マグラの草子

(8月分)


8月31日(水) フロントイニシャルアジャスター、恐るべし!

 昨日は、部署の若いやつがストレスたまってそうだったので飲みに行きました。ウダウダモードにならないよう、なるべくしゃべらないようにしました。

 で、最近は飲んだ次の日に乗ることなんてなかったような気がしますが、今日はまあまあの時間から下市に。とにかくKX-Fに慣れたいので、1人だったとしてもとにかく乗ろうと。

 最初は1人でしたが、あとから先日の若者がやって来たし、今日はコース改修が行われているので、逆に安心。

 昼休みに、本番用ホイールに新品タイヤを装着し、練習用ホイールに中古タイヤを移植という作業をやったら、練習用ホイールのビードストッパーのネジをなめてしまい、悪戦苦闘。なので、あまり走れていません。

 でもまあ、今日はtanaka氏に教えてもらったサグ測定器を作製・持参しているので、100mmぐらいにしてみたり、95mmぐらいにしてみたり、はたまたフロントのイニシャルもいじってみたりしました。

 100mmにすると、ずいぶん平和な感じになって、全体的には走りやすいけど、ウオッシュボードで入り過ぎてしんどい感じがしました。下市で楽しむだけなら、ここから圧側高速ダンパーを締めてみたい気がしますが、こんなことやってるのは、明日の名阪練習に備え、何をどういじったらどういう傾向を感じるのかを把握するためですので、最初に決めるべきと思われるリアとフロントのイニシャル調整に特化。

 フロントのイニシャルを、盆前にやってみた通り5クリックゆるめてみたら、やはり劇的な変化がありました。以前感じたのは、気のせいじゃなかったのね。

 ゆるめると、走行中、めっちゃ車高が下がったように感じる。んでもって、コーナーの進入で、フロントからガツガツと嫌な衝撃を感じる。私的には、まるでサスがなくてリジッドな感じ。でもまあ、今までのマシンは基本的にこんな感じだったような。

 とはいえ、「接地感が出てなんか安心」とか「衝撃に耐えさえすれば、めっちゃ曲がりやすい」てな感じでもないので、これならいっそのこと、イニシャルを元通り締めて、接地感がない(というか、グリップ限界がつかみにくい)フワフワ仕様の方が、乗り心地がよくてよいのではないかと思いました。そのかわり、つかみどころがないなりに、どの程度ならグリップして走れるのか、とにかく走行実績を蓄積するしかない。

 フワフワ仕様にしつつ、フロントフォークの突き出しを増やしてみるなんてのを試してみたい気がしますが、面倒なのでやらず。

 あとは、走りの方で、最終コーナー(旧1コーナー)のイン側がフラットかつふかふかの砂がたまってて、ここを若干スライドぎみに走るのが楽しかった。

 それと、0コーナーのイン側をフロントブレーキひきずりながら走ると、非常にいい感じで走れて、これも楽しかった。これがどこでも出来たらなあ。絶対腕上がるけど(@@;

 もっと乗り込みたかったけど、まあ、少しは慣れたかな。






8月28日(日) バイクは凄いが・・・。

 有休を取って、名阪の近畿選手権にやって来ました。

水曜日に名阪の隣のコースでゴルフしてまして、帰り道にコースを偵察に行ったら、ウオッシュボードが小さな山6個だけで簡単そうになってまして喜んでいたのですが、今朝見たら、全日本とも違ういわゆる普通のウオッシュボード形状になっていました。ほんでまた見た目に尖ってる。見た目で尖ってるぐらいですから、走ったらどうなるかは容易に予測できます。もう帰りたい気分。

 とはいえ、全日本にエントリーしたので、出場。

 練習走行で、前半なめつつ、残り4個ぐらいになったら無理して少しだけ開け気味で通過というのをやっていましたが、やはり一度こけそうに。

 で、IB2。

 スタートで4番くじを引いたので、直進したら1コーナーの一番インに着くゲートを選んでみました。ちなみに本日はスターティングマシンあり!

 スタート直後(たぶん2速で引張ってる間)、450での全日本以外では目にしたことのない景色が見えました。両脇のライダーより前に出てた模様。出た!とパニックになってる間に今度は両脇のライダーにはじかれ、あわや転倒(私は100%転倒したと思いました)のところ、奇跡的に耐えられました。とはいえ、これで最後尾。

 ほんで問題のウオッシュボード。やっぱり前半をべたなめしてしまうのだけど、後半は一応開け気味でと思ったら、こけました。走りながら、これってなめても(なめたら?)今にもこけそうと思っていましたので、まあ、ネガティブなイメージが実現されてしまったわけです。

 エンジンは止まっていませんでしたが、なにしろそもそも最下位なので、もう誰もいません。

 ウオッシュボードが来るたびに、「帰りたい」と思いました。

 それでも、それ以外のところは頑張らねばと思いましたが、いい走りが出来てると思える箇所は1箇所もなく、ダイオキシンコーナーでは、前の周に速いライダーがパスする時に通っていたフカフカのところを通ってみたら、ホントにフカフカでこけました。

 かくして、50歳前後と思われるライダー2名にすら、全くついていけませんでした。

 で、IBオープン。

 ウオッシュボードの苦手意識が全ての元凶と思われるので、ちびっこのレースの時にたっぷり時間をかけてウオッシュボードを観察しましたが、どのラインを通ったとしても、私のテクニックでは、なめる他ないのが分かりました。

 ただ、NBオープンの走りを見てたら、午前中よりもスピードがずいぶん落ちてるように見えたので、そんなに差が出ないかもとちょっと安心。

 で、スタートは、今度はくじ運最悪だったし、IB2でからんだ余韻があるので、一番アウトのゲートに。ただ、このマシンはスタートで出れるのかどうかをもう一度確かめるため、加速はまじめに。感触は良好。ただまあ、1コーナーに突っ込む練習というのをしたことがありませんからねえ・・・。

 1コーナーでは最下位ではないと思いますが、2コーナー立ち上がったら最下位でした。

 今回も結局ほぼ最下位でしたが、すこ〜しだけ午前中よりもましな走りができるところが増えたので、まあ、こんなもんというところで納得。

 下手くそなのはおいといて、まだマシンを信用できていないので、コーナーで素直に寝かせられないし、ジャンプの踏切ではコースも信用できないのでちゃんと踏み切れない。

 まあ、怪我なくバイクも壊れなかったのでよし。








8月11日(木) 早くも、乗れば乗るほど遅くなる病が発病?

 tanakaさん一家と下市にやってきました。

 お盆休みに入られたそうで、takeyamaさん達もいらっしゃいました。

 で、先週名阪で使ったリアタイヤは、もうかなり摩耗し、ブロックも飛び始めているので、これはKX125に移植することにし(KXでは、ブロックをもぎとるだけのパワーがないだろうから問題なく使えるはず)、阪下でのシェイクダウンに使用しただけの新品同様タイヤにホイールごと交換。楽〜。

 で、走行してみますが、もう暑くて、ちんたら走ってるだけなのに、20分で限界。これ以上走ると、後が続かなくなりそう。

 で、前後新品同様タイヤなのに、めちゃめちゃ滑って、ちっとも気持ちよく走れません。

 で、やっぱりコーナーでフロントブレーキをひきずりたくなる感触。せっかくフロントのイニシャルを変えられるのだから、緩めてみたらええやんということで、5クリック緩めてみました。全く期待していませんでしたが、走り始めは、気のせいかめっちゃ前下がりというか車高が下がった感じがしました。

 しかし、すぐに何も感じなくなったので、試しにフロントの伸びを2クリック締めてみました。フロントの伸びを締めると、下りのギャップ等で恐怖感が湧くので、今までのマシンでは全く触ることのない箇所だったのですが、なんかKX250Fは基本姿勢が後ろ下がりな気がしたので。

 各所、takeyamaさんがブルを入れてくれたのと、気のせいか、少し接地感が出たような気がすると思い、テンションを上げていこうなどと思い始めた途端に、結構派手に転倒。赤土ストレートエンドのアウト側で。結構スピードが出てるところだし、ちょうど下りが始まるあたりだったので、ライダーはゴロゴロと転がってなかなか止まりませんでした。でもまあおかげで、肘までジャージをめくっていたにも関わらず擦り傷一つなし。バイクも奇跡的にほぼ無傷(ハンドルが曲がったという説がありますが、私にはむしろしっくりくるようになった。笑)。

 しかし、なんでこけたのか分かりません。気がついたらこけてた。おまけに、ジャージの背中がボロボロ。ジャージだけ見たら、「骨折したんですか?」てな感じ。

 で、サグを測ってもらいますと、予想外に90mm。しかし、tanakaさん曰く、リア下がりに感じるならサグをもっと小さくしろとのことで、一回転締めました。気のせいか、0コーナー進入でアクセル戻した時につんのめる感じがしたので、tanakaさんのアドバイスに従い、フロントのイニシャルを元通りに。ん〜、少し走り易くなったかな?

 しかし、今日はコーナー、特に右コーナーの入り口で終始上半身にめっちゃ力が入ってた。tanakaさんに来てもらったので、各所攻めようと思っていたはずなのに、結局何も飛べず。というか、トリプル後の連続ジャンプが怖くて飛べなくなってしまった。

 もう長いこと、左コーナーでさえ、いい走りと感じたことがない。

 今日は、右も左もまったくホールド感がなかった。

 ん〜、なんでやろ。



8月10日(水) 減衰力側のような気がする。

 1人で下市に行く予定でしたが、思いなおし、KX250Fのフロントフォークのオイル交換。SFFという、へんてこなフォークですし、SHOWAのサス触るの初めて。

 まずは減衰力発生側から作業。慎重にやったので、かなり時間がかかりましたが、次からはサクッとできそう。次は、スプリング側。なんと、スプリングが硬過ぎて、ばらせませんでした。マニュアルではスプリングコンプレッサーという特殊工具を使うことになっていましたが、「そうはいうても人力でいけるやろう」と甘く考えていたのですが、びくともしません。勢いをつけて縮めようともしましたが、これだと、「触らん方がよかった」という結末が予測できたので、中止。

 まあ、こっち側は単に潤滑のためにオイルが入っているだけではないかと思われ、なおかつ今のタイミングでオイルを交換するのは、スプリングのカスを抜きたいからなので、まあ、このまま抜けるだけ抜いて、出てきたのと同じ量のオイルを足せば、意味はあるやろうということで作業。横着して、直でメスシリンダーに入れようとしたので、こぼしてしまい、正確な量不明。165cc出てきたので、えいやで180cc追加。

 しかし、このフォーク、油面調整は、どっち側でやるもんなんやろう?



8月4日(木) 名阪にしては良いコンディションやった。

 本日は、今年に入ってからヤル気急上昇のtanakaさん、超久々watanabeさん、元祖天才ライダーnaitoh氏と名阪に行ってきました。ioroiさんも参加予定でしたが、多忙なためボツに。

 で、まず私は、てれてれとまず40分ほど走ります。ツーリング状態。

 昼休みを挟んで、3氏が試乗。やっぱりパワーあるそうです。んでもって、2stチックな回り方なので、トラクションはイマイチみたい。

 実際今日は、かなり滑り易いので、2コーナー後のダブルは一度もまともにクリアできませんでした。

 久しぶりに来た名阪のウオッシュボードは、いわゆるホントのウオッシュボード形状になってて、これはこれで怖いのだけど刺激的でした。まあ、怪我人に一番近いポジションに居るのは認識しておりますので、無茶はしてませんし。

 んでまあ、バイクはとても良いのですが、ライダーが全くダメで、下りのS字で終始泣きそう。

 あと、なんかちょっとアンダーステアな感じがしました。ためしにフロントブレーキを少し引きずりながら走ってみたら、イメージに近いラインに。

 こういう場合って、どう対処したらよいのかなあ。

 最後は、いろんな意味で嫌いなスタート練習をしました。4回ぐらい。

 シフトアップがうまくできないこともあり、2速でスタートして2速のままコーナーに入っていきたい感じ。というか、そもそも、慣れないことやるととても緊張するので、単に全開加速の練習をしてるだけで、コーナーへの突っ込みは練習できていません。

 まあ、今はまだ、バイクになじむのが先です。

 以下、本日の写真。

 本日のベストショット(watanabe氏)

 最近、サスに凝っているtanaka氏

 ニューマシンに乗っても地味な私(これでも一番派手そうな写真)

 naitoh氏



8月3日(水) 休憩ばっかり。

 いつもの私ならゴロゴロしてしまうところですが、やはりニューマシンを手にしたからには、ということで、1人で下市に。運よく、今週も2人ライダーが来てました。

 今日は先日手に入れた中古前後ホイールセットの装着テストみたいなもんで、無理しないように。

 もともとは、KX125のリアリムが割れているので、このまま乗るのが恐ろしいけど、リムを普通に買うと2万円ぐらいするので放置していたところ、前後セットで3万円だったので。しかし、KX250Fが予想外に早く入荷したので、今や250Fの練習用ホイールになってしまいました。

 で、本日は水たまりはないので、前回走れなかったインのわだちのラインを2箇所走ってみました。楽〜。

 7連一発目も少し慣れました。でもまだ3速では飛んでいません。旧トリプルは、踏切斜面を盛っていると思われる箇所があったので、飛んでみたいなあという誘惑にかられましたが、1人なのでやめときました。

 で、今日は初コケしました。

 旧だらだらコーナー後の右コーナーで。まあ、運よくどこも破損しませんでしたが。

 あとは、ヒマなので、ゴルフの素振りなどしていると、軽トラに乗った若い男前の兄ちゃんが現れて、「練習に来たいので下見に来ました!」とのこと。学生さんだそうです。

 ん〜、昨今のモトクロス界の状況や、車も買わない最近の堅実な若者が多い状況では、かなり異質であり、また頼もしい雰囲気を感じましたね。

 '94KX250に乗ってるそうなので、見かけたら気にかけてあげて下さいな。




 















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