カワラヒワ
Carduelis sinica
 スズメ目アトリ科

平成11年6月 大阪府豊能郡豊能町光風台・ときわ台・吉川にて      

 カワラヒワは15センチくらいの大きさで、つばさに黄色い模様のある緑褐色の小鳥。
平地から山林にすみ、春から夏には住宅街にも頻繁に現れる。数羽で行動していることが多く、明るくさえずりながらがら飛び回っている。 

 
カワラヒワ
'99.04.25
 わたしが散策からの帰りに、豊能町ときわ台を歩いているとカワラヒワが目の前に飛び降りてきて 石垣の根方に貯まった草の種を食べ始めた。
 日頃から撮影したいと思いながら、彼らの用心深さにいつも近づけずにいたのです。やっとチャンスにめぐり合えた。一歩ずつ近づいては撮影し、さらに一歩近づく。彼はわたしとの間合いを計算しながら種を食べているようだ。
 きつい目つきだが、なんとなく可愛く感じるこの小鳥が好きなのです。

 高代寺山から吉川に出るとヤグルマソウ(矢車草)が咲いていて、その花に4羽のカワラヒワが集まり花か種を食べていた。いつもの明るくて賑やかなおしゃべりをしながら。
 こっちの花を食べたかと思うとあちらへ。あちこち落ち着かずに食べている。動きが素早いのとヤグルマソウが邪魔をして、なかなか思うように撮れない。またあまり近づくと警戒されるし、と悩んだ挙句に彼らのおしゃべりをしばらく聞いていることにする。
 わたしがこんな近くにいるのに、彼らは気にせずにおしゃべりと食べることに夢中のようだ。こんな楽しそうな光景を見ているとわたしも仲間になったようでうれしくなってしまうのです。
カワラヒワ
'99.06.20
カワラヒワ
'99.06.20
 数年前に、わたしの庭の門扉の松木でカワラヒワが巣づくりを始めたことがあったのです。
 カワラヒワは非常に用心深く気を使って巣を完成し、卵を抱き始めたのです。家族も門扉付近を通るときには、できるだけ静かに平静を装って出入りしたのです。2階の部屋から写真が撮れそうなのですが、これもやめてただひたすら卵が孵り育つのを待っていたのですが、いつのまにか巣立ちしてしまったのでした。
 家の周りでカワラヒワのさえずりが聞こえるたびに、家で育った子かも知れないとそのさえずりを楽しんでいます。

カワラヒワカワラヒワ
'99.04.25          '97.05.24

 カワラヒワは、羽を広げると黄色のきれいな模様がはっきりと見てとれるし、羽をたたんでいても少し黄色い模様が覗いている。もうひとつの特徴は、尾っぽの先が燕尾状になっていて先が分かれています。

 わたしは、その姿かたちといつ聞いても気持ちを明るくしてくれるそのさえずりを期待して散策に出かけるのです。

カワラヒワのいつも明るいさえずり