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2004年01月01日

大晦日から元旦まで

紅白歌合戦には興味がない。格闘技にもあまり興味がない。というわけで、マジックの番組を見ながら過ごす夜。そして年越し時に選んだ番組が我ながらどうよ?と思わないでもないけれど、ジャニーズのライブを見てました(笑)

いやー、ジャニーズいいわー(爆)
現在アイドルやっている皆様に混じり、時折先輩ゲストが登場する。このゲストがまた! 少年隊の東山に、光ゲンジの赤坂くん。おおー、かっこいいじゃないのー。きゃー、と部屋でひとりミーハー。もう笑うしかないね。というわけで、今回はミーハー全開でいっちゃうけれど、新しいグループができると、たいていその中にひとりは自分の好みの男の子がいるものです。そりゃまあ、同じタイプばっかりで固めたらファン層が広がらなくてあかんのだろうけど。そして、私の好みはこんな感じで。(どーでもいい:笑)

少年隊→東山
光ゲンジ→赤坂
SMAP→香取
TOKIO→国分(昔は松岡だった)
V6→岡田(昔は井ノ原だった)
嵐→松本

キンキは、今となってはどちらも気持ち悪い(失礼) 剛くんの番組はおもろいと思うけどね。Newsは、良く判らん。そういえば、タッキー&翼の新曲はサビ部分のPVに一発ノックアウトされてたんだけど、通して聴くと微妙な感じだった。いまいち。でも、タッキーがかっこいいというのがようやく何となくわかってきた気がしてそれはそれで収穫(?) けれど、やっぱりワタクシ的ダントツなのは、松本潤ですわ、もう絶対。仕種ひとつでもうクラクラきてしまうのは何故(笑) テレビを見ながらきゃいきゃいひとりでやっている姿はかなり終わっている感じではありますけど(何しろ30代独身会社員同居人は猫)、でもいいもんね。誰が何と言おうとかわいいもんはかわいい。弟にしたい……絶対かわいがるんだけどなー。つーか、弟にクラクラしてどうすんねん!

ライブそのものは、懐かしい曲もいっぱい出てきて満足。でも、少年隊をもう少しやってくれてもいいかなー。後は、松本潤をもっと映せ!(笑) 嵐にもっと歌わせろ! とまあそんな突っ込みをしながら大晦日の夜は更けていったわけです。

そして、今日は何をしていたか。ずっとテレビを見てました。そう、それだけの1日。ははは……。明日ものんびりしよーっと。

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2004年01月02日

清水玲子「秘密 THE TOP SECRET」

先日のタイ語授業時にマンガの話になった。私の所持マンガの中に、「月の子」があるかと問われた際に、「ないなー。実はあまり清水玲子って好きじゃないんだよね」と言った。確かに言った。それなのに、その舌の根も乾かないうちにこんなこと言うなんて私ってダメね(涙) でも、

いいじゃないですかー、これ!!

話そのものは、ありふれた近未来警察ものっていうか何ていうか。死者の脳を見ることによって、生前に死者が見ていた映像を確認できる。そこから真実を割り出していくというようなもの。が、明かされる真実そのものよりは、その過程での捜査員達の苦悩や葛藤が中心にストーリーは進んでいく。そこでまあ、男の友情とかあるわけよー(恥ずかしい) 不覚にもそこかしこでぐっときてしまうんですわ。あかん。
普段冷静沈着なインテリエリート男性が、こうぐらぐら崩れそうになる姿ってのは、何とも言えず色っぽいと思うのよね。(アホかも、私)

しかし、人の記憶を覗くというのは趣味のいい行為ではないね。趣味の良い悪いよりは、自分自身が病みそうだからな。本当のこと、本当の気持ちなんて知ってどうするというのか。判るかもしれないという選択肢が突きつけられると迷うとは思うけど、でも、知ってしまえば後悔する。そんな時代がホントに来るのかしら。……来るのかもしれないなあ。何度も出てくるけど、死ぬ時には脳を破壊して死にたいというのは判る気がする。自分がずっと隠してきたものを最後まで守るにはそれしかないしな。

タイトルに西暦が冠されているところを見ると、年に1度しか描いていないシリーズらしい。だから、1999年からスタートしているにもかかわらず、いまだに2冊しか単行本が出ていない。今年描いても、単行本にはならないであろうから、次に単行本になるのは来年の半ば以降になるんだろう。早く次が読みたいシリーズかも。

ちなみに、若干グロな部分があるので(まあ、少女漫画なので全般的に美しいグロですが)、苦手な方は手にとられないほうが。ま、私で大丈夫なのでよっぽど問題はないと思われますが。

投稿者 kaori : 15:55 | コメント (0) | トラックバック

今市子「楽園まであともうちょっと」

これは限りなくボーイズラブに近いでしょう。
離婚した妻に、斜陽の旅行代理店を押し付けられた男性が、飄々と(?)たて直しに向けて奮闘していく話なんだけど、それに借金取りの男性との恋が絡んでいく、というよりはむしろそっちが中心というべきか。で、ドタバタコメディ。
ええ、ありふれたもんですよ(笑) でも、これも何故かぐっときてしまう部分がいくつも。

登山をしたこととかあまりないんで、息をのむような光景を見たことがない。グランドキャニオンですらそんな人生観が変わるとかそういったことは感じなかった。けど、それは自分の力でとかそういったものが全くないからなのかもしれない。

ところで、今市子といえばやはり「百鬼夜行抄」なんですが。あっちは、ボーイズラブ的な要素はあまり感じられない。それとも、あの守護妖怪と律くんの間には……ぜんっぜん違うか(笑)

あー、あまりにもふわふわなんであまり特筆すべきことがない。ある意味正月に読むには良いマンガだったかもしれん。続き? 古本屋であったら間違いなく買いますよ(笑) 新刊でも下手すりゃ買うかも。でも、これも続きはいつ出るかなあ?

投稿者 kaori : 15:58 | コメント (0) | トラックバック

2004年01月03日

仕事始め(仮)

今日からお仕事。それでもやはり年末に比べて電話が格段に少ない。何だかあまり仕事をする気力が起きなくて、休憩する回数などが著しく多い気もする。それでも休みの間に片付けておきたいことがあるにはあって、ちまちまと仕事を続けるのではありますが。

私の席の前方には大きな窓ガラスが2組あって、そこから中野坂上にある大きなビルを3つ眺めることができる。(私はそのビル達を密かに「バブルの塔」と呼んでいる) それらのビルも、出来たての頃は遠目にも「綺麗だなぁ」と思ったものだけれど、近頃はどうもくすんで見える気がする。これだけ遠くから眺めているのだから、本当のところはどうなのか判らないけれど、何となく、ね。
但し、夕暮れ時のそれらはかなり美しいと思う。壁面のガラス張り部分が多いせいで、それらは夕陽を受けて反射する。さらに日が暮れてくると、うす紫色の背景の中で、ところどころに灯る蛍光灯の光と点滅する赤い光がぼんやりと浮かび、それはそれは気だるい光景が目の前に広がるわけです。麓に広がる住宅用マンション達は、それらのビルに比べれば本当に小さくて、だからこそ暮らす人々の生活を想像すると、ささやかなあたたかなもののように感じられてしまう。ああ、今ごろ夕食の準備をしているんだろうなあ、テレビを見ていたりするんだろうなあ、とか。実際には、きっと家族団欒なんてとんでもなくて、食事も一緒にとることもなくそれぞれの部屋に引きこもっている、あるいは子供達は深夜を過ぎなければ家にも帰って来なかったりしているのだろうけれど。
そして、ほんの一瞬の時間の後、ビルは完全に闇の色と同化して、あとは灯りだけが残る。普段ならば、その頃になってようやく事務所は落ち着きを取り戻し始め、本来の仕事に向かえるようになる時刻。今日も、ビル内の幾つかの窓から灯りが漏れている。皆さま、お疲れ様です。

そして明日も私はお仕事。お正月休みは5日後なので、それまでせっせと働かせていただきます。
さて、今から新年会なのです。この2日間どこにも遊びに行っておりませんので、羽をのばしてきます。

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吉野朔実「透明人間の失踪」

最近、以前にも増して病んでいる話が多くなった気がする。多くなった、というよりはほとんどがそう。いや、でも昔からか。彼女の作品で、普通の恋愛少女漫画なんて見たことない気がするし。(初期の頃は別だけれど) だから、私がこんな風に思うのは病み度(闇度?)が高くなった印象を受けるからだと思う。しかも、近頃短編が多くてやたら数があるような錯覚に陥ってしまうのよね。

そんなわけで、相変わらずの吉野節。全て短編なので、表題作以外にも何本か。どれをとってみてもテンポ良く話は進んでいくし、コミカルな部分もありつつ、でもどんよ~り。人は誰しも多かれ少なかれ狂気を隠し持っているもので。出来るなら表にあらわさずに生きていきたいなと。あ、唯一最後のものは普通に面白かったけど。

しかしですね、表題作の主人公、ツメが甘い気がするぞ。彼女ですら辿れた道筋なのだから、日本の警察だったら簡単にそこまで辿り着くと思われ。若干の混乱はあるかもしれないけど、足がつくのはとても早い気がする。多くの人に面割れてるし。
なるほどそういう人もいるかもしれないよな、と発想に関して面白い話だなと思ったのだけれど、完全犯罪っぽい話の多い彼女の作品にしては、何か微妙な感じ。

ところで。最近あまり新刊が出ないのね。さっきアマゾンで調べてみたら、やはり1年に約1冊ペース。現在は、過去の作品の長編部門が片っ端から文庫化されているみたいだけど。私としては、短編が文庫化されたら買うかな。ぶ~けコミックスなんて最近滅多に手に入らないもの。長編は全部持ってるから今さら文庫はいらないし。うーん。

投稿者 kaori : 19:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年01月04日

新年会

えー、寝不足と若干の二日酔いで頭が朦朧としておりましたが、さきほど昼食をとったら、かなり復活いたしました。よって、午後からはきちんと仕事をしようと(笑)

昨晩はよくわからない関係のメンバーで新年会(笑) あ、いや、某友人繋がりなんだけど、その当人は帰省中で欠席。だからちょっと変なメンバーに思えるのだけれど、結局酒呑みの為の新年会と、そういうことで(笑)

何かね、最近は近年稀に見る勢いでお友達が増えてる感じが。何しろ東京に来てかれこれ6年以上。純粋にこっちに来てから友達になった人ってほとんどいなかったのね。昔で言うならパソ通繋がりとか(笑)、あるいは大学時代の同級生とかばかりだったし。それがあなたここ半年でどどどどーんとまあ。なかなか引きこもってもいられなくなりましたね。良いことなのか何なのか。それでも、自分のペースが崩れない程度には引きこもっているので、割といい感じなのかもしれない。

昨晩の新宿は予想よりもはるかに人が多かった。まだ戻ってきてないだろうと思っていたのに、若者は既に遊んでいたわけで、居酒屋さんも軒並み満員。忘年会シーズンの時よりは相当マシだったけれども。最初のお店でも結構飲んで、零時前にメンバーがひとり帰宅。翌日の(つまり今日だ)仕事が、若干頭をかすめたものの案の定次のお店へ。しかし呑み進むうちに、かなり眠気が襲ってくるようになったので、午前2時過ぎにはお開きにして帰宅。朝、よく起きられたものだよ(笑)

昨日2軒目に行ったお店は、何というか不思議なつくりだった。建物の中に建物があるの。廊下の床はところどころガラス張り。あれは、ちょっと怖いよ。そんなことはあるはずがないのだけれど、ガラス割れたらどうしよう……と妙な心配をしてみたりとか。

とりあえず昨日は、「マリア様がみてる」をいっきに借りたので、来るお正月休みはせっせと読むことにいたします。実は、アマゾンでも結構な量の本を買ってあるのです。うしし。(でも、マンガが大半を占めているけれど)

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2004年01月07日

月初はいつも

正月休みが明けてから、妙に仕事が慌しく忙しい。
今日も午前中に江戸川区の客先に向かい、帰社後は某社システム部との打ち合わせ、その後、社内の打ち合わせという予定であったのだけれど、蓋を開けてみれば最初のひとつしかこなせずに、後のふたつはキャンセル&自然消滅(汗) 社内打ち合わせは明日に延期となる。

本当はさ、明日からお休みのはずだったから、今夜実家に戻るつもりだったのさ。でも、どう考えても無理があったので、明日は出勤して1日休みをずらすことにした。なーんか疲れる。すっごく疲れる。でも、明日は荷物を持って出社しないといけないから、さらに憂鬱。っていうか、明日、私は帰ることができるの??

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2004年01月08日

タクシーは止めるものではなくて、呼ぶもの

何とか、まさに何とかギリギリで会社を駆け出し実家へと向かうことに。
新宿駅に着けばホームに電車が滑り込んでくるし、指定席は何とかとれた。名古屋駅から名鉄の新名古屋駅まで駆け、ホームに到着すれば、特急電車がちょうど良く来る。すげえ、今日の乗り継ぎってすごい!予定よりも何本か早いので帰れるかも? なんていうことを考えていたわけなのだけれど。何のことはない最後の最後、知立の駅で電車を降りてびっくり。当初の予定だった時間まで次の電車がなかったのでありました。うわ、最悪。これだからさー、田舎はさー。ぶつぶつ。

まあでも、いっか。相変わらずの単線列車。真っ暗な田んぼが見える線路を進む。そういえば、高校生の頃、隣の市から遊びに来た友人がこの電車に乗って大層不安になってしまったことがある。

「ねえ、この列車本当に豊田市へ行くのかなぁ」

グサッ。
まあね、まあね。列車が進むにつれ田んぼは増えてくし? この先に仮にも車の街と呼ばれる豊田市が広がっているとはなかなか思えまい。開けているのは、駅前だけなのよ。しかもそれだってたいしたことはない。

最寄り駅にぽつんと佇むタクシー2台。同じ電車からおりてきた他の乗客にとられてしまうと面倒なので駆け足で乗り場まで向かう。たいていの場合、次のタクシーが来るのなんていつになるか判らない。乗り場にはタクシー会社直通の電話が置いてあって、車をまわして欲しかったらその受話器をとらないといけない。ま、とったところでいつ来るか判んないのだけど。

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2004年01月11日

今野緒雪「マリア様がみてる」

年明け早々に友人(♂)から借りた本をひたすら読む。実家には12巻までしか持ってきていないので、読み終わっても続きが読めなくてちょっと辛い。わー、先が気になるのー。

ええと、話としてはですね。平凡なお嬢様だった主人公が、憧れのお姉さま(学校の先輩だ)とひょんなことから親しくなったことをきっかけに、学校生活の中で様々な経験をしながら成長していく、というもの。スタートは高校1年生なのだけれど、おそらく3年生になるまで(下手すりゃ卒業するまで)続くんじゃないだろうか。現在、主人公は高校2年生。

ミッション系のガッコに通ったことのある女子の方々ならば、多少なりとも「おお」と思うのではないかと思われ。私の通ってたところは、たいしてお嬢様学校でもなかったので(地元ではびみょーな感じだったけど)、というかあんな舞台設定は滅多になかろうと思が、正直ありえねー感はかなり漂うのだけれど、これにハマるのはそういうことが問題なのではないと思う。

まずありふれてはいるけれど、主人公が普通の女の子であること。これが、憧れのお姉さまタイプを主人公にしたら、ちょっといただけない。普通の女の子が悩んだり笑ったりしていくのが、読者の心をつかむ王道なのね。私でも何か特別なことが待っているのかもしれない(と、勘違いする。今の少女達でも同じなのかは知らん)、とか、あの頃はそうだったわーと懐かしく思うとか何とか。どんなスーパーな女の子でも根は普通の女の子、ってところに落とさないと共感呼べないもんね。当たり前だけど。

そして全くもって際どいわけでも何でもないのに、全般的に禁断の香りがしてしまうのは何故? ちっとも百合っぽくないぢゃん(笑)
あの年頃の少女達は友達に対して、おいおい恋愛感情なのかそりゃ、みたいな思いを抱きがちなんだよな。憧れている(親しい)先輩とかが他の同級生とかの方とより親しかったりすると、落ち込んだりさ。嫉妬心だって当然あるし。だから、あれは別に特殊な世界じゃないと思うのよねー。下手すれば普通に共学の学校でもあるんじゃないのかな。
それなのに、何故か百合っぽーい雰囲気。おそらく世間の煽り方でそうなったのだろうけど。

でも、面白いっす。久々にコバルト読んだけれど、昔とあまり変わらないね。私の頃の学園物といえば、藤本ひとみの香織高校シリーズとか。萌えたなー。ああ、懐かしい。今となっては、女流作家(?)として活躍(?)されている方々とか諸々書いていたし。最近のものは、ぜんぜん読んではいないけれど、少なくとも昔のコバルトには今野緒雪と同程度の文章を書く作家はゴロゴロいたと思うのだけれど……。今は違うの?

貸してくれた友人に、「男の子はあれに何を見てるの?」と聞いてみたところ、「今、旬だからかな。あと、完成度は高いと思う」というそっけないお返事。つまんないなぁ、もう。そんなことで16巻全部集めないでよ(笑)

投稿者 kaori : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

初めての

昨日は、幼なじみの友人とふたり名古屋ドームまでMisiaのライブへ行ってまいりました。
彼女がとったチケットが1枚余ってしまったようで、実家で暇している私に白羽の矢がたった次第。私にしてみりゃ棚からぼたもち。今年はライブにも行って、本も読んで……とか考えていた矢先であったし、何となく快調なスタート。名古屋ドームにも行ったことなかったし。

私達が向かったルートはどうやらマイナーだったらしくて、ドームに向かう道(何と思いっきり住宅街の中だった)はぽつぽつと人の流れがある程度だった。会場に到着してみれば、わさわさと人はたくさんいたのだけれど、思いのほか混雑度は低い。お手洗いにしてみても、行列の割には回転が速いし、設備的には結構整っているのかもしれない。

で、まあ。肝心のライブはと言えば。実際でも、Misiaの歌声は美しかった。ありがちだけど、喋る声と歌う声が全く違うのね。が、しかし、それよりも何よりも隣のにーちゃんが気になって気になって(笑)
私の隣にぽつんと空いた1席。開演後も座席主があらわれないので、もう荷物置き場にしてしまおうとしていたその時、彼は現れた。真冬だというのに大汗かいて。その後の様子からするにMisiaの大フアンなのだろうけれど、おそらくライブ慣れはしていないかな。彼の行動は私の行動にどうやら左右されているらしいと気づいたのは、ライブも中盤に差し掛かろうという頃。リズムをとっている手が私の腕にガシガシ当たる。同行していた彼女は最初からスタンディングだったわけだけど、私もちょっと耐えられなくなって立ち上がり隣に並んだ。と、ふと隣を見るとなんと彼も立ち上がっているではありませんか。思わずぎょっとしていたら、「後ろから見るとカップルだと思われてたりして(笑)」と彼女。やーめーでー(泣)

結局その後も、まあ何と言うか色々ありましたが(アンコール前に荷物まとめて飛び出していったものの、アンコールの歓声にまた引き返してきたりとか)、詳細は控えます。(既に書いとるやんけ:笑)

そういえば、2回目のアンコールの模様は、どうやら次のアルバムの初回特典に収録されるようです。件の彼は、アルバムのその表記を見て後悔するかしら。最初のアンコールが終わった後、最初と同じように荷物をまとめて飛び出して、それきり戻ってはこなかったので。余程遠いところに住んでいたのかな? ちょっぴり可哀想な気がしたりも、する。

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2004年01月12日

成人式だった

午後一番でタイ語授業の予定が入っていたので、朝早くに豊田を発って、お昼過ぎには練馬に帰還。荷物だけをひっつかんで高田馬場へ向かう、ドタバタぶり。あまりにもドタバタしていたので、今日の授業は普段にも増してサロン化していた感じが。まあね、宿題をこなしてきていなかったせいも当然ある。あああ、どんどん落第生になっていく。ぐっすん。

授業後は、友人とふたり新宿のH.I.Sへゴールデンウィークのパッケージツアーについて調査しに行ってきた。どのサイトを見てもゴールデンウィークの金額について発表されていないから、もう遅いのかと思ってたけど、実はまだ発表されていなかっただけ。もちろん、発表と同時に予約をしたとしても、キャンセル待ちになる可能性は高いとは思うけれど、出遅れていないということと、繁忙期の金額が判ったことで大きな収穫。社員旅行以外で初めて海外旅行へ行こうというのだから、かなり構えてしまうのだった。

本日はどうやら成人式のようで、街中にもちらほらと晴れ着姿のお嬢様方が見受けられる。私は成人式で振袖を着なかったから良く判らないけれど、あの姿の為に女の子達は夜も明けぬうちから準備したりするんだよねえ。大変だ。
そういえば、ウチの実家の方では昨日が成人式だったらしい。お茶していた友人が、「朝、裏のおばさんが、ウチの子成人式なので晴れ着を見てもらえますか?とたずねてきたんだ」と言っていた。私らが成人式の時、まだ小学生だった子の成人式ってか? ついこの間のことだと思っていたのになあ。毎度のことだけれど、年月が過ぎるのは早い。はう。

ところで。ご近所のお嬢様の晴れ着姿を見せてまわる(あるいは拝見する)習慣って、普通なのかしら? 

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2004年01月13日

許斐剛「テニスの王子様」

年明け早々にアマゾンにて購入しておいた「テニスの王子様」。とりあえずの全巻を読破。いや、もうお腹満腹ですわ。突っ込みどころ満載(笑) ぜってー、中学生じゃないだろ、あんた達。つーか、こんなのがいてたまるか。それとも、今の中学生ってこんなんなん?(だから、漫画なんだってば:笑) 
本当にテニスの練習と試合しか描かれていない。いや、いっそ潔くていいよね。でも、何年も続いていてひと季節が終わらないっていったいどういうことかしら(笑) 長すぎる……。

何ていうか心の葛藤とか苦悩とかそういったものはほとんど出てこないし、私に言わせれば登場人物みんな天才で(一応、努力家タイプと称されている人もいるが)、何というかもう。必殺技はじゃんじゃんでるわ、典型的な悪役タイプもいるわ、やー、これもある意味、ケーキ・バイキング。(「マリア様がみてる」あとがき参照:笑) 男ばかりだからちと気持ち悪いけど、美少年揃いだからよいでしょ。

この先、どれだけ続くのでしょう。そして、私は今後また買い続けることになる、と。何だかちょっと悪い夢を見てるみたいでくらくらするけど。ちなみに、私は正統派ミーハーなので、不二先輩萌えです。またこういうこと書くと、年下男子に癒しを求める30代OLとかっていじめる方がいらっしゃるので何ですが(笑) さすがに二次元ではね。っていうか、三次元でも同じだってば!(笑)

ところで、第一巻の著者近影ってすごい。何を職業にしてるのかと思ったよ。

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2004年01月14日

ディズニーシー

今日を含めてあと2日お正月休みが残っており、かつ本日は平日。しかも3連休は先日終わっている。それならば、と。行ってまいりました東京ディズニーリゾート。今回はまだ行ったことのなかったディズニーシーであります。

思い起こしてみると私が初めてディズニーランドへ行ったのは、9年前のちょうど今頃、おそらく1月16日だったはず。まだ京都で学生してたしね、夜行バスに乗って東京まで来て、東京在住の友人と会ったり、ディズニーランド行ったり。しかし、往路に関しては最悪だった。京都も雪が結構降っていて、高速は徐行運転。朝目が覚めたらまだ米原あたりも過ぎていなかった(笑) 東京で遊んでいるはずのお昼頃にようやく静岡でカンパンとみかんを貰ったのを覚えている。そんでもって、また夜行バスに乗って帰ったら、京都東インターを降りたところで、阪神大震災が起こったと。当然京都駅から電車は走ってないし、電話は不通だし、でも京都にあった私の部屋には地震が起こったような形跡はなかった。部屋の近くを走る京阪電車も普通に走っていたし。

で、まあ肝心のディズニーランドなんだけど、その時も平日だったから、ちっとも混んでいなかった。すいすいと全てのアトラクションに乗れてなかなか快適。その後、3度ほど行ったと思うけど、やはり平日はすいていた。

そんなわけで、今回もすいているといいなあと思いつつ行ってみたところ……やはりガラガラ。そもそも興味がそそられるアトラクションの数が少ないから、あっという間に全部まわり終えてしまう。しかもさ、ひとつのアトラクションの時間が短いよ!! クライマックスも不明。強風の為、ショーも中止。うーむ。
ホンモノの海とニセモノの海が山ほどあるせいで、もうパーク内は寒くて寒くて仕方ない。アルコールを求めて入ったレストランはディズニーランドらしくて(でも、ディズニーランドほど可愛くはなくて好ましい)良かったけど、食事は当然高い。普段と違う世界に来た(?)んだから、グズグズ言わず金を払え、と。そういうことか(笑)

それにしても。毎回思うのだけれど、あそこに行くと顔の筋肉が疲れるのね。何で皆あんなに笑っているのかなあ。自分もその一部なんだけど、時々気味が悪くなる。その笑顔にやりがいを感じる従業員っているのかしら。人工的に作られた夢の国だから仕方ないのか。でも、やはり不自然な気がするのよ。

帰り道は、西武池袋線江古田駅で下車。イスラエル料理とやらを食べる。おいしかった、とてもおいしかったけどね。何がイスラエルっぽいのか良く判らなかった。そもそもイスラエルとは何ぞやということからして無知。同行者から、中近東問題についてのレクチャーを受けていると、その背後から西武文化について熱く語るのが耳に入ってきて、そっちに意識が飛んでしまうのだった(笑) 悪趣味だとは思いつつ、飲食店に入ると耳がダンボになってしまう。どうやら語っていた方は、ただの知識ひけらかしおじさまではなく、著名な方だったようで。同行者にそれを聞かされてもねー、名前しか聞いたことないのさ、私(笑) でも、話は興味深かった。

江古田の新刊書店とBOOK OFFでマンガを大人買いして帰宅。明日はマンガの日。うふふ。

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2004年01月15日

日高万里「ひつじの涙」

昨日購入した日高万里「ひつじの涙」(既刊6巻、次で最終巻らしい)をひたすら読む。
普通の少女漫画ですね。日高万里の秋吉家シリーズが好きで全部持っているのだけれど、どうかなそっちの方が良かったかもしれない。

自分の人生を変えたと言っても良い相手(兄ちゃんの親友なんだけど)が、自分のせいで記憶喪失になってしまった過去に囚われている主人公。まわりに心配をかけまくりながら、いい男(?)に何故か囲まれながら、一応過去にケリをつけていく、という話なんだろうなあ。主人公が拒食症なんだが、それについては良く知らないので、コメントはしません。
どこぞのファン掲示板で、真剣に主人公のキャラやら作品のファンの精神年齢を推測して批判していた方がいらっしゃいましたが、そういうのは理解できないなー。私に言わせればそこまで(批判してまで)、マンガに入れ込むのが理解不能。

えーと、それでもそれなりに面白かったかな。本誌ではもう終わっている最終回が気になるところ、ですが。うーん、噂に聞くところによるとどうも宙ぶらりんの様子。私はハッピーエンドが好きだし、問題を残したままだともやもやすんのさ。主人公のキャラとかそんなことよりも、そっちが重要(笑)

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2004年01月17日

初オペラ

所用で出社した後、夕方から新国立劇場にて初オペラ鑑賞。(「当惑した家庭教師」
これまでオペラなんぞと縁のない世界で生きてきた私にとって、どんな種類の人々が生息する場所なのかが非常に気になるところ。当然だけれど、今どきの派手なねーちゃんはいないわな。でも想像していたよりもずっと普通の客層だったことに驚き。それでもよくよく見てみれば品のよさそうな人達ばかりなんだけど。

で、オペラですが。原語上演だったのだけれど、もちろん言葉なんて判らないから、舞台上部にある字幕を眺めつつ鑑賞するわけですが、座席が前の方であった為に視線を上下に動かさないといけなくて、そりゃあもう疲れるんですわ。セリフが全部歌で、一応振りもあるわけだから、舞台も見たいしセリフも知りたい。でも、疲れる。わー。

作品については、難しいことも簡単なこともさっぱりわからないから何も言えない。でも、ストーリーそのものは非常に面白かった。コメディはいいね。純粋に面白いし。3枚目の役柄で出演していた知人も、ぴったりといった感じで。

それにしても、当然だけれどマイク通してないわけでしょ。あの声量はすごい。普通に驚いてしまった。ソプラノの声……。ホールが割れるかと思ったもん。(半分嘘)

満足して帰ってきたけれど、定期的にオペラ鑑賞をすることも、自宅でオペラを聴くなんていうことも、おそらく今後もないと思われ。

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2004年01月18日

「THE LAST SAMURAI」

夕方から友人と新宿にて「THE LAST SAMURAI」を観てきた。
とりあえず観ておきたいなあと思っていたのに、ちっとも行動に移さず、ずるずると終わりがけまで来てしまったけれど、結果的には良かったかも。ぜんぜん普通に座れたし。
しかし、映画を観るなら郊外のシネコンがやはり一番だなというのが実感。座席も快適だし、足元にも余裕があるし、ドリンクホルダーもついている。何より綺麗だしね。

前回劇場で観たのは「踊る大捜査線」で、今度が「ラスト・サムライ」。いやはや(苦笑)
まあ、そんなことはさておき本題です。(思い切りネタバレしてますぜ)

私っていつから殺戮シーンがこんなに苦手になったんだろう。切腹シーンとか血がどばーっていうシーンについ顔を背けてしまう。どちらかと言えば、かなり嘘っぽいであろうに(ため息) それにしてもバシバシ殺しますな。……そんなこともどうでもいい。とにかく。

トムクルーズがいやらしい。
戦だったとはいえ、自分が殺した相手の奥さんであるところの小雪を見る目がいやらしすぎる。最初っから最後までもうそれは本当に。舐めるような視線というか何というか。始終あんな風に見られたら嫌悪感で卒倒しそうよ、私なら(笑) なのになんで彼女は惹かれていくんだ、よう判らん。

確かに、ハリウッドでありがちな妙な日本描写はなかったと思うのだけれど、いかんせんツッコミどころ満載で。

主なツッコミどころは2点。
まず、いくらなんでもあんなに撃たれたら先に進めやしないだろ。
鉄砲で撃たれて、もうさ血がどばーっと出ていて、真っ青な顔してさ、「これ以上一緒に行動することはできないから、自分を置いていってくれ」とか言っているくせに、その後すぐすっくと立ち上がり、渡辺謙やトムクルーズの盾になりひたすら矢を撃って反撃するってのはどんなもんだ? そこまで反撃できれば一緒に逃げられるだろう。最後の戦闘シーンにしてもしかり、集中砲火くらってそれをぬって突き進むって……かなり無理。馬が弾に当たらずにあそこまで至近距離まで接近できないって。何? それこそがサムライの精神だって? 精神で何とかできることとできないことがあります。いくら何でもデフォルメしすぎ。

次に、サムライの精神に心酔したトムクルーズさんよ、あんた生き残ったらあかんやろ。
あれほど渡辺謙が戦で散ることにこだわっていて、切腹の直後、最後の最後に「これでパーフェクトだ」という言葉を残していたにもかかわらず、ちゃっかり生き残るとは何ごと。渡辺謙を看取った後、自分も切腹するくらいでないと真実味にかけると思わんか。しかも、友人の妄想とはいえ、小雪が暮らす村へと帰っていくとは言語道断。村の男達はほとんど全滅しているというのに、そんなのこのこひとりで戻ったりしたら顰蹙買うと思うんだけどなあ。
小雪にしてみたら、惹かれている男が無事に戻ってきてくれて嬉しいかもしれないけど、自分の兄ちゃんも甥っ子も死んでるんだもの。かなり複雑なはず。

そもそも、戦の直前のキスシーンだって問題だと思うんだよねー。友人は「小雪ちゃんは武士の妻なのに(武家で武士なのかどうかかなりアヤシイが)夫が戦死した直後にほかの男とそんなことをするほど嗜みのない女性なのか,ということではなく,」言っているけれど、でも、私はそれも問題だと思うのよね。兄があんな風なのに、そんな、ねえ。まあ、二度と会えないかもしれないという切迫した状況がゆえにでた行動、といえば言えなくもないのだけれど、それならトムクルーズを生きて戻したら台無しだ。(まあ、小雪がトムクルーズに鎧を着せようとして帯に伸ばした指先もめちゃめちゃいやらしかったけどな)

明治天皇関係のツッコミに関しては、前出の友人に任せて(笑)

関係ないけど、ついつい謙さんを間違えてしまう私。渡辺謙を、松平健と混同してしまうという(笑) 整理すると、「独眼流政宗」が渡辺謙、「暴れん坊将軍」が松平健なのね。ケンさん違いだ。ふむふむ。

それにしても今回、真田広之は一体何だったのでしょう……。微妙すぎる。

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2004年01月19日

どろ焼き?

いまだ真っ暗な午前5時過ぎに自宅を出て岡山へ向かう。
西武池袋線から丸の内線に乗り換えて東京駅まで向かう車窓からは、ゆっくりと明けていく空と東京の街が見え隠れしていて何だか不思議な感じがした。6時20分ののぞみに乗ると、もうすっかり朝になっちゃうんだけど。

近頃やたらと長い時間新幹線に乗っていたりしたもんだから、岡山までの3時間30分程度がものすごく短く思える。あっという間だ。ゆっくり睡眠もとれて適度な時間に岡山駅下車。今日向かう先はペットショップなのだった。

今日は3台のPOSを組み上げてバックヤードのPCをセットアップして、諸々の動作確認をして、さらにPOSの指導を軽くするという、ひとりでこなす1日のメニューとしてはなかなかにハードなもので。大変疲れた。でもね、まだオープン前のお店だというのに、犬猫ちゃんが結構いて、癒されまくり。犬猫のお部屋の前で、どれだけでもへばりついていられるくらいの勢いで、販売店の方に「だめですよ、だめですよ(笑)」と言われる始末。でも、可愛いもんは可愛い。

お昼には、名物だとかいう「どろ焼き」とやらを食したんですが、これ、何?
お好み焼きとタコ焼きと明石焼きともんじゃ焼きを足して4で割ったような食べ物。出汁をつけて食べれば明石焼き。ソースをつけて食べればタコ焼きか。外はお好み焼きみたいだけれど、中身はもんじゃ焼き、というか。正直すごくおいしいとは思わなかったし、お腹もちっともふくれなかった謎の食べ物。次回、金曜日にまた岡山へ行くんだけど、もういいや、どろ焼きは。

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2004年01月21日

「四季 夏」森博嗣

随分と前に購入していたのだけれど、何となく読まずに放置されていた1冊。そのあいだにあちらこちらから感想が聞こえてきたりして、どうしたものかと思っていたわけですが。先に、「四季 秋」を買ってしまい、しかも「四季 秋」は創平と萌絵の物語ときた日には。そりゃ「夏」を読まざるをえない、というわけで手にとった次第。

確かにね、最近の森博嗣の作品は、理屈っぽいを通り過ぎてはるか彼方にひとりでいっちゃっている感が漂っているので、そういう部分に関してどうにも入りこめないものはある。どーなんですかね、ついてこれない人はどーでも良いと突き放されているのか、それとも単に突っ走ってしまっているだけなのか。や、でも、まあそんなことは別にどうでも良くて。(そこで思考を停止するなと言われるかもしれないけど)

話にオチがつかないと気がすまない、伏線がそのまま放置されているのが気にかかって仕方がない、謎が謎のままになっていると後々まで続編が気になってしまうという、情緒や想像力のカケラもない私なので、そういう意味でこのシリーズ(厳密に言えばシリーズではなくて、4章だての話が別れて出てるだけで、そのうち1冊のハードカバーで出るらしい)は、好奇心を非常に満たしてくれるわけだ。

「すべてがFになる」の中で触れられていた、「真賀田四季が自分の両親を殺した事件」。この事件に行き着くまでの過程が「夏」で描かれている。正気で読めば、なんでそんなことで両親、ていうか人を殺すかなあと頭を抱えたくなるわけだけど、彼女にとってはそういう考え方には意味がないのだろうねえ。徹底的に人間的ではなくて、でもどこかやはり人間的な思考。天才だけれど、それが故に感じる特殊な孤独? それとも、天才であっても人間的な孤独を感じることもある? でもって、読んでいるこっちは混乱。理解力のない私には作者の意図がつかめません。天才の思考回路は理解できません、ってあたりでいいのかしらね?(良くないかもしれない:笑)

そんなこんなで、「すべてがFになる」の副読本ということで。(自分の話にはオチがないのだった)

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2004年01月23日

きびだんごってどんな味?

岡山第二弾。
今日は導入指導だけだったので、お気楽に現場へと向かったのだけれど、どうやら当日になって予定が変更になったようで、到着したら既に店員さん方がレジの前に勢ぞろいしていてのけぞった。やだ、まるで遅刻したみたいじゃないの。

ワンちゃん、猫ちゃんは月曜日に来た時よりも若干増えていて、前を通る度に吸い寄せられそうになって困った。とっても可愛い。飼い猫が1匹しかいなかったら、お願いして購入してしまったかもしれない。キャリーの品揃えもめちゃめちゃ良くて、本気で欲しかった。ほんっとこの仕事は良くないと思うよ。お財布の危機っていうかさ。

そして出張へいくと必ずお土産買ちゃうし。誰かに買うとかでなくても、自分にとか。あちこち行っているわけだから、いい加減やめればいいのに、ついつい。今回は、岡山といえば「きびだんご」というわけで、変わりきびだんごを含めた小型3箱セット。普通のきびだんごと、きなこがかかったきびだんご、そしてあんこ入りのきびだんご。実は、きびだんごがどんな容貌をしているのかを私は知らない。ゆえに抵抗なくそれらの変わりきびだんごを購入してしまうわけ。京都でいえば、とんでもない味の生八橋を購入するのと同じだ。でも、個人的にはあの変な味の生八橋を決してきらいじゃないから。きびだんごもおいしくいただけることと思われ。

しかし、さすがに岡山日帰りは疲れる。
東京駅に着くとどっと気力が萎え、中野駅に着くと歩くのも面倒になる。明日が休みで良かった。本当に。

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2004年01月25日

疲れがとれない

本当はタイ語の授業だったんだけど、あまりに体調が思わしくなかったのでドタキャン。後はひたすら寝たり起きたり寝たり起きたりの繰り返し。しかし寝た。ものすごく寝たと思う。
しかしながら、体調が悪い時は、実は眠っていてもあまり疲れがとれない。変な夢もたくさん見るし。逆に起きると寝る前よりも疲れていたりする。明日から仕事だと思うときわめて憂鬱な気分にもなるし。

明日からは、大型物件(あくまでウチの会社の場合:笑)納品前のドタバタが始まる予感満点なので、余計なんだろうなあ。

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2004年01月27日

「四季 秋」森博嗣

ところで、いまだに辰巳四郎の装丁である「四季 秋」。きっと「冬」もそうなんだろうけど、これってどういうことなんだろう。普通に考えれば、この仕事は完了していた、ということだよね。まさか幽霊が仕事できないし。というか、今更だけど、私はきちんとしたソースでこの話題を確認していないので(さすがに大極宮で嘘は書かれないと思うので本当なのだと思うが)、いまだに宙ぶらりんな感じなのだった。

というわけで、季節は巡り秋です。創平・萌絵のシリーズから随分と時は流れ、短編集の中で、萌絵が指輪を受け取った話からもっと先に進んだりも。あの中途半端な終わり方から数年、満足とまではいかないけれど、まあこんな感じかなというハッピーエンドで、と印をつけたくなるようなお話。誰もが思っていたと思うけど、創平くんは真賀田四季が好きなんじゃないのかという疑惑に、とりあえずの答えが出ております。

Vシリーズの最終巻あたりをテキトーに読み飛ばしておったので(何かそろそろ興味がなくなってきていたらしい)、あまりに重要な事実をすっとばした模様。これもまた今さらなんだよね。Vシリーズって随分昔の話だったのね。何というか……。確かに携帯電話が出てこないとか、細かく見ていけば判ったはずだよ。ストーリーしか追いかけていないから、こーいうことになる。ま、まんまと引っかかっている頭の悪い読者の典型だな。でも、強引だと思うぞ。苗字としかとれない名前をつけるな! 10年前に辞めているとはいえ、職場に息子が現れて全く誰も知らないなんていうことがあるのか! ま、物語だしね(それを言っては……)。
それにしても、萌絵さんは、すっかり普通のお嬢さんになってしまわれたのね。何だかつまらない。叔母さんの方がよっぽど面白くて、さすが西之園嬢入れ替わりの術を出されてもなかなか判らないわけだ(笑)

結局、20冊をかけた巨大長編だった、と。
いや、私としては楽しませてもらったし、今も楽しんでおるので良いですけど。

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2004年01月28日

「Heaven?(全巻」佐々木倫子

先日の大人買い第二弾。
彼女の作品に登場する女性って、ほんとぶっ飛んでいる。あれだけ傍若無人に振舞っておれば、(本人は気づかないだろうからあまり関係ないけど)嫌われるのが普通だろうけど、周囲は受け入れてるし、下手すれば愛されちゃうわけだ。あー、何かよく似ている知人を思い出した。……実際は絶対いないだろうと思ってきたけれど、こうなるとフィクションに思えなくなる分、怖い(汗)

料理がテーマになるお話って、登場してくる料理たちを見ながら「いいなあ、食べたいなあ」とか思うことも多い。簡単に影響されやすいしさ。だけど、西洋料理に関してだけは別。全くそういう感情を呼び起こさなかったこの作品。私の西洋料理嫌いも相当なものなんだと実感。

ほとんどの話が舞台となるフランス料理店で繰り広げられるわけだけど、しばらく前にどこかでそういうテレビドラマ見た気がする。「熱烈的中華飯店」か。ああいう密室系(違うって)の作品って、ネタ繰り大変なんじゃなかろうか。「Heaven?」も巻を追うごとに無理が出てくる感じ。特に最終回なんかはホントに、何でこう慌しいのかととほほな気分になってしまった。せっかく……。そういえば、「動物のお医者さん」も最後が微妙だったし。
丁寧に取材をしていて、でもその全部を書ききるようなことはないから嫌味な感じもしない。ドタバタありホロリとくるところありでうまいなあと思うし、面白いし、好きなんだけど、どうにも最終回が残念な作品が多いという、それこそが残念。

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