今回は、お手軽発泡どぶろくです これが決定版と言うわけではないので 適当に工夫してみて下さい。 米、水、麹、酵母、発酵温度や発酵期間を変えてみるだけで 味わいに違いが出てきます。

A.酒母

1.米を堅めに炊きます。

2.炊き立ての米を100gと麹60gを、1〜 1.5リットルくらいの広口瓶に入れる

3.2に水をひたひたに入れ、よくかきまぜる

4.3にラップでフタをして、暖かい室内に置く。
  ラップは2重か3重に巻いて輪ゴムで止めておく。
  こたつがあれば中に入れておく。
  無ければ、毛布で巻いて保温する。

5.時々混ぜてあげる。
  半日から1日置くと、どろどろして甘みが出る。
  (なめてみると甘い味がする)

6.5にプレーンヨーグルト(ブルガリアヨーグルト)大さじ一杯を入れて
  さらに暖かいところに1昼夜置く。
  ラップでフタ、を忘れずに。
  (ヨーグルトは、入れる前にしばらく冷蔵庫の外に置いて室温に慣らしておく)

7.酵母を入れる。
  パン用イースト大さじ1又は酒粕50gを水に溶いた物。

8.再びフタをして暖かい室内に置くと発酵が始まる。
  泡がぶつぶつとしきりに出てくるようになったら使い頃。

 

B.仕込み

1.梅酒用ビンかカメに水を入れ、そこに堅めに炊いた米と麹を入れてよく混ぜる。
  水は米の2倍、麹は米の3分の1が目安

2.1に酒母(A−8)を入れ、良くかき混ぜて暖かい室内に置く。
  フタは堅く閉めないこと。

3.1日1回良くかき混ぜる。発酵が進むとしきりに泡が出る

4.泡の出が落ち着いてきたら(冬場で約10日、春・秋で約1週間)
  ガーゼかさらしで軽く漉した物を炭酸飲料のペットボトルに入れ、
  フタをしっかり閉めて5度〜10度の所に置いておく。
  搾らないで漉したものが最上だが、軽く搾っても可。
  あまりきつく搾らないこと(味にえぐみが出る原因になる)
  大きめのじょうごを使うと便利。
  ガーゼやさらしは2重に、又は袋を作ってもいい。

5.3日〜1週間したら、冷蔵庫で冷やして飲む。
  ペットボトルに入れている間も発酵は続いており、炭酸飲料になっている。
  ペットボトルは少しずつ様子を見ながら開けること(中身が吹き出すので)

 
C.注意事項
○ 用具は、熱湯消毒して使う。
○ 用具・器具はなるべく金属を使わないこと。
  米を炊くのに使う釜は大目に見ます(笑)
○ 雑菌が入らないように注意する。
  特に納豆を食べたときは、気を付けること(納豆菌には、熱湯消毒が効かないので)
    
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