はい、この二次創作小説同人誌の表紙!
痛風がイラストとデザイン手伝わせていただきました
今回は、この表紙が紙の白紙から
現物の同人誌になるまでのご紹介です
・ 小説サークルさんにとっては・・・
「どうやって表紙のデザインを絵描きに相談していくのか」
・ イラストやデザインをされる方にとっては・・・
「どうやって、小説サークルさんの要望を形にしていくのか」
悩みやすれ違いがあると思うのです
ここでは、どうやって表紙が作ったかが記録してあります
小説書きと絵描きの2人3脚の表紙の作り方です!
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・小説書く方にラフをかいてもらう
・小説書く方にデザインイメージを教えてもらう
・タイトル・キャッチコピー・キャプションは早めに決定する
・絵描きはラフからイメージをおこす
・ラフから下書き、線画していく
・カラーを仕上げながらデザインも一緒に詰めていく
・2パターンくらいでデザインのバリエだしていく
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こちらが、やひこさんの、大ラフです
ここから作っていきます
というか、もうこのデザインの時点で、とても明確にやりたい方向性がわかるので
気になった部分を質問していきます(青いほうが痛風のメッセージ、灰色がやひこさんのメッセージ)
手の位置や絡み方を出していただきました
表紙に「フレーム(わく)をつけたい」というやひこさんの希望で
フレーム素材をwebで探してもらいました
(アール・デコの定義とはデザインがちょっと違いますが、そこは置いといてください)(すみません)
この白い本は、痛風の出した文庫本
文庫本サイズのデザインについて相談中
前回のやひこさんの御本も、今回のような流れで表紙を制作しています
こちら、痛風の作った大ラフ
人によると思うのですが、痛風は文字組デザインも仮組みで進めていくことが多いです
OKをいただいたので、下書き前の大きなラフに入ります
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現状、裸なので、ここから服を決めていきます
こちらが下書き
紙に描いてます
ざっくり書いてます
指輪を足して!ということで、ペン入れ段階で指輪をプラスしました
ペン入れして、色をつけました
色調整の相談とともに、キャッチコピーの相談もしていきます
大ラフではいっているキャッチコピーは
デザインをいれるための暫定なので仮置きです
色調整のあと
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色調整指示をもらいながら
同時に文字組みの確認もやひこさんにお願いしています
ここで痛風は、やひこさんに手書き文字のリクエストをいたしました
まぁ、もう、完成っちゃ完成なんですけど
ついでに、絵のトリミング調整もしました ↓↓↓↓
こちらがやひこさんが手書きでかいてくださった文字
(この他、2パターンくらいあります)
このクレヨンタッチ、いい感じ!
だいたい5パターンだすと、バリエが豊かになります
手書きの素材をお借りしてつくった表紙
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さてこの絵
ミオミオの二の腕の長さをなおしたところで、合成ミスがを発見
合成ミスは案外気づかないものです
裏表紙をやひこさんにデザインしてもらって
無事に表紙を入稿いたしました
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こちら、印刷所さんより刷り上がってきた同人誌!
かわいい!
共同で表紙をつくるさいのポイントとしては
❤️・お互い前工程に戻らない(比較バージョンは出してもいい
❤️・okだしたら、それより前のことをリテイクしない
❤️・リテイクには文章で理解できる理由をつけて
❤️・バリエは2つまで(3つは迷う
と感じかな?と思います
同人誌でも、有償表紙イラストなどの場合
リテイクしていい回数などを決めておくといいと思います
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ここから、おまけ
イベント用のスタンディも、やひこさんにラフを出していただきました
ここからスタンディ用の絵を起こしていきます
ここからペン入れして、仕上げていきます
スタンディはVRの会場で
・セル塗り+1影
・バキッバキの派手な色
・派手な色
・主線はハッキリ目
という感じが一番会場のVRの背景になじむと思います