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» 身近なお宝 date : 2008/03/09
テレ朝の「ぷっすま」でやってる企画で、店の商品の順位あてをするという
競技があるのだが、以前に100円ショップの陶器、焼き物を並べて、
プロの陶芸家を呼び、芸術的価値の高いものの順にランクをつけていく、という回が
あった。

評価点としては、造形が機械製でなく手作りであるもの、同じくつけ絵が印刷でなく
手書きであるもの、が基本で、それに加えて形の面白いもの、絵の芸術性が高いもの
のランクで並べられていった。

上位に入った焼き物に関しては、陶芸家も非常に高く評価しており、100円ショップの
品とは思えないように、事細かに、その焼き物のどこが優れているかを熱心に
力説していた。

あれは企画として面白かった。まず、同じ100円ショップの陶器に価値的に
上下があるという事、また、その100円ショップの陶器の中に、機械製の造形や
印刷以外、ちゃんと手でこねて形を作ったもの、絵を手書きで描いたものが
混じっているという事、それぞれが驚きだった。

中国とかからの安い輸入品だと、実際に人が作っている場合も多いのだろうが、
何の変哲も無い安物の陶器が、専門家から高く評価される、というギャップにちょっと
びっくり、というところ。

洋服やインテリアのセンスとは、高くていいものを買うときに発揮されるだけでは
なくて、安物を買うときにも如実に顕れるものなのだろうなあ、と実感。
その手のセンスに恵まれない自分としてはあまり意味がないのだが、量販ショップに
行って日常品を見るときにも多少目線が変わるようになったのは事実。
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  posted at 2008/03/09 9:31:12
lastupdate at 2008/03/09 9:31:12
»category : 日記修正

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