» モータースポーツ成績と市販車の関係 | date : 2007/09/10 | |
さっきまでTVでやってたF1のイタリアGPで、ホンダが今年二度目の入賞を 果たしたそうで。 しかし8位入賞って・・・・・。 2度目の優勝でないのは当たり前、表彰台ですらない所が、ホンダの今年の 大不振を表してる。 つーか今やってる第三期のホンダのF1参戦って、一期目二期目を越えるくらい 随分ながーくやってるはずなのだが、以前のホンダに比べて、何の光彩も 放っていない。 優勝は去年の棚ぼた一回だけだし、チャレンジスピリット溢れた第一期、 ケケピケマンセルプロストセナと、王者として君臨した第二期、それらと比べると 本当に箸にも棒にもかからない成績。 まあ、第二期はエンジン供給だけだったから、シャシーは各チーム頼み。 今のF1はエンジンパワーもさることながら、シャシーの空力の出来が車の速さを 大きく左右するので、第二期のようにエンジンパワーだけで戦えるというものでも ないのだろうが、そのエンジンにしてからが、メルセデスやらフェラーリやらと 比べても、どう見ても勝っているとは思えない。 以前はあれほど心躍る活躍を見せてくれたホンダのメカが、さっぱり不振なのは なんでだろうか、と疑問にならざるを得ない。 と、そこまで考えていたときに、試しにホンダのWebサイトに飛んでみたのだが、 軽含む四輪ラインナップ28車種中、スポーツカー、あるいはスポーティカーと 呼べるものは、アコードユーロR、S2000、シビックタイプRのたった3車種のみ。 あとはことごとくミニバンか普通のセダン、そして軽のみで、 いわゆる速さと格好良さというものに対する執着が著しく薄い。 こんなメーカから出るF1が、速かろうはずがない、と思ってしまう。 結局現行のスポーツカー3タイプにしてもF1活動にしても、昔の「速い、格好いい」 というホンダのキーワードを信じてる古参のエンジニア連中が、出がらしのように やってるだけじゃないのか、という気にもなってくる。 試しにこれがマツダのサイトに飛んでみると、商用車を除いた全20車種中、 スポーツカー&スポーティカーと言えば、CX-7、RX-8、ロードスター、 マツダスピードアテンザ、マツダスピードアクセラ、アクセラスポーツ、 アテンザスポーツ、アテンザスポーツワゴンと、実に8車種もそれらしい車がある。 そりゃまあマツダはフォードグループ内でのポジションもあるし、 マツダ単独で全ての方針を決めてるわけではないだろうが、それにしても ”ミニバンメーカー”と揶揄されるホンダとの違いは歴然。 実際は活動資金やらグループ内の地位なんかで参戦は難しいいんだろうが、 いっそF1はマツダが出たほうがいいんじゃないの? とまで思ってしまう。あと、一回コローニでこけたスバルでも、今なら ホンダよりはいけるかもよ。 そういえば、ホンダが第二期F1参戦で強壮を誇っていたときは、 NSX、プレリュード、CR-X、シビックsir、インテグラ、シティ、Beatと、 わくわくさせてくれる車が多かったなあ。 もちろんそういう車が売れなくなって、ミニバンメーカーに転身したんだろうが、 もう、惰性でやるなら止めたらいいじゃんF1なんて。 |
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posted at 2007/09/10 1:46:03
lastupdate at 2007/09/10 23:26:15 »category : 日記 【修正】 |
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