2002年9月

笠松山と傾山

 

【コース・タイム】

青雲橋(車1時間)黒仁田林道入口(車45分)林道終点登山口(35分)九折越(1分)九折越小屋(40分)遭難碑(10分)笠松山東展望台(15分)笠松山山頂(45分)九折越(1時間20分)後傾山頂(10分)傾山山頂(45分)九折越(30分)林道終点登山口

 

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山行前日、宮崎南部は夕方から雨。

明日、北部は晴れると信じて、

昨夜は青雲橋の下で車中一泊。

今日は一人。どんな山行になるか?

水無平橋。林道入口はもうすぐのはずだ。
黒仁田林道入口。ここから笠松山、傾山を目指す!
駐車場に到着。途中、ヤマメ釣り客が1台、

キャンプに2台がとまっていた。

登山準備を始めて間もなく、偶然にも市房山で会った熟年夫婦が到着。再会を喜び、互いに秋も深まり始めた傾山を歩き始める。

少しの間、林道を行く。朝の冷えた空気と沢の音が心地よい。
最後の水場に到着。これより九折越を目指す。

上りでは思わなかったが、

下り道、水がこんなに美味いとは...

程なく九折越に到着。

僕は左に折れて笠松山へ、

熟年夫婦は傾山へ歩を進める。

九折越から傾山。後程ヨロシク!
 歩き始めてすぐ、九折越小屋。

 中にある登山名簿に記入(?これは宿泊名簿だったか?)。

 多くの登山客に愛されている山小屋。

山小屋内部。きれいに掃除してある。

秋の日差しが心地よい。

「九折越小屋」の看板。

昭和60年と記入してある。

ここから笠松山へ。
ここは大きなマムシグサの実が多い。

できればマムシは御遠慮したい。

お互い様だろうか?

枯葉を敷き詰めた登山道が続く。
どうやらここからヤブコギのようだ。

スズタケが茂っている。

まだ好きになれない...

途中、開けたところもある。

そして急登は続く...

2つの遭難碑。

帰りに黒生を供え、冥福を祈る。

そして、東展望台。
傾山はまだ曇っている。

到着の頃には絶景を見せてくれるだろうか?

山頂手前、南側を巻いて少し登ると看板が。

まずは前笠松へ。

登頂。見晴らしはイイとは言えない。

すぐに西展望台へと足を急がせる。

西展望台から本谷山。
そして、障子岳、祖母山。

古祖母山は残念ながら雲の中だった。

西展望台からの展望を楽しんだ後、

帰り道、ブナの木の間に傾山が見えた。

晴れてきている。

九折越小屋手前でマムシに出会う。

できれば会いたくなかった。

とりあえず記念に一枚納める。

無事、九折越に到着。

気が付くと、ここにもマムシグサの実が...

傾山登山道。

笠松山登山道に比べると、かなり整備されている。

見上げれば傾山山頂。
標高1500m。息が切れる。

腹もかなり減ってきた。

昼も近い。ビールが飲みたい。

傾山小屋は、たぶん九折越小屋の事だろう。
後傾の山頂近し!

紅葉が目に染みる。

すばらしい...

見事な絶景!声にならない。

これだから山行は止められない。

後傾からこの尾根を通り、

傾山山頂へと向かう。

もうすぐだ。

絶景と飯とビールが頭をよぎる...

まずは絶景から先にご馳走になる。
そして、祖母傾縦走路。

これもまた格別のご馳走!

次に昼飯。カレーヌードルにウィンナー。

ビールは既に腹の中...

一息して冷えた体には

一杯の熱いコーヒー...

そして一本の煙草と至福の時(?ここは禁煙?)。

絶景を心ゆくまで堪能する...

後傾。
後傾から山頂への尾根。
人がいなくなったところで、

待望の記念撮影!

     が、少し寂しい...

山頂風景。
心ゆくまで全てを堪能したところで、

そろそろ下山としよう!

下山後、冷えた体を温める為、

見立渓谷を高千穂温泉へ車を走らせる。

そして、帰った今、山行を振り返り

キーボードを叩きながら、

新たな至福の時に浸っている...