヘッドカバーまでは水没していない。キャブやエアボックスは微妙。

 naitoh氏がすぐに駆けつけてくれ2人で引っ張ってみるけどビクともしない。早々に諦め、uedaさんに助けを求めてパワーショベルで吊って引き上げてもらう。フロントタイヤヘドロまみれ。ショベルで高々と吊り上げられたマシンは、なぜだか東南アジアに輸出されていくマシンのようでなんかせつなかった。uedaさんにエンジンかけんほうがいいとのアドバイスをもらったのでnaitoh氏に手伝ってもらい、コテコテに泥がついたマシンを押して帰る(ありがとう)。

 しかし大ショック。

 んで、下半身ずぶ濡れのまま下市にて500円分洗車し、さらに帰りに見つけた洗車場で800円(10分)ぶん洗車して帰宅。外観はきれいになったが、果たしてエンジン内はどうなってるのか? 明日一日あちこち点検しまくりたいけど、明日の晩から夜勤だから整備に熱中するのはなあ。

 池に落ちた後も普通にエンジン回っててそれを急いで止めたような気がするし、エアボックスはぎりぎりセーフやったように思うんやけど、よう考えたらエアボックスって下の方にも穴開いてるからのう。まあ半水没ぐらいで済んだし、たぶんエンジンにはダメージないと思うんやけど気分的にかなりブルー。まあとにかく明日エンジンオイル抜いて、それからやな。

 どうかダメージありませんように。

 そうそう、明日はセントラル主催のスクールがあるようで、badちゃん夫妻が来てました。badちゃん(bad先生?)も明日走るんだそうな。ん〜、明日はさらに難しそうな気がするぞ。私の二の舞いにならんように気をつけてちょ。

12月11日(木) 不良作製日記。

 またやっちゃったよ。(--)

 ここのところ不良品作ってなかったし、製造現場の応援も今月いっぱいの予定だから、この調子で無難にこなしたらもうすぐ終りやなと思っていたのだけど。

 1回目は不注意で、2回目は怠慢、ほんで今回3回目は「バカ」っちゅう感じですわ。常々やりそうだったことをとうとうやった。これだけは絶対忘れたらあかん(ある時とない時がある)ちゅう感じのことを忘れてしまった。もちろんまた始末書みたいなもんを書き、「こんなことやるの君だけやで。他の人はこんなんないもん」てな感じのことも言われ。

 ん〜、要するに忘れっぽいというか集中力がなくて注意散漫というか。感じとしてはですねえ、バイクに乗る前は「ニーグリップ、ニ−グリップ」と呪文を唱えてるのにいざバイクに乗ったらとたんにすっかりニ−グリップするの忘れてる。そんな感じです。忘れたらあかんということを忘れる。

 どうしたらいいんでしょう?

 あ〜、またやりそう。

12月7日(日) ぼて転けもしたし、遅すぎてエンストもしたけどね。(^^;

 療養ばっかしてたらアル中度が悪化しそうなので下市へ。今日はnaitoh氏とイオロイッチーニが阪下に行くとのことなのですが、私は1人寂しく下市。阪下嫌いなのもありますが、今日は都合により下市へ行きたかったので。

 んで気のせいか左手の握力が低下してるようなので、少しでも軽くとクラッチレバー関係をグリスアップ&注油。で走り出すとえらいハンドル曲がってます。ラバーマウントなので曲がってるということに気付き修正。

 んで12時頃にゆっくりと走り出し、全てのジャンプをなめて走行。ウオッシュボードもなめなめして走行。コーナーも無理せず走行。と、ゆっくり体を慣らしつつまずはウオッシュボードを途中まで2個2個、最終のだらだらコーナー後のジャンプを飛ぶ。でもまだ他はなめなめ。そうこうしてる間にブルが入ったので、逆バンクから最終コーナーまでの区間に絞って走行。最終コーナー入口のテーブルにまた躊躇してるし、立ち上がりには轍が何本もできてるのでそれを克服すべく練習。まあ既に飛んだことはあるのだからとテーブルを飛び、轍もまあそれなりに通過できるようになった。

 そうなるとやっぱ他のジャンプも飛びたいのでウオッシュボード後のテーブルと以前前転したとこのジャンプを飛ぶ。どっちも慎重に行き過ぎていまいちの感はあるがクリア。

 そうなってくると、今度は座って飛びたくなりウオッシュボード後のテーブルを座って飛んでみる。びびりながらやけど結果としては立って飛ぶより気持ちよく飛べた。しかしまあ終始緊張したままだし、一度は思いのほか距離が出つつフロントローになってびびったけど。

 んでまあいくらなんでも走り過ぎかと休憩に入ると既に1時半。ん〜、こりゃ8時間プラス残業3時間ぐらい走るようになる日も近いな。

 とまあゆっくり慣らしていったおかげで今日は最終的にまあまあええ感じで走れ、走行2回で帰宅。たぶん2回目も1時間近く走ってい たものと推定される。

最近「2st乗りたいなあ」なんて気がしてた(昨日なんて物色してしまった)のだけど、やっぱ2stではそう簡単には味わえないコーナーの立ち上がりの加速感を味わうと、4stがいいや!と思ってしまう。

 以前は、モトクロス人生の余生を楽しむ時になったら4stかなと思ってたけど、今は逆に余生こそ2st125ccやろと思う。2st125ccで乗れてる時が一番陶酔できる。私は。

12月5日(金) もう頭でっかちですわ。そのうちアドバルーンみたいになりそ。 

 ここ1ヶ月ほど休日出勤なく、今朝今週の仕事が終る。寝なきゃ3連休である。

 で、まず朝一からケーブルTV業者が点検にやって来ることになっている。もちろん私はケーブルTVに加入していない。が、ここの建物がケーブルTV対応になってて普通のTVもケーブルTV会社の回線から来てるらしく私のようなもんも点検の義務があるらしい。まあそりゃええが、2人でやって来て、1人が工事中(地上デジタル放送対応にするとかなんとか)もう1人がケーブルTV&インターネットの営業を始めて参った。

 んで一眠りした後taichiへ。KXFにリコールが出てたので。ついでにブーツも修理に出す。んでKXFの修理してもらってる間暇なので地下に置いてあるバイク雑誌を読む。まずはKXFのインプレ。次はoguri氏のライテク、次はベストテク記事を2つ。念入りに読んでるうちに修理が終ったけど、丁度RMZ(KXFと色が違うだけね)を題材にして4stテクについて書かれていたのでこりゃ途中でやめられんと再びかじりつく。でまあ読むのも疲れたし帰ろうかと思ったら、今度はtohfukuji氏のライテク(満載!ちゅう感じ)を発見し、これまたこれを読まずして帰れるかとかじりつく。詰め込み過ぎてどっぷり疲れて帰宅。

 果たして読んだライテクを実践できるような日は来るのか?

12月4日(木) なんか年末って気がしない。 

 まただいぶ更新さぼちゃったな。ん〜、先週もバイク乗らず。で、金曜晩はライセンスの更新の関係でイオロイッチーニ宅へ行き、ついでにガレージを見せてもらう。広いし電気も水も使えてサイコー!ちゅう感じでした。

 んで土曜日はつい先日新築されたばかりのnakanishiパパ邸にお邪魔。単なる新興住宅地というよりも、規模が大きくてニュータウンという感じのところでした。洋風の家ですがちょっと凝った感じで清水の舞台もあり(飛び降りたらかなり痛いと思う)。天気が悪かったので自慢の夜景は拝めませんでしたが、いい感じのところでした。
 それからこの家の女王様、じゃなくてプリンセスプリンプリンmikotoちゃんは、目もしっかり見えるようになり表情も豊かになってますます可愛くなってました。もう完全にパパのおもちゃになっていました。(笑)
 んで晩ご飯をごちそうになって帰宅。奥さん、忙しいところありがとうございました。

 さて、他に変わったことと言えばヘイリーのCDを買ったことぐらいか。最近「絶対音感」という言葉をよく聞きます。たぶん音を聞いたらそれが何Hzの音か分るということなんじゃないかと思うのですが。子供の頃に身に付くもんで大人になってからでは不可能。音楽大学に行くような人には備わっているとか。というかそうじゃないと受からんのかな。ちなみにプロのミュージシャン皆が持っているのかは不明。

 んでそこで私は思いました。モトクロスにも「絶対速度感」、「絶対距離感」、「絶対リズム感」なんてもんがあるんじゃないかと。

 絶対速度感のある人は、どんなバイクに乗ってもエンジン音や振動、ピッチングモーションなどに惑わされず常に自分の速度を把握できる。レース中のテンションが高まっている時も同様。見ただけでこのコーナーにベストな速度で進入していく自分のイメージがわいてくる。

 絶対距離感のある人は、これまた見ただけで誰も飛んだことのないダブルを綺麗にクリアする自分をイメージできる。

 絶対リズム感のある人はマシンのシートを押しただけでテスト走行をしなくてもマシンの挙動を読めるとか。

 んでどれも幼少のころに身に付くもんで、大人になってからではどんなに訓練してももう身に付かない。

 ありそうな話で怖い。

 

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