不妊検査・MRI

1999・6・5 初診・血液検査

結婚して、子供が欲しいなー、と思ってから数ヶ月できなかったので、
年齢も年齢だし、早めに
不妊検査を受けてみようと思い、
本やインターネットで
不妊治療の実績がある病院を調べた結果、
都内の家の近くのO病院に行った。

平日は仕事があるので 土曜日の午前中に行く。
産婦人科待合室は ほかの科と違い、
外から見えないよう 別の部屋になっている。
ドアを開けると すでに
3〜40人の患者さんが座って待っている。
すっ、すごい。混んでるなアー。皆さん気合十分。

本を読んで気を紛らわしながら 掲示板に自分の番号が出るのを待つ。
一見本を読んでるようだが 頭の中は 
どんな先生なんだろ、どんな検査するんだろ、・・
めちゃめちゃ緊張
1時間半ほど待って、名前を呼ばれる。ハイッ!

診察室に入ると、にこやかな女医の先生だった。少し緊張がほぐれる。ホッ。
内診触診超音波検査をする。
結果、なんと
子宮の外側に8センチの子宮筋腫があることがわかった。
ショック!

このままでは妊娠は難しいこと、
手術で取る方向で考えてはどうか、ということ、を 説明される。
スルドク要所を突きながらも 先生の口調は柔らかい。

次回からこの先生の外来診療日に合わせて通院することになった。
ここはわりあいしっかりした
総合病院のようで
産婦人科の医師も 7〜8人いるらしいが、
大病院によくある、「
行くたびに違う先生」というのではなく、
どうやら同じ先生が 面倒を見てくれるらしい。ヨカッタ、と思った。

あと炎症・感染の有無を調べる為の血液検査をした。通常の採血。チクリ。


1999・6・11 子宮内膜組織検査・精液検査

今度から仕事を抜けて 金曜日に通院しなければならなくなった。
担当の先生の本来の外来診療日は金曜日で、
土曜日は交代での診療、ということだった。

上司に子宮筋腫の話をし、「手術しなければイケナイかも!」というと
すぐに許可してくれた。
感謝

今日は精液検査。これは自分では出来ないので、だんなさまの協力が必要。
容器に採取してもらい、一定時間内に病院に届けて
造精機能検査をしてもらう。
場合によっては病院で採取してもらうケースもあるようだが、
私は比較的病院から家が近かったので、
容器を肌身につけて一定温度を保って届けることで済んだ。

この日も1時間半くらい待って呼ばれる。
着床期内膜の形態を調べるための子宮内膜組織検査というのをする。
基礎体温高温期の7〜8日めに病院に行って、
内診の姿勢で子宮から内膜をこすり取るような感じ。

通常はあまり痛い検査ではないらしいが、
私の場合、筋腫で子宮が変形していたせいか、(?)
重い痛みがあり、うっ、うっ、とうなってしまった。フウー。


1999・6・21 MRI

穴の中に入っていくのよー子宮の外側に8センチの子宮筋腫、と診断され
お腹の中の詳しいことを知るために
MRIをする。
お腹の中の、
縦切り・横切り・斜め切りの画像が撮れるらしい。

MRI室は非常に強い磁場なので、
時計や磁気カード類はNG
こわれることがあるので持って行かない方がよいとのこと。

MRI室に入ると 
だぼだぼの白い
ワンピース
みたいなのに着替えさせられる。

よくテレビで見るような、狭い台の上に
「気をつけ」の姿勢で横たわり、
これまた
狭い横穴の中へ、頭からガーッと入って行く。
足元の方は開いているので、それ程圧迫感は感じない。

カンカンカン、ドドドドド、と道路工事のようなウルサイ音が響いていたが、
私はかえってそれが心地よく、気づいたら何度か口を開けて眠っていた。
(外から見えなくてよかった・・)

30〜40分位かかったかな、・・特に閉所恐怖症とかでなければ、
怖いようなことは別にないよ。


1999・6・25 MRI結果

MRIの結果を聞く。写真の入った袋をもらって診察室に入ると
先生が 私
の腹の輪切りや縦切りや横切りの写真を壁に並べ、
ふんふんふん、と 見ている。私には何やらよくわからない写真だ。

やはり、今のままでは子宮がかなり変形していて妊娠は難しいらしい。
卵の着床が難しいばかりか、もし着床して妊娠したとしても
胎児のの成長に合わせて 
子宮がのびることが出来ないうえに、
もし流産した場合、掻爬(そうは)すら出来ない状況になるかも知れないとのこと。
今まで妊娠しなかったことが 逆に幸運だったということか。

筋腫は8センチの大きいのを筆頭に、小さいのもいくつかできているらしい。
先生は写真を見て「
手術で全部取れますね」と言って下さった。
「あけてみないと何とも言えませんが、90%は全部取れる、とふんでます」
という心強いお言葉もさることながら、その余裕のある言い方が頼もしかった。

実は手術を受けることに 怖さから少し迷いもあったが
よしっ、この先生を信じて受けてみよう!という気になった。

MRIの写真でショックだったのは、
内臓の位置関係から 自分でも何となくわかる写真があり、
ぼうこうの上にある白いかたまりを子宮かと思っていたら、
それは 大きくなった8センチの筋腫で、
その下で
センベイのようにつぶれているのが私の子宮だった。

こんなセンベイで 今まで子供ができることにアコガレていたのかと思うと
自分の子宮が不憫でしかたない気持ちになった。とほほ。


1999・7・29 子宮卵管造影検査

子宮卵管造影検査を受ける。子宮から卵管まで造影剤を注入して撮影し、
子宮の奇形や卵管のつまりが無いかを見る。

本などによると 造影剤の注入はかなり痛みを伴う・・と書かれていて、
前の日からちょっとビビリ気味。コワイ。痛いのはヤダよおー・・

内診の姿勢から、まず造影剤注入用の細いチューブを足の付け根からセットされ、
レントゲン室(?)に行って台の上に仰向けになり、造影剤注入後 撮影。
へっ、もう終わり??拍子抜けするくらい、
全然痛くなんてなかった
私は子宮がびよーんとのびているためか、造影剤が足りなくなって追加までした。

痛みは
造影剤の種類や、技師のやり方や、卵管の詰まり具合にもよるらしいが、
この時は同じ検査を5〜6人の方が受けられており、看護婦さんが
「本なんかによく痛いって書いてあるらしいけど、そうでもなかったでしょ?」
と言うと、皆さん笑顔でウンウン、とうなずいていた。

私の写真は 子宮が変形して片方の卵管がねじれて写っていた。ヒャー。


他にも必要に応じて いろいろな不妊検査・治療があるようですが、
私の場合、最初のエコー(超音波)検査で すでに
大きな筋腫があって子宮が変形しており、
卵の着床が難しいだろうと診断されていたので、
不妊検査はこのくらいで、本格的な筋腫の治療に進んで行きました。

最初、不妊の検査を受けることに対して、かなり
抵抗があり、
別に子供がいなくてもいいじゃないか、とも 思っていましたが、
今はいいけれど、10年、20年経って 今を振り返ったときに
あのとき もし治療していたら・・」と 後悔するのはイヤだな、と思い、
将来の自分に悔いを残さないために 思い切って検査を受けました。

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