2006年
9月3日

≪今日の聖書から≫
 日本国際ギデオン協会の働きについて、その概略をもう一度紹介しましょう。国際ギデオン協会とは、世界の170以上の国々において、交わりと神へのご奉仕のために団結したクリスチャン・ビジネスマン及び専門職業人で組織された協会です。この協会の目的は、人類最高の文化遺産の一つである聖書が古今東西の人々の精神生活をささえてきた事実にかんがみ、この貴重な書物の配布・贈呈を通じて、明るい社会の建設に寄与しようとするものであります。数多い各派の教会におられる、信仰の友の助けにより、国際ギデオン協会は創立以来10億冊をこえる旧新約聖書並びに新約聖書を、ホテル、旅館、病院、刑務所等に配布し、兵士(自衛官)、警察官、学生・生徒、ナース等に贈呈してきました。日本にこの働きが及んだのは、1950年9月1日に東京に支部がつくられたのが始まりです。以来日本国際ギデオン協会が贈呈してきた聖書の総数は既に2,800万冊を越えています。誰でも知っていることですが、聖書は世界で、数に於いても時代においても一番出版されている書物ですし、聖書ほど多くの言葉に訳され、今もより良い訳のための努力が払われている書物はありません。そして私達はこの聖書に書いてある言葉によって信仰をもつようになったのです。読んで神様を信じたか、聞かされ、あるいは教会に誘われて神様を信じたか、神様はあらゆる方法を用いられますが、信仰は人によって伝えられるのです。私達は誰かによって用意された聖書に触れるか、誰かから聖書に書いてあることを聞いているのです。この伝えるという作業を担おうとするのが、ギデオン協会の働きです。日本聖書協会の聖書には地球のマークがついていて“神の言葉すべての人に開かれて”とかいてあるのをご存知でしょうか。これが聖書出版や配布の思いに信仰者を導く力なのです。ギデオンは金銭的にも、出版や配布の作業においても、信仰者の中心を担っている、“聖書を配布しよう”という群れなのです。今朝は日本キリスト教団の榛原教会岡村十三男兄のアピールを頂きますが、私達もギデオン協会の働きを理解し、協力しましょう。

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