インデックス・ページ「お気に入りの本たち」のページ

ドクター・ヤンのお気に入りの本たち

バローズ 「火星」シリーズ


火星のプリンセス 火星のプリンセス 合本版・火星シリーズ 第1集
エドガー・ライス・バローズ 厚木 淳 訳
創元SF文庫

    南軍の騎兵隊大尉ジョン・カーターは,ある夜アリゾナの洞窟から忽然として火星に飛来した。時まさに火星は乱世戦国,四本腕の獰猛な緑色人,地球人そっくりの美しい赤色人などが,それぞれ皇帝を戴いて戦争に明け暮れていた。快男子カーターは,縦横無尽の大活躍のはて,絶世の美女デジャー・ソリスと結ばれるが,そのとき火星は……。SF史上不朽の傑作を全4集の合本版で贈る。

    バローズの「火星シリーズ」11作のうち,1 火星のプリンセス,2 火星の女神イサス,3 火星の大元帥カーター の合本版


火星の幻兵団 火星の幻兵団
合本版・火星シリーズ 第2集
エドガー・ライス・バローズ
厚木 淳 訳
創元SF文庫

    本集ではカーターとソリスの息子と娘,そして第二の地球人が主役を務める。観念を具象化する怪人が数十万の幻の戦士を集めて決戦をくり返す『火星の幻兵団』,頭だけの人間と胴体だけの人間が住む秘境の国と,人を駒にして生死を賭けたチェスを戦う国を歴訪する『火星のチェス人間』,天才外科医が老女帝の邪悪な脳と美女の可憐な脳を入れ換える『火星の交換頭脳』の3作を収録。


火星の秘密兵器 火星の秘密兵器
合本版・火星シリーズ 第3集
エドガー・ライス・バローズ
厚木 淳 訳
創元SF文庫


火星の古代帝国 火星の古代帝国
合本版・火星シリーズ 第4集
エドガー・ライス・バローズ
厚木 淳 訳
創元SF文庫

    合本版最終集。『火星の古代帝国』は,太古に滅びたはずの白色人帝国に迷い込んだカーターと孫娘ラナの脱出劇。『火星の巨人ジョーグ』には,一万体の人間と大白猿を合成して作られた巨人がヘリウム空軍と戦闘を繰り広げる同名中編と,突如飛来した木星人にカーターが木星へ連れ去られる『木星の骸骨人間』を収める。また巻末に,人造人間ものの単発長編『モンスター13号』を収録した。

東京創元社/火星シリーズ(E.R.バローズ)について

「お気に入りの本たち」のページ読書log インデックス・ページ