2006年
6月11日

≪役員研修会に向けて≫
今日はちょっといつもと違って、7月17日に、日立大久保教会でもたれる役員研修会について考えてみることにしましょう。主になるテーマが各教会に求められています。何について研修の時をもちたいかということです。@高齢化に伴う伝道、牧会のあり方、A献身者を産み出すために、B信仰の継承がなされるために、C伝道する教会を目指して、D魅力あふれる礼拝のあり方、E教団、教会の財務、財政、F役員、役員会のあり方。というテーマが、教区会で提案されました。中西部の役員研修会では、これら全てについて分化会の形式で学びの時がもたれますが、東部ではこのうちから一つを選んで報告することになっています。それによって来てくださる理事の先生が決まるとのことです。私達にとっても全てが大切なことです。先の礼拝で、“イエス様は何一つ、着ている着物まで”何も残されませんでしたが、最も大切なもの、弟子達を残された事を学びました。そして私達弟子に、今も共にいてくだる導き主、聖霊を与えられたのです。聖霊降臨節は、クリスマスの前まで続きます。その間、私達は何を目指すのでしょうか。良いことについては十分に、恵みとして神様に感謝するのですが、それはそれとして、私達の目指す信仰と教会について十分に学びをすることが、イエス様の願いであるとも言えます。今日開かれるマルコ福音書1:7〜11において、マルコは、罪の悔い改めという、反省と言える中身に留まらず、我々に、与えられている恵について知っていたようです。イエス様は、“わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである(マタイ5:17)”と語ってくださいました。“愛は律法を完成するものである(ローマ13:10)”とあるとおり、律法が愛を完成させるのではないのです。この愛を教え、示してくださる方がやって来てくださると聖書は語っているのです。今も真理の御霊は、私達の内にいてくださって、成長することを願っています。教会について学び、継承し、奉仕に積極的に参加するのも、これこそ恵みであり、喜びにつながるものなのです。

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