紅葉を求めて傾山へやってきた。あけぼの荘駐車場へ到着したのが夜中の２時。誰もいない駐車場で、頭と車のヘッドライトをたよりにテントを組み上げる。それから恒例の宴会。寒いので酔いがまわったところで寝袋に入る。翌朝、テントをたたんで黒仁田林道を車で走る事約４０分、７年ぶりの登山口に到着。誰も来ていない。支度して出発。途中、水場の配管掃除。それから秋晴れの九折越しに出て、山小屋を覗く。林の中から鹿の親子が一定の距離を保って興味深そうにこちらを見つめている。人慣れしているのか逃げ出す様子はない。それから九折越しに戻り、山頂目指して出発する。紅葉にはまだ少し早いようだ。それでも、黄金色に輝く木々、鮮やかに晴れ渡る青空、そして悠々たる傾山頂の三者が織りなす風景には、何度も目を奪われる。そんな事を繰り返しながら山頂に到着。今日の昼飯は、おにぎり、地鶏、ウィンナー。そして祖母傾のゴージャスなデザート。その後は短めの昼寝。う〜ん、余は大満足じゃ！と、山頂を満喫したところで下山を開始。何度も山頂を振り返りながら高度を下げる。今日も一日、久々に大満足の秋晴れの山歩きでした。