» アラフォーの愚行・W篇7 | date : 2010/03/02 | |
次のW篇アイテムはメモリガジェットの皆様。 ガイアメモリの仕組みを参考にフィリップが組み上げたもので、それぞれ ”スタッグフォン”、”スパイダーショック”、”バットショット”、”ビートルフォン”の4種類。 ただし”ビートルフォン”のみフィリップ製ではなく出自不明で、照井竜が使用している。 携帯電話の”スタッグフォン”、(”ビートルフォン”)、腕時計の”スパイダーショック”、 デジカメの”バットショット”はそれぞれ名前どおりの道具として役割を果たすと共に、 各々昆虫や動物型に変形して追跡や発信、救出などの探偵術をサポートする機能 を持っている。 また、Wに変身時は武器と組み合わせることによって、特殊な必殺技を発動させる事 が可能。 ガイアメモリを模した”ギジメモリ”が付属し、玩具的にはこのメモリを本体に差し込む 事によって、それぞれ”スタック”、”スパイダー”等のガジェット名をコールすると共に 鳴き声や活動音を発生する基となっている。LR44ボタン型電池3本使用。 劇中でも探偵シーンや特殊武装が必要な時に結構な頻度で使われ、一度発売した からには玩具として死なないようにと、できるだけ有効活用をしようというスタッフの 良心的な思惑が見て取れる。 今まで作品性の犠牲になってきた過去のライダー玩具とは対称的にアイテムとして 何度も活躍しており、既に”キバ”のアームドモンスター3体やら”キャッスルドラン” などよりは遥かによい待遇を得ている玩具たちである。 ここまでの”W”の出来を見れば、「バンダイの玩具戦略に足をとられて番組が 満足な作品性を得ることができない」などという言い訳が戯言に過ぎないというのが 良く分かる。 戦隊物のスタッフの方が玩具活用については厳しい制約を受けているにも関わらず 概ねライダーものより手堅く纏まった良作が多いのに対して、ライダー物が玩具を 足蹴にする自由すら与えられているにも関わらず、ショボイ仕上がりに終始することが 多いのは、従来ライダースタッフの精神的な甘えとしか言い様がないと思うのだが。 |
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posted at 2010/03/02 0:46:24
lastupdate at 2010/03/03 1:28:00 »category : 玩具その2 【修正】 |
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