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2004年07月01日

「ラブ・アクチュアリー」

蓼科のホテル内映画館で観た1本。千円だった。ラッキー。
ってそうじゃなくって(笑)

冒頭で、「All you need is LOVE」が流れた時には、うわっ!(ぞぞぞ~)と思ったけれど、これがあなた予想外に面白かったわけだ。テーマは「LOVE」だから、強烈なまでにくさいことは確かなんだけど、お尻もぞもぞ感をあまり感じなかった。そこかしこでコメディーっぽく笑いを誘うシーンが多く比較的さばけた雰囲気になっていたのがマル。一歩間違うと気色悪いラブストーリーのオムニバスになってしまいかねないしねー。(いや、ラブストーリーが悪いとは言ってないっすよ?)

9つのストーリーをメインに宣伝されているようだけれど、細かいものを含めたらもう世の中には愛だらけさ!ってな具合で、それはそれで冷静に見るとちょっと、となるにはなる(笑) それでも、お気に入りのストーリーがみっつ。

まず、親友の奥さんにずっと想いを寄せていた青年の話。
いやもう騙されましたって。観ているこちらからして、「旦那が好きなんかなあ」などと思っていたわけだから、相手が気づかないのも当然。気持ちがバレないようにするあまり冷たくしてしまうなんて、映画の世界でなく現実でだって、相当ありがち。
相手にバレて、進退きわまった彼がとった行動がまた切ない。もう不覚にもうるうる。

で、その2。母親をなくした幼い息子が同級生の女の子に寄せる想いと、妻をなくした男が、彼女が遺した義理の息子の恋を叶えようとするお話。
この子役がさー、もうめっちゃめっちゃ可愛いのよ。色白でおめめぱっちり、表情豊かでちょっと小生意気な部分と天使の部分が入り混じり、もうめろめろですわ(笑)
学校でも有名な女の子への想いを叶える為に、彼がもう可愛らしい努力を懸命にするわけですよ。その度にとーちゃんは頭を抱えたりするわけですが、やめろと言えない。妻が亡くなった悲しみが、その息子と過ごすうちに少しずつ癒えていく様も非常にいい感じ。このストーリーのクライマックスのシーンなんて、最高にキュートだったと思う。
ところで、その女の子が劇中で、マライヤ・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」を歌うんだけど、これに字幕がついていた。あれだけ売れた曲なのに、恥ずかしながら初めて歌詞の内容を知りました。てへ。そして、この曲って「29歳のクリスマス」の主題歌だったよね。ううむ。思えば遠くへきたもんだ(違)

そしてみっつめ。
イギリスでもてないクンだった男性が、もてもてクンをめざしてアメリカに渡るお話。これはもう大爆笑。しかし、笑えない話でもあるかな(笑)←って笑ってるやん。涙ぐましいのよ、ホント。多くは語りませんけど。

結局このお話の舞台は、クリスマスまでの数週間で、全編を通してのキーソングは「Christmas Is All Around」。これ以外にも色々な曲が使われていたけれど、少し離れて座っていた同僚は「サントラが欲しくなった。音楽が良かったなー」と言っていた。

つまりいい映画だったと思うんだけど、ひとつだけ。どうしても「9.11」を持ってきたいのね、というところがちょっとね。こないだの「25時」といい。何つうか、うーん。

映画の後、一緒に昼食をとった後輩のひとりが「ヒュー・グラントが出る映画ってにおいません?」と言っていた。確かに。

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2004年07月03日

宿泊プラン

来週京都の宿をとる。
それにしても、面白いねえ、ホテルのホームページって。色々な宿泊プランがあって、見ているだけで楽しい。今回は、集まれ新撰組プランなどというものを利用してみることにした。バカのひとつ覚えのように旅窓を使用していると、お得なプランを見落としがちだ。

ええと、集まれ新撰組プランってのはあれだ。隊士の名前と同姓同名ならばタダ。姓だけ、あるいは名だけが同じであればお得な割引金額で宿泊できるという、大河ドラマにあやかった一部の人間にとっては非常にありがたい企画商品である。律儀に某ホテルのサイトには、隊士一覧表がリンクされていたりする。でもって、わたくしめは確認せずともはっきり近藤勇と同姓なのであります。えーと、たまたまであるそれだけでシングルが4,505円。ああ、何てありがたいの(笑)

それ以外にも、浴衣プランとかね。宿泊費と浴衣一式(下駄とか、巾着とか帯とかも)がセットになっている。当然、金額が金額だからそれなりのものなのだろうとは思うんだけど、京都のまちでは雰囲気あっていいよね。しかもお持ち帰り可だもんよ。思い出としても一石二鳥。昔からあった企画だろうけど、いまだに有効っていうのがすごい。

来週は久々の京都で嬉しいぞ。楽しみ。

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2004年07月04日

意味もなくルーター

新しいルーターを購入した。かなり衝動的なお買い物でした。
VAIOちゃん内臓の無線LANがお亡くなりになって久しく(修理にだせよ)、無線LAN環境でやりたいことが出来てしまったので、無線LANカードだけではなく、何故かルーターまで買ってしまうただのバカ。修理に出すのもねえ、手元にパソコンのない生活ってものに若干不安があるわけだ。こうして日記なんてやたらとためちゃうくらい、パソコンの前に向かう時間があまりないくせに、やはりないと困るというわけの判らなさですがね。

しかし、何にしても新しいモノは気分がよろしゅうございます。うきうき。

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2004年07月05日

「フォーチューン・クッキー」

今年、公開されてたのね。
去年の11月にプーケットへ行った時に、飛行機の中で観たのがこの映画だった。

普通にお互いが理解できないがゆえに仲のよろしくない母子が
、ひょんなことから身体と心が入れ替わってしまう。母は娘(バンド娘)として、娘は母親(再婚相手とゴールイン間近)として振舞わなければならなくなり大混乱。そして……、というお話。

ありふれた物語だな。一応心あたたまるドタバタハートフルコメディ劇と。最後は、お互いがお互いを理解して、再婚相手も娘を理解してくれる人間だとわかり、最後には入れ替わりも解けてハッピーエンド。いい話だとは思ったけど、でもそれだけ。すんません。

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2004年07月06日

「スクールオブロック」

こちらはバンコクへの往復どちらかで機内放映されていた映画。戻ってきたらえらい話題になっていて驚いた。

正確には観たというより、眺めていたが正解なのだけど、ね。何しろ字幕が中国語。ユナイテッドなのになぜだ。一応、読めはしなくても字面だけ追っていればそれなりに意味はわかるので、最後まで観てみたという。

私は音楽にも全く詳しくないし、ロックに愛を感じることもないので良く判りませんが、それでも何となくじんわりときた。子供達は可愛いし(ってこればっか)、次第にうちとけて教師(っていうのか?:笑)と子供達の姿がなかなかよろし。紆余曲折の末の発表会も素敵だった。これまたふつーに良い話だった。私にとっては。

えーと、えーと、これ以上は書くことがありません(笑)
わー、すみませんー。だって、話の筋を想像するのに必死だったんですもの。

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2004年07月08日

明日からお休みです

明日京都へ出張したら、そのままリフレッシュ休暇という名の夏休みに入る。1週間の休暇なり。だから本日もドタバタ。引継ぎメールも大量に書かなければならないので、出かけた客先からは事務所へ21時過ぎに戻る。上司に引継ぎを済ませた後は、ひたすらメールを書く書く書く。

合間に新幹線の予約を入れてみたけれど、満席との結果が戻ってきてがっくり。仕方ない、何とかなるさ。帰宅後、帰省の準備なんかを済ませて就寝。

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2004年07月09日

京都1日目

久々の京都出張!
でもすごい荷物を抱えていたので、京都駅から四条河原町までタクシーに乗った。ところが、車中で気づいた財布の中身。万札しかなかったのだな、これが。大変恐縮して運転手さんに伝えたのだけれど、もう猛烈に感じ悪いのおっちゃん。謝ってるのにぶすーっとしてるんだよね。客商売なんだからさ、内心はどう思っていたとしても「いいですよ」の一言くらい言えっての。こっちはひたすら頭下げてるのにさ。これが普通の観光客だったら京都のイメージ悪くしてるところだよ。何しろ京都駅から四条河原町なんて普通に観光客を運ぶルートじゃんかよ。何だかムカムカ。おまけに会社に電話したら、気になってた事項がやっぱりアウトだったことを知らされ、仕事を始める前から落胆。ああ、イヤな予感。

イヤな予感は的中するもので、初期不良も発覚してブルー。もっとも今はすぐに新しいモノを持ってきてくれるようになっていて一安心。明日の午前中は仕事か?と一瞬不安になったし。別にすることないからいいけど。

それにしても暑かった。お昼ごはんを食べようと思い、客先から外へ出たけれど一体どこへ行けばよいのかさっぱり勘が戻らない。あの頃私はどこで昼食を食べていたんだろう……。いや、帰ってきた今ならば普通に阪急百貨店やら高島屋やらのレストランフロアへ行けば良かったんだと思いつくけれど、その時はあまりの暑さなんかに脳がやられてたんだな。気づけばがんこ寿司でちらしを食べていた。何してるんだ、私は。

仕事終了後、今回はさすがに疲れた身体をひきづって宿泊先まで。といっても徒歩10分も歩かないけど、足が痛くて痛くて。こんなのは久しぶり。ただ、河原町通りに並ぶお店は、お部屋で少し休み、ちょっとした買い物を済ませて待ち合わせの寺町三条へ向かった。京都在住の友人と夕食。普段、居酒屋でぐへぐへと飲んだくれているのに、今回は何だかちょっとコジャレたお店でお食事となった。非常に美味しいだったけれど、やっぱりちょっと居心地が悪いというのは損な性格だよな。

久々に会った友人達の顔を見て少しの寂しさと、たくさんの安心感を。
部屋に戻ったら東京の友人から電話が入っていた。明日のお食事会in京都川端正面への参加可能連絡だった。まあ色々あるけれど、それなりに……いや、相当に毎日楽しく暮らせているんだろう、私。周りの友人達にこっそりと感謝。

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2004年07月10日

京都2日目

引き続き京都。日中は誰とも約束をしていなかったので、のんびりと眠りお昼から河原町通り近辺を徘徊。新京極に出現していた映画館にふらりと入ってみたり(但し映画は観ていない)、ネイルアート用のシールや洋服なんかを購入して、ひとり遊びをしばし堪能。後はホテルに戻り集合時間まで時間を潰す、ていうか遅れたけど。

さて、夕刻から今回のメイン。川端正面のお店で韓国料理を食す!他にも昨日から京都入りをしていた友人とその彼、そしてこのメインの為だけに本日の夕方に京都入りした友人もうおひと方の総勢4名にて。20時過ぎにお店に到着したところ、既にお店の前には人が並んでおった。お外で待っている間に蚊にくわれるわ、雨は降ってくるわで少しだけ災難(その時持っていたカバンが紙製だったのだ)。

多分お店に入ったのは、20時30分過ぎだったと思う。辛い料理のオンパレードでビールをひたすら消費しつつバカ話に興じている間に、時計の針は午前1時をさしていた。いやでも、すごくおいしかった。レバ刺が食べられなかったのは残念だけど、また行きましょう。
そして友人が学生時代に通っていたという飲み屋さんへ移動。どうもあれは店じまいをしようとしていたんだと思うんだよね。が、快く迎えてくれ結局気づけば午前5時。若干朦朧とした頭で、恐縮ながらお店の方に宿泊先まで友人と共に送っていただく。読んでいるわけもないですが、ありがとうございます。ええ、トマト(しかも4つ)もいただきまして(笑)

ああ、やっぱり京都は楽しい。

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2004年07月11日

京都3日目

朝5時にホテルへ戻ってきた割にはきちんと10時には起きて身支度。でも普通に考えたら5時間寝てるから普段と変わらないもんね。うんうん。二日酔いの気配もなく元気にチェックアウト。フロントでは友人もチェックウトを待つ列に紛れていた。明け方まで一緒に飲んでいた別の友人のチェックアウトは何時だろうか(ホテルは別だった)、起きられるのだろうかねと、一応電話してみたけれど応答なしだったので捨て置く(笑)。同じホテルに宿泊していた友人は着物を着ていて、これから貴船で昼食だと言っていた。風流だ、素晴らしい。
私はといえば、荷物があまりにも重く(何しろ1週間分だし、本やら何やらどっちゃりと入っていた)京都駅までタクシーで向かうことにして友人と別れた。さて、久々の京都よさようなら。もっとも、この時明日も京都駅に降り立つことになろうとは予想もしていなかった。あくまで明日からの旅行は米原・長浜のつもりだったんだもの。

そう、実家に戻って翌日からのスケジュールについて話をしていたところ、
「えー、町並みや寺なんて見ても面白くない。琵琶湖みたい」などと母上は申された。な、何ですとー? 何故今さら私がミシガン……と一瞬眩暈を覚えたけれど、まあそこは親孝行ですから、電話をかけて予約する。しかしここで大幅に予定と予算が狂ったわけだ。だ、大丈夫かなあ、明日から。親と旅行なんて行ったことがないから(子供の頃は別ね)若干不安。ま、なるようになるでしょう。

てことは、また明日は京都下車かい……(汗)

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2004年07月12日

再びの京都初日

当初の予定よりも1時間早く出発。名鉄三河線はまあ普通の混み具合だったけど、名鉄本線はえらい混みっぷりだった。私は慣れているけど、母達はねー。

長浜へ行く予定を大幅に変更したので、京都駅から山科、山科から浜大津へと向かう。そして、大津港から琵琶湖遊覧のミシガンに乗った。いやはや食事もせずにただ1時間30分船に乗り変わり映えのしない景色を眺めていると眠くなって仕方がない。確かに風は気持ちが良くて昼寝には絶好の船上。だけど、昼寝だけに2640円は高いよ。
船に乗ってしばらくしてから、やめればよかったね、との母の言葉をきき脱力。あなたが乗りたいと……(笑)

大津港の近くで昼食をとったらもう宿に移動することにした。何しろ夜はホテル主催の無料バスツアーがあり、夕食はその前なので早めに宿に着かないとのんびりすることもできない。そして、昼食時に伯母が竹林を見たいという話をしたので、明日の行き先は急遽嵯峨野めぐりと決定。京津線からJRに乗り換える石山駅の本屋で京都のガイドブックを購入し、車中で熟読。そうかあ、ガイドブックなんて買ったことなかったから何だか新鮮な感じだ。

米原から送迎バスに乗って5分強でホテル到着。米原の駅からでも目立つ建物で屋内も派手(笑)。部屋は一番狭い部屋で、ベッドがふたつと4畳半くらいの座敷つき。普通に広めのお部屋だった。お部屋でくつろぐ間もなく夕食の時間となり食堂へ移動し、早めのご飯。もうこの時点で夜のツアー(梅花藻鑑賞)に行く気力がうせていた。食事は非常においしかったけどね。母と伯母をツアーに送り出し、私は部屋と温泉でのんびりすることにした。フロントでDVDプレイヤーを借り、温泉で風呂に入って部屋でごろごろ。温泉はやはり蓼科のが良かった。広い露天風呂はいいのだけれど、景色が全く見えないのはつまらないな、と。ここならばせっかく湖畔なのだから琵琶湖が眺められたら素敵なのに。

ツアーから戻ってきた母達が次に温泉。笑いながら戻ってきたので何だろうと思ったら、ジャグジーで溺れそうになったらしい(笑) ここの温泉には一人用のジャグジーが屋外に4つある。その浴槽の中に横たわろうとしたところなかなか沈まなかったらしい。まあ確かに、手すりがないのはつらいと思った、私も。決して溺れやしなかったけど(笑)

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2004年07月13日

再びの京都最終日

旅行(最終日というか)2日目。
朝起きたら温泉行こうと思っていたけど、やっぱムリだった。眠いもん。母と伯母はふたりして温泉へと出かけている間、少しだけ睡眠。戻った母達と共に今度は朝食会場。ちょっと微妙。やはり蓼科の方がいいかも。

今日は早起きして京都観光などと思っていた割には随分とのんびりしてしまい、結局チェックアウトしたのは10時近くだった。
米原駅に到着した時には既に目的の電車出発時刻5分前を切っていて、まだ切符を買っていなかったりで焦っていたら、窓口のにーちゃんも焦ってしまい、さらにこっちも焦るという悪循環(笑) 何しろ米原駅の新幹線側改札から在来線側までは若干距離があるので、私だけなら(普段から慣れているし)いいけど、母達をかなり必死に走らせてしまった。すんません。こういう時に限って、列車の発車ホームがどこだか判らなかったりするんだよな。おかげでかなり危なかった。私が列車に乗った直後に扉が閉まり、まだ母も伯母も乗っていなかったので、一瞬顔面蒼白になったが、次の瞬間、扉を開けてくれて無事乗車と。何とも迷惑な乗客。当然周囲から注目を浴び身の縮まる思いをしている私をよそに、母達は臆せずシルバーシートへ(笑) うわあ。

で、米原から1時間弱で京都駅に到着。目的地は嵯峨野だからここでお乗換えなわけだけど、母から何線に乗るのかと問われ一瞬考え込んでしまった。その姿を見てまた母は不安になった模様だが、そうじゃないのだよ。乗り場はきちんとわかっているんだけど、それが何線なのかを意識したことがないだけ(5年の間に何回行ったよ:笑)。はて、何線?

嵯峨野到着後、ガイドブックで見つけた豆腐料理の店で昼食をとった。嵐山渡月橋のすぐ近くにありながら、通りから少し入っただけでとても静かな環境で食事をいただけるなかなか雰囲気のよろしい、そして値段も手ごろなお店でありました。ごちそうさま。

そして自販機でお茶を買った後、いざ嵯峨野めぐりへ。
竹林が見たいという伯母のリクエストで天龍寺よりスタート。私はどちらかというと天龍寺を最後にまわる逆向きコースが多いが、そうなると竹林は最後になってしまい歩き疲れて見る気にもならないと困るので、正しく序盤に竹林を持ってくることにした。

天龍寺のお庭に関しては、上のほうからの眺めがやはり素敵だと思う。が、体力的な問題で省略してしまったのが残念。そして竹林。私はここがとても好き。何度来ても飽きない場所だ。思いの他風が通らず暑かったけど。
結局見所はスキップが多く(だって坂を登る寺が多いんだもん)、私のおすすめに立ち寄るコース。途中、人力車のにーちゃんやタクシーのうんちゃんに声をかけられるが、丁重にお断りする。「道わかる?」とか聞かれたけど、別に地図なくても問題ない位なんで(笑)

さて、竹林を抜けたら次のポイントは落柿舎ね。遠くから眺めるのはもちろん、ここでぼんやりするのが好きなのだけれど、母には不評。「これだけで150円? 座るところなら裏にいっぱいあるじゃない。庭も裏から見られるし」って、そうじゃないでしょ?全く風情がないんだから(怒)

続いて祇王寺。やっぱりね、嵯峨野は紅葉が一番だと思うので、観光地的に夏は決して悪くはないが微妙なラインだとは思う。そして、それをカバーするのはその寺々が持つ歴史なりに思いを馳せる楽しみだと個人的には考えるのだけれど、母には……(以下略:笑) ガイドブックくらい読もうよ! ただ案内されるだけじゃ面白くないよ!(読んでも判らないとか言われたらどうしよう……)

そして最後に念仏寺。もうここまで来るとさ、暑さやら疲れやらで私が歩く気力なく、向かってきたタクシーに乗って嵐電の駅前まで戻るというていたらく。運転手さんに夏の嵯峨野は午前中ですよと笑われる。しょうがないじゃん!
駅前の喫茶店で冷たいものを食べ、嵐電で四条大宮まで。でも四条大宮から四条寺町へ向かうのにタクシーに乗ったら大渋滞だった。四条烏丸を抜けたら大丈夫だろうと思った通り、確かにそうだったのだが、しかしその先も祇園祭りの鉾準備で道路はごった返していた。今年の宵山は週末にあたるので、さぞかし盛り上がるだろうて。母達も意外なモノがおまけに見られて良かったかも。私にとって京都の人ごみなどたいして何でもないと思うけど、母にとってはすごい人らしい。そうか、すごいのか。

ラストお土産ものを見に錦市場。湯葉や漬物なんかを買って、地下鉄四条駅から京都駅へ向かう。コインロッカーに入れた荷物を持って新幹線に乗って名鉄に野って、また豊田まで戻った。ドアtoドアで2時間という距離は、まあ近いと言っていいだろうね。何というか駆け足2日間。やっぱりホテルでのんびりするには2泊しないとあかんね。うん。

そして次回は台湾へ行こうというお話に。何しろ母達は海外へ行ったことがない。いや、確かに国内の温泉でのんびりというのはいいと思う。でも、何ていうのかな。一度くらい行っておくのも悪くないと思うのね。初めて海外の空港に降り立った時に感じた不思議な感覚を私は今でも覚えている。ロスの空港から見えた景色や、ジャカルタの空港で見た南国の木々や空気や。そんな日本でない国のにおいや雰囲気を体験させたいというか。本当はさ、自分が行ったことのある国へ行きたいんだけど(だって不安ぢゃん)、そう長いこと飛行機には乗っていられないだろうからとりあえず近場で。しかし、やはり行ったことのない国は不安。何せ言葉も……(やはり以下略) というわけで、来年までに一度下見に行きたいかも(笑)

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2004年07月14日

コンビニ遠いよ

とりあえず疲れているので睡眠。
夕方になって、コンビニへ所用を済ませに出かけた。しかし、最寄のコンビにまで徒歩30分。車の運転はできないし、ウチにある自転車はママチャリじゃないから乗れないし、仕方がないから徒歩。……暑い。歩くのは割と好きなんだけど、さすがにこの暑さでは。

工場ではなくなるらしいトヨタ自動車元町工場の横をてくてく歩く。町に変化が見られれば楽しいけれど、最近頻繁に帰ってるからそれもない。炎天下の元てくてくと足元を見つめながら歩く。私には、長い距離を走ったり歩いたりする時に、前方ではなく足元を見つめる癖がある。右足、左足を交互に出していく様をぼんやり眺めているといつの間にか目的地に到着しているという。前方を見つめ、「ああまだこんなに距離がある」と思うよりは、足元見てた方が苦痛が少ない(笑)

25分くらいでコンビニ到着。さすがに帰り道では水分補給が必要だろうと、「ヘルシア緑茶」(苦笑)を購入し店を出る。行きとは違う道から帰ることにして、またもやてくてく。こちらの道は知人の家がちらほらあったりして、どうしてるのかなあ、なんてことを考えたり。そしてすごい変化を発見。インターへ続く道がめちゃめちゃ広くなっていた。これは何?愛知万博に向けてなの?しかし、会場とは何ら関係のない、地元民が会場へ向かうには使用するかもしれないけどそれだけ、便乗観光する場所もない、宿はあるかもしれないけど数は多いと思えないこの町に一体何故?

さて、自宅もすぐ近くという場所まで来て猛烈にお腹がすいてきた。歩き疲れた私の目の前にはスーパー。当然立ち寄る。何だかんだとカゴに放り込み、そういや亡くなった父はキウィが好きだったんだっけとキウィも一袋。

しかし、大手スーパーは徒歩5分圏内にあるのに、コンビニがこんなに遠いってのはちょっとねえ。はるか昔(まだ私が中学生だか高校生だったかの頃)に近所で初めて出来たコンビニ(もちろん○ークルKだ)は、気づけば松屋となっていた。何でかなあ。ああ不便。

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2004年07月15日

休日のひとこま

母親は朝から京都土産を抱えてマレットゴルフに出かけていき、私はいいとこ惰眠を貪った挙句に遅い朝食を食べた以外は、なーもすることがなくて一日うだうだしていた。ヘッドホンを買いに行こうかとも思ったけれど、昨日の暑さを思い出して躊躇。……ムリだ。

夕食は伯母一家とうなぎとのことで、陽が傾く前に伯母の車でそのまま親戚宅へ向かった。伯母宅には、従兄夫婦が飼っている犬と猫がいる。これがまた2匹とも可愛いんだ。犬の方は人間大好きで(でも、何故かウチの母親には吠えるが)、べろんべろん舐められる。仕事から戻った従姉と一緒に散歩に出かけたが、何と庭で首輪を外した途端にワンちゃんダッシュ。近所の公園一帯が散歩コースらしく、自分から一目散に駆けていった。(首輪を外すのは、本当はいけないんだけどね。良く知っているので近所の人は大目にみてくれているらしい) 川では水浴びもするらしいが、ちょっと今回はその姿を見ることはできなかった。戻ってきたら、蚊に刺されまくっていた。ま、スカートだったしね。
一方猫の方はと言えば、発情期の彼女のこと、私の膝の下でごろりんごろりんゆうておりました。いつも、「きしゃぁぁぁぁぁっ」とかやるくせに(笑)

さて、夕食では「ひつまぶし」を。愛知に住んでいた割には、食べたことがなかったよ。というより、うなぎとかえびとか別にそんなに食べてないし(笑)
結構焦って食べたけど、自宅へ戻っていたら20時を大幅にまわってしまう。何となれば、本日は「うたばん」に大泉洋が出るとの情報があったので、再び伯母宅へお邪魔してテレビの前を陣取り従兄夫婦と鑑賞タイム。東京では、愛知で観られない可能性を考慮してビデオ録画スタンバイOK。ここまでくるとただのバカ。でも、いいの。大泉さん面白かったし。しかし悔やまれるのは、スタレビと一緒の時(つまり歌をうたった時)の「うたばん」「ミュージックステーション」を見逃していることだわ。ここは、「FAN TAN」が出演してくれることを祈る。(でも、この大泉さん(右)はいかがかと思うけど:笑)

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2004年07月16日

東京もどる

実家から帰京。何だか先週末からずっとドタバタしていて、あまり休んだ気がしない。結局、愛知で映画も観なかった。これでもうお盆はないし、次回は年末か。いや、おそらくその前に仕事で行きそうな気もする。

さすがに金曜日の日中なので、新幹線はガラすき。ビールでも買って乗ろうかとも思ったけれど、昼間から車中で飲む勇気はさすがになかった。誰かが一緒にいれば話は別だし、出張の帰りならば、ぐへぐへと平気で2、3本購入してウキウキしながら帰途につくんだが。
しかし、そんな出張帰りの新幹線は座席指定に関してものすごく頭を悩ませることになるんだな。基本的に新幹線(や飛行機)に乗る際には、通路側を指定する。理由は、座席を立ちやすいということ、そして新幹線の窓際は意外と隙間風が寒いというふたつにある。ところが缶ビールなんかを飲もうとすると、飲みかけのそれを置く場所が必要になる。一気に飲むなんてできないし、テーブルでは安定が悪いし、隣の人が動く時にはどけないといけない。それを考えれば窓際の席がいいに決まっているのだが、アルコールを摂取するとお手洗いに行く頻度は普段よりも増える。……うーん。くだらない。

ところで以前山形新幹線に乗車した折のこと。
わざわざ通路側を指定したにもかかわらず、後から隣にきたおばさまに「あ、わたし通路側『で』いいから、窓際に行きなさいな」と言われて脱力したことがある。いくら「いいです」と言っても引き下がってもらえなくて結局窓際で寒さに震えた記憶。おばさん、世の皆が窓際好きなわけぢゃないんですよ(泣)

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2004年07月18日

もう休みが終わっちゃうよ

長期休止予定直前のタイ語講座の日。約10ヶ月をかけて、ようやくテキストをほぼ1冊終了。終了ってか、一通り教えてもらったというか。何しろ単語なんぞ全く覚わっていないし、ちょうど半ばくらいにやった声調規則なんぞ忘れかけていたりする。友人も日記に書いていたけれど、それでも全てがゼロの状態から始めたことを思えば、えらい進歩だと思う。看板のわけのわからないモノが、文字に見えるようになった。面白いなあ。もっとも、それだけで満足してたらあかんけど。

はるか京都から旅をしてきた「電車でD」を友人経由でお借りする。噂を聞いてから読みたくて仕方がなかったモノなので、うきうきしながらお持ち帰り。

その後、ほとんど21時近くから別の友人と飲み。
それにしても外は暑いよ。地下にいても汗が滲んでくるくらいに暑かった。
気付けば終電の時間も過ぎ、河岸を変えようという意見は出るが帰ろうという言葉は出ず(笑) 午前3時前あたりに解散。

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2004年07月19日

夏休み最後の日

休暇最後の日。夕方から友人と神宮球場へヤクルト-広島観戦。
試合開始直後はまだまだ陽射しが強くて、かなりひるんでいたのだけれど、あっという間に日暮れて拍子抜け。自分でも首をかしげるのは、海外旅行に行く時にはきっちり日焼け止めを塗るのに、国内でなぜやらないのかってことだな。しかも、顔なんていつもノーメークだし?紫外線ガンガンである。もう少し考えろよ>自分

さて、今シーズン特に応援するチームもない(中日ファンに戻ろうかと思ったのだけど、何となく乗り遅れてしまった)わたくしとしましては、古田さまのいらっしゃるヤクルト戦ならば観戦するのもいいかも、というわけで今年2度目の球場。前回は、ドームで一塁側だったけれど、今回は神宮で一塁側。……やっぱりこうでないとね(笑)

古田以外の選手のことは良くわからないので、試合内容については割愛。ただ古田を筆頭に、出てくる選手出てくる選手途中交代も含めほとんどが30代っていうのはどうなんでしょう。このチームに10代はおらんのか。ふと球団の将来が心配になったぞ。
それにしても、来春入団する新人くんの父親は下手すれば古田と同じ位の年齢でもおかしくないのではないだろうかね。ううむ、物心ついたころから、物心ついた頃から古田が捕手をしている姿を見てきたと。これは何かすごいことだなあ。(そうでもないか)

試合はヤクルトの勝ち。観戦した2回とも勝ってくれて、応援しがいもあるというもの。ヤクルト応援団は、得点が入ると傘をさすのね。傘の先にヤクルトの空きパックをつけてるのは何だか可愛らしかったけど、持って歩くのは何だか大変そうだ。
ヤクルトファンの友人に何故傘をさすのかと問うたところ「ツバメが低く飛ぶと雨が降るから」と教えてくれた。そして、でも低く飛んでいいものなのか、と。確かに(笑)

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2004年07月20日

イタズラ電話、かな

リフレッシュ休暇(夏休みのことだ)明けで、何というか非常にまったりとした気分で出社。今週は体慣らしということで。(言い訳)

昨晩、23時前頃、ひっじょーに(3乗くらい)に怪しい電話がかかってきた。私の個人情報が流出しているとかいう内容で、電話主の元には何やらブツが届いているらしい。
親切心を前面に押し出す格好で、人の不安心を煽るもんだから、心の片隅で「コイツは怪しい」という気持ちがありつつも、ついつい長い時間話しこんでしまった。結局、玄関で来訪者のチャイムが鳴った途端に回線はプッツリと切れた。

さて、ここで何が怪しかったのかあげてみる。
1.自分の名前は名乗ったが(こんなもん偽名で問題ない)、会社名や連絡先は明かさなかった。
2.こちらから仕入れた情報を確認するだけで、流出していると思われる情報に関して、先方から具体的な提示が一切ない。何しろ個人情報だと言っているのに人の名前もどうやら知らない様子。
3.言っていることの辻褄あっていない。手元にあるものを見てしまったら、それはマズいから詳細は判らないと言っているにも関わらず、次第に詳細が明らかになっていくあたりが何とも(笑)
4.次第に下ネタ満開になっていく。
5.終盤では、「こちらもチェックしてからにします」とか言い始めた。何をチェックするというのだ(笑)
6.で、一体どうしたいのかがわからない。
7.突然、プッツリ回線が切れた。
以上。

ひたすら、「以前付き合っていた男性で変な趣味のある男性はいませんか」と何度も聞かれたのが印象に残っております。変な趣味って何だよ、それ。「……いや(一瞬の躊躇:笑)、いないと思いますけど」、などと律儀に答えてしまった自分も自分だ。
そのうち個人情報を流出しない為の口止め料で、法外な費用を請求されたりして。まあ、ただのイタズラ電話かな。某氏に言わせれば、東京に住んでいて心の片隅に一点の曇りもない人間なんているわけない、とのこと。……まあね、そういうところをつかれると痛いよな。
何にしろ今後、何事もないといいな。通り魔とかならともかく、人に恨まれるような「心当たり」はないしな。イタ電がかかりつづけるようなら番号変えればいいし。ま、いっか。

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2004年07月21日

深夜営業の書店を!

先週末に青山ブックセンターが閉店し、仕事後に寄れる本屋がなくなってしまった。23時までやっているというのは非常に貴重なのですよ。もっともさ、旅行関係にしても、語学関係にしても、IT関係にしても、納得できる本を手にとれる可能性は確かに少なかったけれど、普通に手に入れたい本は手に入った。(マンガは、大人買いが出来ないから問題外。たいてい最新刊しか置いていない。スペースの問題はあるだろうけど)

さて、問題はテナント内だというのにポッカリと空いてしまったスペースはそうそう放置できないということで、そして次も必ず書店でしょう。で、遅くまで営業できる結構大手の書店となったら、私の貧困な想像力で考えるに、ズバリ、ブックファーストでしょう(笑)
さあ、いつ入るかな。

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2004年07月22日

イタ電ふたたび、そして電話帳

午前零時を前にして、またもや部屋の電話が鳴った。こんな時間に電話してくる人なんて想像がつかない。やっぱりというか、受話器をとった途端に電話は切れた。何なんだ一体。

そう、母親は何故か仕事用の携帯電話にかけてくる。何度言ってもプライベート用の携帯にはかけてこない。玄関にどかんと掲示されている電話一覧にもきちんとプライベート用の番号が記述されているのに、だ。そもそもウチの実家の電話は玄関にはない。だから、電話の近くにはもうひとつ電話一覧が置いてある。玄関のものは、もしも何かあった際にご近所の方やら救急隊の方やらが連絡先に迷わないようにとの配慮らしいが、そこに寿司屋やらガス屋やらの電話番号はいらないと思うの、お母様。
ま、何でもいいんだけどさ。今度実家に戻ったら、短縮ダイヤルにでも入れておくことにしよう。

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2004年07月23日

最近の帰宅後

最近、部屋に戻ると眠くなるまで「水曜どうでしょう」を見る生活。何をしているんでしょう、私(笑)

しかし、この番組の魅力って一体何なのだろう。面白くて笑えて楽しいというのは勿論だけど、エンディングのたびに、何故だかとても切ない気持ちになってしまう。旅の過酷さなんかがウリのはずなのに、印象に残るのはいつも彼らが笑っている姿だ。それなら何で切なくなるのか。何だろう。自分が経験してきた、あるいは経験できなかった遠い過去の時間がそこにあるような錯覚と、それに対する強い羨望を感じるからなのか。そして、「一生どうでしょうします」という言葉は、いつか必ず終わってしまう(「一生」にはもちろん終わりがあるわけだから)という当たり前のことを、いつもどこかで意識しながら作られているような気がする。長い長い夏休みもいつか終わるっていうかさ。そして、その輪の中にどうやっても入ることのできない疎外感というのもありかも(わたし限定:笑) やっぱり男の子って羨ましい。

それにしても、散財しまくりです。DVDにCD、そして特集されている雑誌にビデオ録画。一度ハマると手元にないと落ち着かないのです。我ながらかなり半ば呆れ気味ではありますが。

でも、大泉洋ってそんなに法月綸太郎に似てるかなあ。今はまあ言われても仕方ない気がしないでもないけど(随分老けた感はあるし:笑)、昔のはそうでもないって、絶対。

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2004年07月24日

「のだめカンタービレ #1~#9」二ノ宮知子

美大的とか芸大的とか、説明をされればなるほどなあと思うけれど、日頃そんなことを考えもしない頭なので、普段どーりの頭で思った安っぽいことなどを(笑)

いやはや、確かに「のだめ」のようなタイプに弱い男子は多そうだなあ、と。それに対してどうこうなどという気は全くありません。ただ、ただ、羨ましいなあと(笑) 何事も中途半端よりは、突き抜けた方がいい(ホントか?)
フィクション世界の人物に対して、ああだこうだ言うのもしょうもないとは思いつつ、個人的には一点突出型その他天然というのは憧れ。というか、猫願望が強いのかもしれん(何だよそれ:笑)

しかし、物語の行き着く先が非常に気になりますな。何ていうか、「のだめ」が最終的に大化けしても、逆にドタバタの末、結局あかんかったということになっても、どちらにしても「ふうん」っていう結末にしかならない気がしてしまうんだよね。もっとも、この作品に人気があるのはストーリーのせいではないと思われるので、私の心配は杞憂なのだけど、落しどころが微妙な感じ。

それにしても、作者のキャラ以外にこの作品がここまで話題になるのは何でだろう。それにさ、「ぎゃぼう」なんて言葉、ふつー使わないってばさ。

ところで、海外に取材に行ったんですかね、作者は。留学先は、取材旅行に行きたい場所に決定してたりして(笑)

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2004年07月25日

やる気なし

1ヶ月以上放置していた日記を一気に更新しようかと考えていたのに、暑さ(冷房を入れているくせに)とやる気のなさ(先週は4日間しか働いていなかったくせに)から、1日中うだうだ。そして結局ずうっと「水曜どうでしょう」のDVDをみていたわけだ。
そう。これを丸々1本みるにはなかなかに時間がかかる。副音声バージョンもきっちりみよう(聴こう?)としたら、2回は通しで再生しなければならない。楽しいからいいんだけど、気づけば異様に時間が過ぎていてびっくりということになりがち。

午後11時前頃。
携帯電話が鳴っていることに気付いた。例のイタ電の件があったので、「すわ、まさか携帯にまでかかってきたか!」と真剣に心配になり、おそるおそる画面を確認したら、伝言メモまで入っている。……友人だった。
酔っ払い気味の明るい声で、今から新宿に飲みに来ないかというお誘いメッセージ。ほっとするやら、脱力するやら(笑)
翌日のことを考えると、これから新宿へ向かうのはちとつらいので、涙を飲んで丁重にお断りする。そういえば、彼と初対面の時には、ほとんど同じことを私がやったのだった。しかも、深夜1時過ぎだ! ふと思い出して苦笑したけれど、土曜日であったなら、私も絶対行ってたと考えられるのが我ながら(以下略)

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2004年07月26日

タイトルつけるの大変

怠惰な週末を過ごすと週明けがつらいという当たり前のことに今さらながら気づく。しかも最近は夜更かししてDVDをみていることが多いから、寝不足気味でもあったり。

まったりと乗り切る予定の今週。不安は仕事のことばかり……。

仕事が早く片付いたので(いや、そりゃやることはあるけど切り上げただけさ)、上司と一緒に牛角へ。しかし、満席で入れず。どうしても肉が食べたいとおっしゃる彼女とともに、今後は牛繁へと向かった。
ま、そんなことはどうでもいいんだけど、夜中に着信したメールは某焼肉店の元店長でさ、「今日はご案内できなくて…(以下略)」というメール。ひえー、どういう情報網だよ。辞めてもなお健在とは。

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「Q&A」恩田陸

はい読了。
最初は良かったんだけど、だんだん飽きてきてしまった。
確かに集団心理って怖いけどね。

私が社会学部に進もうと思ったのは、高校時代の担任教師が社会科(日本史)担当で、社会学部出身だったというのもひとつの要因だったと思う。別に特に尊敬していたわけではなくて、社会学部というものの話を聞く機会が多かったからだ。彼が話してくれた社会学部ってのは、何でもありというものだったのだけど、中で彼が例にあげたもののひとつに、「地下街で火災が起こった時に人はどのように行動するのか」というものがあった。この本を読んでいて何だかその話を思い出してしまった。

最初から最後まで、設問とそれに対する回答だけで話が進んでいく物語。郊外の大規模ショッピングセンターで発生した事故の原因が解き明かされていくのかと思いきや、はっきりとした原因が提示されるわけでもないけど途中ですっかりわかってしまう。後は人間のドロドロが書き連ねられていく。面白い……っていうよりは気分が悪くなるね。それは誰しもが心の中で感じているようなことがこれでもかと書かれているからだろうし、そういう意味ではやはり面白い本となるのかもしれないけど。でも、やっぱり好きにはなれないかも。

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2004年07月28日

ひものや再び

本日水曜日にて、いきつけの居酒屋さんがお休み。そこで、近所にオープンしたひもの系居酒屋の金券がたんまりと残っていたので、ただ酒を飲みに行ってきた。

しばらくしてお手洗いから戻ってきたら、カウンターにどこかでみたような方がひとりで座っておられた。いきつけの居酒屋でよく一緒になるおじさまだった。はっきりとした本名を知らないまま、呼ばれている名前で呼んでいたので、支払いの時にお店の方から、「○○さんとはご近所なんですか?」と聞かれて、初めて名前を知ったという(笑)

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2004年07月29日

「四人の食卓」

随分と昔に観た気がしますが(笑)
待っていた韓国映画のひとつ。
予告編などを見た限りでは期待大だったけど、感想サイトでの試写会評ではけちょんけちょんだったので、不安と期待入り混じった感じで劇場へ。公開直後だったからだと思うけど、場内はなかなかの入りだった。

サイコホラーものだし、ネタバレしても面白くないので何も書けないに等しいけど、一言で言って「全く救いのない映画」かな。唯一救いになれるかもしれなかった人間すら、最後はそれこそ迷宮におちてしまうというか。

結婚を控えた男は、電車の中で毒殺された姉妹を最後に目撃。亡くなった幼い姉妹は、以後彼の新居の食卓に度々現れる。そして、彼には7歳以前の記憶がない。嗜眠症の女は、人の過去を見ることができる。人より感覚がするどい為か様々な体験をするが、誰も彼女の言葉を信じない。
そんなふたりが知り合ったことにより、最悪の結末に向かって物語が進んでいく。

謎が謎を呼ぶというのは確かで、観終っても解けない謎ばかり。謎解きサイトとか作って欲しいよ。怖い上に謎も解けないし、気分が悪くて仕方ない(笑)
怖いお話の謎解きといえば、その昔「ブレアウィッチプロジェクト」があったけど、あれとはちょっと違う。今回のは気色悪い。嫌悪感と言っても、血がどばーっとかそういうのじゃなくて、いやぁ~な感じだなあ、というか。心にじわじわと迫ってくる嫌悪感。
ブレアウィッチの場合は、じわじわ迫ってくる恐怖感だったけど。

子供の頃、深夜に喉が渇いて仕方なく台所へ向かうことがあった。かなり怖がりなんで、暗い階段の電気をつけ、扉があいたままのお手洗いの横をびくびくしながら通りぬけ、さらに台所の電気をつける。台所の隣には和室があって、そこには仏壇が置かれてある。扉は開け放してあるから、必ずそれが目に入ってしまう。台所の電気をつける瞬間の恐怖。ふっと浮かび上がる食卓。これがほんっとに怖かった。そして、つける時以上に消してその暗闇に背を向けることへの恐怖がものすごかったことを覚えている。決して何が見えるわけではないけれど。
そんなことをふと思い出した。話のテーマとは関係ないけどね。
とにかく、いつか自分がダイニングのある部屋に引っ越せても、大きなテーブルを置くのが怖くなった。ああ、そうだ。見えるということも怖いかもしれないけど、やはり「見えるかもしれない」という恐怖ってすごいと思うな。(だから関係ないってば:笑)

現代韓国の都市事情と心の歪みなんかもさりげなく織り込まれていて、そういった点なんかは興味深くて面白かった。が、おすすめはするけど、嫌な気分になることはうけあい。覚悟して観に行ってくださいませ。

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2004年07月31日

イヤな客かも

ブツの受け渡し(「電車でD」とか「水曜どうでしょう」のDVDとか:笑)の為に夕方から友人と会う。普段は新宿東口が多いのでたまにはということで西口で落ち合うが、結局入った店は南口と西口の間あたり。西口電気街とは言うもののあそこが「西口」って言うのはどうも納得いかないのよね、以前から。もちろん、ヨドバシのでっかいやつ(何という表現:恥)のあたりがそう呼ばれるのは判るんだけど、甲州街道に近い方はどうも南口だとしか思えない。ま、どーでもいいけど。

初めて入ったその店は、店員さんのやる気のなさ加減がそこはかとなく目立つ感じ。とりあえず飲んで食べられればいいので、そこはそれあまり気にせずに過ごす。何しろこちらときたら、渡した本を次々と袋から取り出して目を通していく人間がひとりと、それをたいして気にとめる様子もなく眺めつつ、あまり積極的にとは言えない感じで料理に手をのばす人間がひとり。……回転わりぃな(笑)

iPod miniの薄さと可愛さを確認。だけど、通勤時間約30分、しかも朝はドタバタしていて優雅に音楽聞くとかありえない。出張の時は睡眠を確保するのに新幹線での時間は使われる。つまり必要ないわけだ。

友人は翌日も休日出勤とのことであったので、比較的早い時間(つまり電車が走っている時間ということだ:笑)に解散。それにしてもよく働くお人だ。

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まだ追いついておりませんが

2ヶ月近く放置していた日記をここ数日でいっきに更新してみました。
でも、まだ追いついておりません。しかも、既に遠い昔まで流れてしまっております。
今回の更新の最初からご覧になられるという奇特な方は、ここから遡って日々読んでいただければと。(あるいは、ここの6月18日から)この週末もまたぼちぼちと更新いたします。よろしくお願いいたしまする。

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