2004年4月

 

銚子笠(ちょうしがさ)

笹の峠(ささのとうげ)

 

 【銚子笠コース・タイム】

不土野峠(6.7km)
ゲート(40分)
登山口(15分)
山頂

 

 【笹の峠コース・タイム】

登山口(1時間)
林道(10分)
工事中(10分)
山頂

 

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イマテックハイキング部では、宮崎百山中、
最大の難所と言われている
銚子笠

本には「稜線に一歩踏み込むと
三メートル余りのスズタケの密生・・・」とある。

どこから攻めても、山頂へ近づくには
今までに無いヤブコギを覚悟しなければならない。
不土野で、土木工事業の方から、
「不土野峠から右折して入った林道の方が
かなり山頂に近づける。」との情報を得る。

早速そちらへ向かい、ゲートに車を停め出発。
林道を少し歩くと、
前回に続いて動物の骨を発見!

肉を剥ぎ取られた
鹿の骨だろうか?
春の暖かい日差しを浴びながら
林道を歩く。心地よいひとときだ。
途中、
江代山二ツ岩市房山が見える。
40分程を歩き、登山口を発見。
外れて道に落ちていた
登山口案内の標識には
山頂まで10分と書かれてある。

「ヤブコギ10分か・・・」

とりあえず標識の修理取付完了!
だが、山頂近くは
覚悟していたような
スズタケの密生地帯では無く、
明るく開けた雑木林だった。
そして、程なく、

1488.9m 
銚子笠 登頂!

明るい山頂で、春のひとときを満喫する。
そして下山。

最大の難所登頂に満足し、
再び林道を歩く。
ゲート近く。

見上げれば、
銚子笠
こちらを優しく見守っていた。
さて、場所は移り、
今度は
笹の峠登山口に到着。
こちらも頭上が開けており、
明るい日差しを浴びて、
春のハイキングを楽しめる。
緩やかなガレ場のような場所もある。
途中、林道に出る。
長い事、
車の通った形跡は無い。
再び登山道に戻る。

なぜか足が重い・・・

フワフワとした
落ち葉のせいだろうか?
お〜っと、

工事中である。

椎葉から南郷村へ抜ける道路との事。
完成すれば、更に山頂が近くなる。
再び登山道へ。
久しぶりに
人吉かめさん
「峠まで5分」の標識に会う。

なつかしい。
山頂近くでは、
両側でスズタケ、ブナが
歓迎してくれる。
1340.4m 笹の峠 登頂!

ここも頭上が開けており明るい。
東には、清水岳が見える。
昼飯は、昨年の尾崎山以来二度目の
山菜天ぷら。

途中、足が重かったのは
どうも餌切れのようだ。

朝から何も食べていなかった(^^;
山頂での
贅沢なひとときを満喫した後、下山。

南郷村へ抜ける道路が完成すれば、
この登山道を歩く人の数は
少なくなるのだろう。

思わずカメラを取り出し
シャッターを押す。
無事、登山口に到着。

覚悟していたヤブコギも無く、
今日も一日、
春を満喫した贅沢な山歩きでした。