大した事のない特集、第六弾!!(00.04)
私憤。
女優さん、アイドルコーナーで取り上げた事もる、クボジュンことNHK久保純子アナウンサーがこの度目出度く御結婚された。その際、「結婚式をぶっ潰してやる」等の脅迫を受けた旨が明らかになり、各界に波紋を呼んでいる。
この脅迫男、単なる愉快犯か天の邪鬼ならまだいいが、嫉妬心で犯行に及んだとすれば、最悪の歪んだファン心理の発露としか言いようがない。
海外滞在経験のある帰国子女で、名門大学を卒業した才媛で、公共放送の大人気アナウンサーであるという三重条件。どう考えても高嶺の花である。明らかに高山植物ではないか。そんな女性を射止める男性が市居の小市民である訳がなかろう。
己の無力さを棚に上げて、一足跳びに当人の脅迫に走るとは恐れ入ったりである。馬鹿さ加減にも程がある。
慶応大学に入学すれば、彼女と同窓になる。届いたかもしれない。
スポーツ選手になれば、彼女の取材を受ける事ができた。届いたかもしれない。
NHKに就職できれば、同じ職場に勤めた事になる。届いたかもしれない。
広告代理店の有能ビジネスマンになれば、射止めるチャンスは現実に存在した。届いたかもしれない。何もできなかった人間が、唯一できた行為が脅迫か、阿呆。
手が届かなかった人間が、無能かつ怠惰だったに決まっているのだ。醜い心は誰の中にも巣くっているものだが、腹の中に仕舞っておくのが侠気というものだ。