Episode 36 Everyone Leaves - 「離別」

 キースの両親とテイラー、キースの母の叔母ルイーズは公園にピクニックに来ていた。そこでルイーズは蜂に刺され、アレルギー反応を起こしてしまう。

-本日のお客様-
ジャネット・ルイーズ・ブラッドフォード 享年75歳
JEANETTE LOUISE BRADFORD (1928-2003)

 ルイーズの葬儀のため、キースとデイヴはキースの実家を訪れることになった。その道中、デイヴは3Pが自分たちにとってベストな行動とは思えないと告げる。しかしそれをはぐらかすようなキースの回答と、父親との仲について1人でカウンセリングへ行っていたことを知ったデイヴは彼への不信感が募る。
 葬儀の後、実家に戻ったキースはついに父親ロデリックとこれまでの問題を話し合おうと決心する。しかしロデリックは過去の虐待の事実を認めようとせず、逆にキースに自分を感謝するようにと反論する。殴り合いの喧嘩になりかけた時デイヴが仲裁に入るが、キースは彼が家族の問題に口を出すことを禁じた。居たたまれなくなったデイヴはその場を去ってしまう。デイヴが去った後、無礼だった彼をなぜ殴らなかったと聞くロデリックに、キースは「憐れだ」と言い放つ。

 ネイトは妻に先立たれた夫の応対をしていた。彼の話を聞いた後ネイトは感傷的になり泣き出してしまう。彼を慰めたリサは心配して、サンタクルーズの妹の家に行く予定を止めようとするが、ネイトは大丈夫だからと彼女を送り出した。その後マヤを連れて公園に行ったネイトはリサに連絡を取る。リサはどこかの海を眺めている最中だった。ネイトはリサを恋しがるが、携帯電話の電波は会話の途中で途切れてしまう。
 ブレンダとビリーの同棲は順調に行っているかのように見えた。しかし「ナサニエルとイザベル」のアニメの出来のひどさに激怒したビリーを慰めた時、ブレンダは彼にキスをされてしまう。ブレンダは動揺しビリーの家を出て行く。
 行き場を失ったブレンダはネイトの家を訪れる。ビリーとの一件を相談したブレンダは帰り際、ネイトにキスをしてしまう。一瞬ネイトもそれを受け入れるがすぐに拒み、ブレンダも衝動的な行動を恥じて逃げるように出て行ってしまう。ブレンダが帰った後、リサの妹バーバラに電話するネイトだったが、まだリサは到着していなかった。その後もネイトは何度もリサの携帯に電話するが彼女は出ず、メッセージを残しても彼女から電話がかかってくることはなかった。

 フェデリコとバネッサは朝から激しいセックスを楽しんでいた。彼女が元気になったことを喜ぶフェデリコに、バネッサは2人でダンス教室へ通うことを提案する。ダンス教室でもバネッサはこれまでの状態が嘘かのように大はしゃぎし、フェデリコもそれを楽しむ。しかし踊っている最中にバネッサが突然呼吸困難と目眩を起こしてしまう。彼女のカバンから薬を出すように言われたフェデリコは、カバンの中に入っていた大量の薬に驚く。薬により落ち着いたバネッサだったが、家に戻ると着替えもしないまま眠り込んでしまう。

 オリビエの講義の最中にラッセルはかんしゃくを起こして教室を出て行った。心配したクレアは教室で彼を待つが、戻ってきた彼はオリビエと寝たことを告白する。クレアは激怒し、ゲイではなくただ混乱しているだけだとラッセルは弁明するが、彼女は許さず拒絶する。その後もラッセルはクレアの家を訪れて居座り許しを乞うが、クレアの態度は変わらなかった。
 ルースは先日アーサーが自分とセックスしなかったことが気になり、彼に自分に魅力を感じないのかと聞いた。彼の答えから童貞であることが分かったルースは一気に熱が冷めてしまう。
 お互いに失恋したクレアとルースは、クレアの部屋で慰め合う。

今回のキャラクター発言 Pick Up

雑感・解説

 テイラーが少し成長した姿で第2シーズン以来久々の登場。しかしそんなことよりも今回の目玉はなんと言っても、のっけからのフェデリコ初ベッドシーン!朝っぱらから元気なことだと関心しましたが、バネッサに「驚かせることがある」と言われ、即座に2回目が始まるものだと思ったフェデリコ…さすが週3・4ペースの男なだけあります。ちなみにフェデリコ役のフレディはミュージカルや振付師をしていた経験もあるそうなので、ダンス教室でのシーンは決まってましたね。

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