ブチイモリの水槽


飼い始めたきっかけ:ブチイモリを飼い始めるまでのいきさつです
ブチイモリとは?:ブチイモリについての簡単な説明です
ブチイモリの飼育:ブチイモリの飼育状況です
餌について:ブチイモリの餌についてです
性別判断:ブチイモリの雌雄の見分け方です
参考文献:このコーナーの作成時に参考にした書籍です

飼い始めたきっかけ


 

 ブチイモリとの出会いは、行きつけの熱帯魚屋でした。

 いつものように餌を買い付け、魚を一通り見終わった後、何気なく爬虫、両生類コーナーを見に行くと、部屋の片隅にひっそりと小さなプラケースが置かれていました。中には見たことのない、小さなオレンジ色のトカゲのような生き物が10匹ほどいました。それがブチイモリとの最初の出会いでした。

 鮮やかなオレンジ色と、壁をよじ登ってしまうやんちゃぶり、丸くって愛嬌のある顔・・・一目で気に入ってしまいました。

 しかし、ベタのケースがこれから増えることもあり、その時は断念しました。

 その後一ヶ月ほどして、またその熱帯魚屋に行くと、売れてしまったのか、ブチイモリは残り3匹しかいませんでした。が、これからの保温の問題もあり、買わずに帰りました。

 さらに一ヶ月後、スペースも確保し、保温もベタ達のために部屋全体の暖房にすることに決めたため、改めて熱帯魚屋に行くと、まだ3匹残っていたので、その中の1匹をうちに連れて帰りました。

こうして、ブチイモリは家族の一員になりました。


ブチイモリとは?


 

 ブチイモリはグリーンニュートとも呼ばれ、小さいうちはオレンジ色、成長してくると暗い緑色に変化してきます。

 カナダ、アメリカが原産で淡水中に生息しています。

 また、オレンジ色の幼体はオレンジエフトニュートとも呼ばれます。

 成長すると、14cmくらいになります。

 ちなみに、うちのブチイモリはまだ幼いのでオレンジ色です。


ブチイモリの飼育


 

 ブチイモリは成体であれば基本的にはアカハライモリやシリケンイモリのように水棲傾向の強い両生類ですが、今まで飼ってきた経験から言うと、オレンジエフトのうちは陸生傾向が強いようです。

個人的には、ケースの壁面を平気でよじ登れるくらい体の小さいうちは陸生型の飼育の方が調子がいいように思います。

 うちでは25cmくらいのプラケースに、陸地となる木の化石を入れ、その上から水苔を敷き詰めています。また、ケースの1/3程度はブチイモリが身体を浸せる程度の水場にし、脱皮が近い時に水に浸かれるようにしています。また、掃除の時もこの水場から水を吸いだし、新しい水と交換できるので便利です。

 室温は23〜25℃くらい(ベタがいるため)ですが、人間が普通に生活しているくらいの気温ならば、特に加温はしなくても大丈夫だそうです。(気温が下がれば冬眠するため)

 ただし、冬眠させる場合は、イモリが潜れる場所(大量の水苔など)を用意しておく必要があります。

(注)まだイモリの飼育に関しては初心者なので、間違っている点があるかもしれません。もしお気づきの点がありましたら、教えていただけるとうれしいです。

餌について


ブチイモリは雑食性です。現在我が家では3〜4日に1度、熱帯魚用の冷凍赤虫を与えていますが、慣らせば乾燥エビ(砕いた物)や亀用の人工飼料なども食べるそうです。

基本的には匂いの強い食べ物を好む傾向にあるようです。




性別判断


 イモリの性別は、尻尾の付け根にある総排泄孔で判断します。

 オスは総排泄孔の左右がぷっくり膨らみ、メスはあまり膨らまず、縦長の楕円形をしています。

 また、一般的にメスの方がオスよりも大きく、体つきもふっくらしています。

ただし、イモリが小さいうちは判断が非常に難しいです。


参考文献


爬虫両生類飼育図鑑:千石正一著(マリン企画)








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