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Heat wave
Last Update:02/27(日) 22:11

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リーダーFried pride
リーダー楽器ボーカル
形態デュオ
場所国内
レーベルConcord
録音年代2000年以降
メンバーShiho(vo) Akio Yokota(g)
曲目@Smoke on the water AMy romance BThe second star to the right CCome together DMy cherie amour EFree FAlfie GNow and forever HFantasy IHush-a-bye JYour love KYesterday
解説者なおき
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写真・画像など1056469095.jpg


 ▼Comment
「説得力」というのは、音楽に於いて最も大事な要素の一つでしょう。いくら技術的に優れていたとしても、音に説得力の無い人の音楽と言うのは、何かスカスカに聴こえてしまうのものですし、逆に本当に素晴らしいミュージシャンの音楽には、外した音にさえ一音一音重みが感じられます。
今回ご紹介するFride Prideの圧倒的な説得力を持ったサウンドは、近年注目されている日本人ミュージシャンの中に於いても特に際立ったものであると思います。彼らのライブ見に行った際、二人個々の能力ポテンシャルの高さを見せつけられ、大きな衝撃を受けました。彼らのサウンドが持つ強力な説得力というのは、この能力の高さから来る絶対的な自信に裏打ちされたものなのでしょう。選曲もアレンジも、とにかく強気に攻めの姿勢を崩さない。これが彼らの音楽が持つ大きな武器だといえます。
正直JAZZのアルバムの1曲目がSmoke on the waterっていうのはありえない展開!!でもこれでがっちり心を掴まれてしまうはずです。そして僕が個人的に大好きな名曲Bが入っているのも嬉しい限り。Eは石井彰のピアノとメセニーを思わせるような横田のギターソロが聴きどころ。そして最高潮に盛り上がるのはEarth Wind&FireのH〜スタンダードのI。ギターの刻むリズムがカッコ良過ぎです。これだけジャンルがバラバラな選曲をしていながら、見事なFride Prideワールドとしてきっちりまとめ上げるところは彼らだからこそなせる業でしょう。
Duoという究極にシンプルな形態をとりながら、時としてフルバンドに匹敵するほどのエネルギーを見せつけるFride Pride。彼らの世界が今後どのように広がっていくのか、楽しみです。

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Miniりすと v4.01