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Live at Yoshi's
Last Update:02/27(日) 22:00

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リーダーPat Martino
リーダー楽器ギター
形態トリオ
場所海外
レーベルBlue note
録音年代2000年以降
メンバーJoey DeFrancesco(org)Billy Hart(ds)
曲目@Oreo AAll blues BMac tough CWelcome to a prayer DEl hombre ERecollection FBlue in green GCatch
解説者なおき
★購入・試聴はこちら★Wood
写真・画像など1055684010.jpg


 ▼Comment
マルティーノについての僕のイメージを一言で表現するならば、「地味に弾き倒すギタリスト」。早いパッセージを切れ目無く繰り出す演奏スタイルながら、音色が渋く、低音部を中心に演奏を組み立てているので、派手な印象を全く受けません。この地を這うような音の洪水に身を任せる心地良さというのが、彼の音楽を楽しむ最大のポイントでしょう。これは他のギタリストではなかなか味わえない感覚です。
個人的にはこの作品のような、オルガンをバックにしたときのファンキーでドライブ感がある演奏が、最もマルティーノの良さを引き出している演奏スタイルだと思います。かなり変化球気味に演奏された@、ハードボイルドなトーンのB、マルティーノの代表作Dなどを中心に、どの曲も聴き応え充分。
ギター・オルガン・ドラムのトリオ編成は、JAZZとしてはそれほど主流の編成ではないので、耳にする機会も少ないはず。聴いたことが無い方は、この作品をきっかけにオルガントリオというジャンルを開拓してみては如何でしょう?

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Pass:
Miniりすと v4.01