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2005年07月27日

「マルチュク青春通り」

クォン・サンウ、そろそろ高校生の役は厳しくないかい? 確かに(表情によって)顔は可愛らしくて甘い雰囲気を漂わせてはいるけれど、一度上半身を見たら呆然としますよ。こ、こんないい身体してる高校生っておるんかいな!と。ま、そりゃいるとは思うけど、あまりにもアンバランス。おまけにヌンチャクとか操っちゃうし、ブルース・リーだし。まるでコスプレ映画ですよ(笑) 「恋する神父」は、神学生コスプレ(笑)

ひとことで片付ければ、高校生の男の子達の友情・恋愛・喧嘩フルコースの青春物語。しかし、男の子達の青春ってこんな感じなんですかね。女子高だった私にはわからないなぁ。恋はともかくとして、こんなにしょっ中喧嘩してんの? 今の日本だったら、血まみれの喧嘩なんてしたら即警察沙汰になりそうだ。昔は違ったのかしら? もちろん映画の舞台である韓国の時代背景とかもあるんだろうけど。

「本当に強いヤツは、喧嘩をせずに勝つ人間だ」とか何とかそんなニュアンスのことを、サンウの友人役が言うシーンがあって、おー、確かにそうだよそうだよ、逃げじゃなくてな!なんて納得してたんだけど、結局最終的には喧嘩するんだな。やれやれ。PG-12指定されるだけあって、半分以上は喧嘩喧嘩の流血シーン。友情物語としても、恋愛物語としても、成長物語としても、何だか全てが中途半端な感じがして、すっきりしない気持ちで映画館を後にしたのでした。うーん、いまいち。確かに「残酷通り」だったわ(笑)

投稿者 kaori : 2005年07月27日 00:11

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