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2005年07月22日

またもや

間が開いてしまいましたが。
一度、更新しないとずるずる行ってしまうのよね。帰ってきて眠るだけの生活。一応お約束とばかり枕元にタイ語のテキストを持ってはくるのだけれど、気づけばそのまま眠っていて、たいてい午前3時過ぎとかに目が覚めてしまう。そして一度目が覚めると眠るのが怖くなり、それから後は眠ったんだか横になって目を閉じていただけなのかよくわからない曖昧な状態が続く。起きられないんじゃないかという不安。そのくせ目覚まし時計がわりに毎日アラームをセットしている携帯電話は、その音で目覚めることなんて滅多にないのだった。本当にお守りがわりなだけ。何だかなー。ぐっすり眠りたいよ。

で、日曜日出勤のかわりの明日は休日。翌日がお休みだとわかっている時にはきちんとぐっすり眠れるのだから精神的なものがほとんどを占めるんだろう。あーあ。

とりあえず過去日記は、4月分がもうすぐ終わります。振り返ってみれば、7月だってもう終わりだというのに何ひとつも書いていなくて、またバンコク旅行に行ってきてしまってるよ、みたいな状態(笑) あと5月分を書いたら相当すっきりするんだろうなと思う。うー。バンコク……。ひょんなことからまた9月に4連休が出来てしまうんだな。お財布に余裕があれば行きたいところ。うー。(唸ってばかりいるなよ!自分:笑)

そして今日も楽しくタイ語授業でした。ウチのクラスの先生(23歳女性)に、何故日本に来たのかと尋ねたら「ワールドカップを見たいと思っていた時に、奨学金の話が耳に入ったから」だそうな。終わってしまった今は、「そろそろ帰ろうかなー」と思っているというから笑ってしまった。来週はいつもの先生がお休み。さあてどんな先生が代理でやってくるか。今の授業を割と気に入っているので同じような先生だといいのだけれど。はてさてどうなることやら。

それにしても……眠い。ええと、4月分。4月11日4月12日4月16日4月23日4月26日

投稿者 kaori : 00:49 | コメント (0) | トラックバック

少しだけ

ここで少し語られていたこと。そして、終わってしまった愛について。私の場合。(誰も聞いてない:笑 けど少し考えてしまったもので:苦笑)

ほぼ全て大切に保存。削除・上書き不可。ただし、保護をかける部分と、属性を変えて常に使用される部分とにわかれて保存されている感じ。

一度でも愛情を持った相手というのは、どうやっても忘れられないし(自分から終わらせたとしても)大切な人にはかわりがないから。人間として尊敬できる部分(人柄とか才能とかそれ以外とか)が必ずあるわけで、そのまま忘れてしまうのはどうしても耐えられない。男女間の愛情がなくなったとしても、人間としての愛情(友情?)は残る、と。どこかで繋がっていたいという願望。

でもさ、この年齢になるとなかなかそれもうまくいかなかったりするわけで、異性の友人が比較的多い自分なんかは、時折落ち込んでしまうこともある。奥さんがいても彼女がいても友達でありたいと思う自分がいて。女である私は駄目で男友達とならば飲みに行けちゃうわけ?それってずるい(というか悲しい)とか、さ。そして、こういう関係をわかってくれる娘と付き合ってよ、などと身勝手な望みを抱いてしまったりするわけだな。だけどね。ぢゃあ私は本当に純粋に友情を感じてるだけで、少しも感情に混ざりものはないのかと問われると難しかったりもするから(例えば恋愛感情を一度たりとも抱いたことなどないと言い切れる相手であっても)、何だか混乱するは泣きたくなるわで困り果ててしまうのだった。……何かやだ(泣)

(男女問わず)大好きな人達と、何の不安も抱かずに楽しく過ごしていくなんてことは贅沢な夢なのかな? いや、そんなことはないよね。多分私は何だか無駄な色んなことを考え過ぎなんだと思う。私は自分が思うよりもずっとずっと幸せで、それこそ色んなカタチの愛に包まれていて。なのに、考え過ぎることでそれらを失ったりすることがあるんだろうな。

結局、私の中で愛(情)が終わったり消えてなくなったりすることはないんだろう。そのカタチを変えることはあったとしても、ね。

今、夜だよな。アップするの明日にしようか。朝読み返すと恥ずかしいかもしれないし。だけどなんつうか、日記とかって言及するタイミングを逸するとそれもまた恥ずかしい感じがしてしまうんだよなー。そして、このエントリーも既に遅い感じ、すごくする(笑) まあいっか。アップしとこか。

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2005年07月23日

「恋する神父」

「恋する神父」見てきました。
日記がストップしている間に、ちらほら映画を見ているわけですが、感想はまた後日。いつ書くのかという突っ込みはなしね(笑)

混んでいるという話を知人から聞いたので、たまたまお休みだった今日行ってこようと思ったわけですが、夜20時半だというのにたくさんいらっしゃいました。ええ、女性ばかり(笑) 一応座れたし、前の座席との間が比較的広い劇場なので通路側でなくてもそれほど足も苦痛ではなかったし、良かったかな。

ストーリーそのものは良かったと思うですよ。笑わせてもらったり、ほろりとさせてもらったり。恋はいいですね(笑) いや、この映画の場合だと愛か。何て言うかなあ。普段色々なことを斜に構えたり、強がったりして生きていると、どこかで破綻が生じてくるもので、近頃心がすさんでいるなと思うことしきり。高校生の頃はカトリック系女子高に通っていた私ですが、神様を心から愛するとかは勿論理解不能。そして、人を好きになったことがない神父さんはどこか信用できない。そんな私の実家は浄土真宗(笑) またまた勿論仏教を信じているわけでもないですけど。

いつもめそめそしているのは考えものだけど、素直に流す男の人の涙は嫌いじゃないです。いいなあ、切ないなあ。ここにいない誰かを想うということ。ドキドキというよりも、静かに自分の気持ちを考えてみたり。

それにしても、若い神学生姿はストイックで魅力的ですな。
オチは気に入らなかったけれどもさ(ここ重要:笑)

投稿者 kaori : 02:25 | コメント (0) | トラックバック

「運命じゃない人」

いつ書くかわからないという過去の映画感想ですが。
ちょっとこれだけは早めに書いておかないと、後で後悔しそうなんで。ええ、わたくし個人としては友人達に絶賛宣伝活動中です。見てほしー。それなりにヒットしてくれないと、もしかしてこの監督の次回作見られないかもしれないぢゃん!(笑)

ミーハー一直線の私ですから、カンヌで話題になるまでこの監督の名前すら知らなかったわけですけど。さらに言えば映画館で予告編を見るまで見る気もなかったわけですけど。いやはや。すんません。めっちゃ面白かったです。久々に夢中になったですよ。もいっかい見てもいいなあ。最近、邦画の方が好きな私ですけど、特に良かった。何がいいって、脚本と構成。これ命。30歳超えた男女の耳に痛い名言(迷言?)もあり、苦笑しつつ含み笑いが随所に(笑)

おそらくタラちゃん(タランティーノ)との影響とか言われるんだろうけど、でもなんか単に真似っ子ってわけでは全然なくて、気負ってなくて(いや、多分そんなことはないだろうけど)、適度な脱力具合が何とも。そして、神田勇介(役名)いいっすねえっっ。すごい好き好き。山中聡じゃなくて、あくまで神田勇介。軽そうに見えて人情に厚くて、でもお金に対する執着もきっちり持ってて打算もできる、でも割と誠実。私もあなたみたいな男好きですよ。あっはっは。

ええと、そんなことが言いたいんじゃなくて。
たった一晩の出来事を、時間軸と場面と登場人物でいぢり倒してできた物語といった感じかな。導入部分は至って単調な「気がする」んだけど、後半になるに従って加速的に面白くなる。そうすると、単調に見えた前半部分を思い起こして笑えてくる。キャスト? 全然悪くないっすよ。だいたい主人公がカッコ良かったら成り立たないもの、このお話。

あまり良かった良かったと言ってると嘘っぽいな。ひとつだけ気になったのは、編集、かな。意図してやってるのかもしれないけど、何回かスクリーンの世界から呼び戻されてしまった瞬間あり。でも、それは今回たいした問題ではなかった。それくらい……(以下略) ……ネタバレできないしな。これ以上は書けないけど、ホント面白いので興味がありましたら是非。

投稿者 kaori : 02:49 | コメント (0) | トラックバック

で、今日は

日曜日出勤のかわりのお休みだったのだけれど、ここしばらくの睡眠不足を目一杯補うかの如く怒涛のように眠りましたって。起きてネットに繋ぎ、ここの月別アーカイブのテンプレートをいぢり、再び眠り。そして起きて遅めの昼食を摂りさらに眠る。最終的にきちんとベットから離れたのは、映画を見に行くことに決めた午後6時過ぎのこと。独身女性として一体どうなのよ、という感じではありますが。

シャワーを浴びて、支度して、映画館に到着したのは20時20分過ぎ。映画館は若い女性方で混みあっていて、隅っこでフライヤーをせっせと集めている私は一体何?(笑) 映画の後は、仕事帰りの友人と落ち合ってタイ料理をがっつり食べて先ほど帰ってまいりました。話題は、某女子アナのことなど。

ていうか、彼女が責められるとしたらひとつだけだと思うのだけど、苦情の電話したり、誰が誰と飲んでいたとかどーでもいいじゃんかさ。そんなこと調べ上げてどうすんねん。くだらん。バレーボールの選手は頑張ってるのに、報道陣は飲んでてかわいそうとか、論外! 仕事は終わってるねんて。中継中に飲んでたらびっくりだけど、仕事の後で大人が飲んでることに何を言うか。問題がちゃうやろ。一次会で未成年に酒を飲ませた社員達に対しても、もっと色々言われてもいいと思うんだけど、まあ世の中やっかみ大半だからな。女子アナにしても、飲酒した本人にしても、自分の周囲には敵がいつでもごろごろしてんだから自分で自分をもっとしっかり守ろうね、と。今の世の中、一介の女子アナの誘いを断ったからって仕事を干されるわけなかろうし、断る時はきちんと断りましょう。世間もな、普段は彼らを「大人」と判断するくせに、こういう時だけ大人が「子供」を、監督する立場なのに……みたいに言うのねえ。皆忘れてるかもしれないけど、本人の責任が一番重大だと思うですよ。ドラマを台無しにした責任だって、女子アナではなく本人にあるでしょう? 私はそう思いますけど?(もちろん、女子アナが悪くないとは言いませんよ) 自己責任って言葉、すぐ口に出すくせに、何でこういう時にはこの言葉忘れられちゃうんだろう。未成年は保護されるべき対象だから違うとか? 不思議。……やめよう。もっと楽しい話もたくさんしたよ。旅行のお話とかさ。

えーと、話を戻して。
映画を見ている間は、何だか切ない気持ちでわが身の寂しさを呪ったりしたけど(嘘:笑)、蓋を開けてみればこうして友人と食事をしてお酒を飲んで。非常に幸せな気持ちで眠りにつきます。ええ。

投稿者 kaori : 03:22 | コメント (0) | トラックバック

今日の行動

今日は映画「リンダ リンダ リンダ」の公開日。ペ・ドゥナかわいいーと常日頃思っている私は、是非とも生で彼女を拝見したいと考えておりました。舞台挨拶があるというし、頑張って早起きして整理券をゲットするのも悪くないかと。でもねえ、私、根性ないのさ(笑) mixiでマイミク登録をしてくださっている某氏から、渋谷タワレコで行われる予定のスペシャルトークショーイベントの「整理券自分の分以外にもう1枚ありますからよろしければ」という親切なメッセージをいただいて、一も二もなく、「そ、そのトークショーイベント行きますうっっっ!」と飛びついたどうしようもないわたくしでありました。とほほ。

おかげさまで、早起きをすることもなく午後2時に渋谷タワレコで某氏と落ち合い、山下監督及び主演4名(ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織)を拝むことができました。しかし、見事なまでに男性が多かった。女性って、ちらほら。当たり前と言えば当たり前だけれど、可愛い女の子を見るのは、女性だって大好きなんだよー(笑) えーと、ありきたりな感想ですが和やかなトークショーで楽しかった。ペ・ドゥナ可愛い。そして他の3人は……香椎由宇以外はその辺を歩いていても確かにわからないかもしれないね。普通に可愛いお嬢さんだった。スクリーンにうつると人間変わる(変わって見える)んだなあ、やっぱ、とか。いやはや楽しかった。あんなに間近に芸能人を見ることは本当に少ないのでちょっとした感動を覚えましたよ(笑) 整理券をくださった某氏に感謝。ありがとーございますぅ。そして個人的に、山下監督の次作、とっても気になります。ええ。

その後、山手線代々木駅で某氏と別れ、私はユナイテッドシネマとしまえんで、映画を2本。「逆境ナイン」と「マルチュク青春通り」。逆境ナインまでの時間が相当あって、ジュースを飲みつつぼーっとしてたら、何となく足元が揺れてる感じ。あ、絶対地震だ、と思った次の瞬間には、「どんっ」って音がしていて、すごい勢いで建物が揺れてびっくり。思わず立ち上がって数歩歩きかけて止まる。まだ揺れてる。ふと上を見上げたら吊り下げ式の照明が目に入って、「あ、ここはいたらあかんわ」としばし後退する、と(笑)  マジメに怖かったっすよ。何か映画館にいる時間に地震遭遇率高い気がする。

映画そのものは無事に2本見終わりました。感想はまた後日ということで。

投稿者 kaori : 23:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月24日

書いた、書いた、書きました

4月分の残りと5月分を全て書き終えました。我ながら良く覚えていると思うけど、書いているうちに疲れてきちゃって適当にはしょりまくり。夏休みの宿題だな。溜めなきゃいいのに、ね。

ええと、4月26日4月27日4月30日、そして5月分

投稿者 kaori : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

最終的には高校野球の話

今日は出勤。一応土日の出勤は、休日対応の担当者ではどうにもできない障害があった場合の当番なわけだけど、私が出勤する時にはものの見事に何も起こらない。当たりがいいというか何というか。だから、たいていのどかに自分の仕事をしていたりするんだけど、他の人が出ている時はなかなか忙しいらしい。うーん。電話なんてほっとんどかかってこないよ? 別に誰が出社しているとか告知しているわけじゃないから、私だから電話かけてこないってわけじゃないだろうし(笑) 一部では、私を休日出勤させるのやめさせようかという話もあるらしいけど、トラブルってない方がいいからねえ。むしろ、私が毎週出ている方が平和だったりして(笑)

そんなこんなで今日も定時少し過ぎには会社を後にして、夕食食べて帰宅。ひたすら過去日記を書き続けたのであります。でも、眠いー。今日は早く寝よう。明日から上司が夏休みでいないし、仕事も多少は増えるだろうし。

猫のトイレ掃除もしたし、人の足を噛むことで空腹を訴える飼い猫のお餌もやったし、今日はもう寝ます。……あ、0時45分から世界水泳だ。競泳だ。うーん、見たい。あーん睡眠時間どうしよう。

競技と言えば。(まだ書くのか!:笑) 現在、高校野球の地方大会真っ只中です。共学の高校出身の方々(あるいは男子校出身の方々)は母校の応援に余念がないかと思われますが、女子高出身の私には母校を応援することも出来ず。仕方ないので実家に一番近い公立高校を応援するわけです。愛知県と言えば全国屈指の激戦区。私学四強と言われる、愛工大名電(イチローの出身校ですね)・享栄・中京大中京・東邦。彼らが強いのは当然。しかし、シード校には何校か公立も混ざっている。いや彼ら強いっすよ。で、私が応援しているのは豊田西。随分前だけど、幼馴染の弟が投手をしていたことがある。勉強が良くできる学校だというイメージがあったけど(もちろん今でも勉強はできる)、気づいたらすげー強くなっていた。いやもう、公立高校希望の星、みたいな。(もちろん他にも強い公立高校はある) 少なくとも私が現役だった頃は、愛知県では私立高校(一部を除く)は公立高校に較べてまあ低く見られていた。その代わり勉強以外のことでは私立は強いというイメージ。それがねー。(しみじみ)

私は私立女子高なので、どちらかと言えばまあ「ばーか」という視線にちょっとした憤慨を覚えたりしないわけではなかったけれど(笑)、それでも公立の学校が頑張っていると、「お、ガンバレー」という気分になるのです。

で、その豊田西が今日、4回戦屈指の好カード(アサヒ・コムに書いてあった:笑)と言われていた中京大中京との試合に勝ちました。すげー。次の試合も頑張って欲しいものです。最終的にはおそらく名電が勝ち進むでしょうから(ただの予想)、最終的に甲子園への期待はちょっと考えてしまうけれど、でも今は。とりあえずナゴヤドームで試合が出来るといいね、と、そう思うのであります。あー、そういえばウチの会社にも豊田西出身の人が約1名いるっけ(笑) 小さな会社で同じ市内出身の人がいるってのも驚きだけれど。

投稿者 kaori : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月25日

「姑獲鳥の夏」

見ないだろうな、と思っていたのに結局足は映画館へと向いてしまった。半分後悔。言葉で、想像力で、不足なくカタチづくられていた物語の世界を、何故に映像でまでみたいと思ってしまうのか。十分満たされているはずなのに、さ。別に活字至上主義なわけでは決してないけれど、映像が活字をこえることができるなんて、本当に少ないと思う。いや、活字の世界というより脳内想像の世界をこえることが難しいというか。自分の中で完全に完成していた世界があるのに、他者がその理解によって作り上げた世界を映像として提示されて、自分の想像を補完することができるのかどうか。「あー、違うなー」って思っちゃうこと、多いんじゃないかな。だからね。見ないでおこうと思ったんだ。

大学時代に(卒論書いている時に嵌ってしまって大変な目にあった)このシリーズを読み始め、ひとつ残らずお買い上げ~って感じなので、最後のオチもしっかりわかっているし、その謎にいきつくまでの過程も知っている。だから、ただのミステリーとして謎解きなんかで楽しむことができない。結局、俳優さんの演技や映像が、いかに原作の雰囲気を壊していない「忠実な」再現なのかというのを確認する作業に終始してしまうことになる。もちろんあんな分厚い本をたった2時間程度に仕上げるわけだから、割愛される場面だってたくさんあるだろう。けれど、どれを拾ってどれを捨ててどうすれば雰囲気をそのままに、原作を知らない人にもわかりやすく見せることができるのか、というところで今回のはどうなんだろうなぁ、と。

配役については微妙。私の想像の中では、登場人物に顔がない。誰か特定の人物を、あてはめて考えてみたことすらない。唯一、京極堂を除いては。やー、やっぱ京極堂は作者である京極夏彦が(笑) だから誰がきても「イメージと違う」とはならないはずだったんだけど。しかし、木場修はちょっとなー。宮迫が木場修って。うーあー。意外だったのは、永瀬正敏。彼はやっぱすごいねえ。確かに彼は割とダメな男役多いんだけど、今回の役は相当毛色が違うと思った。だけど、普段からは想像できないダメっぷりをいかんなく発揮していて、手っとり早く言えば、オーラが見えない、という。どんなダメ男役でも、いい男光線が出ている人がいるけど、それだとあかん場合もあるよね。で、今回がそんな感じ。ホントにダメじゃないといけないんだけど、永瀬くんの関口はホントにダメそうだった(笑)

結局、物語を知っている人にとっても、知らない人にとっても中途半端な感じ。どうなんですかね? 読んだことがない人は一体どんな感想を持ったんだろう。相当気になります。続き……次回作は作られるんですかね? 個人的には「姑獲鳥の夏」はあまり好きではないので、見られるとしたら次回作以降を期待したいかも。一番好きなのは「絡新婦の理(じょろうぐものことわり)」なんで、そこまで何とか辿りついて欲しかったりする。さて、どうなるんですかね。

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2005年07月26日

人が少なくなる季節なのです

い、忙しかった。
今日(日付変わっちゃったから既に昨日だけどさ)から上司が夏休み。姉妹ではっわーい(ハワイ)だそうで。頼ろうにも電話も全く繋がりませーん。確かに月曜日だけれど、別に月末なわけでもないのに、すっごい電話の嵐。しかも振替休日だったり、よその部署に人が借り出されていたりで、物理的にサポートしまの人間が少なかった。こっきり3人だけ。電話回線はもっと沢山あるわけで、同じ部屋の中にいる営業の人達も電話中だったりで、耳元に受話器を当てたまま鳴り続ける電話の音が気になって仕方がない。とにかく忙しかった。結局、昼食を食べるタイミングを逸し続け(食べるとホントに今日帰ることができないんじゃないかと思った)、最終的にコンビニに買い物へ出かけたのは、16時30分過ぎ頃だった。昼食っていうか、夕食の準備って感じ(笑)

お昼を買いに出かけた時、事務所の隣にあるビジネス用品店で何故か愛らしい風鈴がたくさん売っているのが目に入った。猫だとか西瓜だとか。ものすごく涼しげ。もしも部屋に飾るとなると本物の猫達の目をどうくらますかが焦点になってしまって(彼女らは、カーテンレールの上にのぼるからさ)、風鈴の音を楽しむどころの騒ぎではなくなってしまうのだった。うーん、残念。

ところで、インドネシア語って可愛いんですね。タイ語の「かー」ってのも可愛く言ってるのを聞くといいなーと思うんですけど。あれ? 外国語の語尾って、そんなに数がなくて割と統一されてる感じがするのだけど、そうでもないのかな? 外国語をあまり知らないから実は何とも言えないけど、日本語の方言って語尾が多種多様だと思う。ホント色々。私の出身地では「じゃん・だら・りん」というのが語尾のポイント。
「じゃん」ってのは、あちこちで使われているものと多分同じで、「~だよね?」とか「~だよ」とか、事実(主観も含む)を言う時とか同意を求める時などの語尾。
「だらぁ」は「じゃん」と似てなくもないな。但し、これは明らかに同意を求めてるかも。「ほだらぁ」とか「そうだらぁ」とか。まあ例えば、「あの先生やだらぁ~」とか。他の地方の男の子が、これを可愛い女の子が言っているのを聞くと、何かがガラガラと崩れていくらしいけど(笑)
で、最後に「りん」。これは可愛いと思うー。軽い命令系と言うか、何らかの行動を相手に促す時に使う。例えば、「走ったら?」というのは、「走りん」。「遊んだら?」は、「遊びん」。そう、活用があるのです(笑) ん? これは活用じゃないか。あー、どうでもいいや。

子供の頃はさ、語尾が違うだけで基本的には標準語に極めて近いと思ってたし、放送部でアナウンスやら朗読やらやってたから、普通に標準語を自分は喋れるんじゃないかと思ってたけど。いやあ、離れてみるとよーっく判ります。イントネーションぜんっぜん違う。あちゃーって感じ。関西にも5年住んでいたから、いまや私はどこの言葉を喋っているのかさっぱりわからない感じで、少なくとも「じゃん・だら・りん」に関してはほとんど出てこなくなったし、イントネーションも地元のものとは全く違うと思う。だから、実家に戻って友達と喋ってると、ああ、やはり違うんだなと実感する。意識してそのイントネーションで喋ろうと思っても全くできなくなっている自分がいて、ああ習慣ってのは……(以下略)と思うのだった。そうなると、やはり外国語もどっぷりつかれば何とかなるものなのかしら、と考えたりもしますけどね。そこに行き着く前に病気になりそうだわ。自分が言いたいことをうまく伝えられないストレスってのは、相当なものがありそうだもの。

しかし、だ。疲れていると発想が貧困になると言うか、情けなくなると言うか。
このコメントを受けて、え、「にゃ」? えーっと「にょ」じゃなくて? みたいな。えーっと、それはデジキャラットのでじこ、ですか。わー、ごめんなさーい。日頃の行動がしのばれますな。すんませんです。でも、猫耳は魅力的。むしろあったら大事にするんだけど?(だから違うんだってば:笑)

ハイテンションって怖いですね。もう21時近くになったら難しいことが考えられなくなっくる。それは芝居だろうと、映画だろうと、難しい計算式だろうと同じことで、思考力が全くなくなってくる。あー、もう、まあいいけどさ。そんなわけで、数字の調査を投げ捨てて会社を出てきてしまったのでした。明日は明日の風が吹く。多分、何とかなるだろう(笑)

帰り道に、近所の居酒屋さんに立ち寄ったら、友人やら顔見知りの方やらがわらわらといらっしゃって、毎度のことながらわけのわからない話題で盛り上がる。そのまま、2軒目に行って、さらにカラオケ。さすがに午前2時を過ぎたところで翌日に不安を覚えて、ひとり帰宅。でも近所って楽でいい。10分後には自宅だもん。しかし、今日はまだ月曜日。

とりあえずもう寝ます。あ、とりあえず今日の過去日記は、6月14日なり。

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「逆境ナイン」

先日小耳に挟んだのだけれど、これって評判ええんですか? いえね、私は原作を全く読んでいないから、元々がどんな雰囲気の作品なのか、どの程度原作に忠実でどこからアレンジされているのか、実写になって演じている役者は原作のキャラに合っているのかとか、良くわかっていないのです。ただ、映画ですらここまでバカバカしいのだから、マンガの方はもっとすごいんだろうな、という想像だけはできる。とんでもないやり過ぎ映画です、これ。

同じやり過ぎでもハリウッドのそれ(チャーリーズ・エンジェルとか)と違って、どんびきしてしまう危険と完全に薄っぺらな書道紙一枚で隔てられているというか何というか。確かに見ていておかしいから笑うのだけれど、心から笑っているのは3割程度で、残りの7割は笑っている自分は一体何なんだろうと思わず観察してしまう感じ。呆れていると言ってもいいかもしれない。

何事も全力をモットーとする高校にあって、試合に全く勝つことのできない弱小運動部である野球部は廃部の危機にさらされていた。「逆境」が口癖のキャプテンは、甲子園出場を校長に約束することで廃部を先延ばしにすることに成功する。しかし、口だけではとっとと廃部になってしまう。そこから部員達(9人こっきりと女子マネ1人しかいない)の猛練習が始まるのだが。次々と野球部に(キャプテンに?)降りかかる理不尽な逆境の数々。そして、逆境だけではなく、強豪野球部達も彼らの前に立ちふさがる。果たして彼らは甲子園に行けるのか?

「カンフー・ハッスル」じゃないけど、これも「ありえねー」。
でも、役者達が妙な個性を発揮していて、芝居というより実は素じゃないのか?と疑いたくなる。恥ずかしげが全くないというか。そういう意味で言うならばやはりいい作品なのかもしれないねえ。やり過ぎを楽しんで演じられるのは確かにすごい。だって、この映画は元々そういう性質のものなんだよね? 演技とか期待しちゃいけないというか、思い切り突き抜けてくれないとあかんわけで。だけどなー。玉山鉄二くんよ、キミええんか? この役はものすご~くはまり過ぎやで? ナルシストだし、勘違い男だし、妙に暑苦しいし、二枚目なだけに救いようがない。今後に影響しないといいけど。遠くから祈っております。

しかし、あまりのバカバカしさにラスト近くで不覚にも、少々感動して涙ぐんでしまいました。いえ、これはマジメに。……とっても悔しい。

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台風はいまいずこ

台風、たいしたことなかった感じですね。上陸した千葉の方はどうなんでしょう。地震も台風も怖い私は、沿岸部には住めません。だって怖いもん。

子供の頃は、台風が来ると何となく嬉しかった。大人達は大慌てで台風に備えるけれど、暴風警報が出て学校に行かなくても良くなる私は、雨戸を強く叩く雨音を聞きながら読書をするのが嬉しくて仕方なかった。途中で解除とかされちゃうと相当ショックだったけど。お昼近くから学校とかって面倒だもん。中学までは学校が近かったから良かったけど、高校は電車通学だったから面倒さ倍増。しかし、それでも学校は良かった。仕事を始めるとさ、風が吹こうが嵐が来ようが交通機関が麻痺しない限り通勤しないとならない。私なんて地下鉄通勤だから台風で止まることなんて皆無に等しいんじゃないだろうか。もちろんこれまでもない。それに事務所にいる頃がピークで、通勤時間は穏やかになってしまうことも多くて、嬉しいやら残念やら。

それにしても、肌がべとつく。暑いというより湿度が高くて気持ち悪い感じだ。おしぼりで鼻の頭だけでも拭きたくなる感じ。やんないけど。そんな天気で、雨もちらほら。何だか何もかもが面倒になって最寄駅の構内にある蕎麦屋さんでへぎそば食べて帰る。おいしいなあ、へぎそば。

そういえば、今日からNHK教育のアジア語楽紀行はベトナム語になりましたね。なかなかこのシリーズ面白いので時間があれば見てしまうかも。ベトナムもいいなあ、行ってみたい。もうこれ以上言葉を覚えることはできないので、ホントに眺めてるだけになると思うけど。

あ、映画の感想をぼちぼちアップしてます。遡った日付で書いてたりするので、映画のカテゴリからどうぞ。

投稿者 kaori : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月27日

「マルチュク青春通り」

クォン・サンウ、そろそろ高校生の役は厳しくないかい? 確かに(表情によって)顔は可愛らしくて甘い雰囲気を漂わせてはいるけれど、一度上半身を見たら呆然としますよ。こ、こんないい身体してる高校生っておるんかいな!と。ま、そりゃいるとは思うけど、あまりにもアンバランス。おまけにヌンチャクとか操っちゃうし、ブルース・リーだし。まるでコスプレ映画ですよ(笑) 「恋する神父」は、神学生コスプレ(笑)

ひとことで片付ければ、高校生の男の子達の友情・恋愛・喧嘩フルコースの青春物語。しかし、男の子達の青春ってこんな感じなんですかね。女子高だった私にはわからないなぁ。恋はともかくとして、こんなにしょっ中喧嘩してんの? 今の日本だったら、血まみれの喧嘩なんてしたら即警察沙汰になりそうだ。昔は違ったのかしら? もちろん映画の舞台である韓国の時代背景とかもあるんだろうけど。

「本当に強いヤツは、喧嘩をせずに勝つ人間だ」とか何とかそんなニュアンスのことを、サンウの友人役が言うシーンがあって、おー、確かにそうだよそうだよ、逃げじゃなくてな!なんて納得してたんだけど、結局最終的には喧嘩するんだな。やれやれ。PG-12指定されるだけあって、半分以上は喧嘩喧嘩の流血シーン。友情物語としても、恋愛物語としても、成長物語としても、何だか全てが中途半端な感じがして、すっきりしない気持ちで映画館を後にしたのでした。うーん、いまいち。確かに「残酷通り」だったわ(笑)

投稿者 kaori : 00:11 | コメント (0) | トラックバック

眠いです

台風一過の青空。夏らしい色をした空と、夏らしい匂いがする風。梅雨は先日明けたけれど、ここまで夏らしい天気は久々じゃないかな? やっぱり晴れ渡る空は気持ちいい。……でも、仕事なんだけどさ。

さて、愛知では昨日雨天中止になった高校野球地方大会5回戦が行なわれた模様。豊田西は弥富と対戦。もうね、気になって仕方がなくて、午前中からそわそわ。午前中の試合も、アサヒコムでチェックしつつ、ああ、名電など順調に勝ち進んでいるのね、と。午後になって、試合速報を気にしてたんだけど、なかなか得点が変化しない。試合が始まっていないのか、それとも攻撃が長くてなかなか先に進まないのか。じりじりしていると、ようやく得点が。おお、3点ですか! そのうち仕事が忙しくなってきて次の得点を確認できたのは随分後のことだった。ただ、重ねられた得点を眺めるに、あー、これはコールドゲームだな、とにんまり。結局、11対0での5回コールド。終わってみれば、5回戦8試合の中で、コールドゲームでなかったのは2試合のみ。残りの6試合はコールドゲームだったわけで、圧倒的な得点差を見るにつけ、残るべくして残ったというか、力の差がはっきりとした形で示されたというか。……えーと、はい、地方大会ですけどね、まだ。
夕方になって、再度アサヒコムを見たら、準々決勝の組み合わせが発表されていた。あー、豊田西ってば次にたとえ勝ったとしても、準決勝では名電と対戦することになっちゃうのね、って準々決勝は名電が勝つとか勝手に予想しちゃってるけど、どうなるかなんてわかりません。あんなにも強力打線で評判だった中京が早々に負けてしまったのだから。しかし、泣いても笑ってもあと3日で甲子園出場校が決まるわけだ。楽しみなような、怖いような。

さて、世界水泳も佳境に入ってますが、もうすぐ今度は世界陸上が始まりますな。織田裕二のテーマ曲はどうでもいいけど、やっぱり末続が好きです。ところで、陸上の末続と水泳の北島康介って何か似てません? 顔かたちも若干似てると思うけど、何というか雰囲気が。不遜な態度も含め。でも、自分の実力と練習と運に裏付けられた自信というのは割と好きだな。もちろんそういう自信がふっと崩れる瞬間もきっと素敵だろうけど。と、妙な妄想をする前に、とっとと寝ます。今日こそ。

本日も少々映画感想を更新しております。映画のカテゴリへどうぞ。あ、何か随分過去だな。今日追加したのは、「愛の神 エロス」「美しい夜 残酷な朝」であります。

投稿者 kaori : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月28日

お昼休みちう

本日も快晴。朝、部屋を出ると、何だかこれからラジオ体操に行くよな気分になる。実際は、ラジオ体操なんて嫌いだったけど。だって、早起き嫌いやし。でも皆勤賞だと景品が貰えるからハンコを押してもらう為だけに行ってた。で、帰ってきて朝ご飯、それから掃除、宿題。その後、プール。そういえば、ウチの近所にある小学校のそれは、噂によると50円で一般の人も使えるらしい。だけどさ、子供達ならまだしも、大のオトナが50円握りしめて子供達のひしめくプールに行くって一体どうなのさ?(笑) ちょっと危ない感じがしないでもないぞ。スクール水着に興奮する人だって絶対いるって! やばいよ。ホントなのかな?

ところで、とあるサイトでそこの管理人さんの本名を初めて知った。名字は前から知ってたけど、名前の方は知らなかったんだよね。それで、あらま、と思った。昔の知り合いに同じ名前の人がいたから。当時は(というか、今の今まで)変わった名前だなぁと思っていたのだけれど、実はそうでもないのかな。でも、これまで同じ名前の人に出会ったことがなかったから(芸能人ではいたけど、漢字は違った)。懐かしいな、と。一時期、良く気にかけてもらったこととか、その名前を呟いたこととか。多分今まで出会った人の中で一番私(気が強くて意地っぱりで、でも気にしいで情緒不安定)の扱いがうまかったと思う。あ、二番目かな?(笑) 
どうしてるかなー。随分前に結婚したという話を耳にしたので、今頃は子供もいるかもしれないね。幸せだといいけど。

こうやって、ささいなきっかけで昔のことをやたらと思い出すことが増えたというのは、ホントに歳を取ったということなんだろう。いつも口癖のように「歳だからー」なんて言ってるけど、マジメな話、そうなんだろうな。

ところで、やはり高校野球地方大会のお話。
愛知大会は、本日準々決勝。午前中の試合速報を見ると、今日はなかなかいい試合ですな。午後からはどうだろう。ご贔屓の高校は午後から試合。午前中の試合が長引いたので、まだ速報は入っていないけど、何かドキドキする。

さて、お昼休みがそろそろ終わります。今夜は授業だから。お仕事早く切り上げないと。

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決戦は金曜日(決勝は土曜日だけど)

またまた地震がありましたね。今回はまだ事務所におりましたよ。やはり慌てて動いてはいけません。焦った私の背後にはファイル類がぎっしり詰まっている什器がありました。同僚に言われましたよ。「そこは危険です……」 あ、そうですね。すんません。
最近の地震は、足元からぐわぁんという音が聞こえてこそうな勢いで縦揺れが来ている気がする。怖いね。近いうちにでっかいの来るんじゃないかと思ったりする。やだなー。

さて、今日も高校野球ネタを少し。愛知大会準々決勝は予想通りの展開になりました。予想できなかったのは、東邦対享栄だけだったのだけれど、これは東邦が勝ちましたね。得点上だけ見れば、どの試合もなかなか接戦でよかったのだけれど、豊田西対時習館はちょっとなー。公立高校どうしで潰しあいするってのが気に入らなかった。準々決勝唯一のコールドゲーム。豊田西が勝ってくれて大変嬉しいけれど、少々複雑だったりもする。準決勝を控え、豊田勢が2チーム。豊田西と私立の豊田大谷。ああでも、明日の準決勝、豊田西の対戦相手は、愛工大名電だ。ほんっと頑張って欲しいんだけど。でも、全国で初の地方大会ドーム試合。楽しんで戦えたらいいね。頑張ってねー、ホント。

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2005年07月29日

負けちゃった

半ば予想はしていたのだけれど、やはりアカンかった。豊田西、準決勝敗退。仕方ないか(と言いたくはないけれど)、相手は選抜の覇者だもん。選抜ってことは、その時のメンバーがきっちりいるっていうことだし。そして、もう一試合の準決勝では、接戦の末、豊田大谷が決勝進出を決めた。明日の決勝。予想はちょっと難しいな。しかし、豊田西を破って決勝に進出するわけだから、名電に頑張ってもらいたい。同じ豊田だけれど、大谷は……ごめんなさいっ。
豊田西、残念だったね。毎年、もうひと息なんだけど。でも、いつか見られるといいな。豊田西が甲子園に出るトコ。期待して、また来年も応援します。

うーん、妙な部分で郷土愛を感じてしまったけれどもですね、これは一体如何なもんでしょう?(笑) 噂は色んなところで聞いていたけれど、まさか本当にそうなるなんて。確かに先日の平成の市町村大合併で豊田市はとんでもない広さになってしまったわけで。何しろお隣が岐阜県とかですよ! 面積だけではどこにも負けない。だから、車のナンバーに豊田が増えるくらいどうってことない気がしなくもないね。今回、追加される愛知県内のナンバーは、「岡崎」「豊田」「一宮」。

条件は、次のこの4つらしい。
▼全国的に知られた地域名である
▼地元の合意がある
▼都道府県をまたがない隣接市町村
▼合計の登録台数が10万台を超えている

まあね。豊田も岡崎もわかるわな。豊田は言わずと知れたトヨタ自動車が。岡崎は、岡崎城が(徳川家康が生まれた城)あるしね。確かに有名かもね。地元も賛成する……だろう(このあたり地元の友達に聞いてみたい:笑) 普通に市の名前だもん、都道府県なんてまたぐはずもなく、愛知県内でも大きい都市だし人口も多ければ車の登録台数もそりゃ多いわさ。車がないと行動できないもん。あの街は。しかし、豊田市と岡崎市が三河ナンバーから抜けると、三河ナンバーってむしろ少なくなるのかな? 計算してないからわからないけど。何か少しだけ寂しい感じだ。

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2005年07月30日

郷土ネタは続く

某所コミュニティのトピックを眺めていたところ、昨日から豊田市では「おいでんまつり」が始まっている様子。先日、語尾の方言について書いたけど、「おいでん」っていうのは「おいで」(いらっしゃい、とか来なよって意味)に「りん」がついて、勧誘が強調された感じ、かな? 多分。

サイトには、第37回って書いてあるけど、これは多分違う。だって、私はまだ37歳になってないけど、昔は「豊田まつり」だったはずだもの。だから「豊田まつり」から通算37回目ってことなんだろうね。……っと、そうらしい。思わず調べてしまったよ(笑) 「豊田まつり」の頃のメインイベントといえば、花火大会だった。実家はちょっと高台にあったから2階のベランダへ出たら、かろうじて花火が見えた。だけど、ちゃんと見ようと思ったら、やはり少し近づかないといけない。けれど、打ち上げ会場となる矢作川まで行くと大変な人(田舎だけどねー、やはり人は集まってくるものです)だから、少し離れた場所まで家族で行くと。今でも、おそらく花火は楽しみにされているのだろうけど、それより大人気なのが、何と「おいでん総踊り」、らしい。

らしい、というのはいまいち私がその人気を実感してないからなんだよね。「おいでん総踊り」ってのは、えーと、『豊田市駅周辺に組み立てられた総延長6,200mの踊り場』で『工夫を凝らした衣装に身を包んだ参加者が、ロック調の軽快なテーマ曲「おいでん」にのって踊りを競う』というもの。実は、いまだに私はこの曲を聴いたことがないし、見物をしたことも、当然参加したこともない。けれど、どうやら毎年参加申し込みは殺到し、あっという間に定員に達するという人気チケット発売のよな状態だという。どうやら今年から先着順じゃなくて審査会(!)が開催されるらしいけど……。定員といったって、100人200人の話じゃないわけよ。何とまあ40000人近い人間が毎年踊って、賞を競うわけだ。事実、私の友達にも毎年踊ってるという子がいるし。学校、職場、仲間うち、そういったところでグループを作って参加する、一大イベントなわけだな。そして観客も多い。これまた私の友人で豊田市外に住んでいる子も、見に行ってると言ってたし。挙句の果てに、豊田市駅の近くのウチのユーザーさん、「今日は祭りなので……。(商売にならないから)もう店を閉めます」とか電話してきて。ああ、「おいでんまつり」ですか?と思わず言ってしまったよ(笑)

平成元年から始まったとのことだけど、私が高校生だった頃ってここまで盛り上がっていたっけ? 市外の高校に通っていたり、他に夢中になってたことがあったから、市内のイベントに目がいってなかっただけかもしれないんだけど、ほんっとに記憶にない。多分、この盛り上がりは、私が豊田を離れてからのような気がするんだけど、違うのかなー。どうなのかなー? ねえ、友人の皆様? たま~に、ここを読んでいただいていると思われる、そこの「も○○くん」とか、「○のくん」とか、あと、旧姓「か○○○」とか(笑) 暇だったらコメントください(笑)

で、それにしても、この歌詞はすごいなー。「おいでん 見りん 踊ろまい」は全然全く問題ないとして、「テゥナイト!」って一体。いや、いくらロック調だと言っても、その、あの……。せめて普通に英語で書いてください。って、もしかして、誰でも読めるようにカタカナとか? うーん、だとするとこのカタカナは……。いや、やめよう。一度も参加してない人間が口にすることではないかもしれん。うんうん。

そんなわけで、今年も友達は踊っているのかな~、と故郷に思いを馳せる休日の午後。今日は、今から美容院へ行って、それから新宿で牛タンの会。映画とDVDは明日だな。楽しみー。

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2005年07月31日

昨日のこと

美容院へ行ったら担当のお姉さんが猛烈に忙しくて、どんなに頑張っても18時を過ぎないと手があかないというので、髪を切るのは諦めた。予約しない私が悪い。けれど、美容院って「えいやっ」と腰をあげないとなかなか行く気にならなくて、ある日突然機会がやってくるわけなのでなかなか事前に予約を入れることができないのだった。予約したはいいけど、行きたくなくなるかもしれないし。

そんなわけで、そのままふらふらと中野駅に向かう私の目に、唐突にマッサージ屋の看板が。随分前からだけど、肩から首、そして後頭部にかけて相当な凝りに悩まされている。このままじゃ、そのうち血管詰まったり切れたりするんじゃないかという気がしていたので(笑)、とりあえず15分コースを。でも、マッサージ屋さんてどこも混雑してるのね。会社近くにある所もそうだけど、飛び入りですぐに出来るところってないのかしら。30分後なら、と言われたのでそのまま中野ブロードウェイをふらふらしてから戻る。肩から首にかけて丹念にほぐしてもらい、ちょっとすっきり。

その後、新宿に出てルミネ1、2を渡り歩きサンダルを購入。靴の底が皮で少し滑りやすいから、近いうちに滑り止めをつけてもらいに行ってこよう。関係ないけど、靴や鞄の修理は中野ブロードウェイ地下のお店が好き。ちょっと無愛想だけれど、実は結構親切。かつ上手。

待ち合わせ場所に向かうと、既にひとり到着済み。もうおひとりと新宿駅南口改札で落ち合い、しばらく後の最後のひとりも合流。4人で新宿三丁目で牛タン。ここの牛タンはホントにおいしいー。最後に麦トロご飯とテールスープを食べてごちそうさま。新宿三丁目で皆様と別れ、てくてくと新宿駅まで歩いた。新宿駅のホームは人で溢れていて、まだ0時頃だというのに(終電に近づけば近づくほど人が多い気がする)次の電車にしようかしらと一瞬迷ってしまうほど。隅田川の花火大会だったということもあり、浴衣女性もかなりいた。結局、ホームに滑り込んできた電車に何とか乗ったけれど。

食べすぎてもいないし、飲み過ぎてもおらず、今朝の目覚めは普通に快調。
それにしても楽しかった。おいしいご飯を食べて、楽しくお喋りをして。この幸せって、実は何より大切な気がするんだよなー。

さて、今日は金曜日に勢いで借りまくったDVDを片っ端から見ます。頑張ります。ていうか、まだ映画感想が5本残っているけど……ま、いっか。

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「甘い人生」

何故にこんなにアクションシーンが……。
スーツ男子萌えのわたくしとしましては、黒のスーツに身を包んだイ・ビョンホンの冒頭におけるアクションシーンは、相当きまくっていたわけですが(笑) カッコ良すぎです。素敵です。

話はいたって単純で、本人としてはそこまで目くじら立てられると思ってもみなかったミスで、ボスにひどい仕打ちを受けたことに対する復讐劇なわけだ。但し、そこにボスの女なんかが絡んでくるから、ラブストーリーと勘違いしそうになりますけど、実は違うなー。もちろん、彼女に恋心を抱いていたのは確か。でも、それと復讐は全く別物というか。

んまー、それにしてもドンパチドンパチ。銃声とか誰かが誰かを痛めつけるシーンばかりが連続して、何かストーリーとして一体どうなのかという気分にさせられましたって。あそこまで徹底抗戦することになった原因が……どうにも弱すぎて何というか。信じていたのに、裏切られた、くやしー。ただそれだけのことなのに、何かわかりにくいなあ。ラストもわかりにくい。確かにさ、ちょっと切なかったりはするけれど、そこまで「a bettersweet life」とかタイトルつけるほどのことでも、ない、と……。もちろん、「甘い人生」は論外だと思われ。

確かにビョン様はカッコいいですよ。哀愁漂う姿にはうっとり。でも、それだけ。何か残念だなぁ……。そういえば先日新幹線でお隣に座った映画配給会社のおじさまには、「人に見たと言う映画じゃないな。見てもいいけど黙ってた方がいい」っつー、厳しい評価を下されております(笑)

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「交渉人 真下正義」

言わずと知れた「踊る大捜査線」のスピンアウト作品。
「おーだーゆーうーじー」と前面に押し出されないかわりに、登場人物それぞれの個性がそこかしこで光っていて面白い。(但し、織田裕二の青島刑事は好きですよ。カッコいい男の人は好き:笑) ユースケ・サンタマリア演じる真下は、どこまでいってもやはり真下なのでサスペンスものだというのに、微笑ましくていい感じ。緊張ばっかりしてても、ね。

東京の地下鉄の管制システムと試験車両が何者かに乗っ取られ、その車両は地下を縦横無尽に動きまわる。しかも車両は無人。さらに爆弾もしかけられているやもしれず、テロの恐れもある。そこで借り出されたのが、真下。クリスマスデート予定が入っているから早めに解決してしまいたい真下、だが……。

この際本筋についてはどうでもいい(笑) きっとそのうちDVDになり、そして地上波で放送される。「踊る大捜査線」が好きな人が見たら面白いに決まってる。青島は出てきませんけどね。皆、楽しんで作ったんだな、ということが良くわかる、(ストーリーとか作りとかそういうものは脇に置いて)とてもいい映画だと思ったですよ。

それより何より、やっぱ私、地下鉄ものって好きだわ(笑) 正確に言うと制御室とか時刻表とか線引きとか! 刑事より絶対カッコいいですってー。以前、「TUBE」の感想でも書いたけど、たまりません。涎でそうです。事故を回避する為の作戦やら、あの一瞬の緊張感やら、もう……(以下略) ま、今回は半分コメディですからね。緊張感ばかりでなく笑いもしっかりとりますけど、もっとこういう地下鉄制御室舞台の映画とかってないのかな。見たい。あれば誰か教えて(笑)

さて、もうすぐスピンアウト第2弾「容疑者 室井慎次」が公開になるわけですけど、これの予告編がまた腐女子心をそそります。んもー。(←いい加減にしろって:笑) いつものように眉間に皺を寄せた室井、雨に濡れた室井、そしてとどめの「青島、約束は果たせそうにない……」(ちょっと違うかも)というテロップ。きゃー、もー。「交渉人 真下正義」を見た時の予告編はこんな感じだったんだけど、先日見た予告編では、田中麗奈ちゃんの「室井さん、私には笑ってください……」(やはりちょっと違うかも)って言葉が入ってて、いやいやわかるよー、麗奈ちゃん、とか訳の判らないことを思ってたりして、既に相当壊れてます。ぜえぜえ。

あ、思い出した。前回、「踊る」の「レインボーブリッジを封鎖せよ」の時、小泉孝太郎がどの役をやってるのかちーっとも判らなくて、どうなることかと思ったのだけれど、この作品では随分といい感じになってきてる気がするですよ。少なくとも、とーちゃんよりはキミに頑張ってもらいたいよ、私は。(いや、特に好きなわけじゃないけど、捨て犬みたいな気がするんですわ、何故か:笑)

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「帰郷」

西島秀俊が好き。そして予告編で泣きそうになった。見に行った理由は多分それだけ。でも、良かった。最近の邦画は何だかいい感じな気がするんだよね。ハリウッドが得意とする映画はハリウッドが撮ればいいし、日本は日本で撮れる映画を撮ればいい。そこにただある、普通の日常の一場面、そんな感じの映画を見るとほっとする。

東京で働く男が、母親の再婚を唐突に葉書で知らされ、結婚式に故郷へ戻る。そこで初恋の女性と偶然に再会するが、彼女の言動から、彼はその子供が自分の子ではないかと思い始める。そして、彼女は昔と同じように唐突に彼の前から姿を消した。子供を置いて……。

この話って、西島くん扮する主人公の成長物語なわけだけど、当然の如く私は女なので、彼に感情移入することはできない。同じように故郷を離れ、淡々とありふれた日常を過ごし、時々ふと過去をふりかえったり、忘れてしまったり、そしてもうそんなに若くない。そういった部分においては、30歳をとうに過ぎ同じような環境にいる人間として、ものすごく共感できるし、切ない。でも、未練とも単純(!)ともとれる彼の行動については、さすがにちょっと理解できない。いや、どこにでもいる男性だとは思う。そしてそこからの成長がテーマなわけだから。私としては、主人公を振り回しているとしか思えない初恋の女の行動もどうかと思うけど、確かにああいったタイプの男性を前にするとそうなるかもなあ、というか。そんな忘れてしまいそうな昔のことを、「あれは何だったの?」「どうしてなの?」「ねえねえ」と子供みたいに聞かれても確かに困るわな。もうお互い、いい大人なんだし。

だから、これは割とリアルな話だと思うし、見ているこちらとしては何となく照れくさくて、少し俯きたくなるよな、そしてちょっとほろ苦い気分になる。恥ずかしい、というのもあるかもね。

今回の西島くんて、割と子供っぽくて真っ直ぐで、一歩間違うとダメな男性役なんだけど、すごく自然に演じていて、実は素なんじゃないかと思ってしまうほどだった。やはりいい役者だよね。主役でも脇役でも、存在感があって。もちろん主役ではない時は、主役をくってしまうよなことは絶対なく。今年はまだまだこれから西島くんの出る映画目白押しだから、非常に楽しみ。

この作品、どちらかといえば地味だと思うけど、30代男女に見てもらいたいな。多分、10代・20代前半でこれを見ても、感じるものは少なかったと思う。そういう作品、最近増えたような気がするんだけどね……(遠い目)

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