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» いやな事件 date : 2006/08/30
社会人になってから、10年以上たつが、未だに会社員という自分の存在に
違和感を感じている。
なんとなく収まりが悪い。サイズの合わない椅子にずっと腰掛けさせられている
ような気分だ。

仕事が嫌だとか面倒くさいとかそういう次元ではなくて、居心地の悪さを
恒常的に感じている。同僚や後輩とはそれほど関係は悪くないので、人間関係が
原因という訳でもない。もっと深い本質的な違和感なのかも知れない。
帰属感が希薄なのだ。

自分が最も帰属感を感じていた時期というのは、15〜20歳までの5年間を
すごした高専生活の時である。
大学ほど自由闊達感があるわけではなく、高校ほど切羽詰っていない、
中途半端な空気がとても好きだった。
学生当時の友人とはほとんど切れてしまって連絡を取ることもまれ。
友人関係が密なのは、それ以前の中学、小学校の同窓だったりするので、
人間関係が帰属感を醸成している訳ではないと思われ、あの高専という
空間に対して個人的に波長が合っていたのだろうと思う。


学生時代の夢は未だに良く見る。モラトリアムを懐かしむという以上に、
何か、感性にフィットしたものがあったように感じる。

それは、他の高専を訪れても、他の高専卒業生と会っても、
なんとなく似た空気を感じる。

そんな高専で、殺人があったそうだ。徳山高専らしい。
ああいう空間で、殺人が起こってしまったのか。しかも学生同士だ。
かなり、憤慨させられる。何をやっているんだ、馬鹿モンが。
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  posted at 2006/08/30 2:03:38
lastupdate at 2006/08/30 2:22:36
»category : 日記修正

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