マグラの草子

(4月分)

 

4月30日(金) デジカメ全盛の昨今、10年後に同じ感動を味わえるか疑問。だって、デジカメ画像って印刷しないもんね。

 早く直していつでも乗れる状態にしたいけど、まだバルブを入手していないし、暗いガレージで中途半端に組み立てるのも気がすすまないので、結局放置したままである。明日から帰省するのでどっちみちGWは乗れないしね。とはいえ、GW明けのことを考えたら今のうちにできることはやっといた方がいいのはもちろんではある。それに、エンジンだけでなく、リンクまわりのグリスアップもやりたい(水たまりのあった日に走ってから放置してるし、洗車もしてるし)し、フォークもいじりたい(特殊工具を入手したので、今度はインナーチューブの内面を磨くのだ ^^;)。
 でも、どれも今やる気にはなれずやってない。書きながら思ったが、田舎にフォークだけを持って帰って磨こうかな。

 んで、今回は今までと違い広島経由で帰る予定。先日メールをくれた旧友のところに行こうと。まあ、その友達は今バタバタしてるとこらしいので、会えずに素通りになってしまうかもしれないけど。

 んでふと思ったけど、広島経由で帰るなら、全日本の広島会場に寄って練習して帰省する、なんちゅうのも本来ならば出来るんやな。尾道・今治ルートが開通したのはここ数年のことやし、全日本に出る資格をゲットしたのもここ数年のことやから、考えたことなかったんやけど。

 で、明日の酒の肴にしようと昔その旧友と九州にツーリングに行った時の写真を捜した。すると、ツーリングの写真とは関係ないのだけどもう記憶の中からほとんど消えていた写真がいっぱい出てきて面白かった。てか、こっ恥ずかしい。(^^; どれももう10年ぐらいぐらい前の写真だから「わか〜!」と1人でつっこむ。

 あまりに懐かしかったので、ツーリングの時の写真を載せてみました。(帽子をかぶっているのが友達)

 雲仙にて

 下関にて

4月25日(日) 4stメンテナンスフリー説消滅。てか、よけい金も手間もかかる説が私の中で固まりつつある。

 先週日曜日は乗らなかった。昨日はwadaさん、イオロイッチーニと生駒。が、私のKXFはエンジンがかからず走れず。また圧縮がなくなっていました。症状からしてまたバルブまわりがトラブってるのは分るけど、先週最後まで走れたわけやし、とりあえずなんかの拍子にかかってエンジンが暖まれば今日だけでも走れるのではとキックしまくりました。が、ダメでした。あわれに思ったイオロイッチーニに彼のKXFを乗せてもらいました。ありがとう。

 で、キックの鬼になってたら見かねた方(私と同症状に陥られて、今では2st車に乗り換えられたそうな)にアドバイスを頂きました。その方いわく、一度クリアランスが減りはじめたら、もう寿命が来た(バルブシートorバルブの)ということらしい。そのアドバイスを聞いた私が放心状態になってしまったのは言うまでもありません。

 で、本日。会社に行くより早く起きてとにかくエンジンをばらす。予想通り、前回クリアランスがマイナスだったところはまた測定限界以下になってました。で、今回はシリンダーヘッドもシリンダーも外し点検。バルブが異常に磨耗してました。バルブシートも角が丸まってるみたい。でもバルブシートの方は、シートカットも摺り合わせもしてはいけないらしく、シリンダーヘッド丸ごと交換しかありません。まあ、バルブの磨耗の方が極端に目立つので、バルブを新品にして様子を見るつもりです。これでまた同じ症状に悩まされるならばヘッド交換ですな。(--)

 で、昨日聞いた話では、そもそもサイレンサーのグラスウールをいたんだまま放置するとセッティングが薄くなって燃焼温度が上がりバルブかバルブシートがダメになるとのことだった。今日98dB、94dB両方とも点検したら確かにどちらもいたんでいた。しかし、どうもそれが主因じゃないような気が・・・。

 ちなみに過去の日記を調査したところ、KXFでの走行回数は32回(レース含む)。1回2時間として延べ64時間の走行。もしこれがサイレンサーのメンテナンスに起因するものでなく、また、たまたまこのバルブが不良であったわけでもないのなら、同じマシンに乗る方々は同じ目に合う確率が高い。

 でもまあ、バルブって、シリンダーヘッドと密着することで熱をヘッドに逃がすそうです。ならば、クリアランスをマメに点検してバルブが浮くのを事前に防げば、熱でバルブがおかしくなって磨耗しやすくなるのを防げるかも。

 さあ、あなたも早速点検しましょう。じゃないとあとで泣くよ。

 以下、本日の解体写真です。

シリンダーヘッド

バルブ(1.0mmが0.3mmに!)

シリンダーヘッド(ためしにバルブを左右入れ替えてみたとこ。Lバルブが不良)

シリンダー

ピストンヘッド

ピストンサイド&ピストンピン

コンロッド

94dBサイレンサー

98dBサイレンサー

4月17日(土) 暑さにまいった。

 本日はwadaさん、イオロイッチーニ、大阪市立大二輪部の学生さん多数と下市。身内一番乗りの私は早速走行。コースは、下りのあとのシングル・ダブル(テーブルと呼ぶべきか?)・テーブルが、ダブル・ダブル・テーブルになってました。今日も気合い入れて頑張ろうと思ってたのにこれは困った。止って下見したり他の人が飛ぶのを見たりしつつ、なめる。(^^;

 しかしこれしきのジャンプにびびるようでは今までと何も変わらんやんけ。それに、横から眺めると全然たいしたことない大きさやし、踏切った途端に前転モードになっていない限り、失敗したところで大丈夫そう。それでも、「ん〜、はよwadaさん来てお手本見せてくれんかなあ」などと考えたりしていたが、なめぐせがつく前に飛んでしまえと飛ぶ。ノープロブレム。が、なぜか今まで飛んでいた次のダブルが飛べない。下見ではきれいに見えた踏み切り斜面にギャップがあるように見えし、走っててそう感じる。1回躊躇しながら中途半端に開けていったら気持ちの現れかリアが流れて転けそうになった。まあでもここ以外は特に問題なく走れてるし、先週から飛びはじめたウオッシュボードの手前もちゃんと飛んでる。

 今日も何か課題を持って練習すべきだが、「今日の課題」っていうほどの明確なもんは持たないままに走ってしまった。でも何も考えないで脳内麻薬垂れ流しで走ってるわけでもない。自分がコーナーの立ち上がりでアクセルを開けにくいと思ってるポイントでは、意識して前に乗るようにしている。この方がなぜだか安定感があるみたいなので。そもそも開けやすくするために前に乗ろうとしはじめたのではなく、ギャップのある路面をリア荷重で走ることに疑問を感じはじめていたのでやってみたんだったと思うのだが、今はギャップがどうとかいうのとは無関係に、その方が開けやすい気がするのでそうしている。とはいえ、今までの乗り方ってのは簡単に変えられるもんではなく、ふと気付くと後ろの方に乗っている(というより後傾してるって感じか)。まあ、今後も呪文のように唱えないとダメですな。

 で、本日も最後はwadaさんと勝負することになりました。が、2周程でwadaさんのリアがパンクしてしまいおあずけ。で、その後の私は、なんとかして2個目のダブルを飛ぶべくショートカットして練習。あらためて形状をよく見ると、ただのテーブルやんと思い、飛ぶぞ飛ぶぞと思いつつもどうにも加速してよい気がせず結局飛べずじまい。(TT)

 まあ、私だけが飛べなかったわけじゃないし、そもそも朝から新しいダブルを飛んだのだからよしとしよう。先週までの私ならたぶんあと半年はなめてましたよ。いやホント。

 あ、それから今日ははじめてKXFイオロイッチーニ号(前後スペシャルサスチューン)に乗せてもらいました。違和感はありません。何かが違うのは分ります。でも何がどう違うのかは分りませんでした。

 その後自分のマシンに乗ったら、自分のマシンはやたらよう揺れるというか跳ねるというか、とにかく落ち着きがないように感じました。コーナーでの揺れは自分のマシンだけ乗ってても感じてます。感じる場所ってのはしっとりとしたグリップ感が欲しいとこ。巨大ジャンプの次のゆるやかな右コーナーと最終のだらだら右コーナーです。特に最終コーナーなんかは入口から出口までずっと揺れてる感じで、揺れに合わせてハンドルが切れ込んだり戻ったりで非常に緊張します。

 となると、なにはさておきリアの伸びを締めたくなるのですが、リアの伸びを締めるとギャップでの加速が辛くなりそうなので締めないで乗ってます。

 ん〜、またいろいろ試してみようかな。

 日記を書き終えてから思ったが、揺れるコーナーはどちらもアクセルOFFでまわってる。フロントの伸びを変えてみるべきか?

4月15日(木) しかしそれでは痩せられん。

 なんだか毎日悶々としてます。もとの職場に帰ったのはよいが、何をしたらよいか分らない。やることがないというのではなく、逆にやることいっぱいあるみたいなのだけど、整理がつかないままに気ばかり焦って何も進まない。今日受けた仕事は今日終えないといけないという職種ではないので、帰りたきゃ帰れる。そしてつい逃げて帰ってしまう。しかしもちろん放置すれば事態は悪化するばかりである。

 んで、現場作業を離れたのを機にまた徒歩通勤&まともな自炊を再開し、できれば水泳にも行きたいとは思うものの、どれも出来ていない。レースで2周で電池切れってのは、無理して走ってるってのはもちろんだが、なんせ体重が増え過ぎだ。こんなに重いもんを抱えつつ揺さぶられてたらそりゃ疲れるわ。しかしなかなか食事量も飲酒量も減らせない。

 なら、とにかく土日走りまくるしかない。が、今の私はちとその練習方法に疑問を感じている。私の練習方法はとにかくたくさん乗ってバイクに乗るのが当たり前のことになるようにするというものだが、NB,NAの時のような「次のレースまでにあのジャンプを飛べるようにしなきゃ」という姿勢がないので、現状維持のスピードでいかに楽に走るかということになってしまう。こんなんだからKXFも宝の持ち腐れでいつまでたっても冴えないんじゃないかと思う。この状況を打開するにはたくさん乗るよりも、1周でも2周でもいいから全力走行を繰り返すべきではないかと。

 ん〜、できるかな?

4月11日(日) ラジコンコースも走らせてもらいました。

 昨日全日本デビューしたwadaさん。MXに関しては私よりだいぶ先輩なのだが、数年間バイクから遠ざかっていた。妻帯者になったこともありエンジョイ派になるかと思われたが、昨日のレースが相当悔しかったらしく、wadaさんの誘いで下市へ。私としては家でゴロゴロしたい気もするし、全日本の決勝も見たい気もするし、走りたい気もするという微妙な状況。しかしこんな私とてまだまだ速くなりたい気はあるのだ。燃えてるライダーに誘われて練習を断ることはなくGO!

 しかしまあ、近場で全日本やってるのに走りに来てるのは私たち2人だけかと思ったけど、それなりに何人か来てました。で、まずはタイヤ交換。練習用タイヤに戻す。wadaさんのアドバイスとビードワックスのおかげでいつもよりスムーズに交換できた。

 で、練習。今日のwadaさんはテンション高いです。何回かいっしょに走ったけど離されてばかり。抜かれても見えてるうちはついていこうとしたけど、力尽きてわだちのコーナーで転倒。ボロ負け。

 しかし、私もこのままただ負けてはいられません。何か1つでも新しいことしたいし。で、未だかつて飛んだことのないウオッシュボード入口のへんてこなダブルを飛んでみる。(2個目の登りにぶつけて、その勢いでウオッシュボードの1個目まで飛ぶように作ってある。IBでなめてるのは私だけだと断言できます) 最初はめちゃ緊張したけど、何回か飛ぶうちにだいぶ気楽に飛べるようになった。

 あと、連続ジャンプの最後のテーブルもKXFに乗りはじめて以来初めてちゃんと下り斜面まで飛んだ。ここと最終だらだらコーナー手前の小テーブルを飛びながらはじめて今日気付いたのだが、私は未だ4stのエンジンブレーキの感覚を掴んでいない。コーナーでは既にエンジンブレーキが効かないと不安である。しかし、こういう惰性で飛ぶようなジャンプでは、未だに助走でアクセルを戻すタイミングが2st125ccに合わせてあり、飛ぶ気なのになぜか結果的に飛び切れなくなっていた。疲れてきたので気楽に走りたいからといつもより1速高いギヤで進入したら、どちらのジャンプも予想外に飛距離が出てしまい、それではじめて気付いた。

 試しに元通り低いギヤで飛び切ろうとしてみたが、やはり戻すのが早くまた飛び切れなくなった。乗りはじめてもう半年も経ち、開けて飛ぶジャンプでは4stの恩恵をかなり受けているにも関わらずこれである。4stのエンジンブレーキはあなどれない。すぐにアクセルを戻すタイミングを遅らせるようになれるとは到底思えないので、とりあえずの対策としてこういうジャンプの手前では1速高めにするようにした。で、飛んだらすぐにシフトダウンして通常通りのギアにする。せわしいけど、クラッチ切るのも嫌なので当分はこの方法が有効か。

 ほんで、最後の走行でまたwadaさんといっしょに走る。このまま凹まされて帰るのなんて嫌だ。wadaさんに勝つためにタイヤの空気圧も下げた。プレッシャーをかけて焦らせるべく早い段階から真後ろにつく。作戦が成功したのか、wadaさんは一旦あきらめてしまった。その後も何度も待ち伏せしてけしかけいっしょに走る。最後はwadaさんが力尽きて、私が転けたのと同じところで転けて終了。

 やりかえした私は御満悦。やられたwadaさんもここまで疲れきるほど競りあったのは久しぶりだったようで、自分に呆れたのか笑っていた。(笑)

 やっぱり競り合いがないと速くなるのは難しいかな。

4月10日(土) ダブルエントリーなので日記も2倍。

 昨日は有休をとって昼から名阪。受付・車検を済ます。で、エンジンオイル交換(フィルターはせず)して、コースの下見。2周もした。下りストレートの最後に壁にしか見えない逆階段ジャンプが出来ていた。このジャンプだけとってもかなり難易度高いと思うけど、場所が場所だけに「勘弁してよ」ちゅう感じ。他は恒例のウオッシュボードが出来ていること以外は近畿選手権の時と大差なし。
 暗くなってからはうとうとしながらイメージトレーニング。しかし、30分以上かかってもコース1周できず。そうこうしてる間にwadaさん夫妻とイオロイッチーニが到着して、しばし歓談。

 明けて土曜予選日。公式練習。なめても(たら?)通過が困難なウオッシュボード。1周目はべたなめ。なめても通過できることが分かったので急に気が楽になり、2周目からはフロントタイヤがまともに谷に落ちない程度の惰性で進入して開けぎみで通過。特に問題なく通過できたので気をよくして周回毎にアクセルの開けをほんの少しづつ増やしてみる。安定して通過できてたけど、「後半でスピードが上がってきたら逆に谷に落ちたりするのでは?」といらぬ心配をして、一定のスピードに達したらアクセルをあまり開けないようにしたら見事谷にはまり前転。ブレーキレバーが折れてしまったし、結構疲れてきてたので練習を打ち切る。低速なこともあり幸い体は無傷だし、安定して走れてたのをわざと抑えたら転倒したって感じだったので、恐怖感なく練習を終えられた。

 1コーナー後のジャンプは何回も飛んだけど、前回の練習の時とは違い土が非常に重く、手前を慎重にいくと斜面に入ってからアクセルを開けたのでは間にあわず、ひっかかってばかり。でもまあ飛んではいるので気落ちすることはない。嫌なイメージのまま終ってしまったのは下りの逆階段ジャンプ。ここは距離をのばそうとすると簡単に前転しそうな感触だし、かといってゆっくりしたスピードで階段の平らな部分に着地しても、これはこれでかなり衝撃がある。フロントローになってたら前転しそうだ。まあでも、ここは似たような走りしか出来ない人もいそうな気がするし、通常のダブルほどの差もつかんやろうということで、べたなめする気に決定。


 ほんで125ccクラスの予選。なんと今回の私はスタートで出ようという気です。くじも9番ながらベストに近いええとこをゲット。反応の鈍さが主因なんやからと、今回は前日の下見の際にゲートを見てピンの位置を確認しておいたし、スタート30秒ぐらい前には興奮状態をつくるため「犬のように速く小刻みに呼吸する」という方法も実施。5秒前のボードが出て集中! ここまではよかった。

 が、慣れないことをやりつつ興奮状態の私は、頭の中がまっしろになり、なぜかゲートじゃなくボードを出すオフィシャルを見続けていた。で、そのオフィシャルが動いた瞬間に反応してしまいゲートにひっかかる。そこで我に帰り状況を把握。まだゲートは開いていないのだからと大慌てで後ずさりし、ゲートの開きに合わせてスタートしたけど、あと後ずさりが不十分でまたゲートにひっかかる。私がゲートを出た時にはみな既に1コーナーに到達していた。

 「せっかく出ようと思ったらこれかよ」とくさりそうになったけど、前は団子で走ってるのですぐ見えてきた。しかもいたるところで転倒者がありごぼう抜き。(笑) というわけで、とにかく1周目から目一杯で走行。各所ギャップでハンドルぶるぶる振られる。3周目で既にほとんどハンドルの振られを抑えられなくなり、4周目はリタイヤしたいぐらいヘロヘロ。転けてた連中にボコボコに抜かれ終了。結果は24台中21位でベストラップはブービー。前半めちゃめちゃ頑張ったのにあのベストラップにはまいった。


 午後からはオープンクラスの予選。今年から250ccクラスというのがなくなりかわりにオープンクラスというのができ、4st250ccは125クラスとオープンクラスの両方にエントリーできるようになった。125ccの予選4周で出番が終るのがつまらないのと、近畿選手権を含め午前に行われる125ccクラスしか走ったことのない私は、荒れた路面でレースをしたことがなく、荒れたコースをみながどんなスピードで走っているのを確かめたいという理由でエントリーしてみた。

 しかしまだ比較的ましな路面であるはずの125ccの予選ですらハンドル振られまくるほど頑張ってあれである。しかもスタートしてすぐのダブルの着地点もやな感じになってきている。もうどうでもいいような気がしてたけど、いややはり今度こそスタート頑張ってみようという気になり、これまた12番くじながらええとことれた。今度は15秒前のボードが出たらもうオフィシャルの方は見ないようにした。5秒前になったら他車のエンジン音で分るし。

 で、スタート。出足はどうやったんでしょう。よく分りません。結果的に1コーナーに入っていく段階では最後尾でした。まあそれはよしとして、なぜだか1コーナー通過中に急にホイールベースが短く腰高なマシンに乗ってるような気がしてきて不安になり、マシンがどこかおかしいのかとフロントホイールを見る。異常なさそうだし、おかしな感覚も感じなくなってきたので、まじめに走る。

 しかし、既に視界には誰もいないくらい離されてしまった。125ccの予選の時のようにがむしゃらに走りたい気もするが、「荒れてるはず」という先入観があって1周目は様子を見てしまった。確かにわだちはひどくなっていたが、ギャップは予期したほどのことはなく、場所によってはむしろ走りやすく感じた。また、完全に単独走行になっていることもあり、冷静にギャップのないラインを選んで走ってみたり、ギャップを通るにしても極力ハンドルを振られないように余裕を残しながら走ってみた。まあそうは言うても4周目はバテていたが、125ccの時のような2周で電池切れてな感じではなく走りきれた。でもまあ結局前は見えてこなかったし、抑えて走り過ぎてるので125ccの時より5秒以上タイム落ちてるやろうと思ったが、リザルトを確認するとベストラップは2秒も変わらないし、4周のタイムでは逆にオープンの方がよかった。順位も最下位かと思ったら20台中16位。

 ゲートにひっかかったのはみっともなかったけど、前に出る気があったということだし、ウオッシュボードもとりあえず通過はできる自信がついた。落ち着いてラインを選ぶことの重要性も分かった。というわけで、今回もなにがしかの進歩はあったと言えるかな?

 応援に来て下さったみなさん、ありがとうございました。どこで誰が応援してくれていたのかは分りませんが、応援してくれる人がいると思うと自信がつきます。懲りずにまたお願いします。

4月7日(水) 整備続きで腰がだるい。

 昨日は残業だったけど帰宅後は整備。といってもカムチェーンテンショナーとキャブの取り付け、プラグ穴の掃除とプラグ交換ぐらいしかできんかった。プラグ穴には沢山の泥が入っており、プラグを交換するとシリンダーの中に落ちると思われるので極力触りたくないのだが、しかし放置すると事態は悪化するばかりなので、できる限り掃除したのち交換。

 今日は定時で帰れたので、ヘッドカバー(昨日はシリコンシ−ラントがなかったのでできなかった)や外装などを装着。ようやく形になった。さらに前後タイヤ交換。が、途中、砂噛んで死にかけてるニップルを救わずにはいられなくなったりでかなりロス。全部救ってたら終らなくなるので途中でやめ。ん〜、あとフォークのダストシール付近の掃除とアクセルワイヤーの注油等もやった。キャブ側からやれば、インジェクターで注油できる模様。

 キックしてみるぶんには、かなり圧縮が戻ったようだ。はよエンジンかけたい。

 あと、リアタイヤがパンクしてなければよいが・・・。(へたくそなので、リムがささくれてしまう模様)

4月5日(月) 晩飯は、田舎から届いたタケノコとビールです。(^^;

 定時速攻で帰宅し整備。4月からはまた徒歩通勤を開始しようと思っていたのだが、とりあえず今週はそのような時間の浪費は許されん。よって自転車で通勤。

 ほんで、希望のシムにしろ何にしろ、多分木曜日までは手に入らない。手をこまねいている場合ではないので、昨晩は包丁用の砥石でシムを削ってから寝た。よって本日はまずそれを装着してクリアランス測定。クリアランスが測定限界(0.03mm)以下だった箇所がもし0.03mmだったとすると規定値に収まるように削っている。しかし結果はまたも測定限界以下。ということはつまり0.03mmではなくマイナスだったというわけです。

 仕方ないので削っては装着などしてみるが、いっこうに測定可能な範囲に入ってこない。万が一測定ミスしてたら怖い(一番ゲージを差し込みにくい箇所なのです)ので、途中昨晩発見したかなり薄いCBR用のシムを装着して測る。さすがにこれだとクリアランスはとれた。が今度は大き過ぎて正確に測れず、予測をある程度つけつつまた削っては装着。

 最終的には一応規定値におさめることが出来た。その結果から、当初のクリアランスは-0.14mmだったことが分かった。ちなみに規定値は+0.10〜+0.15mmである。ようするにオールウェイズデコンプだったのである。そりゃ低回転の調子も悪いはずだしエンジンもかからなくなるわけである。

 しかしまあ、考えようによっては非常に状態が悪かったわけやから、調整後はウソのように調子よくなるかもしれない。早速エンジンをかけてみたいところではあるが、めちゃめちゃ時間かかったので未だカムシャフトを装着しただけの状態で、カムチェーンテンショナーも装着してなけりゃヘッドカバーも装着していない。キャブも装着していない。まあたとえ全て組み上がっていたとしても、ここではエンジンかけるわけにはいかんが。

 もうさっさとタイヤ交換に移りたい。


以下は自分のための整備記録です。ここに記録するのが一番都合がよいので。

EX左: 0.14mm → 0.19mm  EX右:0.14mm → 0.18mm ・・・両方ともIN用を無加工で流用(左右とも2.975mm)
IN左:-0.14mm → 0.11mm IN右:0.11mm → 0.13mm ・・・両方ともEX用を加工(左2.720mm、右2.920mm)

MJ 180 →180
SJ 42 → 40
PS 2+1/4 → 1+3/4
JN OBEKS3段目 → OBEKS3段目

4月4日(日) #171です。ダブルエントリーです。(^^;

 本日は生駒に行きたかったのですが予報通り雨。まあ、来週全日本だし、整備するのが得策でしょう。

 で、なにはさておきタイヤ交換なんですけど、リアは買いに行かないとない。しかし、バイク屋に行く前にやりたいことがある。それはバルブクリアランス測定。「4stはメンテナンスフリー」という甘い言葉に負けて今までエンジン関係はオイル交換しかしていない。が、最近各所でそうではないようなことを見聞きする。

 で、点検をかねてGWにはピストン関係を交換しようと思い立ち、ならそろそろパーツを注文しといた方がいいし、ピストン交換を行うのならバルブクリアランスは4stの儀式としてみておくべきやろう。となると、とにかくバルブクリアランスを測定してシムのサイズ変更が必要かどうかを把握して、必要ならシムとピストン関係の注文をするついでにタイヤを買いに行くのがベストやろう、というわけです。

 まあ、儀式ていどの考えで測定したわけなんですが、なんと4ケ所中3ケ所が規定値を外れており、うち1ケ所はクリアランスがゼロ(測定不能) これは常時バルブが開きっぱなしになっている可能性があるということだし、放置するとピストンとバルブが当たって壊れちゃうということを意味しております。

 で、クリアランスがゼロの場合は、マイナスになっている恐れがあるので本来は薄めのシムを仮で装着して、いくばくかのクリアランスがとれるようにした上でクリアランスを再測定して本当に必要なシムを見極めなければならない。しかし、初めて測定するぐらいなのにそんな都合のよいシムを持っているわけがなく真のクリアランスは分らない。まあでも、昨日はさておきそれまではちゃんと始動できていたわけやから多分マイナスではないやろう。というわけで、たぶんこんなもんやろうというシム+それに近いサイズのシムを注文。が、なんと一番欲しいサイズのシムは欠品。ピストンも欠品。ん〜、まあ週末までにはなんとかなるやろう。いや、せねばならん。

 結局タイヤ交換もできずで、エアクリーナーの交換ぐらいしかしていない。

 しかしまあ、点検してよかった。

 でも開幕前から欠品は勘弁してほしいなあ。フォークシリンダホルダも欠品中やぞ。まあ今は足回りをさわっとる場合じゃないが。

 それより前に、日記を書いている場合でもない。

4月3日(土) RC下市。

 本日はwadaさんと下市。昨日の朝かなりの雨が降っていたのですが、下市マジックは健在でドライ。今日はやりたいことが2つ3つあったんですけど、結果的に全部できませんでした。しかもあやうくまた水没するところだった。今日の私は、ダメってこともなく、かといってさしてよくもなく、んでもって新しいことにはチャレンジせずで、いつにもましてただ走ってるだけってな感じでした。wadaさんが後ろから来た時だけは必死で走ってましたけどね。(^^;

 で、今日はいつにもましてエンジンの始動性が悪く、練習終了後の洗車はあきらめて坂道を押して行くほどでした。

 その後はwadaさん宅にて晩ご飯をごちそうになる。旬のタケノコまで食べさせてもらい、満腹。(いつもすみません)

 あと、wadaさん宅のDS誌を拝見。watanabe氏の解説を理解できない私はwadaさんに質問。さすが昔スクールに行ってはっただけあって、分かりやすく解説してもらい、「そういうことなんか〜」と納得。今までそんなこと考えたことなかった。でも、天才naitoh氏が似たようなことを言っていたなあ。彼は自分の感性で正しい方向性を体得しているのか? だとするとやはり天才やな。

 まあ、私は私なりのやり方でいきたいと思います。そもそもギャップを通りたくないし。(^^;



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