マグラの草子

(4月分)

 

4月24日(日)  10分×1+30分×3+20分×2走行。久々によう走ったなあ。いつもやろって? (いやいや ^^;)

 昨日は会社の先輩の結婚式。幸せな空間に居るのは辛いわ〜。だからというわけでもないですけど、昼間っから晩まで飲み続けて、家帰ったら頭痛がしました。

 で、本日はtanaka氏、ohtani氏と生駒。kawaguchiさん夫妻も来られてました。来週はチキンで近畿選手権のはずやのに、生駒は台数多いわあ。まあクラス分けしてるし、IAいないしで、走りやすかったですけど。

 で、前半はkawaguchiさんと絡ませてもらいましたが、やっぱり歯立ちません。私、ハイスピード区間が遅いらしいです。(下りの後半からテーブルトップあたりまで) ん〜、でも私が自分より遅いライダーを見た時も、やっぱりハイスピード区間に差を感じるんですよ。やっぱり、タイムを稼ぐのはハイスピードセクションなんですね。

 で、後半はtanaka氏とバトル。お互いに「ちぎろう!」と思ってたんですが、全く差なく、終ってみたらこれまたお互いに悔しがっていました。(^^;

 ohtani氏は早々に転倒して肩を傷めてしまったようで、その後も乗ってはいましたが本調子ではなかったようです。(きっと、マシンと体が壊れて乗れない某ライダーの怨念でしょう)

 で、今日もコーナーを各所3速で走りました。大テーブル後のコーナーは以前からトライしていたので既に3速で走るのが当たり前になりました。(そのかわり、進入スピードを速くし過ぎてるようで、コーナーのまん中あたりで逆に失速してしまいます--) その次の右バンク(1)、旧トリプル後の下りの左バンク(2)、さらにその次の右バンク(3)と、全て3速で走るようにしてます。

 (1)はコーナーの前半は速いと思うけど立ち上がりでスピードが乗らないというかパワーがあまりかけられないので、2速なら立って飛ぶことになる次のジャンプを逆に座って飛ぶことになってしまいます。

 (2)はとても小さくまわるので、3速は高過ぎると思うのですけど、でも次が単なる登りやからあまり躊躇なく半クラッチを多用でき(てか、次のコーナーに向けてアクセルをオフにするまでずっと半クラッチです)、かつ立ち上がりでスライドしにくいので、タイム的にもよいのではないかという気がします。

 (3)は悩みが深い。そもそもここは2速で走ってもうまく走れません。ワイドに走りたいと思うのですが、どうしても小さくまわってしまうし、ジャンプに向けての加速も躊躇して半クラッチをあまり使えず、速く走れている気がしません。でも、だからこそ「3速で気持ちよく走れる=スピードアップ」だと思うので、終始3速で走るようにしました。

 で、tanaka氏は自分の走りを顧みて「加減速が多すぎる」と言ってましたが、実際に後ろについて走ってみると、私の方がタイトなラインで走ってて、もっと加減速が多いようです。

 で、帰りは無駄使いするから寄らんとこうと思いつつもtaichiに吸い込まれ、やっぱり無駄使い。でも、ポイントが沢山たまっていたので半額で買えた。

 でもなあ、来週はもうGWやからしばらく走れんかな。

4月17日(日) 帰宅後ステップが折れているのを発見。3回でやめてよかった。でも部品注文して帰りたかったよん。

 月曜から突然また忙しくなってしまいました。初日は25時まで仕事で、昨日も23時まで仕事。定時マンの私はどこへ行ってしまったのだ?

 で、今朝は9時まで寝て洗濯しつつ、「今から行ってもなあ」などと腰が重かったのだけど、結局生駒へ行きました。夏時間での営業なので、30分×4回走行可能でしたが、3回でやめました。生駒はギャップがほとんどなくて楽なのだけど、ほんでも3回走ったら結構疲れたし、結構満腹やし、だらだらもう1回走ったら逆に怪我しそうな気がするし。

 やりたいことがいっぱいあるのだけど、結構な台数が走ってて、ついつられて単に速く走ろうとしてしまうので、これという課題を持てずに走ってしまいました。ほんでもいつも2速のところを3速で走ったり、3のところを4で走ったり、広場でスタンディングでグルグルまわりつつまた1つひらめいたりと、かなり楽しめました。

 で、今日は2年ぶり?ぐらいにMXerに乗るというhamanoさんが来ていらっしゃいました。最初は「全部なめなめです」とおっしゃってましたが、気がつくと各所ジャンプ飛んでいらっしゃいました。大人気ない私は、以前hamanoさんに遊んでもらったことも忘れ、全力走行させて頂きました。

 で、ohkiさんとsakamotoさんにお会いしました。ohkiさんにお会いしたのは数年ぶりですが、今も走っておられるとのことでした。ohkiさんに、「誰か分らんぐらい太ったなあ」と言われました。ん〜、もしかして、a_sakuさんが「まるくなったな」とおっしゃっていたのも、「顔が丸くなった」という意味だったのでしょうか?(--)

 で、sakamotoさんに、「オイルのテストの結果はどうだったんですか? Fサスのスプリングのテストはどうなったんですか?」と尋ねられました。

 すみません。私来る日も来る日もバイクに乗ってるわりには、意外と気が多くて飽きっぽいみたいで、既に私の心はオイルにはないのですよ。サスには後ろ髪を引かれるけど、めんどくさいのと「どうせ標準がいいってことになるんやろ」というのがあり、封も開けてません。

 こんなんだから、私の部屋も会社の作業場も机もガレージも、全部いつもちらかっているのですね。でも本人は次々と目移りしてしまうので、移った先のものしか見えず、さっきまで触ってたものは視界になくて気にならないのであります。

 ん〜、まるで子供やな。

 でも。

 子供って可能性があるんですよね?(笑)

4月10日(日) 久々に悪い大人になってしまった。

 ホントは生駒に行って、自信を取り戻したいのですが、生駒も下市もイベントで練習走行はできず、かといってもう名阪に今行ってもしょうがないということが分かったので、チキンへ。私は次戦のチキンは出られないのですけどね。

 で、適当なペースで50分ほど走行(ガスが5リットル減っていたので、たぶんこんな感じでしょう)。相変わらず長いテーブルはショートぎみですが、まあそれでも十分耐えられるのでさして問題なし。フィニッシュ前の高いテーブルも、適当に飛んだらまあまあのところに着地でき、「なんや、こんなんで届くんや」というのが分かったので、その後も飛びました。が、ウオッシュボードは全なめ。だって、後半尖ってるもん。

 しかし、せっかく他がいい感じなのに、ウオッシュボードに来る度になめなめでは体力は消耗するし、やる気も萎えます。ちゅうことで、3速2個2個にチャレンジ。最後の1セットはやや不安定だけど転けるほどでもないので、以後2個2個で走り続けました。一周だけ同じKX125に乗るamedaさん(今は遊びでしか乗っておられませんが、今も昔も私にとっては神様のような人です)の後ろについて追いかけたのですが、ウオッシュボードで圧倒的な差をつけられました。チキンのウオッシュボードはピッチが細かいので、こんなところで2個2個をやってもちっとも速くないようです。しかし私にはそれ以外の術がありません。(--)

 で、私は高いテーブルを利用して姿勢のコントロールをする練習をしたいのですが、後半は風がすごく強くなって来て、飛ぶのは自殺行為っぽくなってきたので、飛ぶのをやめ。おまけに、今日は気温が高いし、髪はぼさぼさやし、肉のコートは着てるし、長い時間走り過ぎてるしで、熱中症ぎみになり体は冷えないし頭はボ〜っとするしで、早い目に切り上げ。まあ、2stで高いテーブル飛んだのはじめてやから、まあ今日はこれでええやろう。

 で、今日は最後にhirano氏が大クラッシュ!

 体の負傷の程度は分りませんが、バイクは大破していました。修理代10万円以上コース。

 ん〜、まあ、こんなんで済んでよかったと気持ちを入れ替えましょう。

4月9日(土) 負け犬選手権。

 本日は、何を思ったか名阪にやって来ました。天才naitoh氏と。

 いやホントはちゃんとした理由があります。名阪にしては比較的コンディションがよいであろう今のうちに、レースで飛べなかったジャンプを飛ぼう、そして秋の名阪では「もう飛んだことあるし〜」という実績に頼って飛ぼうといういうわけです。

 私はいつの日か全日本のIBの予選を突破したいという野望を持っておりますが、そのためには今よりも10秒も速く走らないといけません。10秒ですよ、10秒。もちろんリスクはできる限り少なくしたいので、ジャンプに頼らずコーナーやストレートでタイムを稼ぎたい。しかしですね。ジャンプ飛ばずに10秒も速く走れたら、そりゃもうIAですよ。そんなの一生かかったって無理ですがな。それに、そんなスピードでコーナーやストレートを攻めたら、逆にジャンプ飛ぶよりリスク高くなってしまいます。それじゃ本末転倒。
 失敗したら絶対にただでは済まんようなジャンプにチャレンジすることはありえないけど、いけるはずやと思うようなジャンプは飛んでいくようにしないと、いつまでたっても今の状況からは脱出できないはず。

 というわけで、下りストレートの最後にある逆階段ジャンプとウオッシュボードの手前の大テーブル、このどちらかを飛んで帰ろうと思って来ました。で、負け犬が言うのもなんですが、レース前日の下見の時には、2つとも飛んでやろうと考えていました。特に大テーブルの方は、めずらしく着地斜面が長めになっていたし、もうこのジャンプはクリアできるレベルに達しているやろうと思っていたので。しかし、この大テーブルの直後のウオッシュボードのことを考えると、飛んだら転けると思ったので、チャレンジせず。逆階段ジャンプの方は、やっぱり走ってみるとビビりが入ってしまい飛べなかった。

 で、タイム的にもメンタル的にも重要な逆階段ジャンプを入念に下見。踏切り手前にあったコブはほとんど形をなしていないし、着地も飛び過ぎない限り全体的に下りになっててどこに着地しても耐えられるように見える。というわけで、少しづつ距離を伸ばす作戦でチャレンジしてみました。が、着地すべきポイントがまだはるか先にあるような程度しか飛ばなくても、すごい衝撃がある。フロントは「カツン!」と音をたてて底付きしていた。

 で、また下見。いくら下りぎみの斜面に着地するとはいっても、すごい落差があるので、底付きしても不思議ではない。で、今日は運良くIBの予選を突破できるレベルの人が来ていたので、その人の走りを観察。斜面に対してややフロントアップぎみで着地し、リアはややショートぎみで、フロントのみおいしいポイントに落としている。で、あまり楽そうではない。踏切りを見てみると、かなりの惰性を保ったまま入って来て、斜面でもかなり開けている。この状況を見ると、自分が思っていたよりも難易度高いのだなと思いなおし、こいつにチャレンジするのはやめ。

 しかし、このまま帰ってしまったのでは、何のために名阪に来たのか分らないし、秋の名阪でも今回と同じ走りしかできない。ちゅうことで今度は大テーブルにチャレンジ。今日の大テーブルは、着地のあたりが変形してて、合わす斜面がほとんどなく、そしてその手前が微妙に盛り上がってて嫌な感じなのですが、飛ぶ人は飛んでる。飛び過ぎるとIAですらむち打ちになるほどの衝撃があるみたいだし、逆にショートしても耐えてる人はいっぱい見たことある。ちゅうことで、気持ちショートぎみに飛んで、あわよくばフロントだけ下り斜面に届いたらなあって感じでチャレンジしました。

 空中で完全にショートしたのが分りました。にも関わらずとんでもなく高いところにいる感じがしました。そして、合わすべき斜面が全くといっていいくらいないのが分りました。私は全身硬直した状態で着地し、(正に落ちるって感じ)衝撃に耐えられず、アスファルトの道路の方向に向かって走って行きました。あまりの怖さに体が震え、その周で走るのをやめてしまいました。もう2度とチャレンジしたくなくなって萎えました。

 結局、名阪に来たかいはなく、今の自分に飛べるジャンプはないという学習をしたのみ。

 ただ1つ思い起こしました。名阪をマスターするのに必要なのは姿勢のコント−ロール。どんな姿勢でも着地できる、そういうテクニックを身につけない限り名阪の衝撃がでかいジャンプは制覇できない。

 私は怪我からの復帰の最中、「姿勢のコントロールができるようになるまでは、もう2度とでかいダブルは飛ばん」と心に決めたはずでした。しかし、いつの間にかその誓いを破り、またあれこれとジャンプを飛ぼうとしています。今日名阪に来て思いました。全くコントロールができていない!

 名阪のジャンプを軽やかに飛べるようになる日は、相当先のようです。

4月2日(土) '03風KXで出場。 

 1年ぶりにやって来ました全日本。昨年末から自称好調、しかし体脂肪25%かつ前哨戦の恒例名阪の近畿選手権に出ていない私。生駒や下市の近畿選手権に出るぶんにはだいぶ自信のついてきた私。しかし今回の全日本は、あまり気乗りのしなかった私。いったいどうなるんでしょうか!?

 ちなみに、気乗りがしないのは、ここ1ヶ月半ほど怪我と体調不良で練習できなかった(え〜、1ヶ月半というと、まあまあ練習してる人の3ヶ月ぶん、一応練習してる人の半年ぶんぐらいです。マジ)のと、先々週ぐらいに行った名阪の練習であまりの進歩のなさに凹んだためです。

 でまあ、結果。IB 125cc予選では、スタートで過去最高の反応を見せつつも蛇行してしまい後ろから3番目ぐらいで1コーナー通過、いつもぬたってるコーナーを立ち上がり右大バンクへ向かう短いストレートのギャップで2速全開自爆。かなり派手に転けたので、痛くてすぐにはバイクを起こせなかったけど、幸いバイクも体も大事には至らなかったので走行再開。しかしもう視界には誰もいるはずはなく、何のために?という疑問は沸いてきたけど、このままではラップされてしまう(それだけは嫌だ)ということで全力走行。最終ラップのゴール直前でようやく前のライダーが見えたけど、けっきょく終始単独走行で完走者中最下位。ガクー。

 で、オープンの予選。くじ運はいまいちだったにも関わらずまたしても素晴らしいグリッドを得られた私。しかし反応はいつも通りでほぼ最下位。しかも1コーナーで誰かのバイクを轢いた。しかしこれまた奇跡的に転倒をまぬがれ、走行継続。学習機能を搭載した私は、125の予選でこけた箇所は2速で引張るのはやめ3速へシフトアップし、気持ちに余裕を残して走行。気がつくとCRFとバトル。どこかで抜いて一応抑えきった。しかし、結果は従来通りで冴えず。

 今回はウオッシュボードが巨大化してて、IAですら頂点だけを通過する走りはできないようになっていた。ちらっと見た時は、おーこれなら2個2個で通過できると喜んだのだけど、あとでじっくり下見するとすごく尖っててめちゃやばい。あんな形したジャンプなんて普段走るコースにはないのよ。見ただけでは、どんな挙動になるのか読めない。しかも最初の2個が低いという変則的な形状。前日の段階では飛ぶ気でいたけど、土曜の朝一番に行われたレディスの練習走行で#1鈴木選手が全部なめていたのを見て、なんやオレが飛ぶようなジャンプじゃないなということにしてなめなめ決定。

 でも、IBの練習走行では半数ぐらいのライダーが飛んでいたし(そのうちの半数ぐらいはわたわたになっていたが)、予選でも飛んでいた。125の予選が全くレースにならなかったのが悔しくて、オープンではせめて最初の2個(3、4個目)だけでも飛ぶべきかと悩みました。全部なめたら、たぶんこのセクションだけで5秒ぐらいの差がつくと推定されます。しかし結局スイッチは入らず、なめました。いざ飛んでみたら、なんだ全然たいしたことないって感じかもしれません。でも、ひとたび失敗したら首の骨折るのも容易な気がして・・・。

 まわりのライダーの大半は、まるでいつもこのコースで練習してるかのごとく自信を持って走っています。しかし、私にはここで生駒や下市を走るような気分で走れる気がしません。実際、コースの難易度は高いし。でも全てのライダーが自信を持って走ってその通りの結果が得られているかというとそれも違う。何人かのライダーは自爆してる。結局、自信を持って走りつつちゃんとした成績を残しているライダーは、普段の練習でもっと難易度の高い練習をしてるからコースへの適応能力があるのでしょう。

 あと今回感じたのは、ラインとギアでラップタイプはほとんど決まってしまうのではないかということです。そのあたりを見直さない限り、どんなに頑張ってみてもタイムアップはほとんどできないんじゃないかと。

 とりあえず、名阪を1分台で走れるようになりたいです。そうしたら、後方集団の先頭で走れるでしょう。そうなったら、今度はその先も見えてくるかも。

 とにかく練習です。

 練習あるのみ!


 IB 125cc 予選B組 リザルト

 IB open 予選B組 リザルト



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