» セガサターン | date : 2007/04/24 | |
新しく引っ越したアパートの近くに、リサイクルショップがある。 以前よりその場所にリサイクルショップが存在すること自体は知っていたのだが、 従来の住まいよりはだいぶ遠いし、立ち寄ってみる機会がなかった。 が、引越しの末だいぶ近くなったので、一度店を覗いてみた訳である。 家具類はリサイクルと言えども結構値づけが高く、購入欲は 全く刺激されなかったのだが、電化製品、AV機器はバカ安。 初期型のセガサターンを500円で売っていたので、思わず買ってしまった。 自分が発売日に購入した初期型セガサターンは使いすぎで CD−ROMのピックアップとモーターの動作が不安定になってしまい、 後期型のいわゆる白サターンに買い換えたのだが、 白サターンだと、スペースハリアーやアウトラン等の一部ソフトが正常動作 しないのである。 バッチを当てた白サターン対応版をちゃんと交換してくれていたらしいのだが、 今となってはそんな機会も失われている。 ならば手っ取り早くグレー色の初期型サターンを購入してしまえ、と考えた訳だ。 コントローラーはなく、モノラルケーブルと電源コードしか付いていなかったが、 それらの品については自分は十分保持しているので困ることはない。 アウトランもスペースハリアーも無事動作し、久々に最高の移植と 言われた上記2タイトルの完成度を確かめる事ができた。 その他、サターンのソフトを色々引っ張り出して、現在堪能している。 前の所有者が自分ほどヘビーユーザーだった訳ではないらしく、 モーター音が若々しい(笑 動作も安定しており言う事なし。 現在プレイしているのが、名作「ギレンの野望」。これ自体大変評判に なったソフトで、ドリキャス、プレステ、プレステ2にも移植された ビッグタイトルだが、サターン版はさんざん遊びつくしたものの、 移植された後継作にはどうしても馴染めず、面白く感じた事がなかった。 最近になって、ネット上で以下の知識を仕入れた。 サターン版の初回作はボードゲーム、ウォーゲームを熟知した人が デザインしたので、バランスもシステムも優れた作品だったが、 プレステ版以降はその人が離れて、他人が不用意にシステムを いじくってしまったため、本来の面白さが大幅に失われているとの事。 大いに納得した。というか、自分の感覚がそれほど間違ってなかった事を知って、 ほっとした。プレステ版やドリキャス版をやって、 「うーん、面白くないなあ、「ギレンの野望」は面白いソフトのはずなんだけどなあ。 前より上手く戦略が立てられてないから、自分の腕がヘタレてるだけなのかなあ」 と悩んでしまっていたのだ一時期。 久々に引っ張り出した第一作「ギレンの野望」はやはり面白い。 連邦で始めたのだが、ヨーロッパ&アフリカ戦線とルナツー宙域で ジオン軍を消耗戦に引きずり込み、膠着状態をわざと作ってその隙にMSを開発、 という構想を素直に実現できるのがいい。 その間カリフォルニアベースから南下する部隊をジャブロー付近で迎撃、 オーストラリアではサウス・バニングを中心とした部隊でジオン軍を叩き出し、 大陸全土を奪還する。 ガンタンクが完成したらすかさず生産上限まで量産し、シロー、カレン、クリス といった遊んでいるパイロットをそれに乗せて北京、ハワイ、カリフォルニアと 奪還していく。 ガンタンクの強さは異常。旧ザク及びザクのC型、F型、J型などは一蹴できる 性能である。 というか、腐ってもV作戦の一翼を担う兵器なんだから、弱い筈が無いんだよね。 宇宙ではさすがに辛いが、地上では超強力。 もっとも、ガンキャノンやガンダムは更に強力なわけですが。 プロトタイプガンダムにサウス・バニングを乗せて前列にスタックし、後方支援に モンシアやベイトのガンキャノンでサポートさせればザクJ型の装甲などは まるで紙の如くパリパリと打ち破られていく。 まあ相手がグフ・ドムだとこう簡単にはいかないが。 しかし十年たっても、面白いゲームの魅力というのはまったくさび付いて いないなあ。逆に、いかにこの十年、ゲームの面白さが進化していないか、 よくよく考えさせられる。 |
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posted at 2007/04/24 22:05:15
lastupdate at 2007/04/25 0:48:41 »category : TVゲーム関連 【修正】 |
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